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幼馴染み二人の成人のお祝いです
4 なかなかお風呂に入れません
しおりを挟む「エル」
「少しだけ」
ぬるっとしたのが、足の間に入ってきた。
「ひぅ」
「フィー……可愛い。私達のフィー」
後ろでエルが動く。そしたら、足の間のぬるっとしたものも動き始めて……、もう、ディーの服のボタンを外すことはできなかった。
身体がぷるぷる震えて、目の前のディーにしがみつくことしかできなくて。
「エル……えるぅ……っ」
「可愛い……これもね、特別、なんだよ?フィー。大好きな大好きな幼馴染のフィーだから…、ね?私の大好きなフィーにしかしない、特別なこと」
「とく……べつ?」
「フィーは私のこと好き?」
「うん……すき、だいすき……!」
二人共、僕の大好きな幼馴染なんだよ。いつも僕のこと大切にしてくれて、甘やかしてくれて、色々教えてくれて。
「フィー」
突然顎を掬われて、デイーの唇に口を塞がれた。
すぐに、にゅるって舌が入ってきて、口の中をかき混ぜられる。
「フィー、俺のことは?」
「デイーのこと…?ディーのこともすき。だいすき」
「そうか。俺もフィーのことが大好きだよ。……愛してる」
「ふ……ぇ?」
嬉しそうに笑うディーが、またキスをしてくれる。
ディーの舌が絡んでる間も、エルの指は胸いじるし、足の間を何かが行ったり来たりする。後ろから聞こえるエルの吐息が熱くて熱くて、仕方ない。
頭がぼーっとしてきたところで、ディーの手が、ありえないところを触ってきた。
「あ、ディー、なに、離して……汚い……っ」
「フィー……これも『特別』だ。俺とエルはフィーの特別だから、ここに触ってもいいんだ」
「でも、でもでもっ」
まだお風呂にも入ってないし、洗ってもいないとこ。そんなの直接触ったら汚いでしょ…!
「ほら…、こうしたら気持ちいいだろう?」
「ふあぁぁっ」
ディーの手が、そこをこすり始めた。
手が動けば動くほど、ぐちゅぐちゅって音がする。なんで?僕、漏らしちゃった…?
「ひうぅ………」
情けなくて申し訳なくて、ポロポロ涙が落ちてしまった。
「うっく……う……」
「「フィー!?」」
泣き出した僕に、二人とも止まった。
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