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(もうこんな時間か……)
いつものように営業であちこち回っていたら、ある所で思いがけず時間を取られ、気が付いたらもう昼過ぎになっていた。
どこかで何か食べようとあたりを見渡すも、あまり土地勘のない場所…
どこにうまい店があるのか、そもそもどのあたりに食べ物屋があるのかもよくわからない。
(ま、一番近くの店で良いか…)
僕はそんなことを思いながら、やみくもにあたりを歩き続けた。
駅からは確かに少し離れた場所にいたけれど、それにしても何もない場所だ。
僕は少し焦りながら、さらにそのあたりを歩き回った。
そのうちにうっすらとした霧のようなものが立ち込めて来た。
(あ……)
曲がり角を曲がると、そこには唐突に小さな喫茶店があった。
民家もなく、これといって大きな建物もない空地の隣にその喫茶店はぽつねんと建っていて、その佇まいはなにやら不自然にも思える程だった。
(こんな所に、客なんて来るのか?)
僕は喫茶店の扉を押し開けた。
カランと、ドアベルの明るい音が響き、コーヒーの良い香りが鼻をくすぐった。
中にいたのは、中年の男性が一人だけだった。
こんな辺鄙な所なんだ。
客が少ないのは当然だと思えた。
いつものように営業であちこち回っていたら、ある所で思いがけず時間を取られ、気が付いたらもう昼過ぎになっていた。
どこかで何か食べようとあたりを見渡すも、あまり土地勘のない場所…
どこにうまい店があるのか、そもそもどのあたりに食べ物屋があるのかもよくわからない。
(ま、一番近くの店で良いか…)
僕はそんなことを思いながら、やみくもにあたりを歩き続けた。
駅からは確かに少し離れた場所にいたけれど、それにしても何もない場所だ。
僕は少し焦りながら、さらにそのあたりを歩き回った。
そのうちにうっすらとした霧のようなものが立ち込めて来た。
(あ……)
曲がり角を曲がると、そこには唐突に小さな喫茶店があった。
民家もなく、これといって大きな建物もない空地の隣にその喫茶店はぽつねんと建っていて、その佇まいはなにやら不自然にも思える程だった。
(こんな所に、客なんて来るのか?)
僕は喫茶店の扉を押し開けた。
カランと、ドアベルの明るい音が響き、コーヒーの良い香りが鼻をくすぐった。
中にいたのは、中年の男性が一人だけだった。
こんな辺鄙な所なんだ。
客が少ないのは当然だと思えた。
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