やがて桜になる

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第1章 落葉襲来 編

第12話「もう止まらない」

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5/8(水)
朝起きると朝陽が眩しく、もう陽は昇ってきていて目覚めたばかりの目には少し眩しいです。布団の中で微睡まどろみながら昨日のことを思い返します。
昨日、私は…………今思い返すと物凄く恥ずかしいことをしてしまったのではないでしょうか?西条さんを抱きしめて……

『私が側にいますから』

あれ?
もしかしてあれって告白みたいなものになってしまったのではないでしょうか?
そう思うと余計に恥ずかしくなり、見なくても顔が赤くなるのが分かる。

『だから………西条さんも側にいて下さい』

更に思い出される事実…。微睡みなどきれいさっぱり無くなりましたが、代わりに恥ずかしさが一気に押し寄せてきて布団の上で転がりながら悶えます。
昨日は勢いのまま行動に移して、そのまま鍛練をしましたが、一夜明けて冷静になると……は、恥ずかしいです…。

西条さんはなんとか元気になってくれて良かったのですが、今度は私の方がよろしくありません。
しばらく悶々としていると、逆に冷静になれた………気がします。勘違いでも誤魔化しが効いている内にやることはやらねばならないので朝食の準備をします。

昨日の残りもないですし、今朝はレンジで温めるものばかりになりそうです。
なんだかこうして朝食の準備をしていると新妻のようで…………
ってさっきから私は何を!?
なんだかおしいです…。
こんなこと今まで意識したことなかったのに……







起きると陽は昇りきっていて体もそれを浴びて覚醒していく。宮瀬さんに朝食の準備を任せているからゆっくり寝られるのは物凄くありがたい。体の疲れも随分と取れている。

今朝もいつも通り朝食を済ませるが宮瀬さんは時より顔を背けたりして挙動不審だった。
学校は勿論一緒に行くが登校中もそんな調子だ。

何か悪いことをしたのかと悩むが、全く思い浮かばない。そんな少しぎくしゃくした状態のまま教室に着くと三木田と尾鎌さんは既に着いており談笑をしていた。

「あ、二人ともおはよう。昨日は………」

「いいんだよ。何も言うなって」

「そうよ。乙女は秘密があって輝くんだから」

「ありがとう、二人とも……」

二人とも笑って俺を迎えてくれる。
そんな二人の気遣いに感謝しかない。それとあれは尾鎌さんなりに気を効かせたジョークだと信じたい。

「そういえば聞いたかしら!明るいニュースよ!」

「「明るいニュース?」」

三木田と俺は尾鎌さんの唐突な話に首を傾げる。

「そうそう。うちの野球部の3年の菊岡くん、プロ野球のスカウトが何人も視察に来てるそうなのよ!」

「そりゃ凄いな」

「だな、うちにそんな凄いやつがいたんだな」

自分の学校のことなのに意外と知らないこともあるものだ。宮瀬さんのこともよく考えれば大して知らない………。
いや、なんで宮瀬さんが出てくるんだ?

「それによ!学校周辺で金髪の外国人の目撃情報もあったらしいし、もしかしてメジャーのスカウトなんじゃないかって噂もあるのよ!」

「「おおー」」

朝から衝撃のニュースを聞いた後はいつも通りにたわいのない話で盛り上がり、1日が始まる。
宮瀬さんは授業中もこちらを見つめては、俺が顔を向けると目を逸らす。
こんな感じで結局放課後まですごし、ろくに顔すら合わなかった。

家に帰り宮瀬さんが家事をしている最中に考える。なぜ宮瀬さんは今朝から顔を逸らすのか…。
なぜだ……。別に嫌われてる感じではない……。
いや……待てよ…。
昨日のハードな鍛練でぐったりしてしまったが、よく考えれば物凄く恥ずかしいことをしたのではないか?

宮瀬さんの胸に顔を埋めて………情けなく弱音を吐いて…。男のプライドもあったものではない。思い返せば思い返すほど恥ずかしくなり顔が真っ赤になる。
宮瀬さんはきっとこれが原因で顔を合わせてくれないのだろう。

「西条さん顔が赤いけどどうかしましたか?体調でも悪いんですか?」

「い、いやなんでもない!うん、大丈夫!」

俺は慌てて取り繕うが明らかに不自然だ。しかし、宮瀬さんも顔を合わせておらず、少し目を逸らしていた。
意識したら俺も恥ずかしくなってきたというか宮瀬さんと顔を合わせずらくなってきた。




そんなぎくしゃくした関係が続きながらも宮瀬さんと距離が縮まったようにも感じ、鍛練と日常生活を送っていった。お互いに偶然とはいえ過去を知ったからだろうか。宮瀬さんといると楽しいというのもあるが落ち着く……そんな感じがする。

その日は夕飯を食べ、課題もそこそこやって、鍛練をするという運びになったのだが、今日も今日とて鍛練は厳しかった。なんでも宮瀬さん曰く、新しい魔法は回路が慣れてないから疲労が溜まるんだとか。その日は布団に入ると心地いい疲労感の中、すぐに眠りに落ちた。

落葉襲来まであと10日




5/9(水)
翌朝、今日も心地よい朝を迎える。
訂正、いつもより心地よい朝を迎える。なぜかいつもより心地よい。
その正体は微睡む意識の中ではすぐには認識できなかったが、数秒経って認識することができた。
柔らかい………何かが顔面に当たっている。あ、これあれだ。よくあるやつだ。胸かと思ったら違いましたってやつ。

「…………」

顔をあげて絶句した。
普通に宮瀬さんのお胸でした。
ありがたいことに宮瀬さんのお胸でした。
脚を絡められ、頭は胸に押さえつけられるように拘束されており、ほとんど身動きが取れない。
俺の布団で本件が発生しているのを見るに、どうやら宮瀬さんが何らかの理由でこちらに来たようだ。

しかしここで、振りほどこうものなら宮瀬さんを起こしてしまい、事が大きくなる。よし!ここは動かぬが吉!
それっぽい言い訳をしてこの幸せな時間を今しばらく堪能する。

程よい大きさの胸が顔に押し付けられ、その幸せを享受する。パジャマのしっとりとした生地と宮瀬さん柔らかく沈むようで弾力もある胸に沈んでいく。
そして激しすぎない主張をする甘い柑橘類のような宮瀬さんの匂いが俺の鼻腔をくすぐる。
宮瀬さんの温かい体温が俺を包んでいく。ここまで宮瀬さんと密着したのは初めてではないが、前回は匂いまで意識している余裕はなかった。

顔を少しあげて見れば端正な顔立ちをしつつどこか幼さが残る白髪の碧眼美少女がいる。ここ最近はドタバタしていて意識していなかったが、やはり宮瀬さんは可愛い。
そしてこの胸の感触……。いやらしい気持ちにならないと言えば当然だが嘘になる。しかし、それよりかはこの間感じたような安堵感に包まれていく。
温かくも甘い柑橘類の匂いが俺を包み込み、俺はそれに誘われるように再び宮瀬さんの胸に顔を埋め……。

「……!?」

しかし、そんな癒しの時間も束の間。宮瀬さんが上下にもぞもぞと脚を動かし、俺の一物を刺激する。
いや、本人にその気はさらさらないのだろうが……。
しかし、パジャマの滑りのいい生地と宮瀬さんの程よい肉感の太ももが俺の一物を刺激していた。

しかも一回に留まらず上下に、こねくり回すように左右に太ももを使い、俺の一物を膨張させていく。
あっさり膨張しきった俺の一物は更なる刺激を求めてピクピクと震えていた。
性的な興奮を甘く、柔らかく引き出されていき完全にスイッチが入りかかっていた。しかしそれ以上の刺激はなくただただ膨張した一物が虚しい。

「んむぅ……?」
「んっ!?」

宮瀬さんが寝ぼけたような寝言を言いながら、更に胸を押し付けてきて俺の呼吸を奪ってきて、宮瀬さんの匂いを嗅がされる形になる。
同時に脚も先程のように一物を太ももで上下左右にこねくり回して刺激してきてくるが、断続的なので焦らされたような感じがして余計にムラムラする。

童貞の俺には強すぎる刺激に高まる射精感を感じる。純粋無垢で俺を刺激している自覚のない宮瀬さんにここまで興奮しているという背徳感が更に俺の射精感を高めるスパイスとなっていた。
呼吸が出来ず苦しくなり、息を吸い込めば余計に宮瀬さんの匂いが入ってきて、更にこねくり回す宮瀬さんの脚の刺激で射精感が加速していき、頭の中がどんどん射精のことしか考えられなくなる。だ、ダメだっ……!

「あれぇ?西条しゃん?」

しかし、すんでのところで目覚めた宮瀬さんに頬を両手で添えられ胸から解放される。目を合わせれば、寝起きの碧眼は微睡みからかトロンとしており、曇っている。状況が状況なだけにエロい。

「えと……おはよう?」

何を喋ったらいいか分からず、ワケも分からず謎の挨拶をかます。

「むへへ、おはようごじゃいます西条しゃ~ん」

「んぐっ!?」

「可愛いです~」

完全に寝ぼけた宮瀬さんに加減もなく再び胸を押さえつけられる。ぐりぐりと顔を胸に押さえつけられて、再び宮瀬さんの匂いを吸い込む。
こうなると胸の感触は優しく包み込むというようには感じられず、甘く俺を快楽の渦に巻き込み補食しようとしているように感じてしまう。
脚の上下左右運動も加速していき一気に精巣から精子がかけ上がってくるのを感じる!も、もうで……。
あれ?あと少しというところで宮瀬さんのホールドと脚の動きが止まる。

「あれ?西条さん……?」

快楽の暴力から解放され酸素を求めて胸から顔を離す。

「ハァハァ………」

ようやく解放されて一気に酸素を吸い込む。微かに宮瀬さんの匂いも入ってきて再び意識させられる。

「西条さんがいて、私がいて……」

一方、宮瀬さんは目を覚まして状況整理をしていくうちに目を回していく

「あにゃ~……」

ついにパンクしたのか目を回して気を失う宮瀬さん。結局その日は宮瀬さんが起きるまで待ってダッシュで学校に行くも、余裕で1限に遅刻したのであった。
その日から余計にお互い顔を合わせずらくなり、俺も顔を真っ赤にする日々が続いた。






あれから結局、事あるごとに宮瀬さんの体の感触を思い出してしまい、顔を合わせずらくなっていた。
ホームルームが終わり、教室から出ていき下校する。まだ陽が煌々こうこうと輝く下校中、周囲に誰もいないことを見計らって宮瀬さんに疑問をぶつける。

「最近中々顔を合わせてくれないけど、俺何かした?」

思い切って事の真相を確かめる。
間違いなく『あれ』が原因であろうが、確かめずにはいられなかった。
並んで歩く宮瀬さんに顔を向けるがやはり逸らされてしまう。

「い、いえ!なんでもないんです。西条さんは悪くありませんから!わ、私先に帰りますね!」

宮瀬さんは俺を置いて一目散にマンションの方へと駆けていく。
いや、宮瀬さん、鍵 ………。
声をかける前に脱兎のごとく駆けていった宮瀬さんはみるみるうちに離れていき声をかけるタイミングを失ってしまった。
…………まあゆっくり帰るか。








玄関の前まで来て気付きました。
鍵がありません……。仕方なく玄関前で待つことにします。その間に頭を冷やさなければ…。

「あれ、宮瀬さんじゃん?こんなとこでどうしたの?」

「あ、いえ……」

声をかけてきたのは今しがたマンションの入り口に来た村沢さんでした。

「あ、さては鬼畜ご主人様のお仕置き?」

「ち、違います!」

村沢さんの唐突なからかいについ必死になってしまいます…。西条さんからのお仕置き………お仕置き…。何をされてしまうのでしょうか…。西条さんも年頃の男性ですからやはりエッチな………………

「宮瀬さん?大丈夫?」

「ひぇ!な、なんでもありません。」

つい間抜けな声が出てしまいますが、村沢さんがからかうのがいけないんです…。
何かあれば西条さんのことばかり…。
今日1日もずっとこんな感じでした…。

「今日航を見た感じだと『あれ』したんだ?」

「っ……!」

こちらをからかうように笑う村沢さんに何も言えずに顔を真っ赤にすることしかできませんでした。
でも不思議と嫌な気はしないのですから村沢さんは不思議な人です。
村沢さんはこうやって西条さんの懐に入って………。

「む、村沢さん。知りあって間もないのですが……相談してよろしいでしょうか?」

「ん?私でよければ」

唐突な私の申し出にハテナを浮かべる村沢さんですが、快く承諾してくれます。

「ありがとうございます。その………私、最近変なんです」

「変?」

「はい。西条さんのことばかり考えていて顔を会わせるのもなんだか恥ずかしくて………最近はあまり話せていないんです…」

「ふむふむ」

村沢さんはニヤニヤと笑いながら聞いています。西条さんの記憶でもそうでしたがこういう無遠慮なところがあるのに気がきくところもある変わった方だと思います。

「宮瀬さんはどうしたいわけ?」
「どうしたい、ですか?」

言葉の真意が分からず聞き返します。

「そのままでいいの?」

「よ、よくありません……」

「なんで?別に航と話せなくても死なないでしょ?」

「え……」

なぜ……。確かに村沢さんの言うとおり、最低限のことは西条さんと話さなくてもできます。でもそれができなくて………ストレスを感じています。

「西条さんと話せないのがストレス………になってるんだと思います。」

「ふーん。ならさ、同じ会話ができれば航じゃなくてもいいの?」

西条さんじゃなくても…。
それは……考えたこともありませんでした。他の方に置き換えてみても、西条さんと同じようにはなりません。
たった2週間ほどですが、この期間で西条さんといるのが当たり前になって……

「なるほどね。まだ分からないか。
じゃ、航は宮瀬さんにとってどんな人なの?」

私にとって西条さんは……。公園で倒れていたところを助けていただいて……看病をしてもらい、シナンから守ってくれた命の恩人のような方…。

それから毎日西条さんと1つ屋根の下暮らして……毎日笑ったり、トラブルが起こったり………こんな生活エデンじゃしたことなくて……。

でも、ここでの暮らしは毎日が楽しくて、明日が楽しみになる……そんな暮らしです。それは西条さんがいるから?西条さんがいるとなぜ?

「よく分かりませんけど………西条さんといると毎日が楽しくて仕方ないんです。」

「そっかそっか。大切な人なんだね。」

先程のからかうような笑いからは想像もできない温かく優しい笑み。きっとそれは西条さんに向けられたものなのでしょう。

「はい。たぶん………。ただそれ以上は分かりません…」

「ま、そのうち分かるんじゃない?」

じゃ、と言って少しだけ満足気な村沢さんはそのまま階段を登ろうとしますが、急いで引き止めます。

「ま、待ってください!村沢さんは分かるんですか?」

「……ごめん、私も分かんないや」

そう言って苦笑いをして階段を登っていく村沢さん。それとすれ違いでちょうど西条さんが帰ってくるのが見えました。とにかく、今は恥ずかしがってる場合じゃありません。兄さんが来るまで時間はもうありませんし、今は西条さんと乗り切らねば………








私、嘘ついたよなぁ。本当は分かってる。だけどあれ以上は宮瀬さん自身で気付かなきゃダメだもんね……。私が入り込んでいいものじゃない。
ただ、それだけ。それだけなんだ。








5/18(土)
あれから鍛練を積んで風魔法では枝を切れるようになり、炎魔法では火炎弾を射てるようになり、雷魔法では小さな落雷を落とせるようになり、水魔法では水の生成、発射ができるようになったがこちらはまだ実戦レベルではない。

宮瀬さんは知識だけならあるようで丁寧に教えてくれた。お陰で小さな魔法くらいなら詠唱をほとんどせずに出せるようになった。吹っ切れた後の成長には宮瀬さんも俺も驚くばかりであった。

だが、一番の収穫は接続なしでも魔法が微量ながら使えるようになったことだ。出来るかどうか半信半疑だったが、昔魔法のようなものが使えていたんだし、使えないことはないはずだと宮瀬さんと話し、試行錯誤をしてついに成功した。昔と違って好きな時に自分の意思で出せるのが昔と違うところか。
とにかく、これが落葉さんを倒すための秘策だ。

そして宮瀬さんともあの日以来はコミュニケーションをなんとかとっているがまだ多少ぎくしゃくしている。
顔を会わせることはするし、話もできる。ただ、ふと体が触れた時に意識してしまう。それは俺もなんだが…。

そんな中、今日の鍛練は休みにして明日に備えることにしていた。
時刻は23:55。普段なら寝てるような時間だが昼寝をしたりして体調は整えてあるため眠くはない。

「あと5分で落葉さんが来るんだよね…」

「はい、十中八九……。でも危なくなったら逃げてください……。西条さんを…」

弱気な宮瀬さんの頭に手を置き言葉を遮る。

「何言ってるんだ。俺は俺がしたいようにしてるだけだよ。それに宮瀬さんといると……楽しいんだ。」

「それは私じゃなきゃだめですか!?
私とじゃなきゃ楽しくないんですか!?」

顔を真っ赤にしてらしくない声量の宮瀬さん。体は前のめりになり普通じゃないことが分かる。

「み、宮瀬さん?」

「私じゃなきゃダメなんですか!?
西条さんは私じゃなきゃ……」

「え………それはどういう……」

宮瀬さんの語勢に押されて、戸惑う。
それはどういう………。
ゴーンゴーンゴーン……… 

「0時……」

タイムアップ……。時計の0時を告げる音に俺の思考は遮られついにその時を迎えた。鳴り終わるのと同時にリビングの中心が眩く光りだす!
眩しさに目が眩み、俺達は腕で覆う。ようやく光が収まり、腕をどかすとそこには落葉がやはりいた。

「よう、紅葉。久々だな。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

~時空魔法~

いや、結局時空魔法とはなんぞや、という話。落葉戦の前に少しおさらい&設定を説明します。

時空魔法とは宮瀬家が使う炎、風、水、雷、地の5属性に当てはまらない特殊な魔法。異なる次元を接続してあらゆる事ができる。

紅葉は次元魔法を使ってエデンから地球に来たわけである。

この転移はシナンが使っていた写本があれば、ある程度の素養がある人間ならば使う事ができる。しかし、その消費魔力は凄まじく、紅葉が使うものに比べると物凄く効率が悪い。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、エデンから地球に来れるのは月に一度だけ。その日でも限られた時間のみ転移が可能である。

またどこでも転移が可能というわけではなく、エデンのとある施設にある転移装置を使わなければならない。そこが地球とエデンを繋ぐパスを作っているところなのだ。

また、時空魔法は他の次元と接続する(させる)ことにより、接続相手の力を借りられますね!これがメインで使われていますが、さて航くんの接続相手は誰なんでしょうか?

まだまだ分からないことが多いぜ時空魔法!
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