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僕とお兄ちゃんとお兄ちゃんの親友の適切な関係
俺と弟と親友④
しおりを挟む「――――っ、――――!!」
その瞬間、拓斗のペニスからブシャァっと迸ったのは、潮だ。
拓斗は声も出ないほどの快感に、意識が飛びかけてる。
「拓斗」
綾人が拓斗の頬を撫でる。
何度か繰り返すうちに、拓斗の肩がピクリと揺れた。
「……あーちゃん」
「大丈夫?」
「ん……んぅ、も……わかんない……」
綾人が拓斗にキスをした。
「……終わりじゃないよ?」
拓斗の身体をうつ伏せにし、顔を綾人の方に向ける。
ゴクリ…と、綾人の喉がなった。
「拓斗、綾人のを舐めて。口の中に入れて」
綾人が拓斗の顔を自分に向け、何度も放ったというのにすっかり怒張したそれを、拓斗の口に押し当てた。
拓斗は抵抗することなく、口を開けてそれを咥え込む。
「うぁっ」
綾人の腰が揺れ始めたのを見てから、拓斗の中で最奥を貫いたまま動かさないでいた俺を、ゆっくりとぎりぎりまで引き抜き、また一気に直腸の先までを貫く。
「………っっ、ぁっ、んんっ、んんんぅぅっっ」
ビクビクしながら拓斗がイった。何も出さないまま。
そこからは抽挿を早めた。
拓斗はイキっぱなしになっているようで、絶え間なく中が収縮してくる。
拓斗に腰を打ち付けながら、目の前の綾人を見た。
荒い吐息と紅潮した頬。
最奥に腰を押し付けながら、綾人に手を伸ばした。
一瞬、綾人は目を伏せたが、限界まで体を伸ばし、俺の方によってくる。
拓斗の尻穴と口を犯しながら、二人で唇を触れ合わせる。
舌を絡めるまではできずとも、互いに舌を出し、舐めあった。
綾人とのキスを終わらせてから、抽挿をさらに強くする。
「ふ、ぅあっ、んんっんんうぅっ、んんぅぅぅぅっっ!!!!」
「拓斗、拓斗っ」
「拓斗のお口……気持ちいいよ、もっと吸って…っ」
内腔のヒダが絡みつく。……ああ、酷い快楽だ。こんなの、一度覚えたら忘れられない。
「イく………っ、拓斗、拓斗っ、全部……受け止めて……っ」
「拓斗………飲んでっ」
「んんぅ、んんうっ、んんんっっ」
最奥に打ち付けた瞬間、内腔に搾り取られた。
それに抗うことなく、僅かにも残さず全てを拓斗の中に注ぎ込んだ。
「ふ……ぅ、ぁ、ぁ、んぅ……、っ、っ」
拓斗が咽た。
「ああっ、ごめん、たく、出していいよ、出していいから」
拓斗は口を閉じて、首を横に振ると、コクンと喉を鳴らして飲み込んだ。
「……っ、ああ、もう…っ!!タク、可愛すぎる!!」
綾人が拓斗を抱き締めて、自分のを飲ませた口に、何度もキスをした。
……うん。可愛いけどね。俺ね、まだ挿れたままなんだけどね?
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