49 / 766
第三章 戦いの布告
救出作戦
しおりを挟む
「逆に聞くけど、あなたは敵の本当の姿が見えたのよね?」
「は、はい」
アイギスという得体のしれない存在に見えていた敵が、あの時突然、人間の空母や戦艦に見えたのだ。
「それはどうして?」
「どうして、ですか……。思い出してみると、あなたの魚雷に当たった直後ですね」
「やっぱりね。そもそも船魄への洗脳は、船魄を製造する技術の応用。艦が激しく損傷して激しいショックがあったら、偶発的に不具合を起こすことがある」
激しい精神へのダメージが結果的に洗脳を打ち破ることになったということだ。
「どう? 第五艦隊を沈まない程度に雷撃してみる?」
瑞鶴はからかうように言った。その返事は簡単に予想できるからだ。
「だ、ダメです! そんなこと、できません……」
「そう言うと思った。でも、だったらどうするの? 多分だけど、もう第五艦隊はあなたのことを敵だと認識している。説得なんて通じないのよ?」
「うぅ……」
妙高はつい先日まで敵が人類を脅かすアイギスであると疑いもしなかった。だから自分がそう認識されているのなら、洗脳を解くのは容易ではないだろう。
「で、でも、妙高は説得、試したいです! こっちから話しかけることができたら、もしかしたら、何か、変わるかも……」
「楽観論ね。大体、どうやって話しかけるって言うの?」
「それは……直接相手の艦に乗り込む、とか?」
「ふっ、相手は艦隊なのよ。重巡洋艦に過ぎないあなたが肉薄できるとでも?」
「だ、だから瑞鶴さんに助太刀をお願いしたんです! 瑞鶴さんならきっと、その隙くらいは作れるのではありませんか?」
「ほう? 言うじゃない」
「別に、いいんですよ、手伝ってくれなくても。その時は妙高が勝手に沈むだけです」
――妙高は何ということを言ってるんでしょうか……
瑞鶴が自分を味方につけたいことを見越して、自分を人質にして協力を迫っているのである。自分でも驚くくらい強気な態度だ。そして瑞鶴は、彼女の強い意志を読み取った。きっとこれについては押しても引いても曲がらないだろうと。
「分かった分かった。手を貸してあげる。但し、その後は私達に手を貸してもらうわよ」
「分かっています。この一回だけ、妙高に手を貸してくだされば、それで」
真実を知ってしまった者は嘘に従ってはいられないのである。
○
一九五五年四月九日、東京都麹町区、皇宮明治宮殿。
瑞鶴の出現は日本の上層部にもたちまち伝わっていた。急遽開かれた大本営政府連絡会議には、船魄という技術を開発した張本人、岡本平八技術中将も召喚されている。彼の現在の役職は海軍艦政本部第八部長で、第八部というのは船魄技術の研究を担当する部署である。
「岡本君、長年行方不明だった瑞鶴が、カリブ海に姿を現したそうじゃないか」
「ええ。そのようですね、石橋首相」
「ナ号作戦の為に長門をはじめとする最精鋭の艦隊を集めていたんだろう?」
「はい。我が国でも特に経験豊富な船魄が第五艦隊には集っていましたね」
「それがたった一隻のために撤退せざるを得なくなったのだな? にわかには信じ難いのだが」
「それも仕方ないでしょう。瑞鶴はこの世界で最も古く、そして最も強い船魄です。船魄の強さは概ね年功序列ですから」
一人で一個艦隊を翻弄するような船魄が戦場を誰の統制も受けずにうろついていというのは、あまりにも大きな不確定要素である。
「あれは君が最初に手掛けた船魄だろう。どうにかできないのかね?」
「はい。彼女は私の娘のような存在です。彼女については私が一番よく知っております」
「ふむ。具体的にはどうすればいい」
「彼女は私の娘。そしてとうの昔に親元を離れています。私にできることなど、何もありませんよ」
岡本中将は御前会議でも全くふざけていた。だが言っていることは嘘ではない。
「ふざけないでくれ」
「ふざけてなどいませんよ。それに、私はそもそも所詮はただの技術屋。戦術についてはからっきしなものでして。それを聞くなら軍令部の神様に聞けばよろしいのでは?」
「どの口が言うのだか。だが、だったら艦隊を増派するまでだね」
「カリブ海に追加で送れる艦隊などありましたか? 一応言っておきますが、本土防衛の第一艦隊はまだ不安定です。政治的にも本土を空白にするのは好ましくない。安易に動かすことはよろしくないのでは?」
帝国海軍の艦隊のほとんどは大東亜連盟防衛の為にドイツ海軍などと睨み合う仕事で忙しく、そう簡単に配置を換えることはできない。世界に手を広げ過ぎた弊害である。
「そうじゃない。ソ連海軍に手柄を分けてやるだけだよ」
「ほう。ソ連と言えば、スターリンの遺児ですか。日ソ同盟が初めてマトモに機能するのが見れるのでしょうかね」
今回はソ連に借りを作る形にはなるが、それくらいは安いものだと、石橋首相は判断した。
「しかし、これまで瑞鶴はどうやって生き延びて来たんだ? 岡本君、君はどう思う?」
「少なくとも船魄に関する知識を持った技術者と、船魄を整備できるだけの設備が必要でしょう。戦闘を行うとなれば、艦そのものや艦載機を整備できる人間も必要です」
「そういう人間を瑞鶴が手に入れたと?」
「そうとしか考えられません。人間の協力者、それも積極的に彼女を支援する者がいなければ、船魄が生きていくことは不可能です」
「ならば、誰が手を貸しているのかな?」
「私に聞かれても困ります。人間になど興味はありませんので」
石橋首相は一言「そうかね」とだけ応え、緊張した空気の中、この話題は一旦打ち切りとなった。岡本中将はさっさと明治宮殿を退出した。
○
一九五五年、五月二十二日、キューバ、グアンタナモ基地。
「ゲバラさん、ここ一ヶ月ほど、ありがとうございました」
「いいんだよ、妙高。真の革命家というのは、世界のどこかで誰かが被る不正を心の底から悲しむことができる者だと、常々言っているからね。僕自身もそうでなくては」
「な、なるほど……」
チェ・ゲバラ率いるキューバ軍の一部隊に匿われて一ヶ月ほど。妙高は瑞鶴の助けを受けて修理を済ませ、すっかり出撃できる状態に回復していた。明らかにキューバ軍の能力を超えている気もするが、妙高は気にしないことにした。
「調子はどうかしら?」
「はい、調子はばっちりです!」
「そう。第五艦隊が単独で行動している時は、こっちで調べておくわ。その時になったら出撃しましょう」
「あ、ありがとうございます……そこまでして頂いて」
「いいのよ。私もここ十年くらい、マトモな船魄と話してなかったから、話し相手になってくれたお礼よ」
瑞鶴も妙高を味方に引き入れたいからだけで動いている訳ではない。妙高にそれなりの好感を持っていたのだ。
「それで、その時というのは、いつくらいになりそうなんですか?」
「さあね。そんな遠くの計画までは調べられないから、直前にならないと分からないわ」
「そ、そうですよね」
「まあその間は訓練でもしておくことね」
「それは……もしかして、瑞鶴さんに教えてもらえるということでしょうか!?」
妙高は瑞鶴への恨みなどすっかり忘れ、興奮した様子で。長門より古株の、それどころかこの世界で最古の船魄。それに会えたというのは感動である。
「え、ああ……まあ、それもいいけど。どうせ暇だし。でも私は空母だし、あまり教えられることはないと思うけど」
「それでも、お願いします!」
結局、暇をしている間、妙高は瑞鶴の指導を受けることになった。空母と重巡洋艦では戦いの勝手があまりにも違い、瑞鶴にできることといったら艦載機を飛ばして妙高の対空戦闘の練習に付き合うくらいなものであったが。
「は、はい」
アイギスという得体のしれない存在に見えていた敵が、あの時突然、人間の空母や戦艦に見えたのだ。
「それはどうして?」
「どうして、ですか……。思い出してみると、あなたの魚雷に当たった直後ですね」
「やっぱりね。そもそも船魄への洗脳は、船魄を製造する技術の応用。艦が激しく損傷して激しいショックがあったら、偶発的に不具合を起こすことがある」
激しい精神へのダメージが結果的に洗脳を打ち破ることになったということだ。
「どう? 第五艦隊を沈まない程度に雷撃してみる?」
瑞鶴はからかうように言った。その返事は簡単に予想できるからだ。
「だ、ダメです! そんなこと、できません……」
「そう言うと思った。でも、だったらどうするの? 多分だけど、もう第五艦隊はあなたのことを敵だと認識している。説得なんて通じないのよ?」
「うぅ……」
妙高はつい先日まで敵が人類を脅かすアイギスであると疑いもしなかった。だから自分がそう認識されているのなら、洗脳を解くのは容易ではないだろう。
「で、でも、妙高は説得、試したいです! こっちから話しかけることができたら、もしかしたら、何か、変わるかも……」
「楽観論ね。大体、どうやって話しかけるって言うの?」
「それは……直接相手の艦に乗り込む、とか?」
「ふっ、相手は艦隊なのよ。重巡洋艦に過ぎないあなたが肉薄できるとでも?」
「だ、だから瑞鶴さんに助太刀をお願いしたんです! 瑞鶴さんならきっと、その隙くらいは作れるのではありませんか?」
「ほう? 言うじゃない」
「別に、いいんですよ、手伝ってくれなくても。その時は妙高が勝手に沈むだけです」
――妙高は何ということを言ってるんでしょうか……
瑞鶴が自分を味方につけたいことを見越して、自分を人質にして協力を迫っているのである。自分でも驚くくらい強気な態度だ。そして瑞鶴は、彼女の強い意志を読み取った。きっとこれについては押しても引いても曲がらないだろうと。
「分かった分かった。手を貸してあげる。但し、その後は私達に手を貸してもらうわよ」
「分かっています。この一回だけ、妙高に手を貸してくだされば、それで」
真実を知ってしまった者は嘘に従ってはいられないのである。
○
一九五五年四月九日、東京都麹町区、皇宮明治宮殿。
瑞鶴の出現は日本の上層部にもたちまち伝わっていた。急遽開かれた大本営政府連絡会議には、船魄という技術を開発した張本人、岡本平八技術中将も召喚されている。彼の現在の役職は海軍艦政本部第八部長で、第八部というのは船魄技術の研究を担当する部署である。
「岡本君、長年行方不明だった瑞鶴が、カリブ海に姿を現したそうじゃないか」
「ええ。そのようですね、石橋首相」
「ナ号作戦の為に長門をはじめとする最精鋭の艦隊を集めていたんだろう?」
「はい。我が国でも特に経験豊富な船魄が第五艦隊には集っていましたね」
「それがたった一隻のために撤退せざるを得なくなったのだな? にわかには信じ難いのだが」
「それも仕方ないでしょう。瑞鶴はこの世界で最も古く、そして最も強い船魄です。船魄の強さは概ね年功序列ですから」
一人で一個艦隊を翻弄するような船魄が戦場を誰の統制も受けずにうろついていというのは、あまりにも大きな不確定要素である。
「あれは君が最初に手掛けた船魄だろう。どうにかできないのかね?」
「はい。彼女は私の娘のような存在です。彼女については私が一番よく知っております」
「ふむ。具体的にはどうすればいい」
「彼女は私の娘。そしてとうの昔に親元を離れています。私にできることなど、何もありませんよ」
岡本中将は御前会議でも全くふざけていた。だが言っていることは嘘ではない。
「ふざけないでくれ」
「ふざけてなどいませんよ。それに、私はそもそも所詮はただの技術屋。戦術についてはからっきしなものでして。それを聞くなら軍令部の神様に聞けばよろしいのでは?」
「どの口が言うのだか。だが、だったら艦隊を増派するまでだね」
「カリブ海に追加で送れる艦隊などありましたか? 一応言っておきますが、本土防衛の第一艦隊はまだ不安定です。政治的にも本土を空白にするのは好ましくない。安易に動かすことはよろしくないのでは?」
帝国海軍の艦隊のほとんどは大東亜連盟防衛の為にドイツ海軍などと睨み合う仕事で忙しく、そう簡単に配置を換えることはできない。世界に手を広げ過ぎた弊害である。
「そうじゃない。ソ連海軍に手柄を分けてやるだけだよ」
「ほう。ソ連と言えば、スターリンの遺児ですか。日ソ同盟が初めてマトモに機能するのが見れるのでしょうかね」
今回はソ連に借りを作る形にはなるが、それくらいは安いものだと、石橋首相は判断した。
「しかし、これまで瑞鶴はどうやって生き延びて来たんだ? 岡本君、君はどう思う?」
「少なくとも船魄に関する知識を持った技術者と、船魄を整備できるだけの設備が必要でしょう。戦闘を行うとなれば、艦そのものや艦載機を整備できる人間も必要です」
「そういう人間を瑞鶴が手に入れたと?」
「そうとしか考えられません。人間の協力者、それも積極的に彼女を支援する者がいなければ、船魄が生きていくことは不可能です」
「ならば、誰が手を貸しているのかな?」
「私に聞かれても困ります。人間になど興味はありませんので」
石橋首相は一言「そうかね」とだけ応え、緊張した空気の中、この話題は一旦打ち切りとなった。岡本中将はさっさと明治宮殿を退出した。
○
一九五五年、五月二十二日、キューバ、グアンタナモ基地。
「ゲバラさん、ここ一ヶ月ほど、ありがとうございました」
「いいんだよ、妙高。真の革命家というのは、世界のどこかで誰かが被る不正を心の底から悲しむことができる者だと、常々言っているからね。僕自身もそうでなくては」
「な、なるほど……」
チェ・ゲバラ率いるキューバ軍の一部隊に匿われて一ヶ月ほど。妙高は瑞鶴の助けを受けて修理を済ませ、すっかり出撃できる状態に回復していた。明らかにキューバ軍の能力を超えている気もするが、妙高は気にしないことにした。
「調子はどうかしら?」
「はい、調子はばっちりです!」
「そう。第五艦隊が単独で行動している時は、こっちで調べておくわ。その時になったら出撃しましょう」
「あ、ありがとうございます……そこまでして頂いて」
「いいのよ。私もここ十年くらい、マトモな船魄と話してなかったから、話し相手になってくれたお礼よ」
瑞鶴も妙高を味方に引き入れたいからだけで動いている訳ではない。妙高にそれなりの好感を持っていたのだ。
「それで、その時というのは、いつくらいになりそうなんですか?」
「さあね。そんな遠くの計画までは調べられないから、直前にならないと分からないわ」
「そ、そうですよね」
「まあその間は訓練でもしておくことね」
「それは……もしかして、瑞鶴さんに教えてもらえるということでしょうか!?」
妙高は瑞鶴への恨みなどすっかり忘れ、興奮した様子で。長門より古株の、それどころかこの世界で最古の船魄。それに会えたというのは感動である。
「え、ああ……まあ、それもいいけど。どうせ暇だし。でも私は空母だし、あまり教えられることはないと思うけど」
「それでも、お願いします!」
結局、暇をしている間、妙高は瑞鶴の指導を受けることになった。空母と重巡洋艦では戦いの勝手があまりにも違い、瑞鶴にできることといったら艦載機を飛ばして妙高の対空戦闘の練習に付き合うくらいなものであったが。
0
あなたにおすすめの小説
【架空戦記】狂気の空母「浅間丸」逆境戦記
糸冬
歴史・時代
開戦劈頭の真珠湾攻撃にて、日本海軍は第三次攻撃によって港湾施設と燃料タンクを破壊し、さらには米空母「エンタープライズ」を撃沈する上々の滑り出しを見せた。
それから半年が経った昭和十七年(一九四二年)六月。三菱長崎造船所第三ドックに、一隻のフネが傷ついた船体を横たえていた。
かつて、「太平洋の女王」と称された、海軍輸送船「浅間丸」である。
ドーリットル空襲によってディーゼル機関を損傷した「浅間丸」は、史実においては船体が旧式化したため凍結された計画を復活させ、特設航空母艦として蘇ろうとしていたのだった。
※過去作「炎立つ真珠湾」と世界観を共有した内容となります。
四代目 豊臣秀勝
克全
歴史・時代
アルファポリス第5回歴史時代小説大賞参加作です。
読者賞を狙っていますので、アルファポリスで投票とお気に入り登録してくださると助かります。
史実で三木城合戦前後で夭折した木下与一郎が生き延びた。
秀吉の最年長の甥であり、秀長の嫡男・与一郎が生き延びた豊臣家が辿る歴史はどう言うモノになるのか。
小牧長久手で秀吉は勝てるのか?
朝日姫は徳川家康の嫁ぐのか?
朝鮮征伐は行われるのか?
秀頼は生まれるのか。
秀次が後継者に指名され切腹させられるのか?
もし石田三成が島津義弘の意見に耳を傾けていたら
俣彦
歴史・時代
慶長5年9月14日。
赤坂に到着した徳川家康を狙うべく夜襲を提案する宇喜多秀家と島津義弘。
史実では、これを退けた石田三成でありましたが……。
もしここで彼らの意見に耳を傾けていたら……。
徳川慶勝、黒船を討つ
克全
歴史・時代
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
尾張徳川家(尾張藩)の第14代・第17代当主の徳川慶勝が、美濃高須藩主・松平義建の次男・秀之助ではなく、夭折した長男・源之助が継いでおり、彼が攘夷派の名君となっていた場合の仮想戦記を書いてみました。夭折した兄弟が活躍します。尾張徳川家15代藩主・徳川茂徳、会津藩主・松平容保、桑名藩主・松平定敬、特に会津藩主・松平容保と会津藩士にリベンジしてもらいます。
もしかしたら、消去するかもしれません。
対ソ戦、準備せよ!
湖灯
歴史・時代
1940年、遂に欧州で第二次世界大戦がはじまります。
前作『対米戦、準備せよ!』で、中国での戦いを避けることができ、米国とも良好な経済関係を築くことに成功した日本にもやがて暗い影が押し寄せてきます。
未来の日本から来たという柳生、結城の2人によって1944年のサイパン戦後から1934年の日本に戻った大本営の特例を受けた柏原少佐は再びこの日本の危機を回避させることができるのでしょうか!?
小説家になろうでは、前作『対米戦、準備せよ!』のタイトルのまま先行配信中です!
防空戦艦大和 太平洋の嵐で舞え
みにみ
歴史・時代
航空主兵論と巨砲主義が対立する1938年。史上最大の46cm主砲と多数の対空火器を併せ持つ戦艦「大和」が建造された。矛盾を抱える艦は、開戦後の航空機による脅威に直面。その真価を問われる時が来る。
小沢機動部隊
ypaaaaaaa
歴史・時代
1941年4月10日に世界初の本格的な機動部隊である第1航空艦隊の司令長官が任命された。
名は小沢治三郎。
年功序列で任命予定だった南雲忠一中将は”自分には不適任”として望んで第2艦隊司令長官に就いた。
ただ時局は引き返すことが出来ないほど悪化しており、小沢は戦いに身を投じていくことになる。
毎度同じようにこんなことがあったらなという願望を書き綴ったものです。
楽しんで頂ければ幸いです!
日本が危機に?第二次日露戦争
杏
歴史・時代
2023年2月24日ロシアのウクライナ侵攻の開始から一年たった。その日ロシアの極東地域で大きな動きがあった。それはロシア海軍太平洋艦隊が黒海艦隊の援助のために主力を引き連れてウラジオストクを離れた。それと同時に日本とアメリカを牽制する為にロシアは3つの種類の新しい極超音速ミサイルの発射実験を行った。そこで事故が起きた。それはこの事故によって発生した戦争の物語である。ただし3発も間違えた方向に飛ぶのは故意だと思われた。実際には事故だったがそもそも飛ばす場所をセッティングした将校は日本に向けて飛ばすようにセッティングをわざとしていた。これは太平洋艦隊の司令官の命令だ。司令官は黒海艦隊を支援するのが不服でこれを企んだのだ。ただ実際に戦争をするとは考えていなかったし過激な思想を持っていた為普通に海の上を進んでいた。
なろう、カクヨムでも連載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる