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江戸城大広間にて家康と秀忠に対して全国の諸大名を代表して臣下の礼を取ったみつおは大坂(おおざか)へと出立(しゅったつ)す
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それからさらに時が流れ、慶長16(1611)年の7月1日、遂に江戸城の大広間にて秀頼(ひでより)に扮(ふん)したみつおが全国より集まった…、大坂城にて淀殿の暴発を抑えている福島正則、加藤清正、浅野(あさの)幸長(よしなが)を除いた全国の諸大名の筆頭として、最上段に鎮座(ちんざ)する家康と秀忠(ひでただ)に対して臣下の礼をとることとなった。尚(なお)、その際、みつおの要望がいれられて、忠為(ただため)がみつおの後見役として、みつおのためにお手本を示してくれることとなり、みつおはその通りに動けば良いだけであり、つつがなく終えることが出来た。
その後、時を置かずして、みつおは全国の諸大名を率いて大坂(おおざか)へと旅立っていった。大坂城の濠(ほり)を埋めるための工事の陣頭指揮を執るためであり、とは言っても、みつおはこれまで工事の指揮など執ったことはなく、実務は一緒についてきた大久保(おおくぼ)長安(ちょうあん)が采配(さいはい)を振るうこととなった。長安(ちょうあん)に采配(さいはい)を振るわせることとしたのは本多(ほんだ)正純(まさずみ)の強い推挙(すいきょ)の「賜物(たまもの)」であった。
「金山掘りに長(た)けた大久保(おおくぼ)長安(ちょうあん)なれば必ずや、濠(ほり)を埋める工事の陣頭指揮を執らせても立派に務まるものかと…」
正純(まさずみ)は家康と秀忠に対して長安(ちょうあん)を強く推挙し、これには父・正信(まさのぶ)も大賛成であり、倅(せがれ)を後押ししたものである。
それに対して秀忠はただ単純に、「それもそうだな…」と思ったのに対して、家康は正純(まさずみ)の…、と言うよりは本多家の、と言うべきであろう、心底(しんてい)が見えていたので、内心、眉(まゆ)を顰(ひそ)めたものである。
本多家の心底(しんてい)…、それはズバリ大久保党の力を殺(そ)ぐことにあった。
本多家と大久保家は共に徳川の家臣ながら強いライバル関係にあった。とりわけ正信(まさのぶ)・正純(まさずみ)父子の大久保家…、大久保党に対する敵愾心(てきがいしん)たるや激しいものがあり、隙(すき)あらばと、大久保党の力を如何(いか)に殺(そ)ぐか、正信(まさのぶ)も正純(まさずみ)もそればかり考えていた。
そして今回、大久保党の一人である長安(ちょうあん)をみつおに附属(ふぞく)させ、実際に大坂城の濠(ほり)を埋める工事の陣頭指揮を執らせることは大久保党の力を大いに殺(そ)ぐことに他ならない。
それと言うのも、神輿(みこし)に過ぎないとは言え、あくまで建前(たてまえ)ではみつおが秀頼(ひでより)として大坂城の濠(ほり)を埋める工事の陣頭指揮を執ることとなっており、実際に陣頭指揮を執ることになる長安(ちょうあん)はこれまたあくまで、建前では「副指揮官」という位置付けであった。
そのみつおが濠(ほり)を埋める工事の最中(さなか)、狙撃(そげき)された…、となれば「副指揮官」の責任は免れないだろう…、そこで正純(まさずみ)は長安(ちょうあん)にその「副指揮官」の役目を背負わせることで、間接的に大久保党の力を殺(そ)ごうとしたのであり、正信(まさのぶ)もすぐにそうと察して珍しく正純(まさずみ)を後押しした次第であり、それに対して秀忠は素直に正純(まさずみ)の言葉を信じたものの、家康には通じず、家康は正純(まさずみ)の心底(しんてい)などお見通しであり、正信(まさのぶ)にしても、
「上様なれば愚息(ぐそく)の浅知恵(あさぢえ)など即座に見破るであろう…」
そう見通していたので、正純(まさずみ)が秀忠に対して長安(ちょうあん)を副指揮官にと推挙している時には積極的に援護射撃したものの、家康に対して正純(まさずみ)が長安(ちょうあん)を推挙している時には援護射撃しなかった。
「それほどまでに大久保党の力を殺(そ)ぎたいか?」
家康にズバリそう問われた正純(まさずみ)は顔から火が出た。
「いえ、それは…」
正純(まさずみ)は以前のように…、木下みつお暗殺計画が家康にバレた時のように先手を打って認めるという発想にはなれなかった。それ以上に恥かしさが込み上げてきたので、それどころではなかった。
すると家康はそんな正純(まさずみ)に対して、かわいいところもあるものだと、そう思いつつ、「まぁ良い」と言った。
「まぁ、良いとは?」
正信(まさのぶ)が尋ねた。
「いかさま…、大久保党の力をこの辺で殺(そ)いでおくのも悪くはない…」
家康はそう告げたので、正信(まさのぶ)も正純(まさずみ)も、「おや?」という顔をした。すると家康はそんな二人に対して釘を刺すかのように、「勘違いするでない」と答えた。
「大久保党はみつおを抱え込んだことで…、二ノ丸御殿が造営されるまでの間だけ、大久保党…、忠為(ただため)の屋敷にて逗留(とうりゅう)しているだけにもかかわらず、大久保党はみつおを…、秀頼(ひでより)を抱え込んだつもりでおろうが…、その上、長安(ちょうあん)自身にも良からぬ風聞(ふうぶん)を耳にしておれば、この辺で大久保党に対して釘を刺す意味からも、大久保党の力を殺(そ)ぐのも悪くはない…」
裏を返せば本多家…、正信(まさのぶ)と正純(まさずみ)父子が調子に乗るようなことがあれば大久保党と同じ目にあわすぞと、家康はそう脅しているに等しく、それに対して正信(まさのぶ)も正純(まさずみ)も敏感にそれを看取(かんしゅ)したので、思わず身震いしつつ、「ははぁっ」と平伏(へいふく)したものである。
ちなみに長安(ちょうあん)に関する黒い噂とは他でもない、幕府の金山奉行として本来、幕府に納めるべき、全国の金山より産出されたその金を横領しているという疑惑である。家康も秀忠も多少の横領は目を瞑(つぶ)るつもりでいたが、しかしここ最近、家康や秀忠が黙認しているのを良いことに、段々と横領額が跳ね上がってきているのでは、という疑惑があったのである。そこで大久保党の力を殺(そ)ぐと共に、長安(ちょうあん)自身に対してもこの辺で少しビビらせておいた方が良いだろうと、家康はそう思って、正純(まさずみ)の推挙に頷(うなず)いたのであった。
長安(ちょうあん)が「副指揮官」としてみつおに附属(ふぞく)させられたのはこのような経緯があればこそ、であった。
その後、時を置かずして、みつおは全国の諸大名を率いて大坂(おおざか)へと旅立っていった。大坂城の濠(ほり)を埋めるための工事の陣頭指揮を執るためであり、とは言っても、みつおはこれまで工事の指揮など執ったことはなく、実務は一緒についてきた大久保(おおくぼ)長安(ちょうあん)が采配(さいはい)を振るうこととなった。長安(ちょうあん)に采配(さいはい)を振るわせることとしたのは本多(ほんだ)正純(まさずみ)の強い推挙(すいきょ)の「賜物(たまもの)」であった。
「金山掘りに長(た)けた大久保(おおくぼ)長安(ちょうあん)なれば必ずや、濠(ほり)を埋める工事の陣頭指揮を執らせても立派に務まるものかと…」
正純(まさずみ)は家康と秀忠に対して長安(ちょうあん)を強く推挙し、これには父・正信(まさのぶ)も大賛成であり、倅(せがれ)を後押ししたものである。
それに対して秀忠はただ単純に、「それもそうだな…」と思ったのに対して、家康は正純(まさずみ)の…、と言うよりは本多家の、と言うべきであろう、心底(しんてい)が見えていたので、内心、眉(まゆ)を顰(ひそ)めたものである。
本多家の心底(しんてい)…、それはズバリ大久保党の力を殺(そ)ぐことにあった。
本多家と大久保家は共に徳川の家臣ながら強いライバル関係にあった。とりわけ正信(まさのぶ)・正純(まさずみ)父子の大久保家…、大久保党に対する敵愾心(てきがいしん)たるや激しいものがあり、隙(すき)あらばと、大久保党の力を如何(いか)に殺(そ)ぐか、正信(まさのぶ)も正純(まさずみ)もそればかり考えていた。
そして今回、大久保党の一人である長安(ちょうあん)をみつおに附属(ふぞく)させ、実際に大坂城の濠(ほり)を埋める工事の陣頭指揮を執らせることは大久保党の力を大いに殺(そ)ぐことに他ならない。
それと言うのも、神輿(みこし)に過ぎないとは言え、あくまで建前(たてまえ)ではみつおが秀頼(ひでより)として大坂城の濠(ほり)を埋める工事の陣頭指揮を執ることとなっており、実際に陣頭指揮を執ることになる長安(ちょうあん)はこれまたあくまで、建前では「副指揮官」という位置付けであった。
そのみつおが濠(ほり)を埋める工事の最中(さなか)、狙撃(そげき)された…、となれば「副指揮官」の責任は免れないだろう…、そこで正純(まさずみ)は長安(ちょうあん)にその「副指揮官」の役目を背負わせることで、間接的に大久保党の力を殺(そ)ごうとしたのであり、正信(まさのぶ)もすぐにそうと察して珍しく正純(まさずみ)を後押しした次第であり、それに対して秀忠は素直に正純(まさずみ)の言葉を信じたものの、家康には通じず、家康は正純(まさずみ)の心底(しんてい)などお見通しであり、正信(まさのぶ)にしても、
「上様なれば愚息(ぐそく)の浅知恵(あさぢえ)など即座に見破るであろう…」
そう見通していたので、正純(まさずみ)が秀忠に対して長安(ちょうあん)を副指揮官にと推挙している時には積極的に援護射撃したものの、家康に対して正純(まさずみ)が長安(ちょうあん)を推挙している時には援護射撃しなかった。
「それほどまでに大久保党の力を殺(そ)ぎたいか?」
家康にズバリそう問われた正純(まさずみ)は顔から火が出た。
「いえ、それは…」
正純(まさずみ)は以前のように…、木下みつお暗殺計画が家康にバレた時のように先手を打って認めるという発想にはなれなかった。それ以上に恥かしさが込み上げてきたので、それどころではなかった。
すると家康はそんな正純(まさずみ)に対して、かわいいところもあるものだと、そう思いつつ、「まぁ良い」と言った。
「まぁ、良いとは?」
正信(まさのぶ)が尋ねた。
「いかさま…、大久保党の力をこの辺で殺(そ)いでおくのも悪くはない…」
家康はそう告げたので、正信(まさのぶ)も正純(まさずみ)も、「おや?」という顔をした。すると家康はそんな二人に対して釘を刺すかのように、「勘違いするでない」と答えた。
「大久保党はみつおを抱え込んだことで…、二ノ丸御殿が造営されるまでの間だけ、大久保党…、忠為(ただため)の屋敷にて逗留(とうりゅう)しているだけにもかかわらず、大久保党はみつおを…、秀頼(ひでより)を抱え込んだつもりでおろうが…、その上、長安(ちょうあん)自身にも良からぬ風聞(ふうぶん)を耳にしておれば、この辺で大久保党に対して釘を刺す意味からも、大久保党の力を殺(そ)ぐのも悪くはない…」
裏を返せば本多家…、正信(まさのぶ)と正純(まさずみ)父子が調子に乗るようなことがあれば大久保党と同じ目にあわすぞと、家康はそう脅しているに等しく、それに対して正信(まさのぶ)も正純(まさずみ)も敏感にそれを看取(かんしゅ)したので、思わず身震いしつつ、「ははぁっ」と平伏(へいふく)したものである。
ちなみに長安(ちょうあん)に関する黒い噂とは他でもない、幕府の金山奉行として本来、幕府に納めるべき、全国の金山より産出されたその金を横領しているという疑惑である。家康も秀忠も多少の横領は目を瞑(つぶ)るつもりでいたが、しかしここ最近、家康や秀忠が黙認しているのを良いことに、段々と横領額が跳ね上がってきているのでは、という疑惑があったのである。そこで大久保党の力を殺(そ)ぐと共に、長安(ちょうあん)自身に対してもこの辺で少しビビらせておいた方が良いだろうと、家康はそう思って、正純(まさずみ)の推挙に頷(うなず)いたのであった。
長安(ちょうあん)が「副指揮官」としてみつおに附属(ふぞく)させられたのはこのような経緯があればこそ、であった。
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