13 / 42
13.ジェコと嫌がらせ
しおりを挟む
「そうだ、家族になるならジェコに紹介しないと!」
つい先程まで空腹を訴えていた子狸は軽い身のこなしでティオの腕から降りた。洞窟の入口へと走り、上をきょろきょろと見上げている。
家族、ではなく居候なのだが、嬉しそうなタータを見ては訂正することができなかった。ザクセンが耳にすれば、厳しい顔で息子を注意したことだろう。彼がこの場にいなくて幸か不幸かわからず、ティオは苦い笑みを浮かべるしかなかった。
「ジェコー、ジェコ。どこ?出てきてー」
タータの呼びかけに、空気が一瞬ざわついた。何の変哲もなかった洞窟の壁に斑模様が現れる。目を凝らして見ると、それはヤモリの大群だった。黒地に白い斑点の模様を持つヤモリに混じって、青く輝く一際大きな一匹がいた。青いヤモリはぴょんと跳ね、タータの頭の上に着地した。
「ティオ、家守のジェコだよ。ジェコ、こっちはティオ」
ジェコの灰色の大きな瞳がじっとティオを見つめる。口角が上がった口の造りのせいで、笑っているように見えた。
「ジェコはね、家守のリーダーなんだ。みんなと一緒に、この家を守ってくれてるんだ。外から見えないように家を隠してくれたり、家の中を寒くないように、熱くないようにしてくれてるんだよ!」
「へええ!それはすごいや。ジェコ、どうぞよろしくね」
正座して小さく頭を下げると、ジェコはクルルと鳴き声をあげた。
「ジェコ、ティオは大事な新しい家族だからね?ちゃんと顔おぼえるんだよ?」
ジェコは了解と言わんばかりにもう一度鳴き声をあげ、太く短い舌でタータの鼻を舐めた。ジェコは壁に飛び移ると、他の仲間と共に姿を消した。
魔獣同士で助け合って暮らしていることに、ティオは感心していた。群れで暮らす魔獣はあれど、種が異なれば互いに干渉しないものと思っていたのだ。このことを知った調獣師が、目の色変えて話を聞きたがる姿が容易に想像できた。
「あっ、父ちゃんおかえりなさーいっ」
「タータ、起きたか」
「うん!父ちゃんあのね、今ねジェコにティオのこと紹介したんだよ」
「そうか」
「オイラ、ティオがいてくれてうれしい。父ちゃん、ありがとう!」
足元に駆け寄る息子の頭を笑顔で撫でていたザクセンの顔が複雑そうに歪む。彼はタータの感謝の言葉には応えず、ただ頭を撫でるだけに留めた。
「あ、おさかなーっ」
ザクセンが地面に置いた木桶の中を、タータは嬉しそうに覗き込んだ。
「タータ、今日も頑張ってみるか?」
緊張した面持ちで、だがしっかりと頷くタータに、ティオは首を傾げた。洞窟内中央の焚き火の跡に、ザクセンが枝や枯れ草を置く。タータはもっふりとした尻尾をお尻にぴったりとくっつけ、目を閉じて体を丸めた。深呼吸を何度か繰り返し、暫く唸り声を上げた後、口をぱかりと開ける。小さな炎が出てきたが、枝や枯れ草には届かず空中に消えてしまった。
「うー…またダメだった…」
「だが、この間よりは炎が大きくなっているぞ。少しずつだが、きちんと成長している。そう落ち込むな」
小さな体をさらに小さくさせてしょんぼりするタータに、ザクセンは頬擦りした。そして軽く息を吸った彼は、息子とは比にならない威力の炎を吐き出した。勢い良く焚き火が燃える。
ティオは思わず拍手をしていた。調獣師であれば火を噴く魔獣を見慣れているのだろうが、ティオは植物としか触れ合う機会がなく、素直にすごいと思った。だがザクセンにじろりと睨まれ、早々に手を止めた。
「飯にするとしよう」
「ティオ、こっちに来て!おさかなだよっ」
「あ、でも…」
タータに元気に呼ばれるも、ティオは躊躇った。ザクセンが自分と我が子の為に獲ってきたであろう魚を図々しく頂戴していい訳がない、と思った。自分は自分で、外に出て食べれるものを採りに行くべきだろう。
その場から動かないティオに、ザクセンの視線が向けられる。
「…心配せずとも貴様の分もある。食いたければ食えばいい。…食えればの話だが」
最後の意味深な発言に疑問符を浮かべながらも、ティオは彼の言葉に甘えることにした。焚き火を囲むタータの隣に腰掛ける。子狸は木桶に顔を突っ込むと、なかなかに立派な大きさの鮮魚を咥えて薬師に差し出した。反射的に受け取るも固まる彼をよそに、タータはもう一尾咥え、地面の上に置いてかぶりつき始めた。ザクセンは、一尾を丸ごと口の中に放りこんでいる。
自分のような地獄の住人とは違い、彼ら魔獣は生のまま、捌いたり切ったりせずに食べるのだと今更気付く。人語を解し、泣いたり笑ったりと感情豊かな彼らを見ていると自分たちと本質はそう変わらないのではないかと錯覚していた。
「?おさかな、おいしいよ?」
手の上に生魚を乗せたまま動かないティオに、タータは首を傾げた。ぬらぬらと輝きを放つ銀の鱗の魚を見つめ、ティオはタータにどう答えるべきか悩んだ。
「森の外から来た薬師様は、魚は好かんらしいな。やはり我等とは住む世界が違う」
ザクセンに嘲笑され、ティオは彼に視線を向けた。嫌ならば出て行け、と雄弁に物語る翡翠の瞳に、ティオは合点がいった。生魚を食事に獲ってきたのは、わざとなのだと。地獄の住人が魚をそのままの姿で食べないと承知の上で、食事として提供し、ティオの心を折り自主的に出て行かせる算段なのだ。
気持ちは理解できないでもないが、さすがにティオもむっとした。ザクセンを見返してやりたいが、さすがに彼らみたくかぶりつく勇気はない。
そこでティオは自分の鞄をあさり、白い粉末の入った薬瓶を手に戻った。細いが丈夫そうな枝を焚き火から抜き出し、魚の口から入れて串刺しにする。薬瓶の中身を満遍なく魚にまぶし、地面に刺して火で炙る。
一連の流れを、タータは食事そっちのけで食い入るように見ていた。初めて見たと言わんばかりに、口を開けてきょとんとする子狸に思わず笑みがこぼれる。
「タータはそのままで食べるのが好き?」
「うん」
「そっか。俺はね、火を通して食べるのが好きなんだ」
「それ、なあに?」
「塩、って言う調味料だよ」
「しお…」
不思議そうに粉末を見つめるタータに、ティオは蓋を開けた薬瓶に小指を突っ込んだ。塩のついた小指を子狸に差し出し、舐めるように促す。舌をちょろりと出して塩を味わったタータは、途端に目をぎゅっと閉じてぶるぶると毛並みを震わせた。
「しょっぱい!」
おそらく初体験だったであろう塩辛さに、タータは驚き、がつがつと魚にかぶりついた。ティオを見上げる潤んだ瞳が、どうしてそんな意地悪するの、とでも言っているかのようだった。
「ごめん、しょっぱかったよね。そのままじゃとても食べれないんだけど、こうやって魚につけるとすごくおいしくなるんだよ」
ティオは食べ頃に焼けた魚の串を手に取り、湯気の出る熱々のそれを冷まそうと息を吹きかけた。
「食べてみて。熱いから、気をつけてね」
タータの鼻先に突き出す。子狸は不審そうに何度か匂いを嗅ぎ、おずおずと魚の腹に食いついた。熱そうにしながらも、もぐもぐと咀嚼して嚥下した彼の顔はきらきらと輝いた。
「おいしいっ」
ティオは、もう一口欲しいとねだるタータに枝串ごと譲った。改めて自分の分を作りつつ、ザクセンを窺い見る。既に食事を終えたらしい大狐は、交差させた前脚の上に頭を乗せて、その大きな体を地面に横たえている。作戦に失敗した彼は、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていた。
「…ザクセンさんも、もし良ければ食べますか?」
「要らん」
「でも父ちゃん、本当においしいんだよ!」
魚で口の中をいっぱいにして頬張る息子に、ザクセンは表情を和らげた。
「父のことは気にするな。全部タータが食え」
やったあ、と喜ぶタータを見ながら、ティオは焼きあがった魚に口をつけた。火が入ってふわふわに柔らかくなった身が脂とともに舌の上に広がる。味付けが塩のみとシンプルなだけに、魚が本来持っている旨味が存分に引き出されていた。久々の食事ということもあるだろうが、あっさりとしているのに食べ応えのある魚に、おいしいと素直な感想が無意識に口から漏れる。
「父ちゃんがとってくるおさかな、どれもおいしいんだよ!」
「うん、本当においしい。ザクセンさん、ありがとうございます」
まるで自分のことのように誇らしげなタータが可愛らしい。お礼の言葉を言うも、ザクセンはそっぽを向いて鼻を鳴らしただけだった。
つい先程まで空腹を訴えていた子狸は軽い身のこなしでティオの腕から降りた。洞窟の入口へと走り、上をきょろきょろと見上げている。
家族、ではなく居候なのだが、嬉しそうなタータを見ては訂正することができなかった。ザクセンが耳にすれば、厳しい顔で息子を注意したことだろう。彼がこの場にいなくて幸か不幸かわからず、ティオは苦い笑みを浮かべるしかなかった。
「ジェコー、ジェコ。どこ?出てきてー」
タータの呼びかけに、空気が一瞬ざわついた。何の変哲もなかった洞窟の壁に斑模様が現れる。目を凝らして見ると、それはヤモリの大群だった。黒地に白い斑点の模様を持つヤモリに混じって、青く輝く一際大きな一匹がいた。青いヤモリはぴょんと跳ね、タータの頭の上に着地した。
「ティオ、家守のジェコだよ。ジェコ、こっちはティオ」
ジェコの灰色の大きな瞳がじっとティオを見つめる。口角が上がった口の造りのせいで、笑っているように見えた。
「ジェコはね、家守のリーダーなんだ。みんなと一緒に、この家を守ってくれてるんだ。外から見えないように家を隠してくれたり、家の中を寒くないように、熱くないようにしてくれてるんだよ!」
「へええ!それはすごいや。ジェコ、どうぞよろしくね」
正座して小さく頭を下げると、ジェコはクルルと鳴き声をあげた。
「ジェコ、ティオは大事な新しい家族だからね?ちゃんと顔おぼえるんだよ?」
ジェコは了解と言わんばかりにもう一度鳴き声をあげ、太く短い舌でタータの鼻を舐めた。ジェコは壁に飛び移ると、他の仲間と共に姿を消した。
魔獣同士で助け合って暮らしていることに、ティオは感心していた。群れで暮らす魔獣はあれど、種が異なれば互いに干渉しないものと思っていたのだ。このことを知った調獣師が、目の色変えて話を聞きたがる姿が容易に想像できた。
「あっ、父ちゃんおかえりなさーいっ」
「タータ、起きたか」
「うん!父ちゃんあのね、今ねジェコにティオのこと紹介したんだよ」
「そうか」
「オイラ、ティオがいてくれてうれしい。父ちゃん、ありがとう!」
足元に駆け寄る息子の頭を笑顔で撫でていたザクセンの顔が複雑そうに歪む。彼はタータの感謝の言葉には応えず、ただ頭を撫でるだけに留めた。
「あ、おさかなーっ」
ザクセンが地面に置いた木桶の中を、タータは嬉しそうに覗き込んだ。
「タータ、今日も頑張ってみるか?」
緊張した面持ちで、だがしっかりと頷くタータに、ティオは首を傾げた。洞窟内中央の焚き火の跡に、ザクセンが枝や枯れ草を置く。タータはもっふりとした尻尾をお尻にぴったりとくっつけ、目を閉じて体を丸めた。深呼吸を何度か繰り返し、暫く唸り声を上げた後、口をぱかりと開ける。小さな炎が出てきたが、枝や枯れ草には届かず空中に消えてしまった。
「うー…またダメだった…」
「だが、この間よりは炎が大きくなっているぞ。少しずつだが、きちんと成長している。そう落ち込むな」
小さな体をさらに小さくさせてしょんぼりするタータに、ザクセンは頬擦りした。そして軽く息を吸った彼は、息子とは比にならない威力の炎を吐き出した。勢い良く焚き火が燃える。
ティオは思わず拍手をしていた。調獣師であれば火を噴く魔獣を見慣れているのだろうが、ティオは植物としか触れ合う機会がなく、素直にすごいと思った。だがザクセンにじろりと睨まれ、早々に手を止めた。
「飯にするとしよう」
「ティオ、こっちに来て!おさかなだよっ」
「あ、でも…」
タータに元気に呼ばれるも、ティオは躊躇った。ザクセンが自分と我が子の為に獲ってきたであろう魚を図々しく頂戴していい訳がない、と思った。自分は自分で、外に出て食べれるものを採りに行くべきだろう。
その場から動かないティオに、ザクセンの視線が向けられる。
「…心配せずとも貴様の分もある。食いたければ食えばいい。…食えればの話だが」
最後の意味深な発言に疑問符を浮かべながらも、ティオは彼の言葉に甘えることにした。焚き火を囲むタータの隣に腰掛ける。子狸は木桶に顔を突っ込むと、なかなかに立派な大きさの鮮魚を咥えて薬師に差し出した。反射的に受け取るも固まる彼をよそに、タータはもう一尾咥え、地面の上に置いてかぶりつき始めた。ザクセンは、一尾を丸ごと口の中に放りこんでいる。
自分のような地獄の住人とは違い、彼ら魔獣は生のまま、捌いたり切ったりせずに食べるのだと今更気付く。人語を解し、泣いたり笑ったりと感情豊かな彼らを見ていると自分たちと本質はそう変わらないのではないかと錯覚していた。
「?おさかな、おいしいよ?」
手の上に生魚を乗せたまま動かないティオに、タータは首を傾げた。ぬらぬらと輝きを放つ銀の鱗の魚を見つめ、ティオはタータにどう答えるべきか悩んだ。
「森の外から来た薬師様は、魚は好かんらしいな。やはり我等とは住む世界が違う」
ザクセンに嘲笑され、ティオは彼に視線を向けた。嫌ならば出て行け、と雄弁に物語る翡翠の瞳に、ティオは合点がいった。生魚を食事に獲ってきたのは、わざとなのだと。地獄の住人が魚をそのままの姿で食べないと承知の上で、食事として提供し、ティオの心を折り自主的に出て行かせる算段なのだ。
気持ちは理解できないでもないが、さすがにティオもむっとした。ザクセンを見返してやりたいが、さすがに彼らみたくかぶりつく勇気はない。
そこでティオは自分の鞄をあさり、白い粉末の入った薬瓶を手に戻った。細いが丈夫そうな枝を焚き火から抜き出し、魚の口から入れて串刺しにする。薬瓶の中身を満遍なく魚にまぶし、地面に刺して火で炙る。
一連の流れを、タータは食事そっちのけで食い入るように見ていた。初めて見たと言わんばかりに、口を開けてきょとんとする子狸に思わず笑みがこぼれる。
「タータはそのままで食べるのが好き?」
「うん」
「そっか。俺はね、火を通して食べるのが好きなんだ」
「それ、なあに?」
「塩、って言う調味料だよ」
「しお…」
不思議そうに粉末を見つめるタータに、ティオは蓋を開けた薬瓶に小指を突っ込んだ。塩のついた小指を子狸に差し出し、舐めるように促す。舌をちょろりと出して塩を味わったタータは、途端に目をぎゅっと閉じてぶるぶると毛並みを震わせた。
「しょっぱい!」
おそらく初体験だったであろう塩辛さに、タータは驚き、がつがつと魚にかぶりついた。ティオを見上げる潤んだ瞳が、どうしてそんな意地悪するの、とでも言っているかのようだった。
「ごめん、しょっぱかったよね。そのままじゃとても食べれないんだけど、こうやって魚につけるとすごくおいしくなるんだよ」
ティオは食べ頃に焼けた魚の串を手に取り、湯気の出る熱々のそれを冷まそうと息を吹きかけた。
「食べてみて。熱いから、気をつけてね」
タータの鼻先に突き出す。子狸は不審そうに何度か匂いを嗅ぎ、おずおずと魚の腹に食いついた。熱そうにしながらも、もぐもぐと咀嚼して嚥下した彼の顔はきらきらと輝いた。
「おいしいっ」
ティオは、もう一口欲しいとねだるタータに枝串ごと譲った。改めて自分の分を作りつつ、ザクセンを窺い見る。既に食事を終えたらしい大狐は、交差させた前脚の上に頭を乗せて、その大きな体を地面に横たえている。作戦に失敗した彼は、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていた。
「…ザクセンさんも、もし良ければ食べますか?」
「要らん」
「でも父ちゃん、本当においしいんだよ!」
魚で口の中をいっぱいにして頬張る息子に、ザクセンは表情を和らげた。
「父のことは気にするな。全部タータが食え」
やったあ、と喜ぶタータを見ながら、ティオは焼きあがった魚に口をつけた。火が入ってふわふわに柔らかくなった身が脂とともに舌の上に広がる。味付けが塩のみとシンプルなだけに、魚が本来持っている旨味が存分に引き出されていた。久々の食事ということもあるだろうが、あっさりとしているのに食べ応えのある魚に、おいしいと素直な感想が無意識に口から漏れる。
「父ちゃんがとってくるおさかな、どれもおいしいんだよ!」
「うん、本当においしい。ザクセンさん、ありがとうございます」
まるで自分のことのように誇らしげなタータが可愛らしい。お礼の言葉を言うも、ザクセンはそっぽを向いて鼻を鳴らしただけだった。
48
あなたにおすすめの小説
売れ残りオメガの従僕なる日々
灰鷹
BL
王弟騎士α(23才)× 地方貴族庶子Ω(18才)
※ 第12回BL大賞では、たくさんの応援をありがとうございました!
ユリウスが暮らすシャマラーン帝国では、平民のオメガは18才になると、宮廷で開かれる選定の儀に参加することが義務付けられている。王族の妾となるオメガを選ぶためのその儀式に参加し、誰にも選ばれずに売れ残ったユリウスは、国王陛下から「第3王弟に謀反の疑いがあるため、身辺を探るように」という密命を受け、オメガ嫌いと噂される第3王弟ラインハルトの従僕になった。
無口で無愛想な彼の優しい一面を知り、任務とは裏腹にラインハルトに惹かれていくユリウスであったが、働き始めて3カ月が過ぎたところで第3王弟殿下が辺境伯令嬢の婿養子になるという噂を聞き、従僕も解雇される。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
【WEB版】監視が厳しすぎた嫁入り生活から解放されました~冷徹無慈悲と呼ばれた隻眼の伯爵様と呪いの首輪~【BL・オメガバース】
古森きり
BL
【書籍化決定しました!】
詳細が決まりましたら改めてお知らせにあがります!
たくさんの閲覧、お気に入り、しおり、感想ありがとうございました!
アルファポリス様の規約に従い発売日にURL登録に変更、こちらは引き下げ削除させていただきます。
政略結婚で嫁いだ先は、女狂いの伯爵家。
男のΩである僕には一切興味を示さず、しかし不貞をさせまいと常に監視される生活。
自分ではどうすることもできない生活に疲れ果てて諦めた時、夫の不正が暴かれて失脚した。
行く当てがなくなった僕を保護してくれたのは、元夫が口を開けば罵っていた政敵ヘルムート・カウフマン。
冷徹無慈悲と呼び声高い彼だが、共に食事を摂ってくれたりやりたいことを応援してくれたり、決して冷たいだけの人ではなさそうで――。
カクヨムに書き溜め。
小説家になろう、アルファポリス、BLoveにそのうち掲載します。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
虚ろな檻と翡翠の魔石
篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」
不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。
待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。
しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。
「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」
記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。
-----------------------------------------
0時,6時,12時,18時に2話ずつ更新
自己肯定感低めの不幸な義弟が完璧な義兄と大揉めに揉める話
あと
BL
「こんな僕をお兄ちゃんは嫌ってるだろうな」
トップ俳優な完璧超人の義理の兄×不幸な自己肯定感低めのネガティブ義理の弟です。
お金ない受けが追い詰められて変なアルバイトしようとしたら、攻めと再会して……?みたいな話です。
攻めがヤンデレ気味で、受けがマジで卑屈なので苦手な人はブラウザバックで。
兄弟は親が離婚してるため、苗字が違います。
攻め:水瀬真広
受け:神崎彼方
⚠️作者は芸能界にもお葬式ににもエアプなので、気にしないでください。
途中でモブおじが出てきます。
義理とはいえ兄弟なので、地雷の人はブラウザバックで。
初投稿です。
初投稿がちょっと人を選ぶ作品なので不安です。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
内容も時々サイレント修正するかもです。
定期的にタグ整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
侯爵様の愛人ですが、その息子にも愛されてます
muku
BL
魔術師フィアリスは、地底の迷宮から湧き続ける魔物を倒す使命を担っているリトスロード侯爵家に雇われている。
仕事は魔物の駆除と、侯爵家三男エヴァンの家庭教師。
成人したエヴァンから突然恋心を告げられたフィアリスは、大いに戸惑うことになる。
何故ならフィアリスは、エヴァンの父とただならぬ関係にあったのだった。
汚れた自分には愛される価値がないと思いこむ美しい魔術師の青年と、そんな師を一心に愛し続ける弟子の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる