無属性でも最強だった! 〜ザコ属性持ち少年だって強いです〜

あずき/

文字の大きさ
40 / 42
修業の日々

第三十二話 (3) 修行の途中経過 〜三ヶ月目〜

しおりを挟む
「それじゃあ...俺対お前ら四人でやるぞ...」



「よーい...始め!」



「強化バフ全体一括付与!」



いつもの。



「火災旋風だって成長したわ!『災火牢獄』!」



ニックさんが炎の渦に包まれる!



「私も!『激流牢獄』!!」



ニックさんが波の渦に包まれる!



...やりすぎじゃない?



「わらわは...『鬼火』」



安定の鬼火。もうニックさんが見えない...



「初っ端から飛ばしすぎだ...ぞっ!」



「技が全部消し飛んだ!?」



やっぱ師匠は違うな...!



「俺の番だ...『超化指弾』!」



超化指弾!?なにそれ



「うあああああ」



「セイラさん!?」



傷一つついてない...?



「神経だけに当てた。」



へ?無理でしょそんなん。



「『回復』!」



ナイスルーナさん!



「『狐火』じゃ!」



今度はタマエさんだ。辺りが真っ暗になる。

そこに一つの炎が...ニックさんへ向かっていく!



「当たるかよ!」



「...人のこと言えないんじゃないかのぉ?」



「なっ!」



実はアレはおとり。辺りには『鬼火』やら『炎獣』やら『青龍』やらがニックさんを囲っている。



「...いいねぇ...面白くなってきた。『無慈悲ナル重圧』!」



一瞬にしてすごい圧がかかってきた。押しつぶされそう。

さらに魔法が消えていく。



「『身体強化・強』!!」



これで耐えろ!!





まだ圧がかかっている。



「これでもまだやられない...やるな...」



「あの...いつまで続くんですか?」



「ずっとだけど。」



えぇ...



「アレン、ゼロを使ってわらわの技を吸い取れ!『鎌鼬』!」



なるほど...



「ゼロ!『吸収』!」



風属性の魔石の完成!



「ダブルに装填!『属性付与・風』!」



どうなるんだか...



【君を全力で守る!だって君がいない人生なんて考えられないからな!】



できてるね。うん。どうやらキザな性格になるようです。



「【『台風』!!】」



暴風を巻き散らす技です。



「おおっと、あぶない。」



からの...



「【『台風一過』!!】」



辺りの魔法も吹き飛ばす!



「ありがとうアレン!」



「いいな...それ。」



「私の魔法も!『光弾』!」



「了解!ゼロ!『吸収』!からの『属性付与・聖』!」



【私が戦います...皆さんは休んでいてくださいね...】



優しい...聖人だ...って崇めたくなるキャラですね!



「いくぞ!」



「【『癒やしの花弁』!!】」



辺りに花びらが舞う。これは長い間周囲を自動回復するフィールド系ですね。



「なかなかしぶといな...できれば使いたくなかったが...『爆』!」



!?!?!?!?



頭が割れそうな痛み。うげけない。力が抜ける。そのまま押しつぶされそう...



「これは...」



「無理じゃな...」



「降参...」



「ですね...」









...いいや...まだ、できる...かも?



「ゼロ...『吸収』...」



「無茶な!」



全然弱まんない。



「『無力化』!...『強化バフ全体一括付与』!...」



手を尽くす。



もうだめかも...



「幻術!『麻痺』!」



タマエさん!なんか体が楽に...



「痛みを抑えただけじゃ!無理するでないぞ!」



つまりハリボテの元気ってことか...でも!



【『癒やしの花弁』!】



クロノ!



【耐えますよ!】



わかってる!



「アレン!吸収したんでしょ!」



「できないんです!」



「そう...『昇華突き』!魔力ごと消す!」



嘘でしょ!



「私もアレやりたかったんです!『結界』!」



「ルーナさん!」



前方に壁ができる。



「耐えましょう!」



この感じ...まるであの襲撃ですね...



「...耐えるか...師匠の威厳、見せられんなぁ...『解』!」



終わった...?



「ふぅぅ...お見事、流石にこれ以上は無理だ。お前らが持たんし、俺も疲れた。引き分けだな。」



「結果、引き分け!」



終わった...なんとか負けはしなかった...









「いやー師匠!なんですかアレは!?何なんですか!?」



「”必殺技”かな?」



「それを...耐えたんですか?僕たち。」



「ああ、そうだ。まぁ、本気の60%だったがな。」



「過半数超えとるのぉ」



「たしかに...かといって40%だとキツイし...」



「惜しかった...ってことね!」



【マジですか...】



「さっ!明日からはどうするんだ。俺は帰るぞ。」



「そうだったそうだった。...どこに?」



「ええと...王都なんとかかんとかだったな。そこのギルドに所属しているんだ。」



王都.........



「お前らも来るか?」



「私はお父様が...」



「儂は許可するぞ。」



「いますよねーやっぱり。」



「...ルーナも柔らかくなったようだな。」



「へ?柔らかく?」



「最初の頃と比べたらどうなんだ?アレン殿。」



「殿って...まあちょっと砕けた感じ?」



「それってどういう...」



「ふぉっふぉっふぉ。要するに感情豊かになったってことじゃ。ルーナよ、より多くを学んでこい。」



「はい!」



「私は...」



「お主はルーナの近衛騎士だろうに。それに、大親友だろう?」



「...!はい!」



「それじゃあ来週出発だ。準備しとけ。」



「「「「はい!」」」」







―――王都。そう言われて思い出すのはあそこだけ。

そう。僕の生まれ故郷にて圧倒的実力主義のあの王都。

もしかすると里帰りすることになるかもしれません。

大丈夫でしょうか。











しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします

Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。 相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。 現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編

ガチャで領地改革! 没落辺境を職人召喚で立て直す若き領主

雪奈 水無月
ファンタジー
魔物大侵攻《モンスター・テンペスト》で父を失い、十五歳で領主となったロイド。 荒れ果てた辺境領を支えたのは、幼馴染のメイド・リーナと執事セバス、そして領民たちだった。 十八歳になったある日、女神アウレリアから“祝福”が降り、 ロイドの中で《スキル職人ガチャ》が覚醒する。 ガチャから現れるのは、防衛・経済・流通・娯楽など、 領地再建に不可欠な各分野のエキスパートたち。 魔物被害、経済不安、流通の断絶── 没落寸前の領地に、ようやく希望の光が差し込む。 新たな仲間と共に、若き領主ロイドの“辺境再生”が始まる。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

社会の底辺に落ちたオレが、国王に転生した異世界で、経済の知識を活かして富国強兵する、冒険コメディ

のらねこま(駒田 朗)
ファンタジー
 リーマンショックで会社が倒産し、コンビニのバイトでなんとか今まで生きながらえてきた俺。いつものように眠りについた俺が目覚めた場所は異世界だった。俺は中世時代の若き国王アルフレッドとして目が覚めたのだ。ここは斜陽国家のアルカナ王国。産業は衰退し、国家財政は火の車。国外では敵対国家による侵略の危機にさらされ、国内では政権転覆を企む貴族から命を狙われる。  目覚めてすぐに俺の目の前に現れたのは、金髪美少女の妹姫キャサリン。天使のような姿に反して、実はとんでもなく騒がしいS属性の妹だった。やがて脳筋女戦士のレイラ、エルフ、すけべなドワーフも登場。そんな連中とバカ騒ぎしつつも、俺は魔法を習得し、内政を立て直し、徐々に無双国家への道を突き進むのだった。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

【コミカライズ決定】勇者学園の西園寺オスカー~実力を隠して勇者学園を満喫する俺、美人生徒会長に目をつけられたので最強ムーブをかましたい~

エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】 【第5回一二三書房Web小説大賞コミカライズ賞】 ~ポルカコミックスでの漫画化(コミカライズ)決定!~  ゼルトル勇者学園に通う少年、西園寺オスカーはかなり変わっている。  学園で、教師をも上回るほどの実力を持っておきながらも、その実力を隠し、他の生徒と同様の、平均的な目立たない存在として振る舞うのだ。  何か実力を隠す特別な理由があるのか。  いや、彼はただ、「かっこよさそう」だから実力を隠す。  そんな中、隣の席の美少女セレナや、生徒会長のアリア、剣術教師であるレイヴンなどは、「西園寺オスカーは何かを隠している」というような疑念を抱き始めるのだった。  貴族出身の傲慢なクラスメイトに、彼と対峙することを選ぶ生徒会〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉、さらには魔王まで、西園寺オスカーの前に立ちはだかる。  オスカーはどうやって最強の力を手にしたのか。授業や試験ではどんなムーブをかますのか。彼の実力を知る者は現れるのか。    世界を揺るがす、最強中二病主人公の爆誕を見逃すな! ※小説家になろう、カクヨム、pixivにも投稿中。

処理中です...