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幼馴染み二人とほとんど会えなくても豊穣の国の神殿で頑張ります
41 恋人の『特別』③
しおりを挟む「フィーのここにね、俺たちのペニスを挿れるんだ」
「ぺ……にす……?」
「そう。これ」
ぎゅって閉じてた目を開けてしまった。
『これ』って言ってディーがやわやわイジるのは、僕の、足の間。
……こ、れ。
「…………ディーと、エル……の?」
「そう」
……振り向いて、まじまじと、ディーの顔を見てしまった。それから、台所のエルも。
……いまも、僕のお尻に当たってるディーのそれが、『ぺにす』ってことで、それが、僕の、お尻の中に入る……?
「…………………むりぃ…」
涙が滲んできた。
だって、2人の、本当に大きいんだよ。僕、自分のお尻なんて見たことないからわからないけど、絶対入らないよ…?
「ディーとエルのいれるなんて、ぜったいむり……っ」
「大丈夫だよ」
「むり……っ。だ、って、2人一緒にはいってくるんでしょ……?むり……っ、あんなにおっきなの、2人ともなんて……ぜったい、むり……っ」
これじゃ、恋人の『特別』してもらえない……って悲しくなってたら、台所から何か壊れる盛大な音がしてくるし、僕の後ろからはディーの大きな溜息が聞こえてくるし…。
「……嘘でしょ。いきなり二輪ざ……」
「エル、だまれ」
「はいはいはい」
また、ディーとエルが僕にわからないやりとりしてる。
「フィー」
「ん」
やだ。嫌われる。でも、むり。怖い。
「大丈夫だから、フィー」
ディーが僕の額にキスをしてくれる。
「まだ挿れない。それに、挿れるときは、俺とエル、一緒にはまだ挿れない。一人ずつ、だ」
「…ひとり、ずつ…?」
「そう。……本当は、今すぐにでも抱きたいけど」
「ん…っ」
「まだ子供のフィーには負担が大きすぎるから…、あと2年。フィーが16歳になったら抱くよ」
2年…。
「や…」
「フィー?」
「2年も…、恋人の『特別』できないの、やだぁ…」
好きで仕方ない。
だから、幼馴染みだけじゃやだ。はやく、恋人になりたいのに。2年もまたなきゃ駄目なの…?
じわ…っと涙が浮かんできたのに、ディーはくすくす笑うだけ。
僕、こんなに困ってるのに。
「何を心配してるんだか…。フィーはもう俺たちの『恋人』だからな?」
「……ほんと、に…?」
「そう。それに、恋人の『特別』は、今だってしてるだろ?自分で服をまくりあげて、恥ずかしいところ俺たちに全開にして、乳首もここも勃たせて…、誰にも触らせない場所を、俺たちに許してる」
「ひぅっ、あぅんん」
きゅ…って、胸の飾りをつねられた。
ここ……って言いながら、僕の足の間の気持ちのいいとこも擦ってくる。
「俺たちのペニスを挿れるのは、フィーが16歳になったら。でも、それまでの間は、フィーのこの可愛い蕾を解して育ててあげるから」
擦ってた手が離れて、僕のお尻に触れてきた。
ぬるぬるした指が、ちょっとずつ中に入ってくる。
「は……ぁ、ぁ」
「力抜いて。…そう、それでいい。ほら、俺の指が入ってく」
「あ、やぁ……、ぁぁん、んんっ」
「約束して、フィー」
「んんぅぅ……、やく、そく…?」
「俺とエルだけだよ。フィーの身体に触れるのは。他の誰にも触らせちゃだめだ。もちろん、見せるのもだめだよ?」
「ん………ゎかっ…た、やく、そく……っ」
ふわふわする頭で応える。
嬉しい。ちゃんと『恋人』になれた。
守るよ。約束、守る。
けど、僕にも、ほしい。
「ディーも、エルも、やく、そく、して…っ」
「ん?」
「さわるの、ぼくだけに、してっ。おね、がい…っ」
「っ、当然だろ…!」
ぐりんって体の向きを変えられた。
ディーの足を跨いで、向かい合わせになって、凄く激しくキスされた。
食べられちゃいそう…って思いながら、それが気持ちよくてあったかくて…、後ろから声がかかるまで、ずっとキスを繰り返してた。
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