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焼き肉屋で相談事
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さてお昼ごはんだがどうするか?折角お金をもらったんだしちょっと高めのところがいいよな。テラスモールにまた戻ってくるし、近場がいいな。焼き肉でも食べるか。だがラーメンも捨てがたい。ここはひかるに決めてもらおう。
「ひかる何が食べたい?」
「お肉が食べたいですね」
「んじゃ焼き肉に行くか。匂いとか気になるか?」
女子は匂いをきにするからな。服に匂いがつくのはやだろう。ファッション的におしゃれしてるからお気に入りだろうし。
「うん、消臭スプレー買ってから行きましょう」
「どこに売ってるんだ?」
「2階のお店ですよ」
俺達はその場所に行き消臭スプレーを買い、焼き肉キングに向かった。
店内にはいるとまあまあ混んでいた。まぁお昼時だしな。土日でもあるし。でも近くにテラスモールがあるのにわざわざここに来るってことはファミリー層多いのか。まぁ関係ないが。
案内された席に座り肉を頼む。
「お兄ちゃんってアイドルの恋愛ってどう思いますか?」
まさか誰か好きなのか!始まる前に終わってしまうのか。いやまだ分からん。もしかしたら恋愛してる人が櫻坂内にいるのかもしれない。
「ばれなきゃいいと思うぞ。まぁばれたら終わりだからな。自己責任だし」
「お兄ちゃんはそう思っているですね」
するとパーとひかるは明るい笑顔を浮かべた。あ、これ好きな人がいるパターンだな。終わったわ。
「実は私好きな人がいて、先輩なんだけど。薫先輩って人だけど知ってますか?」
あのイケメンで誰にでも優しく学園の王子様とか呼ばれているやつか。あいつ王子様とか呼ばれているのに男にも優しくて、男からも信頼されてる人だよな。俺は直接はしゃべったことないが。
「ああ、知ってるぞ。だが話したことはないから手伝えないが」
「まぁそうですよね。お兄ちゃん一人でいることが多いですし」
なんで俺が一人でいることが多いって知ってるんだ?
「なんで知ってるの?って顔をしてますけど私お兄ちゃんのことを元々認知してたから一人で屋上で食べてるのも知ってますよ」
アイドルに認知されてるってファンに知られたら羨ましがるだろうな。今は兄妹でも嬉しく感じるし。トップアイドルグループの一つに数えられている櫻坂に入っているひかるに認知されてるってすごいことだ。
「屋上で食べてるって知ってるってことはひかるは教室で食べてないのか?」
「外のベンチで友達と食べています」
冬はともかく春は涼しくちょうどいい気温だし。気持ちは分かる。俺も屋上で食べているのも風が気持ちいからだし。まぁみんなが仲良く食べてるところにぼっちで食べているのは悲しいっていうのもあるけど。
「どうやれば薫先輩と親密になれますかね?」
お兄ちゃんとしては彼氏を作ってほしくないんだが。いやこれは俺としての一個人の思いだな。だが妹のお願いを聞くのもお兄ちゃんの役目だ。真剣に聞こう。例え俺がひかるを好きでも。
「親密になるにはまずはデートをしたらどうだ?あとはそうだな単純接触効果というのがあってだな。顔を多く合わせれば親近感が沸くらしいぞ」
「へぇーそうなんですね。お兄ちゃんは心理学の勉強してるんですか?心理学の本を買っていましたし」
心理学と言っても触り程度だが。俺は人の心理に興味があるから一応勉強はしている。心理がっかにいくから先取りで学んでいる。
「ああ、人の考えていることが知りたくて」
「へぇーもし役に立ちそうなことかあったら教えてください」
アイドルの時とはまた違う笑顔を見せらたら頷くしかないだろう。その恋する乙女の感情を少しでも俺に向けてくればなぁー。お兄ちゃんになったらひかるからしたら恋愛対象外なのだろうか?もし違うならこれからは一緒にいれる期間が長いからアピールをしていつか振り向いてくれるように頑張るか。
「お、肉がきたな。早速焼くか。ひかるはどんくらいの焼き加減がいいんだ?」
「少し固いくらいですね」
「んじゃ俺が焼くからひかるは待っていてくれ」
「分かりました」
俺は肉を焼いているとひかるが話しかけてきた。
「ねぇどうすればデートに誘えます?」
ひかるはアイドルとして有名だ。そんなやつが学校の王子さまとデートしたらお似合いだろうが誰かが嫉妬で情報を流す可能性がある。だからできればしてほしないが。
「普通に今度出掛けませんか?と誘えばいいんじゃないか?」
「薫先輩の周りに人がいっぱいてなかなか話しかけずらいんですよね」
近衛は面食いと聞いたことがある。ひかるが話しかければすぐに他の人との話をやめるだろう。問題は近衛がアイドルに手をだすかだ。慎重と聞いたことがあるしな。
「近衛はしょっちゅう色んなやつとデートしてるからデートまで持っていくのは可能だろう。だか変装は必至だが」
「大丈夫ですよ。普段から変装はしてますから」
「いやひかるの場合は美少女さが漏れてるからカツラもつけた方がいいぞ」
あの人芸能人じゃねという視線がかなりひかるにきてるからな電車に乗っているとき。
「あの視線ってそいう視線なんですね」
「後は呼ぶんだったら放課後の方がいいぞ、周りに知られてるから誰が情報を流すか分からんからな。なんなら誘うときは俺が近くで見張りをしてよう」
本当はひかるには付き合ってほしくないが、ひかるの願いだ。妹の願いを叶えるのもお兄ちゃんの役割だしな。胸が痛いが、いづれと通る道なんだと自分に言い聞かせた。振られたら慰めアピールしよう。
「ひかる何が食べたい?」
「お肉が食べたいですね」
「んじゃ焼き肉に行くか。匂いとか気になるか?」
女子は匂いをきにするからな。服に匂いがつくのはやだろう。ファッション的におしゃれしてるからお気に入りだろうし。
「うん、消臭スプレー買ってから行きましょう」
「どこに売ってるんだ?」
「2階のお店ですよ」
俺達はその場所に行き消臭スプレーを買い、焼き肉キングに向かった。
店内にはいるとまあまあ混んでいた。まぁお昼時だしな。土日でもあるし。でも近くにテラスモールがあるのにわざわざここに来るってことはファミリー層多いのか。まぁ関係ないが。
案内された席に座り肉を頼む。
「お兄ちゃんってアイドルの恋愛ってどう思いますか?」
まさか誰か好きなのか!始まる前に終わってしまうのか。いやまだ分からん。もしかしたら恋愛してる人が櫻坂内にいるのかもしれない。
「ばれなきゃいいと思うぞ。まぁばれたら終わりだからな。自己責任だし」
「お兄ちゃんはそう思っているですね」
するとパーとひかるは明るい笑顔を浮かべた。あ、これ好きな人がいるパターンだな。終わったわ。
「実は私好きな人がいて、先輩なんだけど。薫先輩って人だけど知ってますか?」
あのイケメンで誰にでも優しく学園の王子様とか呼ばれているやつか。あいつ王子様とか呼ばれているのに男にも優しくて、男からも信頼されてる人だよな。俺は直接はしゃべったことないが。
「ああ、知ってるぞ。だが話したことはないから手伝えないが」
「まぁそうですよね。お兄ちゃん一人でいることが多いですし」
なんで俺が一人でいることが多いって知ってるんだ?
「なんで知ってるの?って顔をしてますけど私お兄ちゃんのことを元々認知してたから一人で屋上で食べてるのも知ってますよ」
アイドルに認知されてるってファンに知られたら羨ましがるだろうな。今は兄妹でも嬉しく感じるし。トップアイドルグループの一つに数えられている櫻坂に入っているひかるに認知されてるってすごいことだ。
「屋上で食べてるって知ってるってことはひかるは教室で食べてないのか?」
「外のベンチで友達と食べています」
冬はともかく春は涼しくちょうどいい気温だし。気持ちは分かる。俺も屋上で食べているのも風が気持ちいからだし。まぁみんなが仲良く食べてるところにぼっちで食べているのは悲しいっていうのもあるけど。
「どうやれば薫先輩と親密になれますかね?」
お兄ちゃんとしては彼氏を作ってほしくないんだが。いやこれは俺としての一個人の思いだな。だが妹のお願いを聞くのもお兄ちゃんの役目だ。真剣に聞こう。例え俺がひかるを好きでも。
「親密になるにはまずはデートをしたらどうだ?あとはそうだな単純接触効果というのがあってだな。顔を多く合わせれば親近感が沸くらしいぞ」
「へぇーそうなんですね。お兄ちゃんは心理学の勉強してるんですか?心理学の本を買っていましたし」
心理学と言っても触り程度だが。俺は人の心理に興味があるから一応勉強はしている。心理がっかにいくから先取りで学んでいる。
「ああ、人の考えていることが知りたくて」
「へぇーもし役に立ちそうなことかあったら教えてください」
アイドルの時とはまた違う笑顔を見せらたら頷くしかないだろう。その恋する乙女の感情を少しでも俺に向けてくればなぁー。お兄ちゃんになったらひかるからしたら恋愛対象外なのだろうか?もし違うならこれからは一緒にいれる期間が長いからアピールをしていつか振り向いてくれるように頑張るか。
「お、肉がきたな。早速焼くか。ひかるはどんくらいの焼き加減がいいんだ?」
「少し固いくらいですね」
「んじゃ俺が焼くからひかるは待っていてくれ」
「分かりました」
俺は肉を焼いているとひかるが話しかけてきた。
「ねぇどうすればデートに誘えます?」
ひかるはアイドルとして有名だ。そんなやつが学校の王子さまとデートしたらお似合いだろうが誰かが嫉妬で情報を流す可能性がある。だからできればしてほしないが。
「普通に今度出掛けませんか?と誘えばいいんじゃないか?」
「薫先輩の周りに人がいっぱいてなかなか話しかけずらいんですよね」
近衛は面食いと聞いたことがある。ひかるが話しかければすぐに他の人との話をやめるだろう。問題は近衛がアイドルに手をだすかだ。慎重と聞いたことがあるしな。
「近衛はしょっちゅう色んなやつとデートしてるからデートまで持っていくのは可能だろう。だか変装は必至だが」
「大丈夫ですよ。普段から変装はしてますから」
「いやひかるの場合は美少女さが漏れてるからカツラもつけた方がいいぞ」
あの人芸能人じゃねという視線がかなりひかるにきてるからな電車に乗っているとき。
「あの視線ってそいう視線なんですね」
「後は呼ぶんだったら放課後の方がいいぞ、周りに知られてるから誰が情報を流すか分からんからな。なんなら誘うときは俺が近くで見張りをしてよう」
本当はひかるには付き合ってほしくないが、ひかるの願いだ。妹の願いを叶えるのもお兄ちゃんの役割だしな。胸が痛いが、いづれと通る道なんだと自分に言い聞かせた。振られたら慰めアピールしよう。
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