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一章
ミルコレア
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頭部を失ったゴブリンはそのまま倒れ、周りにいたゴブリン達慌てふためいている。
「そこのゴブリン達、大人しくこの場を去れ。これは最初で最後の警告だ」
「「グギャアアアア」」
最初は慌てふためいていたゴブリン達だが俺を敵だと認識すると一斉に襲い掛かってくる。
「残念だ」
ドンドンドンドン
俺は歩きながら向かってくるゴブリン達に向かい発砲する。本当ならマグナムは片手で撃ったり連射できるような銃ではないが女神からものだ、特別性なのだろう。
このマグナムは回転するチャンバーが付いており射撃するごとにチャンバーが回転する。
向かってくる全てのゴブリン達はマグナムで撃たれ体に風穴を開けて絶命する。
最後の一匹を倒したところでちょうど倒れていた女性の前についた。
倒れていたのは血で汚れたドレスを着ている20歳くらいの長い金髪と青い瞳が特徴的な美しい女性だった。
前の世界で言えばハリウッド級の美人だ。
マグナムを腰についていたホルダーにしまい女性に話しかける。
「もう大丈夫、ゴブリン達は全て片付けた」
「あ、ありがとうございます。えっと…お名前を教えていただけますか?」
名前か、元の世界の名前もあるがこの姿に合っていない。
せっかくなら新しい名前を付けるのもいいだろう。
「私の名前はレルフードだ」
「私の名前はミルコレア・アステロ、ミルコレアとお呼びください。改めてお礼を申し上げますレルフード様」
なんて礼儀正しい子なんだ。もしかしたら何処かの貴族かもしれない。
今気が付いたがミルは足を怪我しているな。だからずっと倒れていたのか。
「礼には及ばないさミルコレア。それよりも足を怪我しているな、立てるか?」
「はい。でも歩けそうにないです」
「無理はするな」
そうなると簡易的な応急処置しかできることはないな。
よく見るとここにはゴブリンの死体だけではなく人の死体もある。
罰当たりだとは思うがこの人たちの衣服を包帯代わりにさせてもらおう。
「応急処置はこれくらいでいいだろう。後はその血で汚れたドレスを何とかしなければいけないな」
「このキャラバンに私の服が何着かあるので取ってき貰っても構いませんか?」
「ああ、いいだろう」
ミルコレアの服をキャラバンから取り出し渡した後着替えているミレコニアを背にして俺は周りにある人やゴブリンの死体を見つめる。
正直気持ち悪くて吐きそうだ。
だがやはり俺の表情は一切変わらず冷静の一言に尽きる。
心で感じた感情が表情に表せないというのは気味が悪いな。
俺はコートの内側にある胸ポケットから世界樹の葉で作られた葉巻を取り出した。
せっかくもらったのだから使ってみよう。
同じくもらったジッポライターを使い葉巻に火をつけて吸ってみる。
おお~!!とてもリラックスできる。これは凄いな、疲れも嘘のように消えていく。匂いもいいし味も俺好みだ。
「レルフード様」
声をかけてきたので後ろを振り向くとそこにはドレスの背中にあるチャックを全開にしたミルコレアがいた。
「ゴフッ」
「きゃあ!」
ミルコレアの姿に驚いてむせてしまい煙を彼女に浴びせてしまった。
それに驚いたミルコレアは尻もちをついた。
「すまない、大丈夫か?」
「こちらこそすみません。ドレスのファスナーを閉めてもらおうとしたのですが驚かせてしまいましたね、私は大丈夫なので気にしないでください」
いや、あなたは大丈夫でも、その…服がはだけて胸が見えそうになっている。
俺は紳士だ。気にしない気にしない。
あれ?そういえばミルコレア足怪我してるじゃん!!
尻もちなんてついたら傷が痛むはず。
「足の怪我はどうだ?」
「え?…痛くない。なんで?」
足を怪我しているはずのミルコレアが自分で起き上がれた。
もしかしてこの葉巻の回復効果って煙でも有効なのか!?
そうだとしたらこの葉巻は本当に凄い葉巻だな。
「この葉巻のおかげだろう。これには治療効果があるからな」
「…私の怪我を治してくれたのですか!?ありがとうございます!このご恩は一生忘れません!!」
え?そんなに喜ぶ?
「気にすることはない」
「いえこの恩を忘れることは絶対にありません。生涯をかけて私はあなたの力になることを誓いましょう」
ミルコレアは片膝をついて右手を胸の前で止めるとまるで騎士のように宣誓をする。
どうしたらいいのこれ?
「そこのゴブリン達、大人しくこの場を去れ。これは最初で最後の警告だ」
「「グギャアアアア」」
最初は慌てふためいていたゴブリン達だが俺を敵だと認識すると一斉に襲い掛かってくる。
「残念だ」
ドンドンドンドン
俺は歩きながら向かってくるゴブリン達に向かい発砲する。本当ならマグナムは片手で撃ったり連射できるような銃ではないが女神からものだ、特別性なのだろう。
このマグナムは回転するチャンバーが付いており射撃するごとにチャンバーが回転する。
向かってくる全てのゴブリン達はマグナムで撃たれ体に風穴を開けて絶命する。
最後の一匹を倒したところでちょうど倒れていた女性の前についた。
倒れていたのは血で汚れたドレスを着ている20歳くらいの長い金髪と青い瞳が特徴的な美しい女性だった。
前の世界で言えばハリウッド級の美人だ。
マグナムを腰についていたホルダーにしまい女性に話しかける。
「もう大丈夫、ゴブリン達は全て片付けた」
「あ、ありがとうございます。えっと…お名前を教えていただけますか?」
名前か、元の世界の名前もあるがこの姿に合っていない。
せっかくなら新しい名前を付けるのもいいだろう。
「私の名前はレルフードだ」
「私の名前はミルコレア・アステロ、ミルコレアとお呼びください。改めてお礼を申し上げますレルフード様」
なんて礼儀正しい子なんだ。もしかしたら何処かの貴族かもしれない。
今気が付いたがミルは足を怪我しているな。だからずっと倒れていたのか。
「礼には及ばないさミルコレア。それよりも足を怪我しているな、立てるか?」
「はい。でも歩けそうにないです」
「無理はするな」
そうなると簡易的な応急処置しかできることはないな。
よく見るとここにはゴブリンの死体だけではなく人の死体もある。
罰当たりだとは思うがこの人たちの衣服を包帯代わりにさせてもらおう。
「応急処置はこれくらいでいいだろう。後はその血で汚れたドレスを何とかしなければいけないな」
「このキャラバンに私の服が何着かあるので取ってき貰っても構いませんか?」
「ああ、いいだろう」
ミルコレアの服をキャラバンから取り出し渡した後着替えているミレコニアを背にして俺は周りにある人やゴブリンの死体を見つめる。
正直気持ち悪くて吐きそうだ。
だがやはり俺の表情は一切変わらず冷静の一言に尽きる。
心で感じた感情が表情に表せないというのは気味が悪いな。
俺はコートの内側にある胸ポケットから世界樹の葉で作られた葉巻を取り出した。
せっかくもらったのだから使ってみよう。
同じくもらったジッポライターを使い葉巻に火をつけて吸ってみる。
おお~!!とてもリラックスできる。これは凄いな、疲れも嘘のように消えていく。匂いもいいし味も俺好みだ。
「レルフード様」
声をかけてきたので後ろを振り向くとそこにはドレスの背中にあるチャックを全開にしたミルコレアがいた。
「ゴフッ」
「きゃあ!」
ミルコレアの姿に驚いてむせてしまい煙を彼女に浴びせてしまった。
それに驚いたミルコレアは尻もちをついた。
「すまない、大丈夫か?」
「こちらこそすみません。ドレスのファスナーを閉めてもらおうとしたのですが驚かせてしまいましたね、私は大丈夫なので気にしないでください」
いや、あなたは大丈夫でも、その…服がはだけて胸が見えそうになっている。
俺は紳士だ。気にしない気にしない。
あれ?そういえばミルコレア足怪我してるじゃん!!
尻もちなんてついたら傷が痛むはず。
「足の怪我はどうだ?」
「え?…痛くない。なんで?」
足を怪我しているはずのミルコレアが自分で起き上がれた。
もしかしてこの葉巻の回復効果って煙でも有効なのか!?
そうだとしたらこの葉巻は本当に凄い葉巻だな。
「この葉巻のおかげだろう。これには治療効果があるからな」
「…私の怪我を治してくれたのですか!?ありがとうございます!このご恩は一生忘れません!!」
え?そんなに喜ぶ?
「気にすることはない」
「いえこの恩を忘れることは絶対にありません。生涯をかけて私はあなたの力になることを誓いましょう」
ミルコレアは片膝をついて右手を胸の前で止めるとまるで騎士のように宣誓をする。
どうしたらいいのこれ?
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