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不思議探索終わり
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そろそろでるか、さすがに夕方までは不思議探索やらないだろ。心霊スポット巡りをするなら可能性があるが、呪術を使えない段階でいくのは危険だ。場所にも寄るが悪霊の類いもいるからな。家にまでついてきたら面倒だ。一人ならいいが複数にんいるからな厄介だ。結菜もそこまで力が強い訳じゃない。
「そろそろ帰るか?」
「まだ四時だぞ。心霊スポットに」
「家康一人でいくならいいが、中条先輩とかを巻き込むな」
最悪死ぬ可能性もあるんだぞ。死んでる人間は欲望の塊だ。長くいる幽霊は意思を持っているが、大体はひとつ感情にかたまっている。
「我は何とかなっても構わないのか」
「自業自得だからな。祝詞ぐらいは唱えてやるよ」
「なぜに死ぬ前提?」
剃りゃ呪術を使えないで、やばい心霊スポットにいったら怪我じゃすまないからな。まぁ成仏てきるのようにはしてやるが。
「我これでもいろんな心霊スポットに行ったんだぞ」
「俺が教えた危険がないところだけどね」
「なぬ!それじゃ幽霊は見えぬではないか」
いや俺が教えた場所もかなりの幽霊がいるから、危険がないだけで。こいつを一人にするとどこ行くか分からないからな。
「幽霊はどこにでもいるぞ。今の家康ならみてるだろ」
「まぁ確かに見えるがなぜ男ばっかなのだ!」
「そりゃ美少女が二人いればそうなるだろう」
幽霊だって人間だったんだから。まぁ結界を貼っといたから入ることはできないが。入ってきたら取り憑く可能性が高いからな。ラップ音とかマジで眠るのに妨げになる。なかには体をさわってくるやつもいるから要注意だ。
「まぁそれはそうか。我が幽霊でも美少女を追うしな」
あ、家康に取り憑いている幽霊がほほをつねった。少し嫉妬をしてるようだ。まぁ何かしらの思いがあるから憑いてるんだろうしな。
「なぬ!痛いが綺麗な手だ」
家康は後ろを振り向いた。すると固まっていた。まぁそりゃ見かけだけは美少女だからな。この幽霊。
「我にもついに春が来たか」
相手は幽霊だぞ。本気で恋でもしてみろ死んで一緒になるとか言い出すぞ。幽霊もまんざらではなさそうだが。肉体を求めて体に取り憑くなよ。
「幽霊なことを忘れてないか?」
「我は幽霊でも美少女なら構わん」
相手は悪霊だぞ。死ぬのがオチだぞ。あとキスをしようとするな。だが幽霊はほほをひっぱたいた。そりゃ付き合ってもないのにいきなりキスをしようとしたらそうなるわ。少し引いてるようにも思える。まぁある程度の好意を持ってるのは確かだが、好きって訳じゃなさそうだ。
「幽霊は我に好意を抱いてるから憑いてるんじゃないのか?」
「いや単なる興味だとよ。そう言っている」
普通のやつは幽霊の言葉を効くのは無理だが、俺みたいな陰陽師は念話ができるやつもいる。
「何だと!我のことを好きではないのか」
なんだよその付き合ってるけど相手が好きじゃなかったみたいな反応は。始めから好きじゃなかっただろうが。
「あんなにナンパしてたら幽霊はドン引きするわ」
家康は幽霊には触れられずに血涙を流していた。陰陽師か呪術を使うものにしか、幽霊に触れることはできない。
「勇気、我を幽霊にさわらせてくれ」
「そしたらセクハラするだろうが。触れさせないわ」
「ずるいぞ、お主は美少女の幽霊に触れ放題なのに我はダメだなんて」
「人を変態みたいに言うな。幽霊には全然触れたりしないぞ」
触れたら近寄ってきて何かしらの現象を起こすからな。構ってほしい幽霊が多いからだ。まぁひとりぼっちで寂しい気持ちも分かるが。
「くっこうなれば一か八か霊力を手に貯めて」
すると幽霊の手に触れた。幽霊は驚いているようだった。まさかこの短期間で霊力を操れるとは陰陽師としてやっていけるな。まぁ言わないけど。中二病能古家康のことだから本当に陰陽師を目指しかねないし。
「はは、触れたぞ。さぁ我の最後にいる美少女よ。これからどっか行かないか?」
そこまでだ。俺は呪文を唱え指から血をだしてそれを家康につけた。すると家康は驚嘆の表情を浮かべていた。
「何をしたんだ!勇気よ」
「これ以上やるとセクハラになりかねないから見鬼の才を解除したんだよ」
幽霊もいやがっていたし。あまりやりすぎると呪われるぞ。あまり力が強くないからって、素人には対処できない。
「くっ我のムフフのデートが」
いやまず幽霊に拒否されるだろう。強制ほど面倒くさいものはない。幽霊はホットしていた。
『ありがとう』
まさか悪霊に感謝される日が来るとはな。もしかしたらそこまで悪い幽霊じゃないのかもしれない。あ、家康の脛を蹴ってる。そりゃ行きなり腕を捕まれたらああなるよな。
「何がムフフのデートだよ。腕でも組んでデートでもするつもりか。周りからみたらエア彼女がいるようにしか見えないぞ」
「我ただの不審者ではないか」
まぁそうなるな。ロリコンで少女に近づいてるだけで十分不審者だが。通報したら家康の家のものがでてきて揉み消すだろうが。家康の家は資産家だからな。家も平安時代から続く名門だ。
「和服で少女を眺めてる時点で不審者だろ」
俺の周りには変人しかいないのか。そう思いながらデザートを選ぶ結菜を見ていた。やっぱり自然体がいいわ。
「そろそろ帰るか?」
「まだ四時だぞ。心霊スポットに」
「家康一人でいくならいいが、中条先輩とかを巻き込むな」
最悪死ぬ可能性もあるんだぞ。死んでる人間は欲望の塊だ。長くいる幽霊は意思を持っているが、大体はひとつ感情にかたまっている。
「我は何とかなっても構わないのか」
「自業自得だからな。祝詞ぐらいは唱えてやるよ」
「なぜに死ぬ前提?」
剃りゃ呪術を使えないで、やばい心霊スポットにいったら怪我じゃすまないからな。まぁ成仏てきるのようにはしてやるが。
「我これでもいろんな心霊スポットに行ったんだぞ」
「俺が教えた危険がないところだけどね」
「なぬ!それじゃ幽霊は見えぬではないか」
いや俺が教えた場所もかなりの幽霊がいるから、危険がないだけで。こいつを一人にするとどこ行くか分からないからな。
「幽霊はどこにでもいるぞ。今の家康ならみてるだろ」
「まぁ確かに見えるがなぜ男ばっかなのだ!」
「そりゃ美少女が二人いればそうなるだろう」
幽霊だって人間だったんだから。まぁ結界を貼っといたから入ることはできないが。入ってきたら取り憑く可能性が高いからな。ラップ音とかマジで眠るのに妨げになる。なかには体をさわってくるやつもいるから要注意だ。
「まぁそれはそうか。我が幽霊でも美少女を追うしな」
あ、家康に取り憑いている幽霊がほほをつねった。少し嫉妬をしてるようだ。まぁ何かしらの思いがあるから憑いてるんだろうしな。
「なぬ!痛いが綺麗な手だ」
家康は後ろを振り向いた。すると固まっていた。まぁそりゃ見かけだけは美少女だからな。この幽霊。
「我にもついに春が来たか」
相手は幽霊だぞ。本気で恋でもしてみろ死んで一緒になるとか言い出すぞ。幽霊もまんざらではなさそうだが。肉体を求めて体に取り憑くなよ。
「幽霊なことを忘れてないか?」
「我は幽霊でも美少女なら構わん」
相手は悪霊だぞ。死ぬのがオチだぞ。あとキスをしようとするな。だが幽霊はほほをひっぱたいた。そりゃ付き合ってもないのにいきなりキスをしようとしたらそうなるわ。少し引いてるようにも思える。まぁある程度の好意を持ってるのは確かだが、好きって訳じゃなさそうだ。
「幽霊は我に好意を抱いてるから憑いてるんじゃないのか?」
「いや単なる興味だとよ。そう言っている」
普通のやつは幽霊の言葉を効くのは無理だが、俺みたいな陰陽師は念話ができるやつもいる。
「何だと!我のことを好きではないのか」
なんだよその付き合ってるけど相手が好きじゃなかったみたいな反応は。始めから好きじゃなかっただろうが。
「あんなにナンパしてたら幽霊はドン引きするわ」
家康は幽霊には触れられずに血涙を流していた。陰陽師か呪術を使うものにしか、幽霊に触れることはできない。
「勇気、我を幽霊にさわらせてくれ」
「そしたらセクハラするだろうが。触れさせないわ」
「ずるいぞ、お主は美少女の幽霊に触れ放題なのに我はダメだなんて」
「人を変態みたいに言うな。幽霊には全然触れたりしないぞ」
触れたら近寄ってきて何かしらの現象を起こすからな。構ってほしい幽霊が多いからだ。まぁひとりぼっちで寂しい気持ちも分かるが。
「くっこうなれば一か八か霊力を手に貯めて」
すると幽霊の手に触れた。幽霊は驚いているようだった。まさかこの短期間で霊力を操れるとは陰陽師としてやっていけるな。まぁ言わないけど。中二病能古家康のことだから本当に陰陽師を目指しかねないし。
「はは、触れたぞ。さぁ我の最後にいる美少女よ。これからどっか行かないか?」
そこまでだ。俺は呪文を唱え指から血をだしてそれを家康につけた。すると家康は驚嘆の表情を浮かべていた。
「何をしたんだ!勇気よ」
「これ以上やるとセクハラになりかねないから見鬼の才を解除したんだよ」
幽霊もいやがっていたし。あまりやりすぎると呪われるぞ。あまり力が強くないからって、素人には対処できない。
「くっ我のムフフのデートが」
いやまず幽霊に拒否されるだろう。強制ほど面倒くさいものはない。幽霊はホットしていた。
『ありがとう』
まさか悪霊に感謝される日が来るとはな。もしかしたらそこまで悪い幽霊じゃないのかもしれない。あ、家康の脛を蹴ってる。そりゃ行きなり腕を捕まれたらああなるよな。
「何がムフフのデートだよ。腕でも組んでデートでもするつもりか。周りからみたらエア彼女がいるようにしか見えないぞ」
「我ただの不審者ではないか」
まぁそうなるな。ロリコンで少女に近づいてるだけで十分不審者だが。通報したら家康の家のものがでてきて揉み消すだろうが。家康の家は資産家だからな。家も平安時代から続く名門だ。
「和服で少女を眺めてる時点で不審者だろ」
俺の周りには変人しかいないのか。そう思いながらデザートを選ぶ結菜を見ていた。やっぱり自然体がいいわ。
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