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僕とお兄ちゃんとお兄ちゃんの親友の適切な関係
俺と親友②
しおりを挟む「こー…じ?」
綾人の顎を持ち上げて上向きにさせれば、トロトロの顔を俺に向けてくる。
目だけは俺に非難の色をのせているが、拓斗の熱とローションの効果で、身体の反応と頭の中がぐちゃぐちゃになってるだろう。
普段は絶対に許さないこと。
俺は、綾人の口に噛み付くようなキスをした。
「んんんんーっっっ!!!」
だらだらと先走りをながしていた綾人のペニスから、コポリと白濁の液体が溢れ出る。
無理やりねじ込ませた舌に、最初は噛んだり抵抗を見せていたが、舌を吸い続ければ、そのうちおとなしくなった。
俺の舌の動きに合わせて、舌を絡めてくる。……明日、殴られそうだな。そうは思ってもやめられない。
綾人の目が悪い。催淫剤で強制的な快感を与えられているとはいえ、物欲しそうに見てくるこの目が。
体の関係を持ちながら、いつもどこかで俺を拒絶していたのに。
今の、綾人なら。
拓斗に犯され、薬でとろとろになってる今なら。
「綾人……」
口を離し、赤く濡れた唇に、俺のペニスを押し付けた。
「っ!!」
「舐めて」
中出しは物凄い勢いで拒絶された。だから、俺達のセックスではゴムは必需品だった。
キスもだめ。当然、フェラもしていない。恋人ではないから。……けど、もういいよなぁ?
「舐めて、綾人」
綾人の唇が震える。
目は俺を睨んでくるが、潤んだ瞳は情欲を掻き立てるだけだった。
閉じた唇に押し付け続ければ、震えながら口を開き、舌で舐めあげてきた。
「………ふふ」
早く拓斗の中を犯し尽くしたい。
それと同時に、綾人も汚し尽くしたい。
薄く開いた口に、血管が浮き出るほど怒張した俺のペニスを無理やりねじ込んだ。
「んぐ……っっ」
時々歯があたる。それすら快感になる。
「出さないから。舐めて」
先走りくらいは出てるだろうけど。
「んっ、ふぁっ、あっ、やぁぅ……っ」
口の中を犯されて、綾人の内腔が拓斗のものを締め付けたのか、拓斗から漏れる喘ぎが甘さを増した。
「んんむ、んんっんんっっ」
綾人の口の中で、より固くなった気がした。
あまり喉の奥を突かないよう気をつけながら腰を動かせば、口角から唾液が流れ落ちていく。
……視覚的にも、くる。
「綺麗だよ、綾人。その顔、撮ってもいい?」
「んーっ!!」
首を振られた。
ついでに、少し歯もたてられ、危うくイキそうになったのを、息を長くついてやり過ごす。
「酷いな……顔にかけてほしいわけ?」
想像したのか身体が震えた。
「今はしない」
今は、ね。
拓斗の声が甘さを増した。
「口開けて」
素直に開いた口からペニスを引き抜き、涎で濡れた口に吸い付くようにキスをした。
「ん……んん……」
舌を絡めれば素直に答える。
最後に額にキスをして、乳首を硬くしながら快感に震える拓斗の所に戻った。
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