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「うおおおおおおおおっ! 忙しいィィィィィッ!!」
私の怒声が、魔王城の廊下を駆け巡り、窓ガラスを順番に割っていく。
パリン、パリン、パリン!
心地よい破壊音と共に、私の結婚準備は幕を開けた。
プロポーズから数日。
「善は急げ」というクラウスの謎の焦りにより、挙式は来週に決定してしまった。
普通、公爵家の結婚式といえば、半年から1年はかけて準備するものだ。
招待状の発送、ドレスの仕立て、料理の選定、式場の装飾……やることは山積みである。
それをたった1週間でやろうというのだから、現場は戦場そのものだった。
「ローレライ様! 招待状の宛名書きがまだです!」
「引き出物の『特製耳栓』の発注が間に合いません!」
「ウェディングケーキの高さは10メートルでよろしいですか!?」
使用人たちが悲鳴を上げながら走り回っている。
私もジャージ姿で指示を飛ばす。
「宛名書きはミナにやらせなさい! 字が汚かったら書き直し! 耳栓は必須よ、忘れたら参列者の鼓膜が死ぬわ! ケーキは10メートルじゃ足りないわよ、天井突き破るくらい高くしなさい!」
「かしこまりましたァァァッ!」
怒号が飛び交う城内は、さながら証券取引所の立会場のような熱気に包まれていた。
そんな中、最大の問題は『ドレス選び』だった。
***
「……いかがでざいましょう、ローレライ様」
王都から拉致……もとい、緊急招聘されたカリスマデザイナー、マダム・ポムポムが、震える手でカーテンを開けた。
試着室の鏡の前に立つ私。
身に纏っているのは、クラウスの要望を取り入れた『デスメタル・ブライダル・モデル』だ。
純白の生地をベースにしつつ、黒いレースと深紅の薔薇をあしらい、背中には堕天使の翼を模した装飾。
そしてスカートの裾には、無数のスタッズ(棘)が輝いている。
「……」
私は鏡の中の自分を見た。
悪くない。
というか、最高にイカしてる。
これなら結婚式でヘッドバンギングしても着崩れしないし、新郎を殴っても痛くない(私が)。
「……どうだ、ローレライ」
背後で腕を組んで待機していたクラウスが、私を見た瞬間、目を見開いた。
「美しい……」
彼はため息交じりに呟いた。
「まるで、地獄に咲く一輪の毒花のようだ。……完璧だ」
褒め言葉のチョイスが独特だが、彼の瞳がハートマークになっているので良しとしよう。
嬉しさがこみ上げてくる。
胸の奥がキュンキュンして、この感情を言葉にせずにはいられない。
私は振り返り、満面の笑みで叫んだ。
「ありがとうクラウス! 最高に可愛いわァァァァァァァッ!!!!!」
ドゴォォォォォォォォォン!!!!!
私の指にはまっている『拡声の指輪(婚約指輪)』が、喜びの声を10倍増幅して放出した。
至近距離での音響爆撃。
「ひぃぃぃぃぃッ!?」
マダム・ポムポムが、紙風船のように吹き飛び、壁に激突した。
試着室のカーテンがビリビリに裂け、三面鏡が粉々に砕け散る。
「あ」
私は口元を押さえた。
やってしまった。
嬉しすぎて、ボリューム調整を忘れていた。
「だ、大丈夫マダム!?」
「あ……あぅ……天国が……見え……」
マダムは白目を剥いて気絶していた。
「素晴らしい!」
しかし、クラウスだけは無傷(自前の魔力シールドで防御済み)で、パチパチと拍手していた。
「その威力! その破壊力! やはり君にはそのドレスが似合う! 衝撃波でスカートが舞う様など、芸術的だったぞ!」
「あんたねぇ! ドレス屋さんが死んじゃうでしょ!」
「構わん。治療費と慰謝料は100倍払う」
クラウスは倒れているマダムを跨いで、私に近づいた。
「気に入ったか?」
「ええ、気に入ったわよ! でも、これじゃ式当日に神父さんが吹き飛ぶんじゃない?」
「神父には防護服を着せるから問題ない」
「どんな式よそれ!」
私たちは瓦礫と化した試着室で、キャッキャと笑い合った。
その様子を、部屋の隅で宛名書きをさせられていたミナが、死んだ魚のような目で見ていた。
「……ケッ。やってらんねぇよ」
ミナは筆を投げ捨てた。
彼女は今、メイド服(ただしスカート丈は長いヤンキー仕様)を着せられている。
「あーあ、うっせぇカップルだこと。爆発しろって言いたいけど、もう爆発してんだよな、物理的に」
「あらミナ、手が止まってるわよ?」
私がギロリと睨むと、ミナは「ヒッ」と肩をすくめた。
「や、やってますよ姉御! ほら、この達筆を見ろ!」
「……『招待状:来ねぇと殺す』って書いてあるわね。書き直し」
「ちッ、バレたか」
ミナは舌打ちをして新しい紙を取り出した。
元・敵役とは思えない馴染みっぷりだ。
***
次は、料理の試食会だ。
ダイニングルームには、世界中から集められたシェフたちが、渾身の料理を並べていた。
「前菜は『歌姫の喉ごしジュレ』、メインは『魔王風ドラゴンステーキ』でございます」
料理長が恭しく皿を出す。
「ネーミングセンスどうなってんの……」
私は引きつった笑みを浮かべつつ、ステーキを一口食べた。
「ん!」
口に入れた瞬間、肉汁が弾け、濃厚な旨味が脳天を突き抜けた。
美味しい。
実家の冷め切った食事とは大違いだ。
「どうだ、ローレライ」
クラウスが心配そうに見つめる。
「君の喉に良い食材だけで作ったフルコースだ。味は合うか?」
私はフォークを置き、感動に打ち震えながら答えた。
「デリシャスゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!」
ズバァァァァァァァン!!!!!
食卓が吹っ飛んだ。
衝撃波で皿がフリスビーのように飛び交い、スープが噴水のように舞い上がる。
「ぎゃああああッ!?」
シェフたちが悲鳴を上げて逃げ惑う。
料理長は自分のコック帽が彼方へ飛んでいくのを呆然と見送っていた。
「あちゃー……」
またやってしまった。
この指輪、感度が良すぎる。
「おいしい……って言いたかっただけなのに」
私がションボリすると、クラウスは顔中スープまみれになりながらも、親指を立てた。
「伝わったぞ、ローレライ。君のその爆発的なリアクションこそが、シェフへの最高の賛辞だ」
「そ、そうかな?」
「ああ。見ろ、料理長も泣いて喜んでいる」
料理長は確かに泣いていたが、それは喜びなのか恐怖なのかは微妙なところだ。
「よし、料理はこれに決定だ! 当日は飛んでくる皿を避けるアトラクションも兼ねて、参列者に楽しんでもらおう!」
「ポジティブすぎるわよ!」
***
そんなこんなで、準備は(破壊と共に)進んでいった。
夜。
私たちはバルコニーで一息ついていた。
城の中は、昼間の騒動の爪痕(壊れた壁や割れた窓)があちこちに残っているが、不思議と心地よい疲労感があった。
「……騒がしい一日だったな」
クラウスがホットミルクを差し出してくれた。
「ごめんね。私が叫ぶたびに修理費がかさんで」
「気にするな。金ならある。それに、静まり返った準備期間なんて、俺たちらしくないだろう」
クラウスは私の隣に座り、夜空を見上げた。
「俺は今、人生で一番楽しい」
「……」
「明日はどんな音が聞けるのか。どんな風に君が暴れるのか。それを想像するだけで、ワクワクして眠れないくらいだ」
彼は少年のように笑った。
不眠症の原因が「耳鳴り」から「ワクワク」に変わったのなら、それは喜ばしいことだ。
「私もよ」
私は指輪を撫でた。
この指輪がある限り、私の声は常に大音量だ。
普通の恋人のような、耳元での甘い囁き合いはできない。
でも。
「ねえクラウス」
「ん?」
「大好きィィィィィッ!!!!」
私は夜空に向かって叫んだ。
ドォォォン!!
バルコニーの手すりが少し欠けた。
「……ふっ、知っている」
クラウスは欠けた手すりも気にせず、私を引き寄せた。
「俺もだァァァァァッ!!!!」
彼も負けじと叫ぶ。
私たちの声は、夜の闇に溶けることなく、物理的な振動となって世界を揺らした。
遠くの山で、寝ていたドラゴンが「うるせぇ!」と寝返りを打つ気配がした。
「さあ、明日は式場の設営だ」
クラウスが立ち上がった。
「普通の教会じゃ、誓いの言葉で崩壊するからな。鋼鉄製の特設ステージを作るぞ」
「鋼鉄製……プロレスのリングみたいになりそうね」
「いいじゃないか。俺たちの愛のゴングを鳴らすにはおあつらえ向きだ」
私たちは顔を見合わせて笑った。
結婚式本番まで、あと3日。
このペースだと、当日までに城が原型を留めているか怪しいが、まあなんとかなるだろう。
私たちは世界一騒がしいバカップルなのだから。
私の怒声が、魔王城の廊下を駆け巡り、窓ガラスを順番に割っていく。
パリン、パリン、パリン!
心地よい破壊音と共に、私の結婚準備は幕を開けた。
プロポーズから数日。
「善は急げ」というクラウスの謎の焦りにより、挙式は来週に決定してしまった。
普通、公爵家の結婚式といえば、半年から1年はかけて準備するものだ。
招待状の発送、ドレスの仕立て、料理の選定、式場の装飾……やることは山積みである。
それをたった1週間でやろうというのだから、現場は戦場そのものだった。
「ローレライ様! 招待状の宛名書きがまだです!」
「引き出物の『特製耳栓』の発注が間に合いません!」
「ウェディングケーキの高さは10メートルでよろしいですか!?」
使用人たちが悲鳴を上げながら走り回っている。
私もジャージ姿で指示を飛ばす。
「宛名書きはミナにやらせなさい! 字が汚かったら書き直し! 耳栓は必須よ、忘れたら参列者の鼓膜が死ぬわ! ケーキは10メートルじゃ足りないわよ、天井突き破るくらい高くしなさい!」
「かしこまりましたァァァッ!」
怒号が飛び交う城内は、さながら証券取引所の立会場のような熱気に包まれていた。
そんな中、最大の問題は『ドレス選び』だった。
***
「……いかがでざいましょう、ローレライ様」
王都から拉致……もとい、緊急招聘されたカリスマデザイナー、マダム・ポムポムが、震える手でカーテンを開けた。
試着室の鏡の前に立つ私。
身に纏っているのは、クラウスの要望を取り入れた『デスメタル・ブライダル・モデル』だ。
純白の生地をベースにしつつ、黒いレースと深紅の薔薇をあしらい、背中には堕天使の翼を模した装飾。
そしてスカートの裾には、無数のスタッズ(棘)が輝いている。
「……」
私は鏡の中の自分を見た。
悪くない。
というか、最高にイカしてる。
これなら結婚式でヘッドバンギングしても着崩れしないし、新郎を殴っても痛くない(私が)。
「……どうだ、ローレライ」
背後で腕を組んで待機していたクラウスが、私を見た瞬間、目を見開いた。
「美しい……」
彼はため息交じりに呟いた。
「まるで、地獄に咲く一輪の毒花のようだ。……完璧だ」
褒め言葉のチョイスが独特だが、彼の瞳がハートマークになっているので良しとしよう。
嬉しさがこみ上げてくる。
胸の奥がキュンキュンして、この感情を言葉にせずにはいられない。
私は振り返り、満面の笑みで叫んだ。
「ありがとうクラウス! 最高に可愛いわァァァァァァァッ!!!!!」
ドゴォォォォォォォォォン!!!!!
私の指にはまっている『拡声の指輪(婚約指輪)』が、喜びの声を10倍増幅して放出した。
至近距離での音響爆撃。
「ひぃぃぃぃぃッ!?」
マダム・ポムポムが、紙風船のように吹き飛び、壁に激突した。
試着室のカーテンがビリビリに裂け、三面鏡が粉々に砕け散る。
「あ」
私は口元を押さえた。
やってしまった。
嬉しすぎて、ボリューム調整を忘れていた。
「だ、大丈夫マダム!?」
「あ……あぅ……天国が……見え……」
マダムは白目を剥いて気絶していた。
「素晴らしい!」
しかし、クラウスだけは無傷(自前の魔力シールドで防御済み)で、パチパチと拍手していた。
「その威力! その破壊力! やはり君にはそのドレスが似合う! 衝撃波でスカートが舞う様など、芸術的だったぞ!」
「あんたねぇ! ドレス屋さんが死んじゃうでしょ!」
「構わん。治療費と慰謝料は100倍払う」
クラウスは倒れているマダムを跨いで、私に近づいた。
「気に入ったか?」
「ええ、気に入ったわよ! でも、これじゃ式当日に神父さんが吹き飛ぶんじゃない?」
「神父には防護服を着せるから問題ない」
「どんな式よそれ!」
私たちは瓦礫と化した試着室で、キャッキャと笑い合った。
その様子を、部屋の隅で宛名書きをさせられていたミナが、死んだ魚のような目で見ていた。
「……ケッ。やってらんねぇよ」
ミナは筆を投げ捨てた。
彼女は今、メイド服(ただしスカート丈は長いヤンキー仕様)を着せられている。
「あーあ、うっせぇカップルだこと。爆発しろって言いたいけど、もう爆発してんだよな、物理的に」
「あらミナ、手が止まってるわよ?」
私がギロリと睨むと、ミナは「ヒッ」と肩をすくめた。
「や、やってますよ姉御! ほら、この達筆を見ろ!」
「……『招待状:来ねぇと殺す』って書いてあるわね。書き直し」
「ちッ、バレたか」
ミナは舌打ちをして新しい紙を取り出した。
元・敵役とは思えない馴染みっぷりだ。
***
次は、料理の試食会だ。
ダイニングルームには、世界中から集められたシェフたちが、渾身の料理を並べていた。
「前菜は『歌姫の喉ごしジュレ』、メインは『魔王風ドラゴンステーキ』でございます」
料理長が恭しく皿を出す。
「ネーミングセンスどうなってんの……」
私は引きつった笑みを浮かべつつ、ステーキを一口食べた。
「ん!」
口に入れた瞬間、肉汁が弾け、濃厚な旨味が脳天を突き抜けた。
美味しい。
実家の冷め切った食事とは大違いだ。
「どうだ、ローレライ」
クラウスが心配そうに見つめる。
「君の喉に良い食材だけで作ったフルコースだ。味は合うか?」
私はフォークを置き、感動に打ち震えながら答えた。
「デリシャスゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!」
ズバァァァァァァァン!!!!!
食卓が吹っ飛んだ。
衝撃波で皿がフリスビーのように飛び交い、スープが噴水のように舞い上がる。
「ぎゃああああッ!?」
シェフたちが悲鳴を上げて逃げ惑う。
料理長は自分のコック帽が彼方へ飛んでいくのを呆然と見送っていた。
「あちゃー……」
またやってしまった。
この指輪、感度が良すぎる。
「おいしい……って言いたかっただけなのに」
私がションボリすると、クラウスは顔中スープまみれになりながらも、親指を立てた。
「伝わったぞ、ローレライ。君のその爆発的なリアクションこそが、シェフへの最高の賛辞だ」
「そ、そうかな?」
「ああ。見ろ、料理長も泣いて喜んでいる」
料理長は確かに泣いていたが、それは喜びなのか恐怖なのかは微妙なところだ。
「よし、料理はこれに決定だ! 当日は飛んでくる皿を避けるアトラクションも兼ねて、参列者に楽しんでもらおう!」
「ポジティブすぎるわよ!」
***
そんなこんなで、準備は(破壊と共に)進んでいった。
夜。
私たちはバルコニーで一息ついていた。
城の中は、昼間の騒動の爪痕(壊れた壁や割れた窓)があちこちに残っているが、不思議と心地よい疲労感があった。
「……騒がしい一日だったな」
クラウスがホットミルクを差し出してくれた。
「ごめんね。私が叫ぶたびに修理費がかさんで」
「気にするな。金ならある。それに、静まり返った準備期間なんて、俺たちらしくないだろう」
クラウスは私の隣に座り、夜空を見上げた。
「俺は今、人生で一番楽しい」
「……」
「明日はどんな音が聞けるのか。どんな風に君が暴れるのか。それを想像するだけで、ワクワクして眠れないくらいだ」
彼は少年のように笑った。
不眠症の原因が「耳鳴り」から「ワクワク」に変わったのなら、それは喜ばしいことだ。
「私もよ」
私は指輪を撫でた。
この指輪がある限り、私の声は常に大音量だ。
普通の恋人のような、耳元での甘い囁き合いはできない。
でも。
「ねえクラウス」
「ん?」
「大好きィィィィィッ!!!!」
私は夜空に向かって叫んだ。
ドォォォン!!
バルコニーの手すりが少し欠けた。
「……ふっ、知っている」
クラウスは欠けた手すりも気にせず、私を引き寄せた。
「俺もだァァァァァッ!!!!」
彼も負けじと叫ぶ。
私たちの声は、夜の闇に溶けることなく、物理的な振動となって世界を揺らした。
遠くの山で、寝ていたドラゴンが「うるせぇ!」と寝返りを打つ気配がした。
「さあ、明日は式場の設営だ」
クラウスが立ち上がった。
「普通の教会じゃ、誓いの言葉で崩壊するからな。鋼鉄製の特設ステージを作るぞ」
「鋼鉄製……プロレスのリングみたいになりそうね」
「いいじゃないか。俺たちの愛のゴングを鳴らすにはおあつらえ向きだ」
私たちは顔を見合わせて笑った。
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このペースだと、当日までに城が原型を留めているか怪しいが、まあなんとかなるだろう。
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