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第7章 魔法が使える世界で王子サマに溺愛されてます。
51 はじまりました
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*早朝に投稿ミスをしました…。お騒がせしてすみません(T_T)
「こちらのダンスは向こうで言うところのワルツがメインです。一、二、三、の、繰り返しです」
「う、ん」
「アキラさんは複雑な動きは覚えず、足の運びさえ覚えれば、後は殿下が連れ回してくれますから」
「う、ん?」
「曲の途中から踊り始める方もいます。今回は殿下とアキラさんが主役なので、楽団の方と殿下の間でアイコンタクトが交わされて、曲がスタートすると思います」
「うん…」
「そうなれば、覚えたステップを繰り返しながら、殿下が進まれる方向に体を委ねていけばいいのです」
「でもそれってずるくない?」
「もちろん、他の方とも踊ることが想定される方は、ステップ以外にも覚えることは多いですが、アキラさんのパートナーは殿下お一人なので、委ねちゃえばいいんですよ」
「そういうもの?」
「はい。本来であれば、いかに所作を美しく見せるか、お相手に不快な思いをさせないか、視線の位置、歩幅、何もかも徹底的に教育されるのが貴族の令嬢令息ですが、アキラさんの場合はそれとは違いますから」
「……やっぱりダンスレッスンって厳しいの?」
「ええ。そりゃあもう……。私、インドア派なんです……って言い訳が通らないくらいに」
「それは多分意味も通じないね」
「ですね」
二人でふふ…って笑ってから、リアさんが、はっ、と口元を抑えた。
「私としたことが。つい素が出てしまいました。
それというのもですね?こちらへ向かう道中から大人の恋愛模様を見せつけられたんですよ!私の腐女子魂が刺激されて創作意欲が湧いてきているというのに、何もできない歯がゆさ…。
アキラさんに再会できた喜びで心穏やかに婚姻式当日を迎えることができると思っておりましたのに、ここにきてのダンス指南の打診…。目の前で仲睦まじいお姿が見れるなんて……眼福過ぎて、私の命日になるかもしれません」
「いや、物騒なこと言わないで?」
「ふふ」
魔物襲撃から一夜明けての二十九日。
朝、目が覚めたときの体調はしっかり良くなっていて、今日の予定をこなすのになんの問題もなさそうだった。
午前中は執務室に入って、改めて昨日の報告を聞いたり、オットーさんとザイルさんから出張報告みたいなものを聞いたりしてた。
二人が戻ってきたので、ブランドンさんは通常任務に戻ったらしい。
リアさんを迎えに行って戻ってきた二人からは、暫く感じてたギスギスした棘のようなものはもう感じなくて、前のような……いや、前よりももっと?更に年季の入った熟年夫婦のような雰囲気を感じた。要は、息の合いようがぴったりなんだよ。ぴったりすぎるというかなんというか。
『おい』
『お茶ですね。淹れましたよ』
『おい』
『新聞はこちらです』
『おい』
『お食事の前にお風呂ですね。準備できてますよ』
………的な会話が、二人を見てる俺の中で繰り広げられていたのは、秘密にしておく。
まあ、これでまたいつもどおり……って雰囲気で、俺もあれだけ好き勝手に魔法を使った割には、どこからも何も言われず、穏やかにクリスの膝の上で過ごした。
念の為、今日は魔法禁止令も出ているし。
平和とは善きかな善きかな。
そんなまったりゆったりな午前を過ごし、リアさんと料理長の合作?のコロッケランチソースとタルタルソース付きを堪能してから、食休み。いつの間にソースを作ったんだろう。
ちょっとクリスの膝の上でうとうとした後、ホール…というか、サロン?みたいな部屋に連れてこられて、ダンスレッスン開始となったわけだ。
「アキラさん、リズムゲームはしなかったの?」
「んー…、俺、その手のゲームは苦手だったんだよねぇ…」
「なるほど。ステップなんて結局はリズムゲームみたいなものだから……って言いたかったんだけど、それじゃ無理ね」
「うう…すみません」
部屋の中には、俺とリアさんの他に、クリスとメリダさんと、護衛に復帰したオットーさんとザイルさんがいる。
リアさんは顎に指を当てて、んー…、と何か考えて、ああ……、と顔を上げた。
「聞くより慣れろ、ですね」
「え」
「えーと……ザイル様、少しお手伝いしていただけませんか?」
「私ですか?」
「はい」
にこにこ顔のリアさん。
「ザイル様、私の前に立っていてくださいね」
「ええ」
「アキラさん、同じようにしてください」
同じ、と言われて。
リアさんは「失礼します」とザイルさんに断りを入れて、ザイルさんの手を取った。
それでクリスもザイルさんも、リアさんがやりたいことに気づいたようだ。
「アキ、右手はこっち」
「あう」
リアさんのポーズを見ながら、クリスに促されて、なんていうんだっけ、ダンスを始めるときの基本姿勢みたいな形を取る。
「殿下から手を離さないでいいですからね。そのままの姿勢でステップを覚えましょう。ザイル様、大変申し訳無いですが、お付き合いくださいませ」
「はい」
「殿下、ゆっくりですよ。アキラさん、足元を見ていていいですから、一歩ずつ」
「は、はいっ」
「では」
リアさんはゆっくりゆっくり、口でリズムを取りながら、右足、左足と進めていく。
「基本はこのステップなので、しっかり覚えてくださいね」
「はいっ」
初日の今日は、ひたすらそのステップを繰り返した。
少し早く足を踏み出すことができるようになったところで今日の分は終わったけど、全身が緊張状態だったらしい俺は、振り向くこともままならないくらい身体がカチコチになってて、みんなに笑われた…。
だって仕方ないじゃん…。
初めてのことなんだから。普段運動なんてしないんだから。
「ううう……辛い……」
「部屋でマッサージしてやるから」
「うん……」
クリスに横抱きにされて、んぎぎぎ…って油の足りないロボットのようなぎこちない動作でクリスの背中に腕を回した。
リアさんと、また明日!って約束をしたけど、明日これ筋肉痛で動けないのではなかろうか…。
おかしいな…。
こっちに来る前、リハビリとかでそれなりに身体は動かしてたのに。
「クリス……頑張るからね……」
「倒れない程度にな」
喉の奥で笑う気配。
ほんと……がんばる……。
*****
ダンスの中身はかなり適当です。
見逃してください…(笑)
部屋の中のメンバー
アキ
クリス
セシリア
メリダ
ザイル
オットー
メリダさんは見守り人員。
アキのパートナーはクリスで固定。
先生役のセシリアさんが選んだ相手はザイルさん。
……ザイルさんですよ。ザイルさん。
ダンス(練習)の相手にザイルさん。
すぐ近くに、真っ黒な笑みを浮かべる人が、いたとかいなかったとか……。
「こちらのダンスは向こうで言うところのワルツがメインです。一、二、三、の、繰り返しです」
「う、ん」
「アキラさんは複雑な動きは覚えず、足の運びさえ覚えれば、後は殿下が連れ回してくれますから」
「う、ん?」
「曲の途中から踊り始める方もいます。今回は殿下とアキラさんが主役なので、楽団の方と殿下の間でアイコンタクトが交わされて、曲がスタートすると思います」
「うん…」
「そうなれば、覚えたステップを繰り返しながら、殿下が進まれる方向に体を委ねていけばいいのです」
「でもそれってずるくない?」
「もちろん、他の方とも踊ることが想定される方は、ステップ以外にも覚えることは多いですが、アキラさんのパートナーは殿下お一人なので、委ねちゃえばいいんですよ」
「そういうもの?」
「はい。本来であれば、いかに所作を美しく見せるか、お相手に不快な思いをさせないか、視線の位置、歩幅、何もかも徹底的に教育されるのが貴族の令嬢令息ですが、アキラさんの場合はそれとは違いますから」
「……やっぱりダンスレッスンって厳しいの?」
「ええ。そりゃあもう……。私、インドア派なんです……って言い訳が通らないくらいに」
「それは多分意味も通じないね」
「ですね」
二人でふふ…って笑ってから、リアさんが、はっ、と口元を抑えた。
「私としたことが。つい素が出てしまいました。
それというのもですね?こちらへ向かう道中から大人の恋愛模様を見せつけられたんですよ!私の腐女子魂が刺激されて創作意欲が湧いてきているというのに、何もできない歯がゆさ…。
アキラさんに再会できた喜びで心穏やかに婚姻式当日を迎えることができると思っておりましたのに、ここにきてのダンス指南の打診…。目の前で仲睦まじいお姿が見れるなんて……眼福過ぎて、私の命日になるかもしれません」
「いや、物騒なこと言わないで?」
「ふふ」
魔物襲撃から一夜明けての二十九日。
朝、目が覚めたときの体調はしっかり良くなっていて、今日の予定をこなすのになんの問題もなさそうだった。
午前中は執務室に入って、改めて昨日の報告を聞いたり、オットーさんとザイルさんから出張報告みたいなものを聞いたりしてた。
二人が戻ってきたので、ブランドンさんは通常任務に戻ったらしい。
リアさんを迎えに行って戻ってきた二人からは、暫く感じてたギスギスした棘のようなものはもう感じなくて、前のような……いや、前よりももっと?更に年季の入った熟年夫婦のような雰囲気を感じた。要は、息の合いようがぴったりなんだよ。ぴったりすぎるというかなんというか。
『おい』
『お茶ですね。淹れましたよ』
『おい』
『新聞はこちらです』
『おい』
『お食事の前にお風呂ですね。準備できてますよ』
………的な会話が、二人を見てる俺の中で繰り広げられていたのは、秘密にしておく。
まあ、これでまたいつもどおり……って雰囲気で、俺もあれだけ好き勝手に魔法を使った割には、どこからも何も言われず、穏やかにクリスの膝の上で過ごした。
念の為、今日は魔法禁止令も出ているし。
平和とは善きかな善きかな。
そんなまったりゆったりな午前を過ごし、リアさんと料理長の合作?のコロッケランチソースとタルタルソース付きを堪能してから、食休み。いつの間にソースを作ったんだろう。
ちょっとクリスの膝の上でうとうとした後、ホール…というか、サロン?みたいな部屋に連れてこられて、ダンスレッスン開始となったわけだ。
「アキラさん、リズムゲームはしなかったの?」
「んー…、俺、その手のゲームは苦手だったんだよねぇ…」
「なるほど。ステップなんて結局はリズムゲームみたいなものだから……って言いたかったんだけど、それじゃ無理ね」
「うう…すみません」
部屋の中には、俺とリアさんの他に、クリスとメリダさんと、護衛に復帰したオットーさんとザイルさんがいる。
リアさんは顎に指を当てて、んー…、と何か考えて、ああ……、と顔を上げた。
「聞くより慣れろ、ですね」
「え」
「えーと……ザイル様、少しお手伝いしていただけませんか?」
「私ですか?」
「はい」
にこにこ顔のリアさん。
「ザイル様、私の前に立っていてくださいね」
「ええ」
「アキラさん、同じようにしてください」
同じ、と言われて。
リアさんは「失礼します」とザイルさんに断りを入れて、ザイルさんの手を取った。
それでクリスもザイルさんも、リアさんがやりたいことに気づいたようだ。
「アキ、右手はこっち」
「あう」
リアさんのポーズを見ながら、クリスに促されて、なんていうんだっけ、ダンスを始めるときの基本姿勢みたいな形を取る。
「殿下から手を離さないでいいですからね。そのままの姿勢でステップを覚えましょう。ザイル様、大変申し訳無いですが、お付き合いくださいませ」
「はい」
「殿下、ゆっくりですよ。アキラさん、足元を見ていていいですから、一歩ずつ」
「は、はいっ」
「では」
リアさんはゆっくりゆっくり、口でリズムを取りながら、右足、左足と進めていく。
「基本はこのステップなので、しっかり覚えてくださいね」
「はいっ」
初日の今日は、ひたすらそのステップを繰り返した。
少し早く足を踏み出すことができるようになったところで今日の分は終わったけど、全身が緊張状態だったらしい俺は、振り向くこともままならないくらい身体がカチコチになってて、みんなに笑われた…。
だって仕方ないじゃん…。
初めてのことなんだから。普段運動なんてしないんだから。
「ううう……辛い……」
「部屋でマッサージしてやるから」
「うん……」
クリスに横抱きにされて、んぎぎぎ…って油の足りないロボットのようなぎこちない動作でクリスの背中に腕を回した。
リアさんと、また明日!って約束をしたけど、明日これ筋肉痛で動けないのではなかろうか…。
おかしいな…。
こっちに来る前、リハビリとかでそれなりに身体は動かしてたのに。
「クリス……頑張るからね……」
「倒れない程度にな」
喉の奥で笑う気配。
ほんと……がんばる……。
*****
ダンスの中身はかなり適当です。
見逃してください…(笑)
部屋の中のメンバー
アキ
クリス
セシリア
メリダ
ザイル
オットー
メリダさんは見守り人員。
アキのパートナーはクリスで固定。
先生役のセシリアさんが選んだ相手はザイルさん。
……ザイルさんですよ。ザイルさん。
ダンス(練習)の相手にザイルさん。
すぐ近くに、真っ黒な笑みを浮かべる人が、いたとかいなかったとか……。
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