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一章 剣の才能持ち双子
奴隷市場
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城を出たエリオットとライムは奴隷市場が開かれている小さな町ルイーナクを訪れていた
「ここが、ルイーナク」
「まさか、奴隷市場が町の中心で行われてるとは」
「俺、驚いたよライム」
エリオットはライムの顔を見ながらそのように呟く
「まぁ、驚くのは無理ないさ」
「ルイーナクは奴隷市場を認めている町の一つだからな」
「え?そんなの?」
「嗚呼、ルイーナクは市場が売りだから同じ市場である奴隷市場も黙認しているんだ」
「成程」
ライムの回答にエリオットは納得したかのように頷く
「その前に、エリオットフードが脱げかけているちゃんと被れ」
ライムにフードを引っ張られ深く被るエリオット
「だって、前が見ずらいんだもん」
「見づらくっても仕方ないんだ」
「俺たちが魔族だってことは気づかれてはいけないんだ」
「だからわざとフード付きの羽織ものを着ているんじゃないか」
ライムがそんなことを言うのも仕方ないことだった
人間と魔族が平和の条約を結んでいるからと言って一般人と魔族の仲が良くなるわけではない
昔よりは緩和してはいるものの人間の殆どは魔族にいい印象を持ってはいない
その為、万が一の事もある為ライムとエリオットはフードを深く被っているのだった
「ごめん」
「すっかり忘れてたよ」
「まぁ、エリオットは城から出た事ないから無理もないが」
「城を出て町へ行くなら必ずフードはしてくれ」
「わかった」
ライムにそう言われ、エリオットは頷く
「じゃあ早速奴隷市場へ行こう!」
エリオットが元気よく正面から入ろうとしている所を止めるライム
「待て待て、正面から入ろうとするな!」
「え、なんで?」
首を傾げるエリオットにライムはため息をつきながら答える
「正面から入れば貴族達に目をつけられる」
「そんな事になれば面倒事に巻き込まれかねない」
「だから裏側から入るぞ」
「わかった」
ライムに促されエリオットは裏側から奴隷市場へと入っていく
奴隷市場
奴隷市場内はある意味賑わっていた
エリオットとライムが歩いていると周りから嫌でも聞こえてくる
鞭の音、罵声、怒鳴り声、怯えた声や掠れた声あるいは泣き声といろんな声が飛び交っていた
そんな奴隷市場の中を歩いていく2人の表情はとてもいいものではなかった
「エリオットどうだ?見つかったか?」
ライムは少しでも奴隷市場の現実を背けたくって話を繰り出す
そんなライムの表情を見たエリオットもまた話をし現実から背ける
「見つからない」
「やっぱりいないんじゃないか?」
「そんなわけない」
エリオットの必死な表情にライムは言葉を積もらせる
「だけど心眼で見ていても見つからないんだろ?」
「なら、ハズレじゃないか?」
「感が全部当たるとは限らないし」
ライムはそう言うがエリオットは諦めていなかった
「絶対にいるはずなんだ」
エリオットは小さく呟く
そんなエリオットを見ていたライムは気の済むまでやらせようと思っていた
「ここが、ルイーナク」
「まさか、奴隷市場が町の中心で行われてるとは」
「俺、驚いたよライム」
エリオットはライムの顔を見ながらそのように呟く
「まぁ、驚くのは無理ないさ」
「ルイーナクは奴隷市場を認めている町の一つだからな」
「え?そんなの?」
「嗚呼、ルイーナクは市場が売りだから同じ市場である奴隷市場も黙認しているんだ」
「成程」
ライムの回答にエリオットは納得したかのように頷く
「その前に、エリオットフードが脱げかけているちゃんと被れ」
ライムにフードを引っ張られ深く被るエリオット
「だって、前が見ずらいんだもん」
「見づらくっても仕方ないんだ」
「俺たちが魔族だってことは気づかれてはいけないんだ」
「だからわざとフード付きの羽織ものを着ているんじゃないか」
ライムがそんなことを言うのも仕方ないことだった
人間と魔族が平和の条約を結んでいるからと言って一般人と魔族の仲が良くなるわけではない
昔よりは緩和してはいるものの人間の殆どは魔族にいい印象を持ってはいない
その為、万が一の事もある為ライムとエリオットはフードを深く被っているのだった
「ごめん」
「すっかり忘れてたよ」
「まぁ、エリオットは城から出た事ないから無理もないが」
「城を出て町へ行くなら必ずフードはしてくれ」
「わかった」
ライムにそう言われ、エリオットは頷く
「じゃあ早速奴隷市場へ行こう!」
エリオットが元気よく正面から入ろうとしている所を止めるライム
「待て待て、正面から入ろうとするな!」
「え、なんで?」
首を傾げるエリオットにライムはため息をつきながら答える
「正面から入れば貴族達に目をつけられる」
「そんな事になれば面倒事に巻き込まれかねない」
「だから裏側から入るぞ」
「わかった」
ライムに促されエリオットは裏側から奴隷市場へと入っていく
奴隷市場
奴隷市場内はある意味賑わっていた
エリオットとライムが歩いていると周りから嫌でも聞こえてくる
鞭の音、罵声、怒鳴り声、怯えた声や掠れた声あるいは泣き声といろんな声が飛び交っていた
そんな奴隷市場の中を歩いていく2人の表情はとてもいいものではなかった
「エリオットどうだ?見つかったか?」
ライムは少しでも奴隷市場の現実を背けたくって話を繰り出す
そんなライムの表情を見たエリオットもまた話をし現実から背ける
「見つからない」
「やっぱりいないんじゃないか?」
「そんなわけない」
エリオットの必死な表情にライムは言葉を積もらせる
「だけど心眼で見ていても見つからないんだろ?」
「なら、ハズレじゃないか?」
「感が全部当たるとは限らないし」
ライムはそう言うがエリオットは諦めていなかった
「絶対にいるはずなんだ」
エリオットは小さく呟く
そんなエリオットを見ていたライムは気の済むまでやらせようと思っていた
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