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僕とお兄ちゃんとお兄ちゃんの親友の適切な関係
オレと親友の弟と親友①
しおりを挟む「拓斗も俺達のことが好きだろ?」
「うん……好きっ、大好き……っ!」
……よし!!
拓斗の言葉、絶対撤回なんかさせない。これで、今までのような悪戯みたいな触れ合いじゃなくて、恋人らしい濃厚な触れ合いができる。
……ああ、今まさにそれだった。
ずっと拓斗のものを咥え込みたかった。晃司の剛直に比べれば、サイズ的には小さかったが、俺はそれが欲しかった。
当然、尻穴にも突っ込みたい。
…晃司にはこの良さはわからないだろうな。前立腺マッサージさえ拒否してくるし。……ああ。拓斗が迫ったら落ちるかも。
すごいな、オレ。
口では喘ぎ声しか出てこないのに、思考は結構冷静だ。
拓斗のが気持ちよくないわけじゃない。むしろ、気持ちが十分入ってるせいで、かなりいい。……晃司のは、気持ちが十分でなくても、デカくてテクがあるからやばいくらい気持ちいい。
「あ、あっ、いい、たくと、もっと、もっと……!!」
「あ、んんっ、あーちゃ……っ、あーちゃんっ」
可愛い可愛い思っていても、拓斗も、やっぱり男の子だよねぇ。
最初は遠慮気味で、むしろオレが腰を振っていたけど、喘ぎながら拓斗自身が腰を使い出した。
……この、辿々しい感じ、たまらない。ついでに、挿れてるのは拓斗なのに、喘いじゃってるのがなんとも可愛い。
拓斗が腰を動かすたびに、ローションのせいかいやらしい音がしてた。晃司には中出しさせてないから、ローションと……、拓斗の先走り、か。
そう思うとやたら愛しく感じた。
十分濡れてるし、動きもいい……と思っていたら、晃司がローションを足してきた。
その冷たさに、一瞬息を呑む。
「はぅ……んん、んんっ、あーちゃ……、ね、きもち、いい……?」
「んんっ、あぁぁんんっ、いい、いいよ、たく、たく…………っっ!!」
何度も擦られるうちに、内側が妙に熱を持ち始めた。
拓斗のペニスが的確に前立腺を穿ってるわけじゃない。なのに、擦られる度に、耐え難い射精感に襲われた。
「は……はぁぁぅぅっ、イい、たく、と、もっと、つよく、おくまで、きて……っ」
……まさか。
強い快感に揺れる身体を無理やり捩り、拓斗のそばにいるはずの晃司を見た。
目が合うと、あいつはニヤリと顔を歪める。
――――やられた……!!
まじか。
なんでよりによって、オレに催淫剤いりローションを使うんだ。んなもん使わなくたっていいのに。いや、拓斗にはあったほうがいいかもだけど……、でもっ。
「……こーじ……っ、うあっ、ああっ!!」
やばい。このままじゃ、拓斗より先にイく……!
流石にそれは嫌だ……って思ってたら、晃司がオレの目の前に移動してきたのに気づかなかった。
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