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Episode 1 始まりの冒険
World Building 6 黄の民と赤の民
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●はじめに:
この世界の主な民族である『黄の民』『赤の民』の解説を行います。
☆黄の民:
●黄の民の肉体的特徴:
黄の民と呼ばれる人間族である彼らは、その身長が男性は165cm前後、女性は153cm前後の、ソーディアン大陸の人間族の中では比較的低身長の人類です。
体重は男性54kg程度、女性46kg程度と、同じ人間族の中では若干痩せていると言えるかもしれません。これは、黄の民の平均的な食生活が貧しいことが原因だとされています。彼らの特徴と言えば、決まった色のない髪と瞳の色で、黒と赤以外の色はたいてい網羅しています。肌は白っぽい黄色で、現実世界なら色白な黄色人種として見られる程度の肌色です。
それ以外にはこれと言った特徴は見られない一般的な人間です。
●文化・食生活:
彼らの文化は大体十三世紀ごろの欧米人の文化に似ています。
王族と騎士が領地を守り、商人が交易を行い、農耕民が食料を生産する形です。狩猟による肉食は森を守ると言う観点からほぼ貴族階級のみの文化です。
たいていの農民は穀物をパンに加工して食べるか、穀物そのものを調理して食べるかです。ただ、野菜は身分関係なく食べられます。大地からの恵みは神からの恵みだと言う考え方があるからです。
彼らの文化圏では、女性の地位が比較的低いのが普通です。これは女性は男性に守られるものである、という考えが強いからです。
交易は比較的頻繁に行われています。その大半は同じ黄の民の都市国家が相手ではありますが、一部大国は海路を使って北西の青の民とも交易を行っています。東部の国家群は黒の部族とも交易を行っています。貨幣に関しては、このソーディアン大陸全体としてもいえることですが、特別な硬貨・紙幣などの国家が発行する通貨はそれほど広まってはいません。当然のごとく旅先で貨幣としての価値や信用が大きく変動してしまうからです。そのため、貨幣として金属の棒や破片をそのまま使用します。それを金属の種類と重さで価値を定めて取引を行います。
ただ長距離交易には、為替のような信用手形をかわす制度は存在します。ただし、それは商人同士の信用によって成立している制度であって、国家が定めた法律によるものではありません。
●騎士と武具:
黄の民は一国一都市の都市国家が普通です。
王族の下には直接騎士階級が存在していて、中間階級の貴族はほとんどいません(領地が一都市なので当然と言えば当然ですが)。騎士は金属製のプレートメイルを身に着け、槍や長剣を帯びている典型的なファンタジー世界のナイト達です。彼らは親から子へと続く騎士の家系であることが普通で、身分としてそれ以外の人々とは分けられています。
彼らは農民を兵士として臨時徴用する権利を持ちます。それら農兵達は金属鎧ではなく皮鎧を身に付けます。
●信仰:
彼らは古い神々への信仰を復活させた古代神信仰を行っています。
彼らにとって魔法使いは、学者であり、医者であり、祭祀の主催者でもあります。基本的に魔法は一部を除いて、専門の魔法使いたちに独占されています。
彼らのことを、男はウィザード……、女はウィッチと呼んで区別します。
●外国とのかかわり:
黄の民と赤の民は、現在進行形で対立している、侵略対象と侵略者の間柄です。当然のごとく交易などは行われていません。
黄の民と青の民は、海路を使って交易がおこなわれています。
緑の民や灰の民とは、比較的友好に交流が行われています。
黒の部族は、交易相手という意味だけでなく、危ないときに助けを求める相手でもあります。
◆◇◆
☆赤の民:
●赤の民の肉体的特徴:
赤の民と呼ばれる人間族である彼らは、その身長が男性は170cm前後、女性は157cm前後の人類です。
体重は男性62kg程度、女性53kg程度と、そこそこ体格のいい筋肉質の肉体を持つ人間であり。これは、比較的食生活が他より安定し、肉食が中心であるからだと言われています。彼らの最大の特徴は、その薄赤~深紅の髪であり、瞳はたいていの場合茶色であるようです。肌の色は現代世界における白人とほぼ同じの肌色です。
それ以外は特に他の人間との違いは見られません。
●文化・食生活:
彼らの基本的な文化は黄の民とそれほど変わりがありません。
ただし、彼らは農耕民も狩猟や牧畜を行って肉を手に入れ、それを加工し食べて暮らしています。特に貴族階級は肉を中心に食べており、他の赤の民より体格が大きくなることが多いようです。彼らの間には、『地面のものは下賤な者が食べるモノである』という考えがあり、野菜などはそんなに食べることはありません。
彼らの間では、女性などの弱者は強い男に従うものであるという考えが根強く、それらの人々は地位が低く扱われています。当然、女性の騎士などほぼ、まったくと言っていいほど存在しません。彼らの戦争においては、女性は戦利品の一種とみなされます。
彼らの生活圏では、聖バリス教会の発行する信用手形による、近代的交易が発達しつつあります。硬貨や紙幣なども異なる国々で扱えるようになり、急速に聖バリス教会圏諸国間での制度的統一が進んでいます。さらに、聖バリス教会圏諸国のそれぞれの王族には、その支配下の都市規模による階級付けが行われ、いわゆる貴族階級のように上下関係が成立しつつあります。
すなわち、聖バリス教会を頂点とした、巨大国家の片鱗を見せているのです。
●国軍と連合軍と武具:
赤の民の軍隊には、都市を支配する王族直轄の国軍と、聖バリス教会・統一使徒軍に所属する連合軍の二種類が存在しています。
彼らはどちらも黄の民と同じく、金属製のプレートメイルを身に着け、槍や長剣を帯びている典型的なファンタジー世界のナイト達ですが、特に連合軍の兵士は、国家の違いに関係ない統一された装束を身に着けています。
国軍の大半は農民からの臨時徴用者です。逆に連合軍の大半は各国家の貴族階級の子息が選ばれます。
現在の赤の民社会では、どれだけ連合軍に優秀で大規模な人材を送れるかで王族間の上下関係が決まるため、各王族にとってはその力を示す重要な場になっています。
●信仰:
彼らの信仰は聖バリス教会一本です。
ほんの一部で古代神信仰が行われていますが、それは異端として被差別集団となっています。
聖バリス教会は、国家の枠を超えた教育機関であり、医療機関でもあります。
魔法の類は聖バリス教会によって独占されています。
聖バリス教会に所属する魔法使いは、僧侶・神官・司祭などと呼ばれて地位が高いものとして扱われます(時に王族より上とみなされる)。
●外国とのかかわり:
赤の民にとって黄の民は、指導・教化を進めるべき下級民族です。その侵略行為は純粋に彼らのことを思っての、狂った正義感によるものです。
青の民に対しては、一部尊敬する面はあるがそれでも指導・教化すべき野蛮人どもとみなしています。
緑の民や灰の民などの妖精族は、未開地の蛮族ではあるが利用価値があるとして、見た目上は友好な交流が行われています。
赤の民にとって黒の部族は、長い歴史のある敵同士であり、悪魔の手先だとみなしています。
赤の民にとって紫の民は、隣人ではあるが特に気にする相手でもない、無視すべき存在とみなしています。
●聖バリス教会統一使徒軍とその野蛮行為:
統一使徒軍は現在進行形で侵略行為を行っていますが、その行動の基準となっているのは、聖バリス教会前教皇であるホラムドの表した『邪悪への対抗術』という書です。その書には異教徒への様々な対応法が記されており、それが彼らの行う野蛮な虐殺や乱暴な教化行為の下地となっています。
その書は、聖バリス教会圏諸国の重要な教典とみなされており、現教皇もそれを承認し彼らの行動に対する後ろ盾になっているのです。
この世界の主な民族である『黄の民』『赤の民』の解説を行います。
☆黄の民:
●黄の民の肉体的特徴:
黄の民と呼ばれる人間族である彼らは、その身長が男性は165cm前後、女性は153cm前後の、ソーディアン大陸の人間族の中では比較的低身長の人類です。
体重は男性54kg程度、女性46kg程度と、同じ人間族の中では若干痩せていると言えるかもしれません。これは、黄の民の平均的な食生活が貧しいことが原因だとされています。彼らの特徴と言えば、決まった色のない髪と瞳の色で、黒と赤以外の色はたいてい網羅しています。肌は白っぽい黄色で、現実世界なら色白な黄色人種として見られる程度の肌色です。
それ以外にはこれと言った特徴は見られない一般的な人間です。
●文化・食生活:
彼らの文化は大体十三世紀ごろの欧米人の文化に似ています。
王族と騎士が領地を守り、商人が交易を行い、農耕民が食料を生産する形です。狩猟による肉食は森を守ると言う観点からほぼ貴族階級のみの文化です。
たいていの農民は穀物をパンに加工して食べるか、穀物そのものを調理して食べるかです。ただ、野菜は身分関係なく食べられます。大地からの恵みは神からの恵みだと言う考え方があるからです。
彼らの文化圏では、女性の地位が比較的低いのが普通です。これは女性は男性に守られるものである、という考えが強いからです。
交易は比較的頻繁に行われています。その大半は同じ黄の民の都市国家が相手ではありますが、一部大国は海路を使って北西の青の民とも交易を行っています。東部の国家群は黒の部族とも交易を行っています。貨幣に関しては、このソーディアン大陸全体としてもいえることですが、特別な硬貨・紙幣などの国家が発行する通貨はそれほど広まってはいません。当然のごとく旅先で貨幣としての価値や信用が大きく変動してしまうからです。そのため、貨幣として金属の棒や破片をそのまま使用します。それを金属の種類と重さで価値を定めて取引を行います。
ただ長距離交易には、為替のような信用手形をかわす制度は存在します。ただし、それは商人同士の信用によって成立している制度であって、国家が定めた法律によるものではありません。
●騎士と武具:
黄の民は一国一都市の都市国家が普通です。
王族の下には直接騎士階級が存在していて、中間階級の貴族はほとんどいません(領地が一都市なので当然と言えば当然ですが)。騎士は金属製のプレートメイルを身に着け、槍や長剣を帯びている典型的なファンタジー世界のナイト達です。彼らは親から子へと続く騎士の家系であることが普通で、身分としてそれ以外の人々とは分けられています。
彼らは農民を兵士として臨時徴用する権利を持ちます。それら農兵達は金属鎧ではなく皮鎧を身に付けます。
●信仰:
彼らは古い神々への信仰を復活させた古代神信仰を行っています。
彼らにとって魔法使いは、学者であり、医者であり、祭祀の主催者でもあります。基本的に魔法は一部を除いて、専門の魔法使いたちに独占されています。
彼らのことを、男はウィザード……、女はウィッチと呼んで区別します。
●外国とのかかわり:
黄の民と赤の民は、現在進行形で対立している、侵略対象と侵略者の間柄です。当然のごとく交易などは行われていません。
黄の民と青の民は、海路を使って交易がおこなわれています。
緑の民や灰の民とは、比較的友好に交流が行われています。
黒の部族は、交易相手という意味だけでなく、危ないときに助けを求める相手でもあります。
◆◇◆
☆赤の民:
●赤の民の肉体的特徴:
赤の民と呼ばれる人間族である彼らは、その身長が男性は170cm前後、女性は157cm前後の人類です。
体重は男性62kg程度、女性53kg程度と、そこそこ体格のいい筋肉質の肉体を持つ人間であり。これは、比較的食生活が他より安定し、肉食が中心であるからだと言われています。彼らの最大の特徴は、その薄赤~深紅の髪であり、瞳はたいていの場合茶色であるようです。肌の色は現代世界における白人とほぼ同じの肌色です。
それ以外は特に他の人間との違いは見られません。
●文化・食生活:
彼らの基本的な文化は黄の民とそれほど変わりがありません。
ただし、彼らは農耕民も狩猟や牧畜を行って肉を手に入れ、それを加工し食べて暮らしています。特に貴族階級は肉を中心に食べており、他の赤の民より体格が大きくなることが多いようです。彼らの間には、『地面のものは下賤な者が食べるモノである』という考えがあり、野菜などはそんなに食べることはありません。
彼らの間では、女性などの弱者は強い男に従うものであるという考えが根強く、それらの人々は地位が低く扱われています。当然、女性の騎士などほぼ、まったくと言っていいほど存在しません。彼らの戦争においては、女性は戦利品の一種とみなされます。
彼らの生活圏では、聖バリス教会の発行する信用手形による、近代的交易が発達しつつあります。硬貨や紙幣なども異なる国々で扱えるようになり、急速に聖バリス教会圏諸国間での制度的統一が進んでいます。さらに、聖バリス教会圏諸国のそれぞれの王族には、その支配下の都市規模による階級付けが行われ、いわゆる貴族階級のように上下関係が成立しつつあります。
すなわち、聖バリス教会を頂点とした、巨大国家の片鱗を見せているのです。
●国軍と連合軍と武具:
赤の民の軍隊には、都市を支配する王族直轄の国軍と、聖バリス教会・統一使徒軍に所属する連合軍の二種類が存在しています。
彼らはどちらも黄の民と同じく、金属製のプレートメイルを身に着け、槍や長剣を帯びている典型的なファンタジー世界のナイト達ですが、特に連合軍の兵士は、国家の違いに関係ない統一された装束を身に着けています。
国軍の大半は農民からの臨時徴用者です。逆に連合軍の大半は各国家の貴族階級の子息が選ばれます。
現在の赤の民社会では、どれだけ連合軍に優秀で大規模な人材を送れるかで王族間の上下関係が決まるため、各王族にとってはその力を示す重要な場になっています。
●信仰:
彼らの信仰は聖バリス教会一本です。
ほんの一部で古代神信仰が行われていますが、それは異端として被差別集団となっています。
聖バリス教会は、国家の枠を超えた教育機関であり、医療機関でもあります。
魔法の類は聖バリス教会によって独占されています。
聖バリス教会に所属する魔法使いは、僧侶・神官・司祭などと呼ばれて地位が高いものとして扱われます(時に王族より上とみなされる)。
●外国とのかかわり:
赤の民にとって黄の民は、指導・教化を進めるべき下級民族です。その侵略行為は純粋に彼らのことを思っての、狂った正義感によるものです。
青の民に対しては、一部尊敬する面はあるがそれでも指導・教化すべき野蛮人どもとみなしています。
緑の民や灰の民などの妖精族は、未開地の蛮族ではあるが利用価値があるとして、見た目上は友好な交流が行われています。
赤の民にとって黒の部族は、長い歴史のある敵同士であり、悪魔の手先だとみなしています。
赤の民にとって紫の民は、隣人ではあるが特に気にする相手でもない、無視すべき存在とみなしています。
●聖バリス教会統一使徒軍とその野蛮行為:
統一使徒軍は現在進行形で侵略行為を行っていますが、その行動の基準となっているのは、聖バリス教会前教皇であるホラムドの表した『邪悪への対抗術』という書です。その書には異教徒への様々な対応法が記されており、それが彼らの行う野蛮な虐殺や乱暴な教化行為の下地となっています。
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