連れ子が俺の好きな子だった件

希望

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まさかのひかるが妹になるとは

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いよいよ今日が新たな妹と顔合わせをする日だ。親父は美少女と言っていたしかなり楽しみだ。まぁ好かれるとは限らんがな。知り合いは二人しかいない。つまりちゃんと話せるか分からないのだ。

ピンポーン

呼び出し音がなった。俺はドキドキしながらドアを開けた。するとそこにいたのは明らかに若く美人な女性と森田だった。

え?妹って森田なの?ひとつ屋根のしたに好きな人と暮らすの?俺の理性が我慢できるかどうか。

森田も俺を見て驚いている。一応面識はあるからな。四回だけしゃべったことがある程度だけど。

「先輩がお兄ちゃんになるんですね。先輩なら安心です」

どうやら信用はされてるらしい。俺の理性読もってくれよ。後ラッキースケベは発動しなくていいからな。

「へぇー二人とも知り合いだったのね。それならうまくいきそうね」

親父よく森田のお母さんを落としてくれた。初めて親父に感謝したわ。義理の妹なら結婚もできる。ここからアピールすればチャンスがあるかもしれない。他の男よりもアドバンテージがあるし。まずは好きなタイプから探っていこう。

「森田いやひかる仲良くしような」

「はい、仲良くするためにどこかに行きませんか?」

「いいなそれ、テラスモールにでも行くか。自転車で」

2人乗りならひかるももしかしたら腰にてを回すかもしれない。つまり接触できて胸があたり最高の気分になるかもしれない。考えただけでもにやにやしちゃいそう。

「そうですね、ここからだと遠いし、そうしましょう」

敬語なのはアイドルの時にファンに敬語だからそこまで気にならないが、いつかその壁を取っ払って親しくなりたいな。


「俺は着替えてくるわ」

階段を上がり自分の部屋に入ると、俺はベッドの上でジダバタした。よっしゃーひかるとこれで近づける。ひかるが義理の妹なんて最高かよ。問題は親が反対しないかたが少なくとも親父は大丈夫だろう。身内が義理の兄妹で結婚したとき反対しなかったからな。

俺はさっさと着替えて階段を降りた。

「お待たせひかる」

「あ、そうだはいこれお金ね」

そう言ってお母さんから一万円を渡された。

「そんな受け取れないですよ。これでもバイトしてるんでそれなりにお金はありますし」

「二人初めてのお出掛け祝いってことよ。だから受けとってちょうだい」

「分かりました。ありがたく受けとります」


せっかくもらえるならもらっていった方がいい。恐らく高いものを食べてきなさいっていうことだろう。

「じゃー行ってきます。お母さんも親父と二人っきりて楽しんでください」

ひかるが提案したのも、これからは二人きりになれる事が少なくなるから気を遣ったのだろう。気を遣えるひかるやっぱ天使だ。

「どこに行きますか?」

「テラスモールに行かないか?買いたい本があるんだ。自転車の後ろに乗せるぞ」

「それじゃテラスモールに行ききましょう」

俺は自転車を持ってきてひかるを後ろに乗せる。すると2人乗りは初めてなのか肩に手をおいたり、腰に手を回したり迷っているようだった。

「腰に手を回した方が安定するぞ」

こうすればひかる感触を楽しめる。何を思ったのか胸まで押し付けてきた。天然なのか。それとも俺の理性を試しているかのか?正直ヤバイが、ここで変な反応をしたら信用をなくすからごく自然に接しよう。

「んじゃ行くぞ」

「レッツゴー」

俺はテラスモールに向かって自転車を漕いだ。胸の感触を楽しみながらまぁあまりでかくはないんだけど。それでも柔らかさは伝わる。

「気持ちいいですね。2人乗りも」 

「風が当たるからな」

まぁ横乗り方が風の当たりはいいんだけど。俺はこっちの方が好きだ。女子特有のいい匂いが漂ってくるし。

「兄さん、いやお兄ちゃん。うんこっちの方がしっくりきますね」

ヤバイひかるにお兄ちゃんって呼ばれてるよ。俺は夢にまで見たひかるの家族になったんだという喜びが出てきた。俺はひかるのお兄ちゃんとして定期的に髪を切って、身だしなみに気を付けよう。服装にも気を遣うか。

そんなことを考えていると、テラスモールに着いた。俺は自転車を降りて、ひかるも降りた。

自転車を駐輪場に置いて、テラスモールに入った。ここはあまり来ないからどこに何があるか分からない。俺は大体松戸駅と柏駅にしか行かないからな。

「本屋ってどっちだ?」

「一階ですよ」

「んじゃまずエスカレータで降りるか」

「そうですね。お兄ちゃんはあまりテラスモール来ないんですか?」

「行かないな。俺は外に出るとしたらゲーセンか、本屋か、ブックオフか、アイドルグッツを置いてある店にしか行かないからな」

ちなみに俺はねるとひかるのグッツを買いまくってる。株をやっていて貯金がたんまりあるからCDも推しの生写真がでるまで買っている。

「本屋に着いたみたいだな」

「どういう系の本買うんですか?」

「心理学だな。ラノベはまだ新刊出てないから」

ひかるの気持ちが分かりたいという欲が真良がくで満たされるんじゃないかと思って買うから理由はいえないが。

「ふーん大学もそっち系目指すんですか?」

「社会心理学を学べる慶応に行くつもりだ。後は私立文系を他に受けるつもりだ」

「お兄ちゃんって成績いいんですね」

「文系だけだけどな」

理系は壊滅てきだ。特に数学とか赤点とって補習を毎回受けてるくらいだ。俺達は心理学の売っているコーナーにいきそこで本を買って、昼を食べる時間になったので昼御飯を食べることにした。
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