計算高い誉さん

ふうしゅ

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キーンコーンカーンコーン...

(ふぅ、やっと授業が終わった...これで家に帰られる。)

誉はささっと帰る準備をして教室を出ようとすると、

「誉ちゃああん!この問題どう解くの?」

(出たな...桜子。出来ればお前には捕まりたくはなかった。)

○葉月桜子(はづき さくらこ)
一番仲が良い友達でとても扱いやすい。
勉強は出来ないが体力に自信アリ。
恋をしやすい。

「桜子、そういうのは男子に聞いた方がモテるぞ。」

「でももう頼れるのは誉ちゃんだけなの...。」

(...そんな目で見ないでくれ。)

その時誉は廊下に女子に囲まれている要を見つけた。

○五十嵐要(いがらし かなめ)
クラス一のイケメン。
勉強も運動も出来ておまけに顔も整っているから女子にモテる。
絶対腹黒いわ...。

「要に聞いたら答えてくれるよ。じゃあね!」

「あ、誉ちゃん!」

誉は素早くその場から離れて家まで目指した。


残された桜子は顔を膨らませながら、

「もー、誉ちゃんたらっ。帰るのが早いよ!」

(好きな人に声なんてかけられないよ...。)
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