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「……なんだ、この泥水は」
王宮の最奥、国王の執務室。
豪奢な机の前で、一人の初老の男がティーカップを静かに、しかし音が出るほど強くソーサーに叩きつけた。
彼の名はオスカー・フォン・アルカディア。
この国の国王であり、その卓越した政治手腕から『賢王』と称される人物だ。
長年の激務で体を壊し、南の島で一ヶ月ほど療養していたのだが、本日急遽帰国したのである。
「おい、侍従長。私がいない間に、この国の茶葉は全て枯れたのか? それとも、王宮のシェフが全員ゴブリンに入れ替わったのか?」
「へ、陛下……申し訳ございません。それは最高級の茶葉でして……」
侍従長が震えながら答える。
国王の機嫌は最悪だった。
帰国して早々、城内の空気が淀んでいることに気づいたからだ。
廊下の花は枯れかけ、カーペットには埃が目立ち、すれ違う文官たちは死人のような顔をしている。
「茶だけではない。この書類の山はどうだ。未決裁の案件がエベレストのように積まれているではないか。ジェラルドは何をしていた?」
「は、はい……ジェラルド殿下は、『忙しくて手が回らない』と……」
「忙しい? あやつが? 笑わせるな」
国王は鼻で笑った。
「あやつは以前、定時で公務を終えて優雅に茶会を開いていただろう。あの処理能力はどこへ行った? ……いや、違うな」
国王の瞳が鋭く光った。
彼は『賢王』だ。
息子の能力が急に低下したわけではないことくらい、すぐに察しがついた。
「あやつの能力が落ちたのではない。……あやつを支えていた『柱』がなくなったのだな?」
「……仰る通りでございます」
「ラミリア・バーンスタインか」
その名が出た瞬間、室内の空気が重くなった。
「私が療養に出る前、彼女に頼んでおいたはずだ。『息子の手綱を握れるのは君だけだ。頼む』と。……なぜ彼女がいない?」
侍従長は脂汗を流しながら、ジェラルド殿下が起こした断罪劇の顛末を報告した。
婚約破棄、冤罪、追放。
そして、現在は公爵家に保護されていること。
報告を聞き終えた国王は、長い長い沈黙を守った。
そして。
「…………馬鹿者がぁぁぁーーーっ!!!」
雷鳴のような怒号が執務室を揺るがした。
窓ガラスがビリビリと振動する。
「あの大馬鹿者が! ラミリア嬢を追放だと!? この国の行政、財政、人事の影の功労者を! あやつのオムツを替える母親代わりを! 自分から捨てたと言うのか!!」
「ひぃっ! お怒りはごもっともです!」
「しかも理由は『嫉妬深い』だと!? 彼女ほど感情をコントロールし、滅私奉公できる人間がおるか! あやつは眼球の代わりにガラス玉でも入れているのか!?」
国王の怒りは収まらない。
彼はラミリアを高く評価していた。
むしろ、無能な息子が王太子として振る舞えていたのは、全てラミリアのおかげだと知っていたのだ。
「すぐにラミリア嬢を呼び戻せ! ジェラルドの首に縄をつけてでも謝罪させろ! 彼女がいなければ、この国はあと半年で破綻するぞ!」
「そ、それが……」
「なんだ、まだ何かあるのか」
「ラミリア嬢は現在、アレクセイ公爵閣下の元におりまして……。『返還命令』を出したジェラルド殿下に対し、公爵閣下が『国ごと消す』と……」
「……アレクセイがか?」
国王の顔色が変わった。
怒りから、恐怖へ。
『賢王』と呼ばれる彼が唯一恐れる存在、それが弟である『氷の公爵』アレクセイだった。
「まずい。非常にまずい。あやつが本気でキレたら、王都が氷河期になる」
国王は頭を抱えた。
息子が馬鹿すぎて、国の存亡に関わる事態を引き起こしている。
その時だった。
ドォォォォン!!
重厚な扉が、ノックもなしに吹き飛んだ。
爆発ではない。
扉そのものが凍りつき、砕け散ったのだ。
「なっ……!?」
舞い散る氷の粉の中、悠然と入ってくる人影が二つ。
「……兄上。帰国早々、随分と大きな声を出しているな」
「陛下、お久しぶりでございます」
アレクセイと、その腕に寄り添うラミリアだった。
アレクセイは不機嫌オーラ全開、ラミリアは完璧なカーテシーを披露している。
「ア、アレクセイ! 貴様、扉を壊すなと何度言ったら……」
「扉を開ける手間が惜しかった。それより、話がある」
アレクセイは国王の前に立つと、ラミリアの左手を高々と掲げた。
薬指には、巨大なブルーダイヤモンドが輝いている。
「見ての通りだ。ラミリアは私の妻になる。……文句はないな?」
「…………は?」
国王はポカンと口を開けた。
そして、ラミリアを見た。
彼女は「えへへ」と照れくさそうに笑っている。
「ら、ラミリア嬢……。そなた、本気か? あの堅物で、冷血で、猫しか友達がいないアレクセイと?」
「はい、陛下。アレクセイ様はとてもお優しい方です。それに、公爵邸の労働環境はホワイトですので」
「なんと……」
国王は愕然とした。
息子(ジェラルド)のためにキープしていた超有能人材が、よりによって弟(最強の武力)の手に渡ってしまった。
これは王家にとって痛恨の極みだ。
「ま、待てアレクセイ。話合おう。ラミリア嬢は国の宝だ。王家に戻すべきでは……」
「断る」
アレクセイ即答。
そして、殺気の混じった目で国王を射抜いた。
「兄上。お前の息子が何をしたか、知っているな?」
「う、うむ……」
「あいつはラミリアを傷つけ、侮辱し、あまつさえ薄汚い権力で奪い返そうとした。……私がその場で首を刎ねなかったのは、ラミリアが止めたからだ。感謝してほしいくらいだな」
「ぐっ……」
正論すぎて反論できない。
アレクセイは続ける。
「ラミリアは渡さん。だが、このままでは国が傾くという兄上の懸念も理解できる。……ジェラルドが馬鹿すぎるからな」
「そ、そうだ! 分かっているなら、ラミリア嬢の知恵を貸してくれ! このままでは私が過労死する!」
国王が泣きついた。
一国の王としての威厳はどこへやら。
「いいでしょう」
アレクセイはニヤリと笑った。
悪魔の笑みだ。
「ラミリアの知恵は貸してやる。ただし、条件がある」
「な、なんだ? 金か? 領地か?」
「違う。……『舞台』を用意しろ」
「舞台?」
「ラミリアの名誉を回復し、ジェラルドとあの泥棒猫に引導を渡すための、最高の舞台だ。……明後日、全貴族を招集して『断罪のやり直し』を行う」
アレクセイの提案に、ラミリアが一歩進み出た。
その手には、分厚いファイルが抱えられている。
「陛下。こちらに、ジェラルド殿下の横領の証拠、ミナ様の経歴詐称の証拠、その他諸々の『爆弾』をまとめておきました」
「……いつの間に?」
「公爵邸での暇つぶしに。あと、殿下が承認した無駄な予算案の修正案もセットにしておきました。これを実行すれば、王家の赤字は三ヶ月で解消します」
国王は震える手でファイルを受け取った。
パラパラとめくると、そこには完璧な改善案と、息子の破滅的な悪事の数々が記されていた。
「……素晴らしい」
国王は涙ぐんだ。
これだ。
この明晰さ、この手際の良さ。
これこそが、王家に必要だったものなのだ。
「ラミリア嬢。……そなたを息子ごときに嫁がせようとした私が間違っておった。そなたは、アレクセイのような化け物……いや、傑物を御するにふさわしい」
「恐縮です」
「よかろう!」
国王は立ち上がり、高らかに宣言した。
「明後日、大広間にて『最終審問会』を開く! 被告人はジェラルドとミナ! 原告はアレクセイ公爵家! 裁判長はこの私だ!」
「ありがとうございます、兄上」
アレクセイは満足げに頷いた。
「ああ、それと」
ラミリアが付け加える。
「当日は、各国の外交官や商会長たちも招待してください。彼らも『ラミリア様の無実を証明したい』とウズウズしておりますので」
「……そなた、いつの間にそんな根回しを?」
「お茶会のついでです」
にっこりと微笑むラミリアに、国王は背筋が寒くなるのを感じた。
この娘、弟より怖いかもしれない。
「分かった。……ジェラルドの命運もここまでか」
国王は遠い目をした。
息子よ、すまない。
相手が悪すぎた。
氷の公爵と、最強の事務官コンビを敵に回した時点で、お前の負けは決まっていたのだ。
こうして、王城を揺るがす最後の大舞台が整えられた。
それはジェラルド王子にとっての処刑台であり、ラミリアにとっての、輝かしい勝利への花道となるはずだった。
王宮の最奥、国王の執務室。
豪奢な机の前で、一人の初老の男がティーカップを静かに、しかし音が出るほど強くソーサーに叩きつけた。
彼の名はオスカー・フォン・アルカディア。
この国の国王であり、その卓越した政治手腕から『賢王』と称される人物だ。
長年の激務で体を壊し、南の島で一ヶ月ほど療養していたのだが、本日急遽帰国したのである。
「おい、侍従長。私がいない間に、この国の茶葉は全て枯れたのか? それとも、王宮のシェフが全員ゴブリンに入れ替わったのか?」
「へ、陛下……申し訳ございません。それは最高級の茶葉でして……」
侍従長が震えながら答える。
国王の機嫌は最悪だった。
帰国して早々、城内の空気が淀んでいることに気づいたからだ。
廊下の花は枯れかけ、カーペットには埃が目立ち、すれ違う文官たちは死人のような顔をしている。
「茶だけではない。この書類の山はどうだ。未決裁の案件がエベレストのように積まれているではないか。ジェラルドは何をしていた?」
「は、はい……ジェラルド殿下は、『忙しくて手が回らない』と……」
「忙しい? あやつが? 笑わせるな」
国王は鼻で笑った。
「あやつは以前、定時で公務を終えて優雅に茶会を開いていただろう。あの処理能力はどこへ行った? ……いや、違うな」
国王の瞳が鋭く光った。
彼は『賢王』だ。
息子の能力が急に低下したわけではないことくらい、すぐに察しがついた。
「あやつの能力が落ちたのではない。……あやつを支えていた『柱』がなくなったのだな?」
「……仰る通りでございます」
「ラミリア・バーンスタインか」
その名が出た瞬間、室内の空気が重くなった。
「私が療養に出る前、彼女に頼んでおいたはずだ。『息子の手綱を握れるのは君だけだ。頼む』と。……なぜ彼女がいない?」
侍従長は脂汗を流しながら、ジェラルド殿下が起こした断罪劇の顛末を報告した。
婚約破棄、冤罪、追放。
そして、現在は公爵家に保護されていること。
報告を聞き終えた国王は、長い長い沈黙を守った。
そして。
「…………馬鹿者がぁぁぁーーーっ!!!」
雷鳴のような怒号が執務室を揺るがした。
窓ガラスがビリビリと振動する。
「あの大馬鹿者が! ラミリア嬢を追放だと!? この国の行政、財政、人事の影の功労者を! あやつのオムツを替える母親代わりを! 自分から捨てたと言うのか!!」
「ひぃっ! お怒りはごもっともです!」
「しかも理由は『嫉妬深い』だと!? 彼女ほど感情をコントロールし、滅私奉公できる人間がおるか! あやつは眼球の代わりにガラス玉でも入れているのか!?」
国王の怒りは収まらない。
彼はラミリアを高く評価していた。
むしろ、無能な息子が王太子として振る舞えていたのは、全てラミリアのおかげだと知っていたのだ。
「すぐにラミリア嬢を呼び戻せ! ジェラルドの首に縄をつけてでも謝罪させろ! 彼女がいなければ、この国はあと半年で破綻するぞ!」
「そ、それが……」
「なんだ、まだ何かあるのか」
「ラミリア嬢は現在、アレクセイ公爵閣下の元におりまして……。『返還命令』を出したジェラルド殿下に対し、公爵閣下が『国ごと消す』と……」
「……アレクセイがか?」
国王の顔色が変わった。
怒りから、恐怖へ。
『賢王』と呼ばれる彼が唯一恐れる存在、それが弟である『氷の公爵』アレクセイだった。
「まずい。非常にまずい。あやつが本気でキレたら、王都が氷河期になる」
国王は頭を抱えた。
息子が馬鹿すぎて、国の存亡に関わる事態を引き起こしている。
その時だった。
ドォォォォン!!
重厚な扉が、ノックもなしに吹き飛んだ。
爆発ではない。
扉そのものが凍りつき、砕け散ったのだ。
「なっ……!?」
舞い散る氷の粉の中、悠然と入ってくる人影が二つ。
「……兄上。帰国早々、随分と大きな声を出しているな」
「陛下、お久しぶりでございます」
アレクセイと、その腕に寄り添うラミリアだった。
アレクセイは不機嫌オーラ全開、ラミリアは完璧なカーテシーを披露している。
「ア、アレクセイ! 貴様、扉を壊すなと何度言ったら……」
「扉を開ける手間が惜しかった。それより、話がある」
アレクセイは国王の前に立つと、ラミリアの左手を高々と掲げた。
薬指には、巨大なブルーダイヤモンドが輝いている。
「見ての通りだ。ラミリアは私の妻になる。……文句はないな?」
「…………は?」
国王はポカンと口を開けた。
そして、ラミリアを見た。
彼女は「えへへ」と照れくさそうに笑っている。
「ら、ラミリア嬢……。そなた、本気か? あの堅物で、冷血で、猫しか友達がいないアレクセイと?」
「はい、陛下。アレクセイ様はとてもお優しい方です。それに、公爵邸の労働環境はホワイトですので」
「なんと……」
国王は愕然とした。
息子(ジェラルド)のためにキープしていた超有能人材が、よりによって弟(最強の武力)の手に渡ってしまった。
これは王家にとって痛恨の極みだ。
「ま、待てアレクセイ。話合おう。ラミリア嬢は国の宝だ。王家に戻すべきでは……」
「断る」
アレクセイ即答。
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「兄上。お前の息子が何をしたか、知っているな?」
「う、うむ……」
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「ぐっ……」
正論すぎて反論できない。
アレクセイは続ける。
「ラミリアは渡さん。だが、このままでは国が傾くという兄上の懸念も理解できる。……ジェラルドが馬鹿すぎるからな」
「そ、そうだ! 分かっているなら、ラミリア嬢の知恵を貸してくれ! このままでは私が過労死する!」
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一国の王としての威厳はどこへやら。
「いいでしょう」
アレクセイはニヤリと笑った。
悪魔の笑みだ。
「ラミリアの知恵は貸してやる。ただし、条件がある」
「な、なんだ? 金か? 領地か?」
「違う。……『舞台』を用意しろ」
「舞台?」
「ラミリアの名誉を回復し、ジェラルドとあの泥棒猫に引導を渡すための、最高の舞台だ。……明後日、全貴族を招集して『断罪のやり直し』を行う」
アレクセイの提案に、ラミリアが一歩進み出た。
その手には、分厚いファイルが抱えられている。
「陛下。こちらに、ジェラルド殿下の横領の証拠、ミナ様の経歴詐称の証拠、その他諸々の『爆弾』をまとめておきました」
「……いつの間に?」
「公爵邸での暇つぶしに。あと、殿下が承認した無駄な予算案の修正案もセットにしておきました。これを実行すれば、王家の赤字は三ヶ月で解消します」
国王は震える手でファイルを受け取った。
パラパラとめくると、そこには完璧な改善案と、息子の破滅的な悪事の数々が記されていた。
「……素晴らしい」
国王は涙ぐんだ。
これだ。
この明晰さ、この手際の良さ。
これこそが、王家に必要だったものなのだ。
「ラミリア嬢。……そなたを息子ごときに嫁がせようとした私が間違っておった。そなたは、アレクセイのような化け物……いや、傑物を御するにふさわしい」
「恐縮です」
「よかろう!」
国王は立ち上がり、高らかに宣言した。
「明後日、大広間にて『最終審問会』を開く! 被告人はジェラルドとミナ! 原告はアレクセイ公爵家! 裁判長はこの私だ!」
「ありがとうございます、兄上」
アレクセイは満足げに頷いた。
「ああ、それと」
ラミリアが付け加える。
「当日は、各国の外交官や商会長たちも招待してください。彼らも『ラミリア様の無実を証明したい』とウズウズしておりますので」
「……そなた、いつの間にそんな根回しを?」
「お茶会のついでです」
にっこりと微笑むラミリアに、国王は背筋が寒くなるのを感じた。
この娘、弟より怖いかもしれない。
「分かった。……ジェラルドの命運もここまでか」
国王は遠い目をした。
息子よ、すまない。
相手が悪すぎた。
氷の公爵と、最強の事務官コンビを敵に回した時点で、お前の負けは決まっていたのだ。
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