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幕間 登場人物紹介①
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一章に出てきた人物の紹介です。
《クラス》
───────────────────────
『体力も、魔力も空っぽにしてやんよ!俺の尊敬するご主人様達よ!!!』
齋藤 誠 (男)
十七歳 人間族
体力 10150
魔力 840
剣術 lv1
魔術 lv1
称号 家畜以下の存在 スキル復讐者を獲得
復讐者の逆襲 スキル復讐者のスキルレベルの上昇ペースアップ
スキル
復讐者 lv4
一日に四回。最初に触ったものの持ち物・能力・命などをレベルに応じて一つ奪うことが出来る。このスキルを人に言った場合、その人からは何も奪えなくなる。
・最初に触れた人の何が欲しいかを念じる。日付が変わる十分前には奪ったものを手に入れられる。
・レベルに応じないものは奪えない。
・モノを奪った場合はその持ち物をどのように手に入れたかなどの記憶も同時に転送される。
・奪われた本人・このスキルを知らない者には本人の風貌がどれだけ変わろうとも気づかれない。
lv4……一日に4個。モノは武器以外ならなんでも奪える。能力を少し多めに奪うことが可能。体力や魔力は使用者の上限値が上昇し、奪われた方は上限値が減少する。体力・魔力は0になるまでは奪えず、最低10は残るものとする。スキルレベルが2以下なら奪える。
無音の殺戮者 lv2 【松川から奪取】
・レベルに応じて一定範囲を無音空間にできる。自身、自身の味方には音が聞こえる。
lv2……自身から四メートル四方を無音空間とする。
体力に比例する強大な力lv2 【武田から奪取】
体力の数値に比例して武術レベルが高くなる。
lv2……体力の値の2%が武術レベルとなる。
──────────────────
今作主人公。
才能も、勉強も、運動も出来ない彼は両親から虐待を受け、クラスメイトから『家畜』の身分を与えられ、壮絶ないじめを受けていた。
異世界に転生後、当初は自分の能力に絶望し、本物の『豚』として成り下がるが、ひとつのスキルによって、彼はクラスメイト全員に復讐することを決めた。
現在、武田 正俊の記憶を奪ったことで、彼を『人形』化することに成功。
その後、武田の彼女であった三神 未来を陥れ、自殺に追い込む。
さらに未来を厚く信頼していた三神 佳代子を未来の後追いとし、自殺させた。
また新しく家畜となった碓氷 千鶴に「誠自身に逆らえなくなる権利」を奪い、服従させた。
───────────────────────
『俺がリーダーで何が悪い!ここにきても一番強い俺がリーダーで何が悪い!!』
富川 優一
──────
勝ち組
クラスの学級委員長にして絶対王。
言うことを聞かない人は全て暴力と権力でねじ曲げる。
───────────────────────
『ひぐっ、ひっ……まごとぐんのっ家畜にしてくだたいっ!!!』
ーーーーー
武田 正俊 (男)
十七歳 人間
体力 980
魔力 440
武術 lv1
魔術 lv1
ーーーーー
勝ち組→誠の手によって人形化。
富川のパートナー。
誠に『クラスメイトに関する記憶』を奪い取られ、自身もクラスメイトの記憶が無くなり、クラスメイトからも自身の記憶を忘れられてしまった。そのため完全に精神が崩壊。
その後自身の『所有権』までをも誠に取られ、自分の意思では動くことが出来なくなった。
───────────────────────
『あんたの復讐手伝ってやるわよ。この責任も取ってもらうためにも。』
碓氷 千鶴
負け組→勝ち組→家畜→誠の家畜
異世界に来る前は負け組として、三神 佳代子グループに所属していた。しかし異世界転移後、ステータスがそこそこ高かったことで、自然と勝ち組の権力を手に入れた。
しかしその後勝ち組という地位に上がり、訓練中の些細な出来事で富川と対立してしまう。最終的には富川との口論にもつれ込み敗北。家畜に落とされた。
家畜となり散々酷い目に遭った後、誠の"偽りの優しさ"に救われ、誠に依存してしまう。さらに誠に『誠自身に逆らう権利』を奪われると、完全に誠の"家畜"に
なった。
───────────────────────
『なんでそんなに人がいいやつ、俺、いじめだんだろうな。ごめん。本当にごめんな。』
野村 友哉
勉強組・勝ち組
誠を『家畜』に追いやった元凶。性暴力を中心に自身のストレス解消道具として誠を使っていた。
異世界転移直前、誠の実の妹である齋藤 華を脅迫材料にし、誠の精神までを支配しようとする。しかしそれは叶わず異世界へと転移した。
異世界転移後、ステータスが低かったために勝ち組としての尊厳を失っている。異世界に転移されまもなくの夜、誠と1対1で話をし、誠の本音を耳にし誠をいじめたことを後悔する様子も見せる。その後、彼からの暴行はいくらか弱いものとなっていった。
───────────────────────
『ま、まーちゃん……まーちゃん?わ、分かる?私、三神。みかみ みらい。まーちゃんの愛しい恋人よ?』
三神 未来
──────
【今後紹介できる可能性が非常に低いのでこの場で未来のスキルを解説】
部分占領
・相互承諾すれば、他人の体の一部分を自分のものとして扱うことが出来る。『耳』を承諾すれば他人が聞いていることもリアルタイムで聞くことが出来る。
──────
勝ち組→死亡
バトミントンの個人大会で全国大会三位に輝いた故に勝ち組の地位につく。
女子二大トップの一人でもう一人の瀧澤 雅子とは違い、誠に対して『暴言』ではなく『暴力』で虐めていた。それは双子の片割れである『出来損ないの佳代子』に対しても残虐な暴力を幼い頃から許されてしまった環境のせいとも言える。
さらに未来は武田 正俊の彼女であり、武田が自身の記憶を無くしたのにも関わらず『家畜』である誠のことだけは覚えているという状況に怒りを燃やした。しかし誠の計略により彼氏の武田に冷たくあしらわれてからは生気を無くし、そのまま自室のドアノブに紐をかけ首吊り自殺を実行した。
───────────────────────
『私は未来ちゃんのモノなんだから、傷つけたら未来ちゃんに喧嘩を売るってことになるんだから!!私と未来ちゃんは一心同体なの!』
ーーーーー
三神 佳代子
スキル
モノとしての忠誠
・一日に二度実体のあるモノならば確実に破壊できる衝撃波を生み出す。
ーーーーー
負け組→死亡
三神 未来の双子の片割れであり、高校へは『未来が行くから』という理由で進学した。しかしそれは三神家の指導の賜物で、小学生になるまで佳代子は地下の檻の中に監禁され、『未来の道具』になるように躾られた。そのため『才能のある未来』に対しては忠実であり、人との接し方がよく分からない佳代子は『未来のモノ』であるからして、傲慢な態度を取り続けたため負け組の最下層である。
未来が自殺した翌日、佳代子は未来の身が心配になり決死の判断で自身のスキルによって未来の部屋の扉を破壊。しかしその際ドアノブに紐をかけ自殺した未来までをも破壊してしまう。その後未来の後追い自殺をしようとするが力及ばず、最終的には誠が未来を解放し自殺させた。
───────────────────────
『あんたいつまでそんなかっこしてるわけ?クラスの気品に関わるからさ。その下品なかっこやめてくんない?』
瀧澤 雅子
勝ち組
女子二大トップの一人でバレーでプロ契約も結ばれている勝ち組女子。誠に対して直接手は出さないがありもしない噂を出し誠を陥れてきた。
異世界転移後、瀧澤の誠の虚実の噂は止まらないが『クラスの気品に関わる』からという名目で服を着るよう促すなどした。
未来死後、佳代子が未来を殺したのではないかと疑いをかけるが未来の遺書によってその考えは否定される。しかしその時の佳代子に対する態度は女子とは思えないものだった。
───────────────────────
『これをやれば、まさこちゃんに気に入ってもらえる!』
双葉 美代子
負け組
いつも瀧澤 雅子といることから負け組の中でも上の方だと位置づけられる。しかしそんな瀧澤と双葉との関係は正に『主人と奴隷』の関係であり、双葉は瀧澤に認められるために瀧澤の要求は全て従う。
碓氷 千鶴が富川 優一の逆鱗に触れた際、瀧澤の命令により碓氷を家畜に落とさせるために、彼女は体に付けられた痛々しい傷を見せ、『碓氷がやった』ものとして見せつけた。だが実際この傷を付けたのは瀧澤の双葉に対する嫉妬心による暴行の傷である。そんなことは一部の人間しか知ることはなく、双葉は瀧澤に酷い仕打ちを受けても『瀧澤に愛されるため』、日々命令を聞く。
───────────────────────
『俺とお前は違う!お前は家畜以下、俺は人間だ。』
宮下 風雅
負け組
負け組として勝ち組の命令を忠実に聞く犬。それは本人も分かっているが、誠のような『家畜』とは違うと自分に言い聞かせている。
───────────────────────
松川 昴
勉強組→中立
普段はおっとりとした好青年として女子から高い評価を得ているが、誠に対しては性暴力に積極的である。
───────────────────────
『デブだなんて、酷いよ~!!』
ーーーーー
山根 慎之介
武術lv104
体力 58000
ーーーーー
負け組→勝ち組
元は負け組としてギリギリ家畜にならないというほど地位は低く、誠に対しての勝ち組の命令にはなんでも従った。
異世界に来ては勉強、運動よりもステータス重視になり山根のステータスは天性とも言われるほど高かったため勝ち組になる。
───────────────────────
まひる
負け組→勝ち組
碓氷 千鶴の親友だったが、碓氷が家畜になったあとは勝ち組の座を手にする。
───────────────────────
平野
負け組
誠の隣に部屋がある。
───────────────────────
《異世界》
───────────────────────
『我が名はこのダルタリングス王国が十二代目現国王。ダルタリン・カル・ナズーザリン!若き才能ありし者達よ!我らに力を貸してはくれぬか?』
ダルタリン・カル・ナズーザリン
ダルタリングス王国国王。白髭で後頭部は既に髪がない。身長は腰が曲がって低く、体格も細めの長老。
───────────────────────
『異世界人を転移完了しました、お父様。』
ミコト
ダルタリン・カル・ナズーザリンの娘と思しき人物。誠たちを地球より異世界転移した。
───────────────────────
『ヤァ!勇者様方!俺は人間族軍大将が一人、タブルベム・タン・エキソンだ。よろしくな!』
ーーーーー
ダブルダム・タン・エキソン(男)
二十五歳 人間
体力 8300
魔力 5020
剣術 lv80
魔術 lv26
スキル ここは見ることができません。
称号 ここは見ることができません。
ーーーーー
ブルーアイ、髪の色は赤、金の鎧をまとった塩顔イケメンでダルタリングス王国軍の大将である。『正義』を全うしようとする性格で誠に最初に触れた時、虐められていることが薄々分かったエキソンは誠のステータスが低くても頑張って修行している姿に心惹かれ、『勇者様方のお世話係』としての職務を果たすものの、それ以上に誠を応援している。
さらに誠の修行を直接受け持ったルエル・タン・グレミーシアとは非常に仲が良く、ルエルのスキル"劣等児の才能"の力である人の心を見通すことでさらにクラスの闇を知ったルエルは誠以外のクラスメイトとはあまり話さなくなった。
───────────────────────
ーーーーー
『僕はルエル・タン・グレミーシア。ルエルって呼んでくれたまえ!』
ルエル・タン・グレミーシア
スキル
劣等児の才能
・人の心を見通す。
ーーーーー
誠のお世話係となった、歳は二十代前半、銀髪で塩顔イケメン。身長は百八十センチの好青年である。ダルタリングス王国軍少将である。
しかし少将という座に登り詰めた彼の人生は過酷なものであった。そんな過去を乗り越える過程でダブルダム・タン・エキソンに幾度となく助けられ、『エキソンと共に』という一方通行の依存で当時有力と言われていた少将を陥れ、自分が少将の座についた。それによりエキソンとルエルは実力と信頼を認めあったことによって『親友』の関係が築かれた。
さらにルエルには『人の様子を伺って生きてきた』せいで、劣等児の才能というスキルを手にし、様々な国家間の問題を解決した功績がありダルタリン・カル・ナズーザリン国王にも信頼されている。
誠が虐められていることも直ぐに分かり、エキソンと情報共有し誠を応援する姿勢を見せる。誠の『スキル復讐者』も見通せているかは定かではない。
───────────────────────
ーーーーー
アリウム
スキル
死者の声を聞く耳
・死者の死亡原因が分かる。
ーーーーー
人当たりはよく王城に妻と二人の子供を残し、ルエル部隊にて医務係を担当、さらに王城で"葬儀係"兼"死体安置室長を受け持つ。
死者の声を聞く耳という死者の死亡原因が分かるスキルを持つため誠からは警戒される。
───────────────────────
《クラス》
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『体力も、魔力も空っぽにしてやんよ!俺の尊敬するご主人様達よ!!!』
齋藤 誠 (男)
十七歳 人間族
体力 10150
魔力 840
剣術 lv1
魔術 lv1
称号 家畜以下の存在 スキル復讐者を獲得
復讐者の逆襲 スキル復讐者のスキルレベルの上昇ペースアップ
スキル
復讐者 lv4
一日に四回。最初に触ったものの持ち物・能力・命などをレベルに応じて一つ奪うことが出来る。このスキルを人に言った場合、その人からは何も奪えなくなる。
・最初に触れた人の何が欲しいかを念じる。日付が変わる十分前には奪ったものを手に入れられる。
・レベルに応じないものは奪えない。
・モノを奪った場合はその持ち物をどのように手に入れたかなどの記憶も同時に転送される。
・奪われた本人・このスキルを知らない者には本人の風貌がどれだけ変わろうとも気づかれない。
lv4……一日に4個。モノは武器以外ならなんでも奪える。能力を少し多めに奪うことが可能。体力や魔力は使用者の上限値が上昇し、奪われた方は上限値が減少する。体力・魔力は0になるまでは奪えず、最低10は残るものとする。スキルレベルが2以下なら奪える。
無音の殺戮者 lv2 【松川から奪取】
・レベルに応じて一定範囲を無音空間にできる。自身、自身の味方には音が聞こえる。
lv2……自身から四メートル四方を無音空間とする。
体力に比例する強大な力lv2 【武田から奪取】
体力の数値に比例して武術レベルが高くなる。
lv2……体力の値の2%が武術レベルとなる。
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今作主人公。
才能も、勉強も、運動も出来ない彼は両親から虐待を受け、クラスメイトから『家畜』の身分を与えられ、壮絶ないじめを受けていた。
異世界に転生後、当初は自分の能力に絶望し、本物の『豚』として成り下がるが、ひとつのスキルによって、彼はクラスメイト全員に復讐することを決めた。
現在、武田 正俊の記憶を奪ったことで、彼を『人形』化することに成功。
その後、武田の彼女であった三神 未来を陥れ、自殺に追い込む。
さらに未来を厚く信頼していた三神 佳代子を未来の後追いとし、自殺させた。
また新しく家畜となった碓氷 千鶴に「誠自身に逆らえなくなる権利」を奪い、服従させた。
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『俺がリーダーで何が悪い!ここにきても一番強い俺がリーダーで何が悪い!!』
富川 優一
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勝ち組
クラスの学級委員長にして絶対王。
言うことを聞かない人は全て暴力と権力でねじ曲げる。
───────────────────────
『ひぐっ、ひっ……まごとぐんのっ家畜にしてくだたいっ!!!』
ーーーーー
武田 正俊 (男)
十七歳 人間
体力 980
魔力 440
武術 lv1
魔術 lv1
ーーーーー
勝ち組→誠の手によって人形化。
富川のパートナー。
誠に『クラスメイトに関する記憶』を奪い取られ、自身もクラスメイトの記憶が無くなり、クラスメイトからも自身の記憶を忘れられてしまった。そのため完全に精神が崩壊。
その後自身の『所有権』までをも誠に取られ、自分の意思では動くことが出来なくなった。
───────────────────────
『あんたの復讐手伝ってやるわよ。この責任も取ってもらうためにも。』
碓氷 千鶴
負け組→勝ち組→家畜→誠の家畜
異世界に来る前は負け組として、三神 佳代子グループに所属していた。しかし異世界転移後、ステータスがそこそこ高かったことで、自然と勝ち組の権力を手に入れた。
しかしその後勝ち組という地位に上がり、訓練中の些細な出来事で富川と対立してしまう。最終的には富川との口論にもつれ込み敗北。家畜に落とされた。
家畜となり散々酷い目に遭った後、誠の"偽りの優しさ"に救われ、誠に依存してしまう。さらに誠に『誠自身に逆らう権利』を奪われると、完全に誠の"家畜"に
なった。
───────────────────────
『なんでそんなに人がいいやつ、俺、いじめだんだろうな。ごめん。本当にごめんな。』
野村 友哉
勉強組・勝ち組
誠を『家畜』に追いやった元凶。性暴力を中心に自身のストレス解消道具として誠を使っていた。
異世界転移直前、誠の実の妹である齋藤 華を脅迫材料にし、誠の精神までを支配しようとする。しかしそれは叶わず異世界へと転移した。
異世界転移後、ステータスが低かったために勝ち組としての尊厳を失っている。異世界に転移されまもなくの夜、誠と1対1で話をし、誠の本音を耳にし誠をいじめたことを後悔する様子も見せる。その後、彼からの暴行はいくらか弱いものとなっていった。
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『ま、まーちゃん……まーちゃん?わ、分かる?私、三神。みかみ みらい。まーちゃんの愛しい恋人よ?』
三神 未来
──────
【今後紹介できる可能性が非常に低いのでこの場で未来のスキルを解説】
部分占領
・相互承諾すれば、他人の体の一部分を自分のものとして扱うことが出来る。『耳』を承諾すれば他人が聞いていることもリアルタイムで聞くことが出来る。
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勝ち組→死亡
バトミントンの個人大会で全国大会三位に輝いた故に勝ち組の地位につく。
女子二大トップの一人でもう一人の瀧澤 雅子とは違い、誠に対して『暴言』ではなく『暴力』で虐めていた。それは双子の片割れである『出来損ないの佳代子』に対しても残虐な暴力を幼い頃から許されてしまった環境のせいとも言える。
さらに未来は武田 正俊の彼女であり、武田が自身の記憶を無くしたのにも関わらず『家畜』である誠のことだけは覚えているという状況に怒りを燃やした。しかし誠の計略により彼氏の武田に冷たくあしらわれてからは生気を無くし、そのまま自室のドアノブに紐をかけ首吊り自殺を実行した。
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『私は未来ちゃんのモノなんだから、傷つけたら未来ちゃんに喧嘩を売るってことになるんだから!!私と未来ちゃんは一心同体なの!』
ーーーーー
三神 佳代子
スキル
モノとしての忠誠
・一日に二度実体のあるモノならば確実に破壊できる衝撃波を生み出す。
ーーーーー
負け組→死亡
三神 未来の双子の片割れであり、高校へは『未来が行くから』という理由で進学した。しかしそれは三神家の指導の賜物で、小学生になるまで佳代子は地下の檻の中に監禁され、『未来の道具』になるように躾られた。そのため『才能のある未来』に対しては忠実であり、人との接し方がよく分からない佳代子は『未来のモノ』であるからして、傲慢な態度を取り続けたため負け組の最下層である。
未来が自殺した翌日、佳代子は未来の身が心配になり決死の判断で自身のスキルによって未来の部屋の扉を破壊。しかしその際ドアノブに紐をかけ自殺した未来までをも破壊してしまう。その後未来の後追い自殺をしようとするが力及ばず、最終的には誠が未来を解放し自殺させた。
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『あんたいつまでそんなかっこしてるわけ?クラスの気品に関わるからさ。その下品なかっこやめてくんない?』
瀧澤 雅子
勝ち組
女子二大トップの一人でバレーでプロ契約も結ばれている勝ち組女子。誠に対して直接手は出さないがありもしない噂を出し誠を陥れてきた。
異世界転移後、瀧澤の誠の虚実の噂は止まらないが『クラスの気品に関わる』からという名目で服を着るよう促すなどした。
未来死後、佳代子が未来を殺したのではないかと疑いをかけるが未来の遺書によってその考えは否定される。しかしその時の佳代子に対する態度は女子とは思えないものだった。
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『これをやれば、まさこちゃんに気に入ってもらえる!』
双葉 美代子
負け組
いつも瀧澤 雅子といることから負け組の中でも上の方だと位置づけられる。しかしそんな瀧澤と双葉との関係は正に『主人と奴隷』の関係であり、双葉は瀧澤に認められるために瀧澤の要求は全て従う。
碓氷 千鶴が富川 優一の逆鱗に触れた際、瀧澤の命令により碓氷を家畜に落とさせるために、彼女は体に付けられた痛々しい傷を見せ、『碓氷がやった』ものとして見せつけた。だが実際この傷を付けたのは瀧澤の双葉に対する嫉妬心による暴行の傷である。そんなことは一部の人間しか知ることはなく、双葉は瀧澤に酷い仕打ちを受けても『瀧澤に愛されるため』、日々命令を聞く。
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『俺とお前は違う!お前は家畜以下、俺は人間だ。』
宮下 風雅
負け組
負け組として勝ち組の命令を忠実に聞く犬。それは本人も分かっているが、誠のような『家畜』とは違うと自分に言い聞かせている。
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松川 昴
勉強組→中立
普段はおっとりとした好青年として女子から高い評価を得ているが、誠に対しては性暴力に積極的である。
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『デブだなんて、酷いよ~!!』
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山根 慎之介
武術lv104
体力 58000
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負け組→勝ち組
元は負け組としてギリギリ家畜にならないというほど地位は低く、誠に対しての勝ち組の命令にはなんでも従った。
異世界に来ては勉強、運動よりもステータス重視になり山根のステータスは天性とも言われるほど高かったため勝ち組になる。
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まひる
負け組→勝ち組
碓氷 千鶴の親友だったが、碓氷が家畜になったあとは勝ち組の座を手にする。
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平野
負け組
誠の隣に部屋がある。
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《異世界》
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『我が名はこのダルタリングス王国が十二代目現国王。ダルタリン・カル・ナズーザリン!若き才能ありし者達よ!我らに力を貸してはくれぬか?』
ダルタリン・カル・ナズーザリン
ダルタリングス王国国王。白髭で後頭部は既に髪がない。身長は腰が曲がって低く、体格も細めの長老。
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『異世界人を転移完了しました、お父様。』
ミコト
ダルタリン・カル・ナズーザリンの娘と思しき人物。誠たちを地球より異世界転移した。
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『ヤァ!勇者様方!俺は人間族軍大将が一人、タブルベム・タン・エキソンだ。よろしくな!』
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ダブルダム・タン・エキソン(男)
二十五歳 人間
体力 8300
魔力 5020
剣術 lv80
魔術 lv26
スキル ここは見ることができません。
称号 ここは見ることができません。
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ブルーアイ、髪の色は赤、金の鎧をまとった塩顔イケメンでダルタリングス王国軍の大将である。『正義』を全うしようとする性格で誠に最初に触れた時、虐められていることが薄々分かったエキソンは誠のステータスが低くても頑張って修行している姿に心惹かれ、『勇者様方のお世話係』としての職務を果たすものの、それ以上に誠を応援している。
さらに誠の修行を直接受け持ったルエル・タン・グレミーシアとは非常に仲が良く、ルエルのスキル"劣等児の才能"の力である人の心を見通すことでさらにクラスの闇を知ったルエルは誠以外のクラスメイトとはあまり話さなくなった。
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『僕はルエル・タン・グレミーシア。ルエルって呼んでくれたまえ!』
ルエル・タン・グレミーシア
スキル
劣等児の才能
・人の心を見通す。
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誠のお世話係となった、歳は二十代前半、銀髪で塩顔イケメン。身長は百八十センチの好青年である。ダルタリングス王国軍少将である。
しかし少将という座に登り詰めた彼の人生は過酷なものであった。そんな過去を乗り越える過程でダブルダム・タン・エキソンに幾度となく助けられ、『エキソンと共に』という一方通行の依存で当時有力と言われていた少将を陥れ、自分が少将の座についた。それによりエキソンとルエルは実力と信頼を認めあったことによって『親友』の関係が築かれた。
さらにルエルには『人の様子を伺って生きてきた』せいで、劣等児の才能というスキルを手にし、様々な国家間の問題を解決した功績がありダルタリン・カル・ナズーザリン国王にも信頼されている。
誠が虐められていることも直ぐに分かり、エキソンと情報共有し誠を応援する姿勢を見せる。誠の『スキル復讐者』も見通せているかは定かではない。
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アリウム
スキル
死者の声を聞く耳
・死者の死亡原因が分かる。
ーーーーー
人当たりはよく王城に妻と二人の子供を残し、ルエル部隊にて医務係を担当、さらに王城で"葬儀係"兼"死体安置室長を受け持つ。
死者の声を聞く耳という死者の死亡原因が分かるスキルを持つため誠からは警戒される。
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国民は歓喜し、王は満足げに笑い、かつての仲間たちは目を背ける。
そして、勇者は 死んだ。
──はずだった。
十年後。
王国は繁栄の影で腐敗し、裏切り者たちは安穏とした日々を送っていた。
しかし、そんな彼らの前に死んだはずの勇者が現れる。
「よくもまあ、のうのうと生きていられたものだな」
これは、英雄ではなくなった男の復讐譚。
彼を裏切った王族、貴族、そしてかつての仲間たちを絶望の淵に叩き落とすための第二の人生が、いま始まる──。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
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