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一章
~ 秘密の家カフェ ~
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雪が降り積もる、まだ除雪されてない道を歩いているひとりの女子高生の姿があった。
背はそれほど低くもなく高くもなく、スタイルも細身な方でまあ普通。
黒いセミロングヘアーは前髪が長いせいで顔はよく見えず、うつむいていて暗く地味な印象だ。
紺色のロングコートに水色のマフラー、モコモコの手袋、黒いブーツと完全武装で、学生鞄を肩に掛けている。
この少女の名前は、宮内 優理。
「はーーっ・・・」
朝から雪降り過ぎ・・・
・・・余計行きたくなくなっちゃう・・・
深い深い溜め息を吐きながら、30分かかる通学路をひたすら歩き続けた。
2年1組の教室。
女子・男子達の楽しそうな話し声で賑わう昼休みに、窓際の席に座って外を見つめる優理の姿があった。
はーー・・・
・・・早く帰りたい・・・
外は雪が降り曇っていて、優理はその景色を静かに眺めた。
その放課後。
昼間と天気が変わり、猛吹雪の中必死に歩く優理の姿があった。
んーーっ!・・・真っ白で何も見えないっ・・・!
もうっ・・・雪のない所に住みたいっ!
雪と強風で視界が遮られてしまいほぼ勘で進む中、積もった雪に足をとられてしまい前のめりになって転んでしまった。
痛っ・・・
・・・なんで、わたしばっかりこんな目に・・・
・・・いっそ・・・ここでこのまま・・・・
「大丈夫っ?」
優しそうな若い男の人の声と、差し出された細くて綺麗な手に見上げると・・・
えっ・・・
そこには20代前半くらいの長身穏和美形の姿があり、思わず見惚れてしまう程美しい容姿をしている。
スタイルもそこらへんのモデルより完璧で、クリーム色の髪は耳が隠れる長さで強風でなびいていてほのかに甘い香りがする。
そして、吸い込まれそうになる優しげなスカイブルーの瞳に優理は目が離せなくなっていた。
こんな整った人・・・初めて見たかも・・・
「立てる?
こんな雪の中にいたら風邪ひいちゃうよ」
「あっ・・・ありがとう・・ございます・・・」
その穏やかな優しい微笑みにドキドキしながら、差し出された手を取って立ち上がった。
痛っ・・・足ひねったかな・・・?
「足痛いの?」
「えっ・・あ・・ちょっとひねったみたいで・・・でも大丈夫です・・・」
その瞬間、突然身体がフワッと浮く感じがして気がついた時には穏和美形の腕の中にいた。
えっえっ・・・
「大丈夫じゃないよ・・・身体もこんなに冷たくなって・・・
家で手当てするね」
「えっ・・やっ・・あのっ・・・」
驚き過ぎて言葉が出てこない優理に、穏和美形は有無を言わせず純白の一軒家の方へ足を進めた。
あれっ?
こんな所にあんな家なんてあったかな・・・?
・・・って、顔近いっ!
しかもお姫様抱っこされてるっ!?
寒さだけのせいなのか、優理の顔は耳まで真っ赤になっていて胸が苦しいくらいドキドキしていた。
玄関の扉が開くなり紅茶とお菓子のような甘い香りに包まれ、ホッとするような暖かい空気が広がっていた。
玄関のドアを開けるとリビングになっていて、真ん中に白くて丸いテーブルとそれを囲むようにU型の白いソファーがあった。
奥にはオープンキッチンがあり、食器棚や電化製品が見え隠れしていた。
テレビは見当たらなくカーテンもしていないようで、生活感があまりない少し変わったシンプルな部屋だ。
「救急箱取ってくるからちょっと待ってて」
「は、はい・・・」
穏和美形は、優理をソファーに座らせるなりキッチンの方へ行ってしまった。
残された優理は、まだドキドキする胸を両手で押さえながら目を泳がせていた。
どうしようっ・・・
見ず知らずの男の人の家に上がるなんてっ・・・しかも、凄くカッコイイっ・・・・って違うっ!
・・・やっぱり危ないよね・・・?
「おまたせ」
救急箱を片手に戻ってきた穏和美形に緊張しながらも、意を決した様子で口を開いた。
「・・・あのっ・・わたし・・・帰りますっ・・・」
「そんな足で?
多分、少し腫れてるかもよ?」
そう言って、穏和美形は足元に跪くなりひねった方のソックスを脱がした。
っっ!?!?
「ほらね」
く、靴下脱がされたっ!!
やだっ・・恥ずかしいっ・・・
足首は確かに少し赤く腫れていたが、不意をつかれて放心状態になっいる優理はそれどころじゃなくなっていた。
そんな優理を知ってかしらずか、穏和美形は慣れた手つきで手当てを始めた。
「今日は天気悪いね。寒かったでしょう?」
「あ・・はい・・・」
「ふふ、緊張してるの?」
「まっ・・まあ・・・」
この状況で緊張するに決まってるっ・・・
うーー・・早く終ってっ・・・・
殺人的な爽やかな微笑みに、優理は返事をするのがやっとで緊張のせいで身体が硬直していた。
そんなカチコチの優理を見て、また優しい微笑みを浮かべて口を開いた。
「そっか・・・はい、終わったよ!
もう少しだけ待っててね」
「えっ・・・?」
手当てを終えるなりまたキッチンの方へ行ってしまい、残された優理は困った様子で目を泳がせた。
・・・どうしようっ・・・待ってた方がいいのかな・・・
足手当てしてもらったのに、お礼も言わないで居なくなるのも人としてどうかと思うし・・・・
んーーーっ!
もうどうしていいか分からないっ・・・
悩んでる間にキッチンから果物のような甘酸っぱい香りが漂い、お盆を持った穏和美形が戻ってきた。
あ・・・いい香り・・・・
「待たせちゃってごめんね」
お盆の上にはティーポットと2人分のティーカップに一口サイズのハート型クッキーがあり、穏和美形はそれをテーブルに並べ始めた。
「ここはね、カフェなんだ」
「カフェ・・・?」
「家カフェってやつ!
この紅茶もクッキーも自作なんだ」
「えっ・・すごい・・・」
言葉を漏らす優理に、穏和美形は嬉しそうに微笑みながらティーカップに紅茶を注いだ。
湯気と共にラズベリーとブルーベリーのような甘酸っぱい香りが部屋中に広がった。
いい香り・・・なんか癒される・・・
「どうぞ
ラズベリーとブルーベリーの紅茶だよ」
「あ・・・ありがとうございます・・・」
紅茶の注がれたティーカップを手渡され、恐るおそる一口飲んでみるとラズベリーとブルーベリーの甘酸っぱさと香りがダイレクトに口の中で広がった。
「・・・美味しいっ・・・」
「ふふ、良かった
クッキーも上手く焼けたから食べてみて」
いつの間にか隣に座っていた穏和美形は、徐にクッキーを摘んで優理の口に近付けた。
えっ・・これってっ・・・
「どうしたの?はい」
「えっ・・・!?あの・・・・」
そんな笑顔でこられたら・・断りにくいっ・・・
意を決して、恥ずかしそうに顔を真っ赤にさせながら差し出されたクッキーを口にした。
サクサクした食感と程よい甘さにバニラビーンズの香りが絶妙で、その美味しさに自然と笑顔がこぼれる。
「美味しいっ」
「やっと笑ってくれた」
「えっ・・・!?」
「あの窓から、いつも通学途中の君が見えてたんだ。
いつも暗い顔してたから気になってて・・・」
道路沿いにある窓に視線を向けながら話す穏和美形の横顔を、優理は苦しくなった胸を押さえながら見つめた。
「なんか変な事言ってごめんねっ
知らない人に毎日見てたよとか気持ち悪いよね」
「いっ、いえっ・・そんなことっ・・・」
むしろ、毎日溜め息つきながら歩いてるとこ見られてたなんて恥ずかし過ぎるっ・・・!
「優しいね・・・」
不意に、穏和美形は優しい手つきで優理の頭を撫でた。
えっ・・・!
い、今頭をっ・・・!
「あっ、そういえば自己紹介がまだだったね」
「えっ・・は、はあ・・・」
思い出したかのように撫でるのを止めて、今度は姿勢を正して少し真面目な顔つきに変わった。
「僕は、瑠花。
まあ、趣味で家カフェを開いています
・・・君の名前は?」
「あ・・・み、宮内ですっ・・・」
「下の名前も教えて?」
「ゆ・・優理・・です・・・」
「優理ちゃん・・・可愛い名前だね」
ニコッと微笑む瑠花にまたもや心奪われてしまった優理は、その美しさに思わず魅入ってしまった。
かっ、可愛いなんて・・初めて言われたっ・・・
「ふふ、顔赤いよ
そういう照れた反応、可愛くて好きだよ・・・
・・・ねぇ、もっと良く見せて?」
細くて綺麗な手が伸ばされ、優理の顔を隠していた前髪を掻き分けた。
高校生にしては童顔な顔つきだが、純和風な可愛らしい容姿が露わになった。
「ふふ、やっぱり可愛い」
「あっ、あのっ・・・」
かっ、顔が近いっ!
恥ずかしくて顔から火が出そうっ!
あたふたする優理などお構いなしに、瑠花はどこからともなく取り出したラメ入りのヘアピンを前髪に取り付けた。
「前髪・・こうした方が可愛いよ・・・」
「あ・・・変じゃ・・・」
「変じゃないよ
すごく似合ってる・・せっかく可愛いのに、隠しちゃうなんてもったいないよ」
わっわたしが可愛いっ!?
ありえないっ・・お世辞に決まってる・・・
そもそも、こんなイケメンがわたしなんか相手にするわけないっ・・・・
「・・・可愛くなんてないです・・お世辞はやめて下さい・・・・」
俯いて喋る優理に、瑠花はいきなり顎を持ち上げて顔を近付けた。
背はそれほど低くもなく高くもなく、スタイルも細身な方でまあ普通。
黒いセミロングヘアーは前髪が長いせいで顔はよく見えず、うつむいていて暗く地味な印象だ。
紺色のロングコートに水色のマフラー、モコモコの手袋、黒いブーツと完全武装で、学生鞄を肩に掛けている。
この少女の名前は、宮内 優理。
「はーーっ・・・」
朝から雪降り過ぎ・・・
・・・余計行きたくなくなっちゃう・・・
深い深い溜め息を吐きながら、30分かかる通学路をひたすら歩き続けた。
2年1組の教室。
女子・男子達の楽しそうな話し声で賑わう昼休みに、窓際の席に座って外を見つめる優理の姿があった。
はーー・・・
・・・早く帰りたい・・・
外は雪が降り曇っていて、優理はその景色を静かに眺めた。
その放課後。
昼間と天気が変わり、猛吹雪の中必死に歩く優理の姿があった。
んーーっ!・・・真っ白で何も見えないっ・・・!
もうっ・・・雪のない所に住みたいっ!
雪と強風で視界が遮られてしまいほぼ勘で進む中、積もった雪に足をとられてしまい前のめりになって転んでしまった。
痛っ・・・
・・・なんで、わたしばっかりこんな目に・・・
・・・いっそ・・・ここでこのまま・・・・
「大丈夫っ?」
優しそうな若い男の人の声と、差し出された細くて綺麗な手に見上げると・・・
えっ・・・
そこには20代前半くらいの長身穏和美形の姿があり、思わず見惚れてしまう程美しい容姿をしている。
スタイルもそこらへんのモデルより完璧で、クリーム色の髪は耳が隠れる長さで強風でなびいていてほのかに甘い香りがする。
そして、吸い込まれそうになる優しげなスカイブルーの瞳に優理は目が離せなくなっていた。
こんな整った人・・・初めて見たかも・・・
「立てる?
こんな雪の中にいたら風邪ひいちゃうよ」
「あっ・・・ありがとう・・ございます・・・」
その穏やかな優しい微笑みにドキドキしながら、差し出された手を取って立ち上がった。
痛っ・・・足ひねったかな・・・?
「足痛いの?」
「えっ・・あ・・ちょっとひねったみたいで・・・でも大丈夫です・・・」
その瞬間、突然身体がフワッと浮く感じがして気がついた時には穏和美形の腕の中にいた。
えっえっ・・・
「大丈夫じゃないよ・・・身体もこんなに冷たくなって・・・
家で手当てするね」
「えっ・・やっ・・あのっ・・・」
驚き過ぎて言葉が出てこない優理に、穏和美形は有無を言わせず純白の一軒家の方へ足を進めた。
あれっ?
こんな所にあんな家なんてあったかな・・・?
・・・って、顔近いっ!
しかもお姫様抱っこされてるっ!?
寒さだけのせいなのか、優理の顔は耳まで真っ赤になっていて胸が苦しいくらいドキドキしていた。
玄関の扉が開くなり紅茶とお菓子のような甘い香りに包まれ、ホッとするような暖かい空気が広がっていた。
玄関のドアを開けるとリビングになっていて、真ん中に白くて丸いテーブルとそれを囲むようにU型の白いソファーがあった。
奥にはオープンキッチンがあり、食器棚や電化製品が見え隠れしていた。
テレビは見当たらなくカーテンもしていないようで、生活感があまりない少し変わったシンプルな部屋だ。
「救急箱取ってくるからちょっと待ってて」
「は、はい・・・」
穏和美形は、優理をソファーに座らせるなりキッチンの方へ行ってしまった。
残された優理は、まだドキドキする胸を両手で押さえながら目を泳がせていた。
どうしようっ・・・
見ず知らずの男の人の家に上がるなんてっ・・・しかも、凄くカッコイイっ・・・・って違うっ!
・・・やっぱり危ないよね・・・?
「おまたせ」
救急箱を片手に戻ってきた穏和美形に緊張しながらも、意を決した様子で口を開いた。
「・・・あのっ・・わたし・・・帰りますっ・・・」
「そんな足で?
多分、少し腫れてるかもよ?」
そう言って、穏和美形は足元に跪くなりひねった方のソックスを脱がした。
っっ!?!?
「ほらね」
く、靴下脱がされたっ!!
やだっ・・恥ずかしいっ・・・
足首は確かに少し赤く腫れていたが、不意をつかれて放心状態になっいる優理はそれどころじゃなくなっていた。
そんな優理を知ってかしらずか、穏和美形は慣れた手つきで手当てを始めた。
「今日は天気悪いね。寒かったでしょう?」
「あ・・はい・・・」
「ふふ、緊張してるの?」
「まっ・・まあ・・・」
この状況で緊張するに決まってるっ・・・
うーー・・早く終ってっ・・・・
殺人的な爽やかな微笑みに、優理は返事をするのがやっとで緊張のせいで身体が硬直していた。
そんなカチコチの優理を見て、また優しい微笑みを浮かべて口を開いた。
「そっか・・・はい、終わったよ!
もう少しだけ待っててね」
「えっ・・・?」
手当てを終えるなりまたキッチンの方へ行ってしまい、残された優理は困った様子で目を泳がせた。
・・・どうしようっ・・・待ってた方がいいのかな・・・
足手当てしてもらったのに、お礼も言わないで居なくなるのも人としてどうかと思うし・・・・
んーーーっ!
もうどうしていいか分からないっ・・・
悩んでる間にキッチンから果物のような甘酸っぱい香りが漂い、お盆を持った穏和美形が戻ってきた。
あ・・・いい香り・・・・
「待たせちゃってごめんね」
お盆の上にはティーポットと2人分のティーカップに一口サイズのハート型クッキーがあり、穏和美形はそれをテーブルに並べ始めた。
「ここはね、カフェなんだ」
「カフェ・・・?」
「家カフェってやつ!
この紅茶もクッキーも自作なんだ」
「えっ・・すごい・・・」
言葉を漏らす優理に、穏和美形は嬉しそうに微笑みながらティーカップに紅茶を注いだ。
湯気と共にラズベリーとブルーベリーのような甘酸っぱい香りが部屋中に広がった。
いい香り・・・なんか癒される・・・
「どうぞ
ラズベリーとブルーベリーの紅茶だよ」
「あ・・・ありがとうございます・・・」
紅茶の注がれたティーカップを手渡され、恐るおそる一口飲んでみるとラズベリーとブルーベリーの甘酸っぱさと香りがダイレクトに口の中で広がった。
「・・・美味しいっ・・・」
「ふふ、良かった
クッキーも上手く焼けたから食べてみて」
いつの間にか隣に座っていた穏和美形は、徐にクッキーを摘んで優理の口に近付けた。
えっ・・これってっ・・・
「どうしたの?はい」
「えっ・・・!?あの・・・・」
そんな笑顔でこられたら・・断りにくいっ・・・
意を決して、恥ずかしそうに顔を真っ赤にさせながら差し出されたクッキーを口にした。
サクサクした食感と程よい甘さにバニラビーンズの香りが絶妙で、その美味しさに自然と笑顔がこぼれる。
「美味しいっ」
「やっと笑ってくれた」
「えっ・・・!?」
「あの窓から、いつも通学途中の君が見えてたんだ。
いつも暗い顔してたから気になってて・・・」
道路沿いにある窓に視線を向けながら話す穏和美形の横顔を、優理は苦しくなった胸を押さえながら見つめた。
「なんか変な事言ってごめんねっ
知らない人に毎日見てたよとか気持ち悪いよね」
「いっ、いえっ・・そんなことっ・・・」
むしろ、毎日溜め息つきながら歩いてるとこ見られてたなんて恥ずかし過ぎるっ・・・!
「優しいね・・・」
不意に、穏和美形は優しい手つきで優理の頭を撫でた。
えっ・・・!
い、今頭をっ・・・!
「あっ、そういえば自己紹介がまだだったね」
「えっ・・は、はあ・・・」
思い出したかのように撫でるのを止めて、今度は姿勢を正して少し真面目な顔つきに変わった。
「僕は、瑠花。
まあ、趣味で家カフェを開いています
・・・君の名前は?」
「あ・・・み、宮内ですっ・・・」
「下の名前も教えて?」
「ゆ・・優理・・です・・・」
「優理ちゃん・・・可愛い名前だね」
ニコッと微笑む瑠花にまたもや心奪われてしまった優理は、その美しさに思わず魅入ってしまった。
かっ、可愛いなんて・・初めて言われたっ・・・
「ふふ、顔赤いよ
そういう照れた反応、可愛くて好きだよ・・・
・・・ねぇ、もっと良く見せて?」
細くて綺麗な手が伸ばされ、優理の顔を隠していた前髪を掻き分けた。
高校生にしては童顔な顔つきだが、純和風な可愛らしい容姿が露わになった。
「ふふ、やっぱり可愛い」
「あっ、あのっ・・・」
かっ、顔が近いっ!
恥ずかしくて顔から火が出そうっ!
あたふたする優理などお構いなしに、瑠花はどこからともなく取り出したラメ入りのヘアピンを前髪に取り付けた。
「前髪・・こうした方が可愛いよ・・・」
「あ・・・変じゃ・・・」
「変じゃないよ
すごく似合ってる・・せっかく可愛いのに、隠しちゃうなんてもったいないよ」
わっわたしが可愛いっ!?
ありえないっ・・お世辞に決まってる・・・
そもそも、こんなイケメンがわたしなんか相手にするわけないっ・・・・
「・・・可愛くなんてないです・・お世辞はやめて下さい・・・・」
俯いて喋る優理に、瑠花はいきなり顎を持ち上げて顔を近付けた。
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