37 / 138
ハートフェルト
しおりを挟む
ポケットの多い服から左手でメモを取り出し、「小麦、トウモロコシ、干し肉、豆、衣類、釘、金具、医薬品、灯油……」と、頼まれた品物とその町での仕入れ値、村での売値を頭の中で確認しながら、右手一本で巧みに馬を操った。
「売った金で、アズーリア村の特産物をできるだけ多く仕入れよう」特産物の種類と数量、仕入れ値、そして町での売値を頭の中で計算しながら、彼は馬車を進める。
商売には予測不可能なことが多いが、経験の浅い彼には、その対応がまだ難しい。赤字を出すことも少なくない。
「うーん、やっぱり数量を絞るべきか……でも、利益の最大化を考えると……」彼は暗算をしながら、御者台に貼り付けた黒板に左手で計算を書き込んだ。
「早く、師匠みたいにクイックカリキュレーションのスキルが欲しいなぁ」彼は、チョークで白く汚れた左手を見つめ、床にちらっと目をやりながら呟いた。
突然、雨が降り出し、次の瞬間には雷雨を伴ったにわか雨が襲ってきた。彼は仕方なく、いつもの洞窟で雨宿りをすることにした。
大粒の雨が地面を打つ音を聞きながら、彼はふと、商人としてのこれまでの道のりを思い返していた。
※
町の学校を卒業し、商人の見習いとしてダリオス商会という小さな商会に入った。
大商会に入るには通常コネが必要だが、彼は町の学校を主席で卒業しており、大商会からも注目されていた。
「お前、うちでいいのか?」
熊のように大きな体と強面の男が尋ねた。後に師匠となる商会長、ダリオスである。
迫力があり怖い印象を受ける彼だが、面接のために町外れにあるダリオス商会を訪れた私を、人懐っこい微笑みで迎え入れてくれた。
「はい」ハートフェルトは力強く応えた。
「なんなら、大商会への推薦状を書いてやるぞ」
ハートフェルトが差し出した学校の成績表を開くこともなく、彼の利発さと誠実さを短い面接で見抜いたダリオスは言った。
「いいえ、ここでぜひ働かせてください」
彼がこの商会に入ろうと決めたのは、ダリオスが行っている慈善事業に深く感銘を受けたからだ。
その活動は表立っていないが、噂は広がる。頭の良い者ほど、それに気づくものだ。
求人を出さないダリオス商会に、学校の講師や孤児院の院長、ギルドマスター、あらゆる知り合いを頼って、ようやく商会長との面接にこぎつけた。
「ただし、休みは少ないし、給料も少ない。仕事はきつい。お勧めはしないがな」
「それでも、お願いします」
実際の待遇は、彼の予想ほど悪くはなかった。商人見習いとして、店の清掃、販売業務、荷物の積み下ろし、事務仕事、資金調達、運搬補助、あらゆる仕事を一通りこなした。
ダリオスも彼を可愛がり、将来の独立のために経験を積ませ、各所との人間関係も築かせた。
4年が経ったある日、商会長室に呼び出された。中には、師匠と番頭である眼鏡をかけた優しげな男がいた。
「そろそろ、俺は引退しようと思う。店はたたむつもりだったが、番頭のケイオスに譲る。お前はどうする?残るか?」
ダリオスは先日、盗賊の商隊襲撃の際に大怪我を負ってしまった。それ以来、体調を崩しがちで、商会に顔を出すことも少なくなっていた。
「師匠、まだお若いじゃないですか。お体さえ治れば」
「俺の体だけが理由じゃない。お前も薄々気づいているだろう」
「町長や大商会からの嫌がらせですか?」
「そう思うのか?」
ダリオスは残念そうに瞳を閉じた。
「そうですね」
ハートフェルトは頷きながらも、ダリオスの問いに対する答えが的外れなのではないかと感じたが、他に答えが思い浮かばなかった。
「いずれ、お前にもわかる時が来る。この町を守るためには、団結が必要だ」この町を愛するダリオスの言葉は重く、そして悲しみを帯びていた。
「今まで、師匠が行ってきた活動はどうなるんですか?」納得のいかないハートフェルトは質問した。
「ケイオスには悪いが、暖簾代と株主配当は貰うよ。そこから出す。引退はもう決めたことだ」
「上手くやるよ。師匠の名は、表に立たせ続けることになるだろう」ケイオスの言葉には、自分の無力さと悔しさが滲んでいた。
ダリオス商会は非常に儲かっていたが、それは商売が上手だったからではなく、どちらかと言えば下手だった。しかし彼の誠実さと人情が評判を呼び、商会の人気を支えていた。
だが、利益のほとんどは孤児院の運営費、学校の講師代、冒険者ギルドの魔物対策費など、多くの慈善事業に消えていった。そのため、彼は一切贅沢をしなかった。
町長や大商会は、それを快く思わなかった。
「ダリオスは、町長の座を狙って人気稼ぎで金をばら撒いている」
「慈善事業といって、大商会より高く商品を売りつけて儲けている」
彼らの嫌がらせは、これまで誹謗中傷程度に留まっている。それだけに、ダリオスの怪我が意味するところがわからなかった。
「ハートフェルトには残ってほしい」兄弟子のケイオスは言った。
「すみません。一人でやってみたいです」彼は即答した。ケイオスは残念そうな顔をしたが、それ以上何も言わなかった。
兄とも慕うケイオスの願いではあったが、ハートフェルトは挑戦を選んだ。敵は、ダリオス。
師匠はにやりと微笑んだ。
「じゃあ、退職金だ」師匠は金貨の入った袋を机の上に置いた。ドラゴニア金貨10枚と多くの小銭が入っていた。
「少ないが、勘弁してくれ。その代わり、俺の荷馬車と馬を2頭譲る」
行商をする予定のハートフェルトにとって、賢く力のある馬と頑丈な馬車、これ以上の贈り物はなかった。
「売った金で、アズーリア村の特産物をできるだけ多く仕入れよう」特産物の種類と数量、仕入れ値、そして町での売値を頭の中で計算しながら、彼は馬車を進める。
商売には予測不可能なことが多いが、経験の浅い彼には、その対応がまだ難しい。赤字を出すことも少なくない。
「うーん、やっぱり数量を絞るべきか……でも、利益の最大化を考えると……」彼は暗算をしながら、御者台に貼り付けた黒板に左手で計算を書き込んだ。
「早く、師匠みたいにクイックカリキュレーションのスキルが欲しいなぁ」彼は、チョークで白く汚れた左手を見つめ、床にちらっと目をやりながら呟いた。
突然、雨が降り出し、次の瞬間には雷雨を伴ったにわか雨が襲ってきた。彼は仕方なく、いつもの洞窟で雨宿りをすることにした。
大粒の雨が地面を打つ音を聞きながら、彼はふと、商人としてのこれまでの道のりを思い返していた。
※
町の学校を卒業し、商人の見習いとしてダリオス商会という小さな商会に入った。
大商会に入るには通常コネが必要だが、彼は町の学校を主席で卒業しており、大商会からも注目されていた。
「お前、うちでいいのか?」
熊のように大きな体と強面の男が尋ねた。後に師匠となる商会長、ダリオスである。
迫力があり怖い印象を受ける彼だが、面接のために町外れにあるダリオス商会を訪れた私を、人懐っこい微笑みで迎え入れてくれた。
「はい」ハートフェルトは力強く応えた。
「なんなら、大商会への推薦状を書いてやるぞ」
ハートフェルトが差し出した学校の成績表を開くこともなく、彼の利発さと誠実さを短い面接で見抜いたダリオスは言った。
「いいえ、ここでぜひ働かせてください」
彼がこの商会に入ろうと決めたのは、ダリオスが行っている慈善事業に深く感銘を受けたからだ。
その活動は表立っていないが、噂は広がる。頭の良い者ほど、それに気づくものだ。
求人を出さないダリオス商会に、学校の講師や孤児院の院長、ギルドマスター、あらゆる知り合いを頼って、ようやく商会長との面接にこぎつけた。
「ただし、休みは少ないし、給料も少ない。仕事はきつい。お勧めはしないがな」
「それでも、お願いします」
実際の待遇は、彼の予想ほど悪くはなかった。商人見習いとして、店の清掃、販売業務、荷物の積み下ろし、事務仕事、資金調達、運搬補助、あらゆる仕事を一通りこなした。
ダリオスも彼を可愛がり、将来の独立のために経験を積ませ、各所との人間関係も築かせた。
4年が経ったある日、商会長室に呼び出された。中には、師匠と番頭である眼鏡をかけた優しげな男がいた。
「そろそろ、俺は引退しようと思う。店はたたむつもりだったが、番頭のケイオスに譲る。お前はどうする?残るか?」
ダリオスは先日、盗賊の商隊襲撃の際に大怪我を負ってしまった。それ以来、体調を崩しがちで、商会に顔を出すことも少なくなっていた。
「師匠、まだお若いじゃないですか。お体さえ治れば」
「俺の体だけが理由じゃない。お前も薄々気づいているだろう」
「町長や大商会からの嫌がらせですか?」
「そう思うのか?」
ダリオスは残念そうに瞳を閉じた。
「そうですね」
ハートフェルトは頷きながらも、ダリオスの問いに対する答えが的外れなのではないかと感じたが、他に答えが思い浮かばなかった。
「いずれ、お前にもわかる時が来る。この町を守るためには、団結が必要だ」この町を愛するダリオスの言葉は重く、そして悲しみを帯びていた。
「今まで、師匠が行ってきた活動はどうなるんですか?」納得のいかないハートフェルトは質問した。
「ケイオスには悪いが、暖簾代と株主配当は貰うよ。そこから出す。引退はもう決めたことだ」
「上手くやるよ。師匠の名は、表に立たせ続けることになるだろう」ケイオスの言葉には、自分の無力さと悔しさが滲んでいた。
ダリオス商会は非常に儲かっていたが、それは商売が上手だったからではなく、どちらかと言えば下手だった。しかし彼の誠実さと人情が評判を呼び、商会の人気を支えていた。
だが、利益のほとんどは孤児院の運営費、学校の講師代、冒険者ギルドの魔物対策費など、多くの慈善事業に消えていった。そのため、彼は一切贅沢をしなかった。
町長や大商会は、それを快く思わなかった。
「ダリオスは、町長の座を狙って人気稼ぎで金をばら撒いている」
「慈善事業といって、大商会より高く商品を売りつけて儲けている」
彼らの嫌がらせは、これまで誹謗中傷程度に留まっている。それだけに、ダリオスの怪我が意味するところがわからなかった。
「ハートフェルトには残ってほしい」兄弟子のケイオスは言った。
「すみません。一人でやってみたいです」彼は即答した。ケイオスは残念そうな顔をしたが、それ以上何も言わなかった。
兄とも慕うケイオスの願いではあったが、ハートフェルトは挑戦を選んだ。敵は、ダリオス。
師匠はにやりと微笑んだ。
「じゃあ、退職金だ」師匠は金貨の入った袋を机の上に置いた。ドラゴニア金貨10枚と多くの小銭が入っていた。
「少ないが、勘弁してくれ。その代わり、俺の荷馬車と馬を2頭譲る」
行商をする予定のハートフェルトにとって、賢く力のある馬と頑丈な馬車、これ以上の贈り物はなかった。
1
あなたにおすすめの小説
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
シシルナ島物語 少年薬師ノルド/ 荷運び人ノルド 蠱惑の魔剣
織部
ファンタジー
ノルドは、古き風の島、正式名称シシルナ・アエリア・エルダで育った。母セラと二人きりで暮らし。
背は低く猫背で、隻眼で、両手は動くものの、左腕は上がらず、左足もほとんど動かない、生まれつき障害を抱えていた。
母セラもまた、頭に毒薬を浴びたような痣がある。彼女はスカーフで頭を覆い、人目を避けてひっそりと暮らしていた。
セラ親子がシシルナ島に渡ってきたのは、ノルドがわずか2歳の時だった。
彼の中で最も古い記憶。船のデッキで、母セラに抱かれながら、この新たな島がゆっくりと近づいてくるのを見つめた瞬間だ。
セラの腕の中で、ぽつりと一言、彼がつぶやく。
「セラ、ウミ」
「ええ、そうよ。海」
ノルドの成長譚と冒険譚の物語が開幕します!
カクヨム様 小説家になろう様でも掲載しております。
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる