僕を拾ってくれたのはイケメン社長さんでした

なの

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樹さんからのお願い

「あらあら楽しそうな声が聞こえてるわね。すっかり仲直りしたの?」
ハルさんの声が聞こえてきて買い物から帰ってきたようだった。

「ハルさんお帰りなさい。でも僕たち喧嘩してたわけじゃないんだよ」
ハルさんは僕と咲夜くんが喧嘩してたと思ったのか、話の内容が内容で…って勘違いさせたみたいで申し訳なかったけど本当のことなんて言えないなっと思っていたら。

「仲良しさんでよかったわ。みんながま~るくなるようにと思ってドーナツを買ってきたからおやつにしましょ。今ジュース持ってくるからね」
ハルさんはニコニコしながらキッチンに向かってるのを咲夜くんと顔を見合わせて笑ってしました。

「2人とも手を洗ってきてね」
「は~い」
「まさかハルさんにケンカしてるって間違えられるとは思わなかったね」
咲夜くんもビックリしていたようだった。

「うん。でもハルさんらしいね。ドーナツなんて買ってきてくれるなんて、ま~るくだって」
そう言って2人で笑いながら戻ってくると、テーブルの上には色んな種類のドーナツが並べて置いてあった。

「久しぶりに買いに行ったら色んな種類があって迷っちゃったの」
そう言って笑ってるハルさんを見ながらこれは買いすぎじゃない?3人では食べきれないと思ってハルさんに聞いてみた。

「ねぇハルさん何個買ったの?」
大きなお皿の上にタワーのように置いてあって数えられなかった。

「う~んと、全部で12種類あって2個ずつ買ってきたわよ。一平くんも食べるかしら?」
笑いながら言ったけど全部で24個って…

「ハルさんいいんですか?一平好きなんです。夕飯のおやつに食べてもいいですか?」
「いいわよ」
咲夜くんは嬉しそうに言いながらドーナツを食べた。

「あーお腹いっぱい」
結局2個も食べちゃった。みんなで笑い合いながら食べるおやつはとても楽しくておいしかった。

「ハルさん晩ごはんなんですか?僕、手伝いますよ」
ドーナツを4個も食べた咲夜くんが話しかけていた。

「あらあら、咲夜くんは細いのによく食べるわね。今日はみんなで楽しく作ろうと思って焼肉の材料を買ってきたの。だから準備するものなんてないから心配しないで犬たちと遊んであげて、夕方になったらお散歩に中島さんたちが来るけど。それまでお願いね」
僕と咲夜くんは犬とも猫とも仲良く遊んでいた。

夜になって
「ただいま」
「樹さんお帰りなさい」
「今日はどうだった?」
「咲夜さんと楽しく遊んでました」
樹さんは奈月が笑ってるから安心したよ。と頭を撫でてくれた。でもいつ一緒の卓也さんがいなくて聞いてみると一平くんを迎えに行ってるって教えてくれた。

「まだ食べてなかったのか?」
今は19時を過ぎているのだが、もしかしたらみんなで食べれるかと思って待ってたのと……

「ハルさんがたくさんドーナツを買ってきてくれたから2個も食べたらお腹いっぱいになっちゃったから待ってたの」
正直に伝えるとそうかーいっぱい食べれたかと笑ってくれた。

チャイム音が鳴って一平くんが帰ってきたんだと思って僕と咲夜くんは玄関に向かった。
「一平おかえり」
一平くんが帰ってきて嬉しかったのか咲夜くんはそのまま抱きついてキスをしていた。思わず顔を手で覆ってしまったら

「ごめんね。いつもの癖で」
「咲夜、ここは俺たちの家じゃないんだから」
と一平くんに怒られて落ち込んでる咲夜くんに

「僕こそごめんなさい。見るつもりじゃなくて」
そう言うと僕の肩を抱いて
「俺も見てたよ。いいな仲良くて俺も明日からおかえりのチューを奈月にねだってもいいか?」
なんて言われて僕は真っ赤になって頷くと樹さんが嬉しそうに頭を撫でてくれた。

「はいはい。1人身の俺には2組の熱々ぶりはしんどいから早く入ろう。ハルさ~ん晩ごはんなんですか?」
そう言いながら卓也さんはリビングに向かっていった。
その後はみんなで焼肉を食べて、ゲームをしながらみんなでドーナツを食べていたらあっという間になくなってしまった。



◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇



「ここの部屋にはトイレもお風呂もあるから自由に使ってくれていいし、タオルも用意してるから」
「ありがとうございます」
「こっちこそ奈月が楽しかったみたいだから、また泊まりにきてくれないか」
「はい。奈月くんおやすみ」
「一平くん咲夜くんおやすみなさい」


2人をゲストルームに案内して僕たちはいつものように樹さんの部屋に向かった。でも僕の心臓はこれから樹さんに話すことでドキドキしていた。




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