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ぐっすり眠れた朝は
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奈月くんを抱きしめたまま目が覚めた。最近は特に眠りが浅くてあまりぐっすり寝た感じがしなかったが、奈月くんの温もりが心地よくて途中で起きることなく、ぐっすり眠れたことに自分でもびっくりしていた。
奈月くんの頭をそっと撫でた。ココはいつの間にかベッドから出たようでいなかった。まだぐっすり俺の腕の中で眠っている奈月くんのおでこにキスを1つ落としてベットから出ようとしたら
「樹しゃん…」
と寝起きの奈月くんの声が聞こえて目が開いた。
「奈月くん目が覚めた?具合は大丈夫かい?」
声をかけると樹さんも一緒に寝たんですか?と言われて嫌だったかな?と一瞬思ったが
「樹さん、温かくて大きくて気持ちよかったです。怖い夢も見なかったし」
「そうかちゃんと眠れたのならよかったよ」
笑顔で答えたが、奈月くんは俯いてしまった…どうしたのかと思っていたら
「樹さんは僕と寝て嫌じゃなかったですか?寝相悪かったですか?」
そんなことを気にする奈月を抱きしめて俺も奈月くんと寝れたからぐっすり眠れたよ。ありがとうと今度は頬にキスをした。嫌じゃなかったんならよかった。と言う奈月くんに1つ提案をした。
「じゃあ今日から一緒に寝ようか?一緒にお風呂にも入って」
そう言うと顔にうっすら紅が差した。
「いいかな?」
「はい。よろしくお願いします」
じゃあ約束ね!そう言って小指を絡めた。
仕事の用意をしてリビングに行くと犬と戯れて遊んでいる奈月くんの姿が見えた。
「奈月くん行ってくるよ」
「あっ、樹さん」
俺に駆け寄って俺の胸に飛び込んでくる小さな身体そのまま抱き止めた。見上げてくる瞳が可愛くてそのままキスをすると奈月くんはすぐに真っ赤になってしまう。
「樹さんいってらっしゃい」
赤い顔で見送ってくれた。今日も1日頑張れる。奈月くんが俺と一緒にいてこれからも幸せと感じてくれるように頑張らないと…
迎えに来てくれた卓也の車に乗り込むと
「ずいぶんスッキリしてる顔してるな」
と言われた。付き合いが長いからか、こういうとき勘が働く。
「奈月くんと一緒に眠ったからかもな」
そう言うと、マジで?いつの間に?という盛大な勘違いをしている卓也に違うからと説明をした。すると、そりゃあできないよな。あんな過去を持ってる子に…それこそ鬼畜だ!と散々なことを言われたが…いつかはそういう関係になりたいと言ったら、この男はどういう反応を見せるだろう…そんなことを考えながら車から流れる景色を見ていた。奈月くんが今日も犬たちと楽しく過ごしてその話を聞きたいと思った。
奈月くんの頭をそっと撫でた。ココはいつの間にかベッドから出たようでいなかった。まだぐっすり俺の腕の中で眠っている奈月くんのおでこにキスを1つ落としてベットから出ようとしたら
「樹しゃん…」
と寝起きの奈月くんの声が聞こえて目が開いた。
「奈月くん目が覚めた?具合は大丈夫かい?」
声をかけると樹さんも一緒に寝たんですか?と言われて嫌だったかな?と一瞬思ったが
「樹さん、温かくて大きくて気持ちよかったです。怖い夢も見なかったし」
「そうかちゃんと眠れたのならよかったよ」
笑顔で答えたが、奈月くんは俯いてしまった…どうしたのかと思っていたら
「樹さんは僕と寝て嫌じゃなかったですか?寝相悪かったですか?」
そんなことを気にする奈月を抱きしめて俺も奈月くんと寝れたからぐっすり眠れたよ。ありがとうと今度は頬にキスをした。嫌じゃなかったんならよかった。と言う奈月くんに1つ提案をした。
「じゃあ今日から一緒に寝ようか?一緒にお風呂にも入って」
そう言うと顔にうっすら紅が差した。
「いいかな?」
「はい。よろしくお願いします」
じゃあ約束ね!そう言って小指を絡めた。
仕事の用意をしてリビングに行くと犬と戯れて遊んでいる奈月くんの姿が見えた。
「奈月くん行ってくるよ」
「あっ、樹さん」
俺に駆け寄って俺の胸に飛び込んでくる小さな身体そのまま抱き止めた。見上げてくる瞳が可愛くてそのままキスをすると奈月くんはすぐに真っ赤になってしまう。
「樹さんいってらっしゃい」
赤い顔で見送ってくれた。今日も1日頑張れる。奈月くんが俺と一緒にいてこれからも幸せと感じてくれるように頑張らないと…
迎えに来てくれた卓也の車に乗り込むと
「ずいぶんスッキリしてる顔してるな」
と言われた。付き合いが長いからか、こういうとき勘が働く。
「奈月くんと一緒に眠ったからかもな」
そう言うと、マジで?いつの間に?という盛大な勘違いをしている卓也に違うからと説明をした。すると、そりゃあできないよな。あんな過去を持ってる子に…それこそ鬼畜だ!と散々なことを言われたが…いつかはそういう関係になりたいと言ったら、この男はどういう反応を見せるだろう…そんなことを考えながら車から流れる景色を見ていた。奈月くんが今日も犬たちと楽しく過ごしてその話を聞きたいと思った。
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