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絶対に盗み見しないと誓い合った恋人のスマホ・男編
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優香のスマホには、ロックがかけられていなかった。
風呂場の方を気にしながら、俺はLINEを開いた。
友達一覧には、女性らしき名前が続いていたが、その中に『田村先生』というのがあり、なんとなくその人物に俺は気を惹かれた。
ドキドキしながら、田村先生との会話を開く…
「先生、今日は相談に乗っていただき、どうもありがとうございます。」
日付は、水曜日の夜だ。
ビンゴだ!優香が水曜に会ってたのは、この田村先生なる男だと直感した。
先を見るのが怖くなってきたが、見ないわけにもいかない。
「いえいえ、ちょうど時間が開いてたから良かったです。」
「今日言い忘れてたんですが、今度、目尻のリフティングもしたいと思ってるんですけど、いつ頃が良いかしら?」
(リフティング…って、何だろう??)
「そうですね。
来月あたりはいかがですか?」
「はい、では、よろしくお願いします。」
「年下の彼氏がいると大変ですね。
確か20歳下でしたっけ?」
「違います!17歳です。」
(……ん?年下の彼氏??どういうことだ?)
意味が分からず、俺はとりあえず、『リフティング』という言葉を検索した。
それは、しわやたるみを取る手術だと書いてあったが、彼女はまだそんな年ではない。
俺はとりあえず、先を読んでみることにした。
「彼氏さんは全く気付かれてないんですか?」
「ええ、先生の腕が良いせいか、少しも疑いを持っていないようです。
私のこともまだ30歳だと信じ切っていますよ。
もっと綺麗に、そして若くして下さいね!」
「はい、頑張ります。」
(え……)
風呂場の方を気にしながら、俺はLINEを開いた。
友達一覧には、女性らしき名前が続いていたが、その中に『田村先生』というのがあり、なんとなくその人物に俺は気を惹かれた。
ドキドキしながら、田村先生との会話を開く…
「先生、今日は相談に乗っていただき、どうもありがとうございます。」
日付は、水曜日の夜だ。
ビンゴだ!優香が水曜に会ってたのは、この田村先生なる男だと直感した。
先を見るのが怖くなってきたが、見ないわけにもいかない。
「いえいえ、ちょうど時間が開いてたから良かったです。」
「今日言い忘れてたんですが、今度、目尻のリフティングもしたいと思ってるんですけど、いつ頃が良いかしら?」
(リフティング…って、何だろう??)
「そうですね。
来月あたりはいかがですか?」
「はい、では、よろしくお願いします。」
「年下の彼氏がいると大変ですね。
確か20歳下でしたっけ?」
「違います!17歳です。」
(……ん?年下の彼氏??どういうことだ?)
意味が分からず、俺はとりあえず、『リフティング』という言葉を検索した。
それは、しわやたるみを取る手術だと書いてあったが、彼女はまだそんな年ではない。
俺はとりあえず、先を読んでみることにした。
「彼氏さんは全く気付かれてないんですか?」
「ええ、先生の腕が良いせいか、少しも疑いを持っていないようです。
私のこともまだ30歳だと信じ切っていますよ。
もっと綺麗に、そして若くして下さいね!」
「はい、頑張ります。」
(え……)
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