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真の名作のなり損ない、もしかしたら10年後に名作扱いされてる可能性も無きにしも非ず
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11話までは常に期待感を持って視聴していたし、このアニメは絶対覇権で名作になると確信していた。
でも12.13でストーリーに無理やりオチを作って、これまで作っていた三幕構成の爽快感とは別物のビターエンドで終わったのが本当に残念。
映画化決定とか告知されてたらまだ我慢するけど、エピローグのCパートすらないビターエンドとか視聴者に対する小指立て(作内ミーム)と同義で流石に自己満オナ○ー過ぎたし、それで脚本家のインタビュー見て色々納得してしまった。
この作品を一言で表すなら、ロック版『坂道のアポロン』だと思う。
坂道のアポロンは複雑な人間関係や主人公の葛藤を最高に気持ちのいいサックスで解消するアニメだけど、ガルクラの脚本も似たような流れを感じた。
脚本はラブライブやユーフォの花田十輝氏でまぁその手の青春系アニメの脚本家なのだけど、今回は作風を変えて社会不適合者のロックに挑戦した訳である。
なので多分、普段の作風から癖を消す為に主人公をメンヘラ感強めの狂犬にしてバランスを取っていたし、その主人公のキチゲの発散がこのアニメの一番の醍醐味なんだろうが、バンドメンバーが主人公に終始振り回された挙句、その結末を映さないのが一つの作品として消化不良だったと思う。
だから高評価だけど満点は付けたくないタイプの作品。
正直俺は、桃香が最終回で死ぬタイプのキャラだと勝手に思っていたので、最後まで桃香とバンド続けたのも主人公である仁菜の成長の物語としても消化不良だと思うし、分不相応な師匠ポジは最終的に退場するのが美しいと思う。
桃香が1人だけ経済力あってバイト内容隠してた訳だし、桃香がキャバクラで働いてて厄介客に刺されるとか、実はお嬢様だったとかで退場する布石はあっただけに、普通にビターエンドになったのは残念としか言いようがない。
無論、桃香が退場したらそれは完全にバットエンドだが、やはりロックとは思い通りにならない現実をぶっ壊すリビドーの爆発こそがロックであり。
折角主人公が自分の抱えるルサンチマン、憎悪を可視化されるという個性を持っていたのに、それの最大発現を起こさせずに、すれ違い家族とも普通に和解し、絶交した友人とも絶妙に歩み寄って、ほどほどのルサンチマンの発散で最終回を終えたのが不完全燃焼過ぎる。
桃香を退場させるのは最高のロックを描く為に必要不可欠なピースだったし。
桃香の退場は流石にやり過ぎだとしても、ライバルバンドのダイヤモンドダストを悪役にしたり、事務所の人間を悪人にしたり、色々あってアパートが火事になったり、ライブでイップスになって歌えなくなったりなど、もっとヘイトを集めて主人公の怒りをもっと爆発させられる展開作れたと思うし、それこそがロックだと思うのだが、ガルクラが最終回でやった事は主人公は自分の我儘を曲げないというそれだけの事であり、そこには〝成長〟も〝ロック〟も感じられなかった、だから本当に惜しいし残念。
間違いなく11話までは俺はガルクラは絶対神アニメになると確信して見ていたし、主人公も普通に好きなタイプだし面白過ぎてファンになりかけていたけれど。
でも最終回と結末があまりに不完全燃焼過ぎて、どうしても満足出来なくて、作者1人が満足してて、それにイライラしてる。
だからやはりガルクラは劇場版作るべきだし、桃香を退場させる事が出来ないなら、10年フリーター続けてバンド続けていたのに売れず、友人は全員結婚して、ライバルとは無限に差が開いて、そして唐突に家を追い出されバイトも首になり付き合ってた彼氏からも捨てられるレベルでの最強レベルのルサンチマンから最高のロックをキメるべきだと俺は思う。
本当に名作のなり損ないとしか言いようが無い。
今の名作はどれだけ深いテーマを扱ったとか、どれだけ作品としての個性を出したかとかじゃなくて、どれどけ視聴者の感情を揺さぶるような感動ポルノを作れたか否かだし。
感動ポルノの為ならば、ご都合の友人の事故死やヒロインの病死も肯定される。
それを最終的に主人公が乗り越えるなり、奇跡で復活させるなりして辻褄合わせをすればいいだけなので、もしも劇場版ガルクラを作るならば、今度は世界が闇で覆い隠すレベルのルサンチマンを出すべきだし、それをぶっ壊してこそのロックだと思う。
普通に俺は『トゲナシトゲアリ』のファンになったし、アニメとしてもバンドのプロモーションとしても成功している作品ではあるけど、俺はまだ名作認定はしたくないというか、劇中ライブと主人公のロックが魅力の9割の作品の割に、最後に中身の無い突っ張りで小指立てて終わるのが、ロックだけど規模の小さいロックだからしりすぼみで期待はずれになったのが勿体無い。
総評としては100-x点の作品。
人によっては100だろうし、低くても90点は硬いだろうけど。
やはり最終回で着地点ミスると物足りなく感じる不満が残る。
最終回の着地点として。
プロになる→ケンカ売られる→曲げたくないからプロ辞めるはロックだけど燃えないしあまり感情移入も出来ないから。
プロになる為にはダイヤモンドダストに対バンで勝つしかない→仁菜、負けたらバンド解散する不退転の覚悟で挑む→ボコボコに負けたけど、トゲナシトゲアリ解散して、トゲアリトゲナシとして再結成する。
みたいなオチの方がまだ感情移入出来たし、余計な尺稼ぎも無くて、主人公周りの人間関係の描写に尺使えて完璧だったんじゃないかと思う。
作品のオチが弱すぎたし、結末までの流れもつまらない上にパンチが弱かった。
個人的にはやっぱり仁菜のルサンチマンの爆発を生み出す為に、折角ギター弾けるようになって一緒に弾けるようになったっていう所で桃香が退場するのが一番だったと思うけど、それはアニメ的にはNGな展開なんだろうなって思うし、伏線は敷いたけど躊躇したなっていうのは薄々感じた。
でもブルージャイアントとか、四月は君の嘘、坂道のアポロンが不朽の名作と言われるのは、やはりそこで主人公の成長の為の踏み台が用意されていたからだし、だからこそ桃香の存在がただの元憧れの人の友達で終わったのは作品として主人公に都合が良過ぎてドラえもんからなろうに転落したようなご都合を感じてしまう。
と言うのが自分の感想。
普通に面白いし、11話までは勉強になる部分も多いから、君の名はと並んで今後鬼リピしていく予定ではあるけど、だからこそ本当に残念だなぁと思う作品でした。
かしこ。
でも12.13でストーリーに無理やりオチを作って、これまで作っていた三幕構成の爽快感とは別物のビターエンドで終わったのが本当に残念。
映画化決定とか告知されてたらまだ我慢するけど、エピローグのCパートすらないビターエンドとか視聴者に対する小指立て(作内ミーム)と同義で流石に自己満オナ○ー過ぎたし、それで脚本家のインタビュー見て色々納得してしまった。
この作品を一言で表すなら、ロック版『坂道のアポロン』だと思う。
坂道のアポロンは複雑な人間関係や主人公の葛藤を最高に気持ちのいいサックスで解消するアニメだけど、ガルクラの脚本も似たような流れを感じた。
脚本はラブライブやユーフォの花田十輝氏でまぁその手の青春系アニメの脚本家なのだけど、今回は作風を変えて社会不適合者のロックに挑戦した訳である。
なので多分、普段の作風から癖を消す為に主人公をメンヘラ感強めの狂犬にしてバランスを取っていたし、その主人公のキチゲの発散がこのアニメの一番の醍醐味なんだろうが、バンドメンバーが主人公に終始振り回された挙句、その結末を映さないのが一つの作品として消化不良だったと思う。
だから高評価だけど満点は付けたくないタイプの作品。
正直俺は、桃香が最終回で死ぬタイプのキャラだと勝手に思っていたので、最後まで桃香とバンド続けたのも主人公である仁菜の成長の物語としても消化不良だと思うし、分不相応な師匠ポジは最終的に退場するのが美しいと思う。
桃香が1人だけ経済力あってバイト内容隠してた訳だし、桃香がキャバクラで働いてて厄介客に刺されるとか、実はお嬢様だったとかで退場する布石はあっただけに、普通にビターエンドになったのは残念としか言いようがない。
無論、桃香が退場したらそれは完全にバットエンドだが、やはりロックとは思い通りにならない現実をぶっ壊すリビドーの爆発こそがロックであり。
折角主人公が自分の抱えるルサンチマン、憎悪を可視化されるという個性を持っていたのに、それの最大発現を起こさせずに、すれ違い家族とも普通に和解し、絶交した友人とも絶妙に歩み寄って、ほどほどのルサンチマンの発散で最終回を終えたのが不完全燃焼過ぎる。
桃香を退場させるのは最高のロックを描く為に必要不可欠なピースだったし。
桃香の退場は流石にやり過ぎだとしても、ライバルバンドのダイヤモンドダストを悪役にしたり、事務所の人間を悪人にしたり、色々あってアパートが火事になったり、ライブでイップスになって歌えなくなったりなど、もっとヘイトを集めて主人公の怒りをもっと爆発させられる展開作れたと思うし、それこそがロックだと思うのだが、ガルクラが最終回でやった事は主人公は自分の我儘を曲げないというそれだけの事であり、そこには〝成長〟も〝ロック〟も感じられなかった、だから本当に惜しいし残念。
間違いなく11話までは俺はガルクラは絶対神アニメになると確信して見ていたし、主人公も普通に好きなタイプだし面白過ぎてファンになりかけていたけれど。
でも最終回と結末があまりに不完全燃焼過ぎて、どうしても満足出来なくて、作者1人が満足してて、それにイライラしてる。
だからやはりガルクラは劇場版作るべきだし、桃香を退場させる事が出来ないなら、10年フリーター続けてバンド続けていたのに売れず、友人は全員結婚して、ライバルとは無限に差が開いて、そして唐突に家を追い出されバイトも首になり付き合ってた彼氏からも捨てられるレベルでの最強レベルのルサンチマンから最高のロックをキメるべきだと俺は思う。
本当に名作のなり損ないとしか言いようが無い。
今の名作はどれだけ深いテーマを扱ったとか、どれだけ作品としての個性を出したかとかじゃなくて、どれどけ視聴者の感情を揺さぶるような感動ポルノを作れたか否かだし。
感動ポルノの為ならば、ご都合の友人の事故死やヒロインの病死も肯定される。
それを最終的に主人公が乗り越えるなり、奇跡で復活させるなりして辻褄合わせをすればいいだけなので、もしも劇場版ガルクラを作るならば、今度は世界が闇で覆い隠すレベルのルサンチマンを出すべきだし、それをぶっ壊してこそのロックだと思う。
普通に俺は『トゲナシトゲアリ』のファンになったし、アニメとしてもバンドのプロモーションとしても成功している作品ではあるけど、俺はまだ名作認定はしたくないというか、劇中ライブと主人公のロックが魅力の9割の作品の割に、最後に中身の無い突っ張りで小指立てて終わるのが、ロックだけど規模の小さいロックだからしりすぼみで期待はずれになったのが勿体無い。
総評としては100-x点の作品。
人によっては100だろうし、低くても90点は硬いだろうけど。
やはり最終回で着地点ミスると物足りなく感じる不満が残る。
最終回の着地点として。
プロになる→ケンカ売られる→曲げたくないからプロ辞めるはロックだけど燃えないしあまり感情移入も出来ないから。
プロになる為にはダイヤモンドダストに対バンで勝つしかない→仁菜、負けたらバンド解散する不退転の覚悟で挑む→ボコボコに負けたけど、トゲナシトゲアリ解散して、トゲアリトゲナシとして再結成する。
みたいなオチの方がまだ感情移入出来たし、余計な尺稼ぎも無くて、主人公周りの人間関係の描写に尺使えて完璧だったんじゃないかと思う。
作品のオチが弱すぎたし、結末までの流れもつまらない上にパンチが弱かった。
個人的にはやっぱり仁菜のルサンチマンの爆発を生み出す為に、折角ギター弾けるようになって一緒に弾けるようになったっていう所で桃香が退場するのが一番だったと思うけど、それはアニメ的にはNGな展開なんだろうなって思うし、伏線は敷いたけど躊躇したなっていうのは薄々感じた。
でもブルージャイアントとか、四月は君の嘘、坂道のアポロンが不朽の名作と言われるのは、やはりそこで主人公の成長の為の踏み台が用意されていたからだし、だからこそ桃香の存在がただの元憧れの人の友達で終わったのは作品として主人公に都合が良過ぎてドラえもんからなろうに転落したようなご都合を感じてしまう。
と言うのが自分の感想。
普通に面白いし、11話までは勉強になる部分も多いから、君の名はと並んで今後鬼リピしていく予定ではあるけど、だからこそ本当に残念だなぁと思う作品でした。
かしこ。
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