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入院も悪くない
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これは宿題だと!人を守るために轢かれたのにこの仕打ちはあまりにもひどい。まぁでもこれをやれば授業についていけないっていうのはないだろうからやるが。
俺は紙の束を受け取り学校での話をした。
「私また私の体目当ての人に告白されたんだよ。少しは内面をみてほしいものだよね」
俺は桃井さんの声と内面で好きになった。もちろん可愛いとは思うが。ルックスのタイプだったらるんがど真ん中だ。
「まぁ男なんて大抵猿だし。可愛い奴に群がるのは男の習性みたいなものだ。女子だって俺みたいな地味な奴よりイケメンがモテルだろう。結局このくらいの年代は顔しかみてないやつが多いんだよ。ちっイケメンめ砕け散ればいいのに」
「最後に本心が駄々漏れだよ。モテルっていうのも大変なもんだよ。言動に気を付けなきゃけないし」
まぁ勘違いする奴がでてくるからな。ぼっちは優しくされただけで惚れてしまう。俺もその節はあるし。
「だから友達になりたいと告白してきたときは本当に驚いたんだよ」
まぁ告白しても玉砕するのは分かっていたから、まずは友達から始めようと思ったんだけだが。結果的にそれがよかったらしい。そもそも一目惚れしましたとか振られるに決まってるだろう。顔しかみてないんだなぁーと思って。
「仲良くしたかったからな」
「ふふ、私もだよ。特に轢かれそうなと頃を助けてもらってから本気で仲良くけなりたいと思ったんだー。自分を犠牲にまでして守る優しさに惹かれたんだ」
やっぱりあのとき俺だけ轢かれて正解だったな。もしあのまま二人とも巻き込まれていたら好感度どころか死んでいたかもしれないし。
「桃井さんには傷ついてほしくないからな」
桃井さんは俺が守る。どんな強敵だろうと。この命を懸けてもな。桃井さんは優しいから俺もにも傷ついてほしくないと言うだろう。だが桃井さんが傷ついて後で公開するより俺が傷ついた方がましだ。
「ありがとう、でも自分の身も大切にしてね」
「桃井さんに命の危機がなければな」
人間は誰しも死ぬのは怖いが、桃井さんのためなら死ねるほど俺は桃井さんが好きなのだ。
「早々そんなことないよ」
笑ってそう言ったが、なぜかこの先何かありそうな気がする。只の感でしかないが。杞憂に終わればいいが。
「それより勉強どんな感じなんだ?進学校だから心配なんだが、課題かでてこれをやればなんとなるとはいえ数学がな」
「それなら私か教えようか?」
「ありがたいが、友達と遊ばなくいいのか?」
桃井さんは人気だ。男からの誘いはあるし、友達からも出かけようと誘われるだろう。残念だが、百井さんをここにずっと通わせると反感が俺にきかねない。
「うーんそうだね、断りは続けるのはまずいかもね。だから週2で教えるよ」
週2あれば十分だ。入院してたら百井さんを独占できる期間があるなんて、入院も悪くないな。一ヶ月と言われてるからそれなりの日数きてくれるんだな。
「それでお願い。美幸から聞いたんだが、あの男下劣目でみてきたと言っていたが、桃井さんは大丈夫だったか?」
「私もみられたよ。さすがに轢きそうになった相手だがらナンパはしてこなかったけど。制服だから学校がばれてる可能性はあるんだよねー」
それ普通にやばくないか。事故を揉み消してくる相手だぞ。学校まで押し掛けてなにかやってくる可能性はある。面倒な奴に関わってしまったな。こちらでも対策を練っておくか。
「まぁ何かされたら言ってくれ。どうにかする」
桃井さんには触れさせねー。俺だって権力者の知り合いは投資関係でいないこともない。友達はいないがな。あくまでWin-Winの関係だから。
「分かったよ。何かあったら言うね」
「学校はなにか話題があるか?」
「なんかイケメンの転校生が来るらしいよ」
なんだと!イケメンの転校生だと。桃井さんに目を付けるだろう。このレベルの美少女は早々いないからな。しかし接触を防ぐ手段がない。イケメンには俺は敵わない。どうするべきか。
「どうしたの百面相みたいな顔をして」
「いやイケメンはモテルだろうな羨ましいなーと思っただけだ」
「私は人を見た目で判断しないけど。見た目だけで近寄ってくる下劣な男の子がよく告白してくるからね。一目惚れしましたーとかね」
よかったイケメンが好きな訳じゃないのか。内面を磨かないとな。見た目で敵わないなら優しさや内面で勝負するか。
「いるよな。見た目がいいやつと付き合うとステータスになるとかやりたいだけのやつとか。そして地味なやつは相手にもされないんだよなそいうやつだと」
「うん、私はイケメンよりも九条くんの方が好きだよ」
恐らく助けたことも影響してるんだろうが嬉しいものだな。フッイケメンに勝ったな。これで心配材料が消えた。
「あ、あと今の先生が寿退職して新任の担任の先生が来るらしいよ。美人で噂だと教え子にモテモテだったとか」
教え子にモテても手を出せないよな。多分同僚にもモテてるんだろうけど。美人の先生か、まぁ桃井さんにしか興味ないから美人だろうがそうでなろうがどうでもいいが。クラスの男と女子はただ事ではないんだろうな。女子は好きな人が取られてしまう危険性があるし。
「ほうモテモテね。まぁ興味はないが」
「やっぱり美幸ちゃんにしか興味ないの?」
「いやなんで美幸?」
「だって美幸ちゃんが私とお兄様はラブラブなんですとか言っていたよ」
あいつなに嘘付いてるんだよ。しかも好きな人に対して。美幸俺が好きなことを知ってやってるだろ。
「それは断じてないぞ。兄妹だしな」
「そうなんだ。でもよく好きにならないねあんなに美少女なのに」
「妹だからな。幼少期から一緒にいるとそいう感情は沸かないんだよ」
それから学校での面白かったことや疑問に思ったことを会話して時間はあっという間にすぎた。
「それじゃーね。また来週来るよ」
「ああ、じゃあな」
そう言うと桃井さんは帰った。こうやって独占できる時がくるって入院も悪くはないな。そう思いながら本を読み始めた。
俺は紙の束を受け取り学校での話をした。
「私また私の体目当ての人に告白されたんだよ。少しは内面をみてほしいものだよね」
俺は桃井さんの声と内面で好きになった。もちろん可愛いとは思うが。ルックスのタイプだったらるんがど真ん中だ。
「まぁ男なんて大抵猿だし。可愛い奴に群がるのは男の習性みたいなものだ。女子だって俺みたいな地味な奴よりイケメンがモテルだろう。結局このくらいの年代は顔しかみてないやつが多いんだよ。ちっイケメンめ砕け散ればいいのに」
「最後に本心が駄々漏れだよ。モテルっていうのも大変なもんだよ。言動に気を付けなきゃけないし」
まぁ勘違いする奴がでてくるからな。ぼっちは優しくされただけで惚れてしまう。俺もその節はあるし。
「だから友達になりたいと告白してきたときは本当に驚いたんだよ」
まぁ告白しても玉砕するのは分かっていたから、まずは友達から始めようと思ったんだけだが。結果的にそれがよかったらしい。そもそも一目惚れしましたとか振られるに決まってるだろう。顔しかみてないんだなぁーと思って。
「仲良くしたかったからな」
「ふふ、私もだよ。特に轢かれそうなと頃を助けてもらってから本気で仲良くけなりたいと思ったんだー。自分を犠牲にまでして守る優しさに惹かれたんだ」
やっぱりあのとき俺だけ轢かれて正解だったな。もしあのまま二人とも巻き込まれていたら好感度どころか死んでいたかもしれないし。
「桃井さんには傷ついてほしくないからな」
桃井さんは俺が守る。どんな強敵だろうと。この命を懸けてもな。桃井さんは優しいから俺もにも傷ついてほしくないと言うだろう。だが桃井さんが傷ついて後で公開するより俺が傷ついた方がましだ。
「ありがとう、でも自分の身も大切にしてね」
「桃井さんに命の危機がなければな」
人間は誰しも死ぬのは怖いが、桃井さんのためなら死ねるほど俺は桃井さんが好きなのだ。
「早々そんなことないよ」
笑ってそう言ったが、なぜかこの先何かありそうな気がする。只の感でしかないが。杞憂に終わればいいが。
「それより勉強どんな感じなんだ?進学校だから心配なんだが、課題かでてこれをやればなんとなるとはいえ数学がな」
「それなら私か教えようか?」
「ありがたいが、友達と遊ばなくいいのか?」
桃井さんは人気だ。男からの誘いはあるし、友達からも出かけようと誘われるだろう。残念だが、百井さんをここにずっと通わせると反感が俺にきかねない。
「うーんそうだね、断りは続けるのはまずいかもね。だから週2で教えるよ」
週2あれば十分だ。入院してたら百井さんを独占できる期間があるなんて、入院も悪くないな。一ヶ月と言われてるからそれなりの日数きてくれるんだな。
「それでお願い。美幸から聞いたんだが、あの男下劣目でみてきたと言っていたが、桃井さんは大丈夫だったか?」
「私もみられたよ。さすがに轢きそうになった相手だがらナンパはしてこなかったけど。制服だから学校がばれてる可能性はあるんだよねー」
それ普通にやばくないか。事故を揉み消してくる相手だぞ。学校まで押し掛けてなにかやってくる可能性はある。面倒な奴に関わってしまったな。こちらでも対策を練っておくか。
「まぁ何かされたら言ってくれ。どうにかする」
桃井さんには触れさせねー。俺だって権力者の知り合いは投資関係でいないこともない。友達はいないがな。あくまでWin-Winの関係だから。
「分かったよ。何かあったら言うね」
「学校はなにか話題があるか?」
「なんかイケメンの転校生が来るらしいよ」
なんだと!イケメンの転校生だと。桃井さんに目を付けるだろう。このレベルの美少女は早々いないからな。しかし接触を防ぐ手段がない。イケメンには俺は敵わない。どうするべきか。
「どうしたの百面相みたいな顔をして」
「いやイケメンはモテルだろうな羨ましいなーと思っただけだ」
「私は人を見た目で判断しないけど。見た目だけで近寄ってくる下劣な男の子がよく告白してくるからね。一目惚れしましたーとかね」
よかったイケメンが好きな訳じゃないのか。内面を磨かないとな。見た目で敵わないなら優しさや内面で勝負するか。
「いるよな。見た目がいいやつと付き合うとステータスになるとかやりたいだけのやつとか。そして地味なやつは相手にもされないんだよなそいうやつだと」
「うん、私はイケメンよりも九条くんの方が好きだよ」
恐らく助けたことも影響してるんだろうが嬉しいものだな。フッイケメンに勝ったな。これで心配材料が消えた。
「あ、あと今の先生が寿退職して新任の担任の先生が来るらしいよ。美人で噂だと教え子にモテモテだったとか」
教え子にモテても手を出せないよな。多分同僚にもモテてるんだろうけど。美人の先生か、まぁ桃井さんにしか興味ないから美人だろうがそうでなろうがどうでもいいが。クラスの男と女子はただ事ではないんだろうな。女子は好きな人が取られてしまう危険性があるし。
「ほうモテモテね。まぁ興味はないが」
「やっぱり美幸ちゃんにしか興味ないの?」
「いやなんで美幸?」
「だって美幸ちゃんが私とお兄様はラブラブなんですとか言っていたよ」
あいつなに嘘付いてるんだよ。しかも好きな人に対して。美幸俺が好きなことを知ってやってるだろ。
「それは断じてないぞ。兄妹だしな」
「そうなんだ。でもよく好きにならないねあんなに美少女なのに」
「妹だからな。幼少期から一緒にいるとそいう感情は沸かないんだよ」
それから学校での面白かったことや疑問に思ったことを会話して時間はあっという間にすぎた。
「それじゃーね。また来週来るよ」
「ああ、じゃあな」
そう言うと桃井さんは帰った。こうやって独占できる時がくるって入院も悪くはないな。そう思いながら本を読み始めた。
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