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後日談
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私と太陽神は新婚旅行といわんばかりに様々な国に行きました。
と言っても、長居をすると弊害が出てしまうということもありましたが、どこの国でも感謝されて、人生のほとんどを新婚旅行に使いました。だって、私と太陽神はずーっと新婚の気持ちを忘れずに愛し合ったのですから。とはいえ、長旅も飽きて来た頃に定住先があったらいいねと太陽神と話をしていたら、太陽神は他の神に相談し、ずーっと太陽を浴びていても問題ない土地創り出しました。どうやら、太陽神は神の中でも人気者だったようです。
私たちは他の神に感謝し、その場所で子どもを作り、幸せな家庭を持ち、私が人としての天寿を全うすると、全知全能の神は私を神として星にしてくださいました。なので、私は太陽神やそのお友達の神々と、子どもたちやその子孫の活躍を空か二人で見守ったり、神々同士で交流したりして、幸せに暮らしました。
ところで、私たちが新婚旅行をしている頃、私の妹と王子には無事女の子が生まれたそうです。
ですが、私は姪の顔を見ていません。
なぜなら、ひどい仕打ちを行った家族や王家に嫌気がさして、私と太陽神はその国に近寄ることは致しませんでした。
なので、その国は永遠に太陽が昇らない国になってしまい、ずーっと暗闇。
寒いし、暗いので、火が無いと生きていけないのですが、火を燃やすにも、草木も生えなくなっていき、多くの国民が逃げ出したそうです。
妹や王子も国を捨てたようですが、国を潰した張本人たちということで他国で王家扱いされることもなく、肩身を狭くしてひっそりと暮らしたそうです。
そして、しばらくしたら、各地で活躍していた私たちの子孫たちが、国が潰れた地域に進出しようとし始めました。太陽が無くても暮らせる場所にと目指していましたが、やはり難しそうで、私は太陽神と相談して、再びその場所に太陽を昇らせることにしました。だって、太陽が昇らない国は滅びましたし、子孫は可愛いので。
私たちの子孫たちは前の国よりとても立派な国を創り、多くの人々が住みたいと集まる国へと変わりました。途中妹の子孫が自分たちの土地だと言って戦争を起こそうとしましたが、私たちの子孫が創った国だから集まったんだと言う国民に相手にされず、誰の支持も無く、私も神になったせいか妹や王子への遺恨も無くなったので、その後、元王子と妹の子孫のことには興味が無くなり、歴史のどこかに消えてしまいました。
今となっては、私は最愛の太陽神と結ばれるきっかけを作ってくれた妹と元王子に感謝する気持ちもあり、子孫には罪はないので、自分たちの子孫も彼女らの子孫も関係なく、みんなが幸せになれるようにもう一度、最愛の彼と世界を一日一周しています。だって、神になっても、旅行は好きだし、新婚の時のように愛し合っているのですから。
FIN
と言っても、長居をすると弊害が出てしまうということもありましたが、どこの国でも感謝されて、人生のほとんどを新婚旅行に使いました。だって、私と太陽神はずーっと新婚の気持ちを忘れずに愛し合ったのですから。とはいえ、長旅も飽きて来た頃に定住先があったらいいねと太陽神と話をしていたら、太陽神は他の神に相談し、ずーっと太陽を浴びていても問題ない土地創り出しました。どうやら、太陽神は神の中でも人気者だったようです。
私たちは他の神に感謝し、その場所で子どもを作り、幸せな家庭を持ち、私が人としての天寿を全うすると、全知全能の神は私を神として星にしてくださいました。なので、私は太陽神やそのお友達の神々と、子どもたちやその子孫の活躍を空か二人で見守ったり、神々同士で交流したりして、幸せに暮らしました。
ところで、私たちが新婚旅行をしている頃、私の妹と王子には無事女の子が生まれたそうです。
ですが、私は姪の顔を見ていません。
なぜなら、ひどい仕打ちを行った家族や王家に嫌気がさして、私と太陽神はその国に近寄ることは致しませんでした。
なので、その国は永遠に太陽が昇らない国になってしまい、ずーっと暗闇。
寒いし、暗いので、火が無いと生きていけないのですが、火を燃やすにも、草木も生えなくなっていき、多くの国民が逃げ出したそうです。
妹や王子も国を捨てたようですが、国を潰した張本人たちということで他国で王家扱いされることもなく、肩身を狭くしてひっそりと暮らしたそうです。
そして、しばらくしたら、各地で活躍していた私たちの子孫たちが、国が潰れた地域に進出しようとし始めました。太陽が無くても暮らせる場所にと目指していましたが、やはり難しそうで、私は太陽神と相談して、再びその場所に太陽を昇らせることにしました。だって、太陽が昇らない国は滅びましたし、子孫は可愛いので。
私たちの子孫たちは前の国よりとても立派な国を創り、多くの人々が住みたいと集まる国へと変わりました。途中妹の子孫が自分たちの土地だと言って戦争を起こそうとしましたが、私たちの子孫が創った国だから集まったんだと言う国民に相手にされず、誰の支持も無く、私も神になったせいか妹や王子への遺恨も無くなったので、その後、元王子と妹の子孫のことには興味が無くなり、歴史のどこかに消えてしまいました。
今となっては、私は最愛の太陽神と結ばれるきっかけを作ってくれた妹と元王子に感謝する気持ちもあり、子孫には罪はないので、自分たちの子孫も彼女らの子孫も関係なく、みんなが幸せになれるようにもう一度、最愛の彼と世界を一日一周しています。だって、神になっても、旅行は好きだし、新婚の時のように愛し合っているのですから。
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結末読めて良かったー!
ありがとございました✨👏
太陽が消えた国の末路はいかに?(笑)。
おゆう様
率直な感想ありがとうございます。
リアクションがあると、頑張るエネルギーになるので嬉しいです。