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「…ダメだ。また、効かぬ」
王都。
その中心にそびえる王宮の、一室。
王宮薬局の侍医長は、乳鉢ですり潰したばかりの薬草を、苦々しげに眺めた。
「侍医長!」
「また、新たな患者かっ!」
「はい! 近衛騎士団の第三小隊が、半数以上…! 皆、同じ、乾いた咳を訴えております!」
「(くそっ!)」
侍医長は、薬さじを叩きつけた。
辺境で、わたくし(ルーシュ)が、魔獣を撃退したり、領民たちと(怪しげな)ポーションで盛り上がったりしていた、まさにその頃。
王都では、静かに、しかし、確実に、異変が広がりつつあった。
『原因不明の、咳病』だ。
最初は、ほんの些細な風邪だと、誰もが思っていた。
乾いた咳が、コンコン、と続くだけ。
熱も出ない。
だが、発症から三日もすると、熱が出始め、五日もすれば、呼吸が苦しくなる。
そして、十日も経つと、まるで肺が機能を失ったかのように、衰弱していく。
「侍医長! 王家秘伝の『鎮咳シロップ』も、効果がありません!」
「『聖なる泉の水』で清めても、無意味です!」
「一体、なんなのだ、この病は…!」
王宮が誇る、国一番の薬師たちが、この見えない敵を前に、完全な無力感に苛まれていた。
*
「(ゴホン、ゴホン…)」
「カレン! 大丈夫か!?」
第二王子エドワードは、自室で、レースのハンカチを口に当てたカレン姫を、心配そうに覗き込んでいた。
婚約破棄騒動から、一月(ひとつき)。
二人は、王宮内で、甘く幸せな時間を過ごしている…はずだった。
「いえ…大したことは。エドワード様」
カレン姫は、か細い声で、エドワードを見上げる。
その瞳は、不安に濡れていた。
「ただ、最近、宮殿の中が、少し埃っぽくありませんこと?」
「埃っぽい?」
「ええ。あちらこちらで、皆様、ゴホゴホと…」
カレン姫は、不快そうに眉をひそめた。
「聞いていて、あまり、気分の良いものではございませんわ」
「(まったく!)」
エドワードは、愛するカレンの、その僅かな不快感すら許せなかった。
彼は、憤然と立ち上がる。
「宮殿の衛生管理は、どうなっている! 侍医どもは、たかが風邪ごときに、何を手間取っているんだ!」
「まあ、エドワード様。そんなに大声を出されては…」
「いや! すべては、カレン、君のためだ!」
エドワードは、カレンの華奢な手を、両手で握りしめる。
「君が、こんな不愉快な環境で過ごすことなど、私には耐えられない! すぐに、侍医長を呼びつけよう!」
「(ふふ…)ありがとうございます、エドワード様。あなただけが、頼りですわ」
カレン姫が、儚げに微笑む。
エドワードにとって、この流行り病は、自分の愛するヒロインを脅かす「障害」でしかなかった。
その日の午後。
侍医長が、エドワードの前に、青ざめた顔でひざまずいていた。
「…それで? 状況はどうなんだ、侍医長」
エドワードは、不機嫌を隠そうともせず、問い詰める。
「はっ…それが、王子。由々しき事態に、なっております」
「大げさな。たかが咳病だろう」
「…それが、『たかが』では、済まなくなりました」
侍医長の顔から、脂汗が滴り落ちる。
「これは、ただの風邪ではございません。原因不明の『流行り病』にございます」
「(ピクッ)」
エドワードの眉が動いた。
「どういう意味だ」
「王宮の薬草庫にある、あらゆる高名な薬草を試しました。『王家のミント』『竜の息吹草』…解熱、鎮咳に効く、あらゆる高価な薬草が、まるで…まるで、水のように、効きません」
「なっ…!?」
「最初は、乾いた咳だけ。しかし、次第に熱が上がり、呼吸が困難に…すでに、王都では、死者も出始めております」
「(!!)」
エドワードは、ついに事態の深刻さを理解した。
「な、何をしている! 早く、特効薬を作れ! 国一番の薬師が、揃っているのだろう!」
「それが…! 薬師たちも、夜を徹して調合しておりますが、打つ手が…! この病の『原因』が、まったく掴めないのです!」
「言い訳は聞きたくない!」
エドワードは、机を叩いた。
「なんとしても、この病を止めろ! もし、もし、カレンの身に、万が一のことがあれば…!」
「(ひぃっ!)」
「貴様ら全員、ただでは済まさんぞ!」
「は、はいぃぃっ!」
侍医長は、震えながら頭を下げ、部屋から這うように退出していった。
*
「(くそっ…! どうすれば…!)」
王宮薬局に戻った侍医長は、頭を抱えた。
「侍医長…!」
若い助手が、青い顔で駆け寄ってくる。
「もう、調合室の、高価な薬草が、底をつきそうです! このままでは…!」
「わかっている!」
侍医長は、壁一面に並んだ薬草の棚を、苛立たしげに睨みつけた。
(ミントもダメ。シロップもダメ。王家秘伝の配合ですら、効果がない…)
(こんな症状、聞いたことがない。まるで、従来の薬学が、まったく通用しないかのようだ…)
(常識的な薬草が効かないなら、常識外の何かを探すしかない…)
侍医長は、疲れた頭で、必死に記憶をたどる。
(常識外の、薬草…)
(そういえば…)
ふと、彼の脳裏に、ある人物の顔が、一瞬、浮かんだ。
「…いや、まさかな」
「侍医長?」
「…いや。以前、薬学の講義をした時、やたらと『雑草』や『毒草』の効能について、目を輝かせて質問してきた令嬢がいたのを、思い出してな」
「雑草、ですと?」
「ああ。『鉄錆ゴケは止血に』だの『月見ミミズの抜け殻は鎮痛に』だの…」
「(ぷっ)…失礼しました。そんなもの、ただの迷信でしょう。おとぎ話です」
「ああ。そうだ。迷信だ」
侍医長は、自嘲気味に笑った。
「確か、あの、婚約破棄されて、辺境に追いやられた…ルーシュ様、だったか」
「ああ、あの『悪役令嬢』ですか。奇行の多い方だと、噂で聞いております」
「(ふん)…奇行、か」
侍医長は、頭を振った。
(そうだ。時間の無駄だ。まさか、あんな『雑草』が、この国難を救えるわけもない)
王都の最高医療機関が、八方塞がりになりつつある。
その一方で、彼らが「雑草」と切り捨てたものに、解決の糸口があることなど、今は、誰も知る由もなかった。
王都の空に、乾いた咳の音が、日増しに、増えていく。
王都。
その中心にそびえる王宮の、一室。
王宮薬局の侍医長は、乳鉢ですり潰したばかりの薬草を、苦々しげに眺めた。
「侍医長!」
「また、新たな患者かっ!」
「はい! 近衛騎士団の第三小隊が、半数以上…! 皆、同じ、乾いた咳を訴えております!」
「(くそっ!)」
侍医長は、薬さじを叩きつけた。
辺境で、わたくし(ルーシュ)が、魔獣を撃退したり、領民たちと(怪しげな)ポーションで盛り上がったりしていた、まさにその頃。
王都では、静かに、しかし、確実に、異変が広がりつつあった。
『原因不明の、咳病』だ。
最初は、ほんの些細な風邪だと、誰もが思っていた。
乾いた咳が、コンコン、と続くだけ。
熱も出ない。
だが、発症から三日もすると、熱が出始め、五日もすれば、呼吸が苦しくなる。
そして、十日も経つと、まるで肺が機能を失ったかのように、衰弱していく。
「侍医長! 王家秘伝の『鎮咳シロップ』も、効果がありません!」
「『聖なる泉の水』で清めても、無意味です!」
「一体、なんなのだ、この病は…!」
王宮が誇る、国一番の薬師たちが、この見えない敵を前に、完全な無力感に苛まれていた。
*
「(ゴホン、ゴホン…)」
「カレン! 大丈夫か!?」
第二王子エドワードは、自室で、レースのハンカチを口に当てたカレン姫を、心配そうに覗き込んでいた。
婚約破棄騒動から、一月(ひとつき)。
二人は、王宮内で、甘く幸せな時間を過ごしている…はずだった。
「いえ…大したことは。エドワード様」
カレン姫は、か細い声で、エドワードを見上げる。
その瞳は、不安に濡れていた。
「ただ、最近、宮殿の中が、少し埃っぽくありませんこと?」
「埃っぽい?」
「ええ。あちらこちらで、皆様、ゴホゴホと…」
カレン姫は、不快そうに眉をひそめた。
「聞いていて、あまり、気分の良いものではございませんわ」
「(まったく!)」
エドワードは、愛するカレンの、その僅かな不快感すら許せなかった。
彼は、憤然と立ち上がる。
「宮殿の衛生管理は、どうなっている! 侍医どもは、たかが風邪ごときに、何を手間取っているんだ!」
「まあ、エドワード様。そんなに大声を出されては…」
「いや! すべては、カレン、君のためだ!」
エドワードは、カレンの華奢な手を、両手で握りしめる。
「君が、こんな不愉快な環境で過ごすことなど、私には耐えられない! すぐに、侍医長を呼びつけよう!」
「(ふふ…)ありがとうございます、エドワード様。あなただけが、頼りですわ」
カレン姫が、儚げに微笑む。
エドワードにとって、この流行り病は、自分の愛するヒロインを脅かす「障害」でしかなかった。
その日の午後。
侍医長が、エドワードの前に、青ざめた顔でひざまずいていた。
「…それで? 状況はどうなんだ、侍医長」
エドワードは、不機嫌を隠そうともせず、問い詰める。
「はっ…それが、王子。由々しき事態に、なっております」
「大げさな。たかが咳病だろう」
「…それが、『たかが』では、済まなくなりました」
侍医長の顔から、脂汗が滴り落ちる。
「これは、ただの風邪ではございません。原因不明の『流行り病』にございます」
「(ピクッ)」
エドワードの眉が動いた。
「どういう意味だ」
「王宮の薬草庫にある、あらゆる高名な薬草を試しました。『王家のミント』『竜の息吹草』…解熱、鎮咳に効く、あらゆる高価な薬草が、まるで…まるで、水のように、効きません」
「なっ…!?」
「最初は、乾いた咳だけ。しかし、次第に熱が上がり、呼吸が困難に…すでに、王都では、死者も出始めております」
「(!!)」
エドワードは、ついに事態の深刻さを理解した。
「な、何をしている! 早く、特効薬を作れ! 国一番の薬師が、揃っているのだろう!」
「それが…! 薬師たちも、夜を徹して調合しておりますが、打つ手が…! この病の『原因』が、まったく掴めないのです!」
「言い訳は聞きたくない!」
エドワードは、机を叩いた。
「なんとしても、この病を止めろ! もし、もし、カレンの身に、万が一のことがあれば…!」
「(ひぃっ!)」
「貴様ら全員、ただでは済まさんぞ!」
「は、はいぃぃっ!」
侍医長は、震えながら頭を下げ、部屋から這うように退出していった。
*
「(くそっ…! どうすれば…!)」
王宮薬局に戻った侍医長は、頭を抱えた。
「侍医長…!」
若い助手が、青い顔で駆け寄ってくる。
「もう、調合室の、高価な薬草が、底をつきそうです! このままでは…!」
「わかっている!」
侍医長は、壁一面に並んだ薬草の棚を、苛立たしげに睨みつけた。
(ミントもダメ。シロップもダメ。王家秘伝の配合ですら、効果がない…)
(こんな症状、聞いたことがない。まるで、従来の薬学が、まったく通用しないかのようだ…)
(常識的な薬草が効かないなら、常識外の何かを探すしかない…)
侍医長は、疲れた頭で、必死に記憶をたどる。
(常識外の、薬草…)
(そういえば…)
ふと、彼の脳裏に、ある人物の顔が、一瞬、浮かんだ。
「…いや、まさかな」
「侍医長?」
「…いや。以前、薬学の講義をした時、やたらと『雑草』や『毒草』の効能について、目を輝かせて質問してきた令嬢がいたのを、思い出してな」
「雑草、ですと?」
「ああ。『鉄錆ゴケは止血に』だの『月見ミミズの抜け殻は鎮痛に』だの…」
「(ぷっ)…失礼しました。そんなもの、ただの迷信でしょう。おとぎ話です」
「ああ。そうだ。迷信だ」
侍医長は、自嘲気味に笑った。
「確か、あの、婚約破棄されて、辺境に追いやられた…ルーシュ様、だったか」
「ああ、あの『悪役令嬢』ですか。奇行の多い方だと、噂で聞いております」
「(ふん)…奇行、か」
侍医長は、頭を振った。
(そうだ。時間の無駄だ。まさか、あんな『雑草』が、この国難を救えるわけもない)
王都の最高医療機関が、八方塞がりになりつつある。
その一方で、彼らが「雑草」と切り捨てたものに、解決の糸口があることなど、今は、誰も知る由もなかった。
王都の空に、乾いた咳の音が、日増しに、増えていく。
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