1 / 13
始まり
しおりを挟む
やぁ初めまして俺はモブキャラの高校生貴信だ。自分でモブって言って悲しいな。ちなみに今は電車で登校中だ。声優の声が電車の中で響く。この声を聞くとこの高校を選んで正解だと感じる。あと選んで正解だと思った理由はもうひとつある。
俺の隣で携帯をいじっている女子高生森田がいることだ。俺はこの森田のことが好きなのだ。パッチリとして大きい目にショートカットの髪に小柄な体型まさに理想だ。森田は俺のことを知らないだろう。ちなみに周りの男どもはほとんどの人が森田を見ている。まぁ森田はアイドルだしな。メガネとマスクで変装してると言ってもオーラがでてるから顔は知らないが芸能人なんだろうと薄々周りは感づいているのだろう。
そんなことを考えると、駅に着いたので俺は降りる。
学校まで歩いてると、横から太った男がきた。
「我だぞ、貴信」
太った男は俺を見るとハッハッハッと高笑いした。まさにオタクって感じだがこれでもこいつはあるヤクザの次期組長候補なのだ。こんないかにもな奴が組長候補で大丈夫なんだろうか。
「おい川越その笑いかたはやめろ。俺まで同類に見えるだろうが」
俺はうんざりした顔をしながら言った。
「ふはははツンデレめ」
誰がツンデレだよ。本当に目立つから嫌なんだが。ほらそこの同級生がなにこいつみたいな視線で見てるぞ。
「ツンデレじゃない本当に嫌なだけだ」
俺はこのデブを置いてささっと教室に向かうことにした。すると川越も待ってくれーとか言って追いかけて蹴るが無視する。あのままだと俺の安静な生活が脅かせられる。あんなのと友達だと思われるからだ。
「貴信よ。おいていくとはひどいじゃないか」
教室に入って寝たふりをしてると川越がはぁはぁ息を吐きながら俺き言ってくる。顔も少し紅潮している。疲れすぎだろ。少しはダイエットしろよ。あそこの組員も川越には甘いからな。
「それじゃあんな笑いかたをするな」
「それは無理だな。我のアイデンティティーだからな。そんなことよりも今日も森田嬢のことを見てにやにやしてたのだろう」
「森田は天使なんだよ。朝から天使に会えたらにやにやするだろう」
「貴信、そなたの方が大分キモいぞ。わざわざ時間まで会わせて、乗っているしな」
俺が一日頑張って過ごすには大事なことだ。だからキモかろうがなんだろうがこのルーティーンはやめない。
「それより見たか、あの過去に戻り青春をやり直すのアニメ」
「ああ見たぞ、記憶を思いだしキスをしようとするところに割って入って止めて最終的に付き合うのを阻止したのは胸熱だったな」
「涙目で抱きつくところは可愛すぎたな」
それからそのアニメで盛り上がっていると朝の時間が終わった。すると川越は自分の席に戻った。
「貴信くん、昨日は楽しかったね」
話しかけてきたのは美少女で異様なまでのアスナ好きの楓だ。おれもソードアート・オンラインは好きなので昨日は一緒にゲームをした。
「ああそうだな。一番ランクの高い敵には苦労したが。それよりもうアスナの友好度マックスにしたのか?」
「もちろんだよ。アスナほど完璧な人はいない。頭がよくてあんな美少女て性格もいいなんて私がキリトくんだったらあんなことやこんなこともしちゃうよ。ぐへへ」
「おいよだれ拭け」
美少女しちゃいけない顔になっているぞ。今ホームルーム中だから誰も気づいていないが。誰も観てないからその顔をしてるんだろうけど。ちなみに楓も頭がよくて性格もよく同級生や後輩にファンがいるくらいだ。
本人はアスナを目指した結果こうなったと言っている。相当な努力をしたのを知っているが、いい加減リアルキリトを探すのはやめた方がいいぞ。あんな剣術がたけてイケメンなやつなんて新撰組ぐらいしかいないぞ。
「そういえば貴信くんは森田ちゃんと喋ったの?」
「うっこれから喋る予定なんだよ。運命が明日は喋るだろうと言っている」
「運命って君の運命は当てにならいでしょ。何回それを言っているの?いい加減自分から喋りかけなよ」
「俺が喋りかけてみろよ。森田のファンクラブの奴らに睨み付けられて溶けるわ」
森田のファンクラブは不用意に話かけてくるやつは邪魔をしてくる。つまり森田から話してこなければ話せないのだ。
「まぁ森田ちゃんファンクラブは結構過激だからね。だけど森田ちゃんから喋りかける分には問題ないから彼氏を作るのを防ごうとしてる訳じゃないだよね」
そこなんだよなー。彼氏は問題ないけど、ナンパじみた感じはだめなんだよな。なかには護衛というなストカーがいるって噂もある。ナンパされるとそいつが助けにはいるらしい。毎回。
「まぁ頑張ってね。私もキリト候補見つけるから」
そんなことを話していると先生が入ってきた。今日のコスプレはアリスか。うちの担任はいっつもコスプレをして学校に来る。生徒も自由なんたから私も自由な服装でいいでしょと校長に直談判して許されたらしい。最初はぎょっとみんなしてたが今じゃ誰も気にしなくなった。まぁアニメファンは喜んでいるんだが。特に川越は鼻血を出している。どんだけ興奮してるんだよ。露出もそんなに多くないはすだぞ。ああそういえば川越はアリスファンであり、桃枝先生のファンなのだ。どうでもいいが。やたらとを考えてるとホームルームが終了した。
俺の隣で携帯をいじっている女子高生森田がいることだ。俺はこの森田のことが好きなのだ。パッチリとして大きい目にショートカットの髪に小柄な体型まさに理想だ。森田は俺のことを知らないだろう。ちなみに周りの男どもはほとんどの人が森田を見ている。まぁ森田はアイドルだしな。メガネとマスクで変装してると言ってもオーラがでてるから顔は知らないが芸能人なんだろうと薄々周りは感づいているのだろう。
そんなことを考えると、駅に着いたので俺は降りる。
学校まで歩いてると、横から太った男がきた。
「我だぞ、貴信」
太った男は俺を見るとハッハッハッと高笑いした。まさにオタクって感じだがこれでもこいつはあるヤクザの次期組長候補なのだ。こんないかにもな奴が組長候補で大丈夫なんだろうか。
「おい川越その笑いかたはやめろ。俺まで同類に見えるだろうが」
俺はうんざりした顔をしながら言った。
「ふはははツンデレめ」
誰がツンデレだよ。本当に目立つから嫌なんだが。ほらそこの同級生がなにこいつみたいな視線で見てるぞ。
「ツンデレじゃない本当に嫌なだけだ」
俺はこのデブを置いてささっと教室に向かうことにした。すると川越も待ってくれーとか言って追いかけて蹴るが無視する。あのままだと俺の安静な生活が脅かせられる。あんなのと友達だと思われるからだ。
「貴信よ。おいていくとはひどいじゃないか」
教室に入って寝たふりをしてると川越がはぁはぁ息を吐きながら俺き言ってくる。顔も少し紅潮している。疲れすぎだろ。少しはダイエットしろよ。あそこの組員も川越には甘いからな。
「それじゃあんな笑いかたをするな」
「それは無理だな。我のアイデンティティーだからな。そんなことよりも今日も森田嬢のことを見てにやにやしてたのだろう」
「森田は天使なんだよ。朝から天使に会えたらにやにやするだろう」
「貴信、そなたの方が大分キモいぞ。わざわざ時間まで会わせて、乗っているしな」
俺が一日頑張って過ごすには大事なことだ。だからキモかろうがなんだろうがこのルーティーンはやめない。
「それより見たか、あの過去に戻り青春をやり直すのアニメ」
「ああ見たぞ、記憶を思いだしキスをしようとするところに割って入って止めて最終的に付き合うのを阻止したのは胸熱だったな」
「涙目で抱きつくところは可愛すぎたな」
それからそのアニメで盛り上がっていると朝の時間が終わった。すると川越は自分の席に戻った。
「貴信くん、昨日は楽しかったね」
話しかけてきたのは美少女で異様なまでのアスナ好きの楓だ。おれもソードアート・オンラインは好きなので昨日は一緒にゲームをした。
「ああそうだな。一番ランクの高い敵には苦労したが。それよりもうアスナの友好度マックスにしたのか?」
「もちろんだよ。アスナほど完璧な人はいない。頭がよくてあんな美少女て性格もいいなんて私がキリトくんだったらあんなことやこんなこともしちゃうよ。ぐへへ」
「おいよだれ拭け」
美少女しちゃいけない顔になっているぞ。今ホームルーム中だから誰も気づいていないが。誰も観てないからその顔をしてるんだろうけど。ちなみに楓も頭がよくて性格もよく同級生や後輩にファンがいるくらいだ。
本人はアスナを目指した結果こうなったと言っている。相当な努力をしたのを知っているが、いい加減リアルキリトを探すのはやめた方がいいぞ。あんな剣術がたけてイケメンなやつなんて新撰組ぐらいしかいないぞ。
「そういえば貴信くんは森田ちゃんと喋ったの?」
「うっこれから喋る予定なんだよ。運命が明日は喋るだろうと言っている」
「運命って君の運命は当てにならいでしょ。何回それを言っているの?いい加減自分から喋りかけなよ」
「俺が喋りかけてみろよ。森田のファンクラブの奴らに睨み付けられて溶けるわ」
森田のファンクラブは不用意に話かけてくるやつは邪魔をしてくる。つまり森田から話してこなければ話せないのだ。
「まぁ森田ちゃんファンクラブは結構過激だからね。だけど森田ちゃんから喋りかける分には問題ないから彼氏を作るのを防ごうとしてる訳じゃないだよね」
そこなんだよなー。彼氏は問題ないけど、ナンパじみた感じはだめなんだよな。なかには護衛というなストカーがいるって噂もある。ナンパされるとそいつが助けにはいるらしい。毎回。
「まぁ頑張ってね。私もキリト候補見つけるから」
そんなことを話していると先生が入ってきた。今日のコスプレはアリスか。うちの担任はいっつもコスプレをして学校に来る。生徒も自由なんたから私も自由な服装でいいでしょと校長に直談判して許されたらしい。最初はぎょっとみんなしてたが今じゃ誰も気にしなくなった。まぁアニメファンは喜んでいるんだが。特に川越は鼻血を出している。どんだけ興奮してるんだよ。露出もそんなに多くないはすだぞ。ああそういえば川越はアリスファンであり、桃枝先生のファンなのだ。どうでもいいが。やたらとを考えてるとホームルームが終了した。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
7
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる