九人姉妹ほのぼの日和 一巡目

『本隠し』 三女ルリア編

『本隠し』 三女ルリア編・中前

～寝室～


ｼｪﾘｴｰﾙ
「これであと２冊…」

ｾﾚｰﾗﾙ
「(￣ー￣)さあ、シェリーに全部見つけられるかな？」
ﾌｨｵﾘﾝ
「私のは全部見つかっちゃった…(･･;)」

……まさか貴方達…(ｰｰ;)


ｾﾚｰﾗﾙ
「おお、ルリ姉！今『本探しごっこ』をしているところだけどルリ姉も見物するかい？」

ﾙﾘｱ
「いや………」

あぁ、やっぱり……(T_T)
じゃあ私が読もうとした小説も……


ｼｪﾘｴｰﾙ「o(￣ｰ￣= ￣ｰ￣)o」


ﾙﾘｱ
「貴方達…一体何処に隠したの…？」

ﾌｨｵﾘﾝ
「私が隠したのは全部見つかっちゃったよ」
ｾﾚｰﾗﾙ
「仕方ないさ、フィオリンは素人だからね
因みに私はビニールで覆ってベッド裏とかにも張り付けたよん」


貴方いったいどこに隠してるの(^_^;)


ｾﾚ-ﾗﾙ
「ふっふっふ、こうやって悪戦苦闘しているシェリー頑張りを見ると隠しがいがあるのう」


うん、隠してるのは私の小説なんだけどね…


ｼｪﾘｴｰﾙ「(-"-;＝;-"-)」


別に無くしさえしなければいいよ
何が何でも今すぐ読みたい訳でもないから…




ｼｪﾘｴｰﾙ
「(;￣^￣)おい、くそばか
おまえがかくした本は全然みつからんぞ」


ｾﾚｰﾗﾙ
「何を言っているんだシェリーよ
私が隠した本を一冊見つけたじゃない」

ｼｪﾘｴｰﾙ
「あれはベットの上に堂々とおいてあったじゃないか！
かくしてすらなかったぞ！」


……(^^;;


ｾﾚｰﾗﾙ
「そう、じゃあギブアップかな？」

ｼｪﾘｴｰﾙ
「ヽ(*｀Д´*||するかー！！絶対にみつけてやる！」


シェリエールが負けず嫌いなのはいつものことだけど、何か賭け事でもしているのかな……？





～２分後～

ｾﾚ-ﾗﾙ
「( ´Д`)さあ、３分経ってあと２分！
未だモタモタしているシェリエール選手は全ての本を見つけられるのだろうか！！」


ｼｪﾘｴｰﾙ
「ι(｀ﾛ´)ノ全然みつからんぞ！
本の分際でなまいきな！！
見つけたらひきさいてやる！」


いや、それ私の小説なんだけど(^_^;)



ｾﾚｰﾗﾙ
「ついに自分の捜索能力の無さを本のせいにするとは…最早これは末期かな？」


ﾙﾘｱ
「まさか部屋の外に隠したということはないよね？」


ｾﾚｰﾗﾙ
「そんなことしたら私が罰ゲームを受けなきゃいけなくなるよ」


罰ゲームなんてあるのね(^^;)



ｾﾚ-ﾗﾙ
「因みにもう一冊の隠し場所の答えをいっちゃうと床下収納の裏にあるよ…(´Д` )」


５分制限でそれは流石に卑怯すぎるんじゃないかな(^^;)
絶対見つけられないと思うよ


ﾌｨｵﾘﾝ
「え？(°o°;)床下収納の裏にあるの！？」


ｾﾚ-ﾗﾙ「(￣▽￣;)おっと！…し～…だよ」






ｼｪﾘｴ-ﾙ
「( ¯･_･¯ )……」

ﾌｨｵﾘﾝ「(°o°;)あっ…」