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桃井さんの意外な好みを知る
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やがてラーメンが来ると、俺はワクワクしながらそれを口に運ぶ。ああ、この辛さが堪らない。口の中に広がる辛さが最高だ。そしてトッピングの玉ねぎをいれてそれと一社に食べると玉ねぎの食感が堪らない。やっぱ玉ねぎと辛いラーメンは合うな。玉ねぎの辛さと赤家系の辛さが絶妙にマッチする。
「ふぅ美味しいな」
味の薄いものばっかりのものを食べていたから余計に辛さを感じることができる。
「ちょうどいい辛さだね」
他の家系ラーメンは食べたのとはないから分からないが、赤家系は辛いラーメンの中でも上位に来る美味しさだ。
「だろ、ラーメンはやっぱ辛いのがいいよな。蔵出し味噌も美味しいが」
辛い系以外だと蔵出し味噌を良く食べる。あのまろやかさがいいんだよな。まぁラーメン自体どれでも好きだけど特ににって意味だ。
「蔵出し味噌は美味しいですよね。私の一番好きな味です。良く美味しい店にお兄様が連れてってくれるので好きになりました」
ふっ布教はうまくいったようだ。ラーメンは一人でフラッと行くのもいいが、美少女と食べると美味しさも増す。視線を集めるけど。好きになっても美幸を一人では行かせないが。ナンパされるし。酔っぱらいに絡まれる可能性もあるし。
「それなら良かった」
俺達は食べ終えると、店をでた。ラーメン屋は食べ終わったらすぐ店をでるのがルールみたいなものだからな。特に人気店は人が並んでることが多いし。
「あの辛さたまんなかったよ。常連になっちゃいそう」
「気に入ってもらえたようで良かった。それで次はどこに行く?」
「洋服を買いに行こう。東京だと近いけど高いから千葉市に行こうよ。本も借りたいから大きい図書館がある千葉市の図書館に行きたいからね」
俺は郷土の歴史をもっと知りたいからちょうどいいかもしれないな。千葉氏のことをもっと知りたい。俺の先祖みたいだし。
「それじゃ千葉市に行くか。美幸もそれでいいか?」
「いいですよ。あそこ図書館は大き胃のでいろんなジャンルの本があって借りたいものも見つかるかもしれないので」
「それじゃ決まりだな。行くか」
俺達は松戸駅に着くと、改札を通り、電車に乗った。千葉まではここから約一時間くらいだ。その間俺達は談笑していた。
「お兄様に似合う服はやっぱり爽やか系だと思います」
「やっぱミリタリーだと思うけどなー」
ミリタリーってなんだよ。始めて聞く単語なんだが。福のことは良く分からん。爽やか系は漠然としてるが、何となく分かるが。
「それじゃどっちが似合うか勝負しましょう」
「いいよ。ミリタリー系の服がカッコいいってところを見せてあげるよ」
桃井さんの好きな服なのね。それに似合うことを祈ろう。まぁ俺の好みはシンプルな服だが。だって無残だろ。失敗することがない。おしゃれとかはあまり分からないからな。外れがない服を着るのは自然だ。
千葉駅に着くと、俺達は降りた。さすが千葉県の中心地だ。駅中の店でも結構ありそうだ。千葉駅をでると、いろんな飲食店だったり、ランジェリーショップがある。少し歩くと古着屋があった。
「ミリタリー系はこの辺にはないから古着屋にしよう」
中に入ると色々なジャンルの服がある。ブランドもののいかにも高そうな服とか、カジュアルな服とか。
そして桃井さんは真剣な表情であるジャンルのコーナで服を見つめていた。ミリタリーでて軍人系の服なのね。軍人系のジャンルが一種のファッションになっていることに驚いたが、桃井さんが軍人系の服が好きなのにさらに驚いた。
するとある上着の前で止まる。なんか高そうだな。まぁ古着屋だからそんなに高くはないと思うが。
「ドレステリアね。このはくとか九条くんに似合いそう」
「シンプルで悪くないな。モード系だったらきつかったが」
「これ着てみて、ズボンはこれにしよう」
これまた軍人が履いてそうなズボンを手渡してきた。俺はそれを受けとり試着室で履いた。そしてそれを桃井さんに見せるとオーと歓声を上げた。
「やっぱりミリタリーは最高だね。九条くんが海外のカッコいい軍人に見えるよ」
どうやら似合っていたようだ。桃井さんが好きなジャンルの服が似合っていて少し安心した。それにしても桃井さんは軍人が好きなのか。つまり筋肉がある人が好きということか。筋トレでもしてジムに通うか。あとなんか軍人がやってそうなスポーツがあったがあれをやってみるか。
「そうかありがとうな。とりあえずこれを買うか」
即買うこと決めて、俺は店を出た。
「美幸行きたい店に行くか」
「私の行きたい店はきっと気に入ると思いますよ」
だがあれなんだよな。美幸好きな店って大体高級ブランドなんだよなぁー。ブランドもの買うためにアイドルまで始めたし。そんな動機でも今じゃそこそこ有名なアイドルなんだよなぁー。だからちょくちょくあの人芸能人じゃないっていう視線を浴びる。
少し歩いたところで歩を止めた。
いかにも高級ブランドぽい店構えのところだった。あれだな、美幸の彼氏になるやつは苦労しそうだ。金銭面的に。美幸持っていなくても気にしなそうだが。そんなことを考えながら店に入った。やっぱりそこにはいかにも高級そうな服が並んでいた。
「ふぅ美味しいな」
味の薄いものばっかりのものを食べていたから余計に辛さを感じることができる。
「ちょうどいい辛さだね」
他の家系ラーメンは食べたのとはないから分からないが、赤家系は辛いラーメンの中でも上位に来る美味しさだ。
「だろ、ラーメンはやっぱ辛いのがいいよな。蔵出し味噌も美味しいが」
辛い系以外だと蔵出し味噌を良く食べる。あのまろやかさがいいんだよな。まぁラーメン自体どれでも好きだけど特ににって意味だ。
「蔵出し味噌は美味しいですよね。私の一番好きな味です。良く美味しい店にお兄様が連れてってくれるので好きになりました」
ふっ布教はうまくいったようだ。ラーメンは一人でフラッと行くのもいいが、美少女と食べると美味しさも増す。視線を集めるけど。好きになっても美幸を一人では行かせないが。ナンパされるし。酔っぱらいに絡まれる可能性もあるし。
「それなら良かった」
俺達は食べ終えると、店をでた。ラーメン屋は食べ終わったらすぐ店をでるのがルールみたいなものだからな。特に人気店は人が並んでることが多いし。
「あの辛さたまんなかったよ。常連になっちゃいそう」
「気に入ってもらえたようで良かった。それで次はどこに行く?」
「洋服を買いに行こう。東京だと近いけど高いから千葉市に行こうよ。本も借りたいから大きい図書館がある千葉市の図書館に行きたいからね」
俺は郷土の歴史をもっと知りたいからちょうどいいかもしれないな。千葉氏のことをもっと知りたい。俺の先祖みたいだし。
「それじゃ千葉市に行くか。美幸もそれでいいか?」
「いいですよ。あそこ図書館は大き胃のでいろんなジャンルの本があって借りたいものも見つかるかもしれないので」
「それじゃ決まりだな。行くか」
俺達は松戸駅に着くと、改札を通り、電車に乗った。千葉まではここから約一時間くらいだ。その間俺達は談笑していた。
「お兄様に似合う服はやっぱり爽やか系だと思います」
「やっぱミリタリーだと思うけどなー」
ミリタリーってなんだよ。始めて聞く単語なんだが。福のことは良く分からん。爽やか系は漠然としてるが、何となく分かるが。
「それじゃどっちが似合うか勝負しましょう」
「いいよ。ミリタリー系の服がカッコいいってところを見せてあげるよ」
桃井さんの好きな服なのね。それに似合うことを祈ろう。まぁ俺の好みはシンプルな服だが。だって無残だろ。失敗することがない。おしゃれとかはあまり分からないからな。外れがない服を着るのは自然だ。
千葉駅に着くと、俺達は降りた。さすが千葉県の中心地だ。駅中の店でも結構ありそうだ。千葉駅をでると、いろんな飲食店だったり、ランジェリーショップがある。少し歩くと古着屋があった。
「ミリタリー系はこの辺にはないから古着屋にしよう」
中に入ると色々なジャンルの服がある。ブランドもののいかにも高そうな服とか、カジュアルな服とか。
そして桃井さんは真剣な表情であるジャンルのコーナで服を見つめていた。ミリタリーでて軍人系の服なのね。軍人系のジャンルが一種のファッションになっていることに驚いたが、桃井さんが軍人系の服が好きなのにさらに驚いた。
するとある上着の前で止まる。なんか高そうだな。まぁ古着屋だからそんなに高くはないと思うが。
「ドレステリアね。このはくとか九条くんに似合いそう」
「シンプルで悪くないな。モード系だったらきつかったが」
「これ着てみて、ズボンはこれにしよう」
これまた軍人が履いてそうなズボンを手渡してきた。俺はそれを受けとり試着室で履いた。そしてそれを桃井さんに見せるとオーと歓声を上げた。
「やっぱりミリタリーは最高だね。九条くんが海外のカッコいい軍人に見えるよ」
どうやら似合っていたようだ。桃井さんが好きなジャンルの服が似合っていて少し安心した。それにしても桃井さんは軍人が好きなのか。つまり筋肉がある人が好きということか。筋トレでもしてジムに通うか。あとなんか軍人がやってそうなスポーツがあったがあれをやってみるか。
「そうかありがとうな。とりあえずこれを買うか」
即買うこと決めて、俺は店を出た。
「美幸行きたい店に行くか」
「私の行きたい店はきっと気に入ると思いますよ」
だがあれなんだよな。美幸好きな店って大体高級ブランドなんだよなぁー。ブランドもの買うためにアイドルまで始めたし。そんな動機でも今じゃそこそこ有名なアイドルなんだよなぁー。だからちょくちょくあの人芸能人じゃないっていう視線を浴びる。
少し歩いたところで歩を止めた。
いかにも高級ブランドぽい店構えのところだった。あれだな、美幸の彼氏になるやつは苦労しそうだ。金銭面的に。美幸持っていなくても気にしなそうだが。そんなことを考えながら店に入った。やっぱりそこにはいかにも高級そうな服が並んでいた。
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