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死者の森
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トルドは、もう一つの献策――死者の森との接触――をどうしても実現したかった。
だが、南へ向かうには、かつてのオーク領――今や《牙狼の森》と呼ばれる、恐怖に包まれた地を越えねばならない。
「オークだけではない。オーガでさえ、この森に足を踏み入れれば無事では済まぬ」
手立てがないまま、彼はまず伝聞鳥メッセリウスを南へと遣わした。
――が、すぐに返書が届く。
「ふざけるな。女王は貴様に“会う”と仰せだ。直接来て話せ」
死者の森を治める女王の怒気が、家臣の筆跡からも滲んでいた。
「仕方ない……私が行くしかないのか」
だが、その決断の前に事態は動く。
人族の魔道船が、堂々とオーガ領の河を通過したのだ。
魔物の森を悠々と突破されたのだ。
「なぜ止めなかった」
トルドが問い詰めても、警備兵たちはただ無言でうつむくだけ。
《あの狼がまだ戻っていないことを祈るしかない》
トルドは覚悟を決めた。牙狼の森の最深部を通り、女王のもとへ向かう。
――牙狼の森は、異様なほど静まり返っていた。空気そのものが澄んでいる。
途中、何者かの気配。
洞窟から、立派な毛皮の大柄な種族が集団で顔を覗かせる。
「……おい、熊人族よ。何をこそこそ隠れている?」
「話しかけるな、鬼よ。我らは牙狼の許しを得て、僅かに住まわせてもらっている。謙虚に生きるのは当然だ」
「はぁ? 大熊ともあろうものが、狼一匹におびえて隠れる姿は見苦しいな」
バルドが口を挟む。傷を負っているにも関わらず、血気盛んだ。
「なんだと……。ふん、いっそお前らを殺して献上すれば、我らの安全も買えるか」
熊人の眼がぎらりと光る。
「待て。無礼を詫びよう。我らの目的は争いではない」
トルドはバルドの首を押さえて頭を下げさせる。
「……そうか。ならば、何しにこんな森へ?」
「南との交渉だ」
バルドが不用意に答え、トルドは顔をしかめるが、すぐに感情を押し殺す。
「……ふうん。まあ、交渉が上手くいくと良いな」
興味なさげに返し、熊人族たちは森の奥へ消えた。
その後も、牙狼の森で出会った魔物たちは皆、同じ反応だった。
姿勢を低くし、狼の名を口にすることすら避けていた。
「まったく、腰抜けどもめ」
バルドが吐き捨てる。
そして――やっと通りすぎた。
空気が変わった。森の色が黒く染まったように見えた。
木々のざわめきが戻ったのではない。それは、死者の囁きのような、湿った風のうねり。
――死者の森が、目の前に広がっていた。
※
「大変です、魔物が現れました」
コボルトの族長・カリムが、アキラに報告にやってきた。
「何だって? どこに?」
俺の領地には、まだ保護期間のはずだ。
「牙狼の森の入り口です。熊人族です」
「わかった。見に行こう」
ネグロクサ商会長たち幹部はすでにホテルへ、一般兵たちはギルドホールに案内済みだ。
ヴァイオレット王女と彼らで話すこともあるかと、アキラは気を遣ってその場を離れていた。
「あなたが主人なのですから、気を使う必要などありません」
ラピスの声には、不機嫌さとともに冷徹な含みもあった。
同行者はアリアとステラ。
「危ないよ」と俺が言ったのだが、「結界あるんですよね!」と、ステラはなぜか自信満々だった。
熊人族は川の反対側に立ち、こちらへ渡ろうとはしていない。
「何の用だ? 熊人族よ?」
コボルト族長の息子・ジルが声を張る。
「悪いがお前に用はない。この森の主人に用がある。至急取り次げ!」
「すいません。森の主人セレナは、今旅に出ています。代わりを任されているアキラと言います。どうしましたか?」
「お前は確か、“蜘蛛撃ち”の魔術師だな。大事な情報を持ってきた。だが交渉だ。お前は、約束ができるか?」
その顔には、見下すような態度がにじんでいた。熊人の威圧感は、言葉よりも無言の視線に表れる。
「約束の中身にもよります。この森の統治権を渡せとか言われても、困りますし」
「そんな大それた話ではない。情報を渡すから、優遇してくれという話だ。わしらはそこには入れん決まりでな。だから、ここに来てくれ!」
「わかりました。話を聞きます。待っていてください」
橋が向こう岸に渡された――とは言っても、ただの丸太一本だ。
川の流れはそこそこ速く、落ちれば間違いなく全身びしょ濡れだ。
衆目の視線が集まる。
「あっ、落ちたら恥ずかしいな……」
昔の記憶が甦る。
「さあ、行きましょう」
なぜかステラに手を引かれて、俺は渡った。
前方にはアリアが先に渡っている。あの強い彼女なら問題ないだろう。
「早く話して、熊さん。セレナの主人は、実はアキラさんよ。蜘蛛撃ちから、熊撃ちになるかもよ?」
ステラが笑いながら言う。……なんか、近頃人格変わった気がする。もしかして、これが素?
「じゃあ、我々の住む地域を自治区にしてくれんか?」
「いいけど、そしたら他に攻められても、アキラさん守らないよ?」
おいおい、交渉まで始めたぞステラ。
アリアも驚いたように目を見開いている。
その様子に気づいたのか、ステラは急に口を閉ざした。
「面白いね、ステラ。任せたよ」
俺はこの空気に、どこか懐かしさを感じた。
「そうだな、欲張りすぎた。引き続き住まわせてもらえれば十分だ。それと、我々にも分け前を」
「それは、働き次第ね。で、情報は?」
「話すよ。――オーガが、南の森に援軍を要請した。意味は分かるだろ、ガキ!」
「嘘じゃないわよね?」
「え? 死者の森の奴らに援軍だ! あいつら、住めなくなる地を増やすつもりか?」
アリアが叫んだ。
「アキラさん、南の森というのは“死者の森”です。つまり、死者の軍団が侵攻してくることを意味します」
「わかりました。対応しましょう。熊人族の方、情報提供、感謝します」
熊人族の長老は静かに頷き、名乗った。
「――熊人族長、クロガネだ」
これで共倒れになってくれると最良のシナリオだが。熊人の背中は笑っていた。
「熊が、腹芸とは笑わせますね、ですが早急に対応しましょう」
ラピスは、アキラに囁いた。
だが、南へ向かうには、かつてのオーク領――今や《牙狼の森》と呼ばれる、恐怖に包まれた地を越えねばならない。
「オークだけではない。オーガでさえ、この森に足を踏み入れれば無事では済まぬ」
手立てがないまま、彼はまず伝聞鳥メッセリウスを南へと遣わした。
――が、すぐに返書が届く。
「ふざけるな。女王は貴様に“会う”と仰せだ。直接来て話せ」
死者の森を治める女王の怒気が、家臣の筆跡からも滲んでいた。
「仕方ない……私が行くしかないのか」
だが、その決断の前に事態は動く。
人族の魔道船が、堂々とオーガ領の河を通過したのだ。
魔物の森を悠々と突破されたのだ。
「なぜ止めなかった」
トルドが問い詰めても、警備兵たちはただ無言でうつむくだけ。
《あの狼がまだ戻っていないことを祈るしかない》
トルドは覚悟を決めた。牙狼の森の最深部を通り、女王のもとへ向かう。
――牙狼の森は、異様なほど静まり返っていた。空気そのものが澄んでいる。
途中、何者かの気配。
洞窟から、立派な毛皮の大柄な種族が集団で顔を覗かせる。
「……おい、熊人族よ。何をこそこそ隠れている?」
「話しかけるな、鬼よ。我らは牙狼の許しを得て、僅かに住まわせてもらっている。謙虚に生きるのは当然だ」
「はぁ? 大熊ともあろうものが、狼一匹におびえて隠れる姿は見苦しいな」
バルドが口を挟む。傷を負っているにも関わらず、血気盛んだ。
「なんだと……。ふん、いっそお前らを殺して献上すれば、我らの安全も買えるか」
熊人の眼がぎらりと光る。
「待て。無礼を詫びよう。我らの目的は争いではない」
トルドはバルドの首を押さえて頭を下げさせる。
「……そうか。ならば、何しにこんな森へ?」
「南との交渉だ」
バルドが不用意に答え、トルドは顔をしかめるが、すぐに感情を押し殺す。
「……ふうん。まあ、交渉が上手くいくと良いな」
興味なさげに返し、熊人族たちは森の奥へ消えた。
その後も、牙狼の森で出会った魔物たちは皆、同じ反応だった。
姿勢を低くし、狼の名を口にすることすら避けていた。
「まったく、腰抜けどもめ」
バルドが吐き捨てる。
そして――やっと通りすぎた。
空気が変わった。森の色が黒く染まったように見えた。
木々のざわめきが戻ったのではない。それは、死者の囁きのような、湿った風のうねり。
――死者の森が、目の前に広がっていた。
※
「大変です、魔物が現れました」
コボルトの族長・カリムが、アキラに報告にやってきた。
「何だって? どこに?」
俺の領地には、まだ保護期間のはずだ。
「牙狼の森の入り口です。熊人族です」
「わかった。見に行こう」
ネグロクサ商会長たち幹部はすでにホテルへ、一般兵たちはギルドホールに案内済みだ。
ヴァイオレット王女と彼らで話すこともあるかと、アキラは気を遣ってその場を離れていた。
「あなたが主人なのですから、気を使う必要などありません」
ラピスの声には、不機嫌さとともに冷徹な含みもあった。
同行者はアリアとステラ。
「危ないよ」と俺が言ったのだが、「結界あるんですよね!」と、ステラはなぜか自信満々だった。
熊人族は川の反対側に立ち、こちらへ渡ろうとはしていない。
「何の用だ? 熊人族よ?」
コボルト族長の息子・ジルが声を張る。
「悪いがお前に用はない。この森の主人に用がある。至急取り次げ!」
「すいません。森の主人セレナは、今旅に出ています。代わりを任されているアキラと言います。どうしましたか?」
「お前は確か、“蜘蛛撃ち”の魔術師だな。大事な情報を持ってきた。だが交渉だ。お前は、約束ができるか?」
その顔には、見下すような態度がにじんでいた。熊人の威圧感は、言葉よりも無言の視線に表れる。
「約束の中身にもよります。この森の統治権を渡せとか言われても、困りますし」
「そんな大それた話ではない。情報を渡すから、優遇してくれという話だ。わしらはそこには入れん決まりでな。だから、ここに来てくれ!」
「わかりました。話を聞きます。待っていてください」
橋が向こう岸に渡された――とは言っても、ただの丸太一本だ。
川の流れはそこそこ速く、落ちれば間違いなく全身びしょ濡れだ。
衆目の視線が集まる。
「あっ、落ちたら恥ずかしいな……」
昔の記憶が甦る。
「さあ、行きましょう」
なぜかステラに手を引かれて、俺は渡った。
前方にはアリアが先に渡っている。あの強い彼女なら問題ないだろう。
「早く話して、熊さん。セレナの主人は、実はアキラさんよ。蜘蛛撃ちから、熊撃ちになるかもよ?」
ステラが笑いながら言う。……なんか、近頃人格変わった気がする。もしかして、これが素?
「じゃあ、我々の住む地域を自治区にしてくれんか?」
「いいけど、そしたら他に攻められても、アキラさん守らないよ?」
おいおい、交渉まで始めたぞステラ。
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その様子に気づいたのか、ステラは急に口を閉ざした。
「面白いね、ステラ。任せたよ」
俺はこの空気に、どこか懐かしさを感じた。
「そうだな、欲張りすぎた。引き続き住まわせてもらえれば十分だ。それと、我々にも分け前を」
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「嘘じゃないわよね?」
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アリアが叫んだ。
「アキラさん、南の森というのは“死者の森”です。つまり、死者の軍団が侵攻してくることを意味します」
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