彼女は特殊清掃業

犬丸継見

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狸、山を降りて狗に往き逢う事

第三話 特殊清掃Mマンション 上

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 入学式も終わり、お父さんもお母さんも実家に帰って私は独り。自分の部屋、犬上アパート203号室に取り残されてぼんやりする。とりあえずスーツを脱いで、メイクを落として、着替えて布団を敷く。その上にごろんと寝ころんで手慰みに、スマホをいじって「犬神」を検索する。「犬神」が怖い憑き物筋、っていうことはわかったけど、正直私もよく知らない。だっておじいちゃんはあんまり憑き物筋の話をしてくれなかったし、話をしても蛇神筋の蛇神様とか、狐憑きの妖狐、管狐とか。犬神の話はちょっとしかしなかった。知ってるけど、避けてるような気がした。そういえば、ああいう憑き物筋って同和問題とかとも関係あるから、そういう関係で避けてたのかな。
 それにしても、明子さんはホンモノだった。化け犬、とは違うけど、多分咒もフィジカルも結構強い。フィジカルは自分でジムとかで鍛えてるのかもだけど。犬神としての咒の力は、多分特殊清掃の業務でああやって霊を食べて力を増やしたんだろうな。報酬として家主さんや不動産屋さんからお金も稼げるし、ウィンウィンなんだ。私達みたいな「お狸様」の眷属なんて、吹けば飛んじゃう勢い。
 薄暗がりの部屋の中、私はwikipediaの犬神のページを流し見る。

「犬神の憑依現象は、平安時代にはすでにその呪術に対する禁止令が発行された蠱術(こじゅつ:蠱道、蠱毒とも。特定の動物の霊を使役する呪詛で、非常に恐れられた)が民間に流布したものと考えられ、 飢餓状態の犬の首を打ちおとし、さらにそれを辻道に埋め、人々が頭上を往来することで怨念の増した霊を呪物として使う方法が知られる」
「また、犬を頭部のみを出して生き埋めにし、または支柱につなぎ、その前に食物を見せて置き、餓死しようとするときにその頸を切ると、頭部は飛んで食物に食いつき、これを焼いて骨とし、器に入れて祀る。すると永久にその人に憑き、願望を成就させる。獰猛な数匹の犬を戦い合わせ、勝ち残った1匹に魚を与え、その犬の頭を切り落とし、残った魚を食べるという方法もある。」

 もう、犬神の作り方からしてつらい。飢えさせたり殺し合いさせたり最後に首を切り落とすなんて。しかも人に踏ませるなんて、いくら犬嫌いの私でも踏んだり蹴ったりの有様で悲しくなる。私利私欲のために動物を、無害な生き物を捕まえて、残酷な殺し方して死んで尚いたぶるなんて、妖怪よりも怖いのは人間なのかもしれない……というありがちな感想を持ってしまう。こんな悲惨な生い立ちの妖怪なんて、そうそういないんじゃないだろうか。自然と霊力を身に着けた狐狸猫とかの動物霊、妖怪に比べて、なんて残酷な、生み出した人間の意図も含めて、なんてグロテスクな「レシピ」。
 犬神はそうやって作られて、作った者の家に憑く。そういう呪術をする家だから当然霊力、咒の強い一族で、そこに犬の怨念がのっかって咒は倍々で増える。その分人間の精神がボロボロになってもたなくなってくる。「羨ましい」とか「妬ましい」「邪魔だ」と壊れかけた精神で思うたびに、祟り放題、呪い放題。でも、そのせいで周囲の家々には避けられて、時には家ごと「筋」として迫害される。それに犬神は名前通りの神様じゃなくてどちらかというと祟り神。家は一時的に富み栄えるけど、同時に家の人間は情緒不安定になったり気が狂う。そのうち一族同士で食い合って、潰れる家もあるらしい。
 そういえば、明子さんも家族がいる感じがしない。食い合って家が潰れてしまったのかな。だからそうして残った明子さんの咒があんなに強くて、財産もいっぱい持ってるのかな—―深く突っ込むのが怖くなって、私は「犬神」のページを閉じた。布団に横になって、私はうとうとし始めていた。今日から、この部屋で、やっていくんだ、大学生活を、学生生活を……

「うあああああああああおおおおおおおおおおおおおおおお」

 がばり、と私は身を起こした。何!?何事!?草色のカーテンの外はもう真っ暗。スマホを見ると0時、夕方から寝落ちてた。というか今の声は?明子さんの遠吠えじゃない?夢?この前の「特殊清掃」の夢を見た?

「うあああああああああおおおおおおおおおおおおおおおお」

 いや、現実の明子さんの声だ。人間の絶叫とも犬の遠吠えともつかない、薄気味悪い声が屋根の上からする。何度も、何度も、誰かに呼びかけるようにその鳴き声は続く。私の頭上、屋根の上で呪力の高まりや蠢きを感じる。明子さんは何度も遠吠えをする。このアパートには霊なんていないのに。明子さん、どうしちゃったの?どうしよう、お父さんとお母さんに連絡した方が良いのかな。他の住民の人はどうしてるんだろう。警察来るかな。近所の人は何も言わないの。もしかしてこの辺一帯が犬神筋なのかな。それとももう慣れちゃったのかな。
 すっかり混乱して、外に出ようとする。立ち上がろうとして、手が床に散らばった紙束に触れた。
『これ、うちのルールだから。読んどいて。厳守』
 明子さんに言われたことを思い出す。スマホの明かりに照らされたこの紙束の中、大きな太ゴシック体で書かれた「重要事項」の文字。このアパートで暮らしていく上の、ルールリスト「犬上アパートのおきて」。私ははっと思い立って、スマホの明かりをその紙に向ける。そう、違和感を感じたというか、引っかかったこの項目。
「①夜中に遠吠えがしても放置すること」
 の「遠吠え」が
「うあああああああああおおおおおおおおおおおおおおおお」
 って、悲鳴とか怒声に聞こえるこの声なの?確か1階には2人先住者がいたはず。その人達が外に出た感じも無い。
 じゃあ、私も出ない方が安全なんだろうな。呪力はどんどん高まってるし、多分、今の明子さんは、おかしい。人としても妖怪としてもおかしい。私は布団に潜り込んで無理やり寝ようとした。耳をつんざくような遠吠えを頭上に聞きながら、眠れ、眠れ、とひたすら自分に言い聞かせた。おじいちゃんにもらった柏の葉っぱを頭に押し付けて、お狸様、お狸様、私を眠らせて、と半泣きになって眠ろうと努力した。

「うあああああああああおおおおおおおおおおおおおおおお」
(狗は哭くんが習性やから、勘弁したれ、巫女)
「うあああああああああおおおおおおおおおおおおおおおお」
(わしらも元を辿れば狗の仲間やけん、わかってやらんといかんぞな)
「うあああああああああおおおおおおおおおおおおおおおお」
 私はそのまま、布団の中で気を失うようにして眠りに落ちた。

 翌日、私は目を覚ましてまずドアノブを確認した。ドアノブにはセブンイレブンの袋がかけられていて、中には塩おにぎりがぎっしり5個も入っていた。
「何、これ……」
 部屋に引っ込んでスマホを見ると、明子さんからLINEが来ていた。明子さんとは、賃貸契約時に「念のため」ということで友達追加させられたのだ。
「迷惑料」
 その一言だけ。時刻は午前1時過ぎ。あの遠吠えが終わって、明子さんが帰って行った頃の時間だ。うるさくしたお詫びとしてのおにぎりらしい。私は1個を朝ご飯に食べて、残りをカバンに詰めた。
 1階に降りると、スーツ姿の男の人に出くわした。101号室の確か——正岡さんだ。ここから少し行ったところの、公共施設の公務員さんらしい。正岡さんも寝不足みたいで、目を擦りながら鍵を締めていた。
「あの、おはようございます。昨日2階に引っ越してきた隠善っていいます。よろしくお願いします。つまらないものですが……」
 菓子折りとかもないし、貰い物を更にあげるのは申し訳ないけど、とりあえず正岡さんに塩おにぎりを1個渡す。正岡さんはにこやかに笑って、受け取ってくれた。
「ああ、この前引っ越しされてた。よろしくお願いします。正岡です。隠善さん、昨日はいきなりあれでびっくりしたでしょ」
 あれ、とはきっと明子さんの遠吠えのことだ。正岡さんはもう慣れているのだ。
「あれ……やっぱり大家さんですよね。ちょっと怖かったです」
「多分大家さんだね。見ちゃいけないから見たことないけど。まあ確かにうるさいし、正直気味悪いけど大家さん自身は良い人だから。何か壊れたらすぐ直してくれるし、地域のルールとかも細かく教えてくれるし。まあ頭の上で叫ばれるのは怖いだろうけど、我慢してあげてね」
 あっさりしてるなあ……割り切ってるもんだなあ。働く大人って、そんなもんなんだろうか。確かに明子さんは犬神じゃなければちょっと変わっただけのお節介な人だし、このアパートも格安だし、それなら職場に近いこの家がサイコーって判断なんだろう。
 オトナの天秤は「キモチワルイ」とか「コワイ」とかそんなので揺るがないらしい。
 
 そこで正岡さんと別れ、私は大学に初登校した。キャンパス内は人間でごった返し、サークル勧誘のために大道芸みたいなことをしている人間もいる。とりあえず今日は学部の総合ガイダンスがあるらしい。私が大講義室に入って適当に空いたところに座り、とりあえずガイダンスの資料に目を通した。
「あの、隣いいですか?」
 女の子2人に声を掛けられた。読モみたいな可愛い子と、ちょっと体格のいいボーイッシュな子。もしかして、友達になれるかな。
「いいですよ、私ひとりですから」
「ありがとう!私、西岡ひかり!よろしくね!」
「うち、河村麻由里。ひかりと同高。よろしく~」
「私は隠善陽菜乃。久谷くたにの方から来たの。よろしくね」
 そこからはさっそくLINE交換、インスタ教え合い、色々情報交換。
「ところで、昨夜の野良犬の遠吠え怖かったね~!前からこの辺の野良犬、有名らしいけど……まるで人間みたいだったね!こわぁ~っ!」
「案外人間かもよ~?変質者だったりして!いるじゃん犬の鳴きまねする人!」
「……」
 それ、うちの大家さんで、犬神なんです……とはとてもじゃないけど、言えなかった。でも、とにかくあの明子さんの遠吠えは「野良犬の遠吠え」で通ってるみたいで一安心。そこで、ひかりちゃんが身を乗り出して顔をキラキラさせて言った。
「怖いと言えば、あたし、事故物件?に住んでるんだ!安くなってたから!」
 事故物件、と聞いて明子さんの仕事を思い出す。「特殊清掃」、犬神の食事。背筋を自ずと伸ばす私の前で、ひかりちゃんはスマホで何かの地図を見せてくれた。
「なにこれ……事故物件検索サイト……?」
「そうそう。随時更新。ほら、このマンダリンマンション5階」
 確かに、ひかりちゃんがタップした外壁オレンジ色のデザイナーズマンションには、「殺人」と表示されていた。
「これって……ひかりちゃんの部屋で、殺人事件があった、ってこと?」
「そういうこと。何か、自殺とか殺人とかで人が死んだ部屋って、次に住む人は安く住めるんだよ。ちょっと怖いけど、まあ綺麗に掃除してくれてるし、デザイナーズマンションの高層階にお安く住めるってサイコーじゃん!ま、いっか、って」
 知ってる。事故物件、瑕疵物件、告知義務。ひかりちゃんは告知義務の内容を受け入れて、値下げしてもらって入居したんだ。すごいなあ。麻由里ちゃんはひかりちゃんの背中をバンバン叩きながら言った。
「ひかりやばいよね!うちはもう普通に女子専用アパートだわ。親が厳しくって、オートロックとかインターホン完備じゃないと許せない!って。うちとしては、うちみたいなブス狙う奴いねーよっ!て感じだけど。ひなはどこ住み?」
 ひなっていうあだ名は嬉しいけど、家のことは言えない。ひかりちゃんは事故物件とはいえデザイナーズマンション、麻由里ちゃんは女子専用の防犯ばっちりアパート。とてもじゃないけど、うちのことは言えない。あんなボロボロのアパートなんて……
「んー……うちはコスパ重視でちょっと古いとこかな。ホームセンターの方で、ちょっと見た目は悪いけど……」
「いーじゃん、ひな!コスパ重視って親孝行!」
「ね。あたしなんてデザインだけで事故物件選んだんだもん。でも気を付けてね?野犬の遠吠えが聞こえるのってホムセンの方らしいから」
 だから、その野犬はうちの大家さんなんだけどなあ、と私は内心で嘆いた。そこでチャイムが鳴り、ガイダンスが始まった。講義室が暗くなり、前方のスクリーンに法文学部の概要が映し出される。私達3人は自ずと静かになり、ガイダンスに集中し始めた。けれど私の頭の中には、遠くの教授の声よりも、あの明子さんの遠吠えがずっと薄気味悪く遠く響いていた。

 ガイダンスも終え、一通りの学生生活の説明を受けて私達は解放された。とりあえず学食で食事したり、生協を探検したりして時間を潰し、私達は帰路についた。バイトどうする?とか進路どうする?とかそんな雑談をしながら、ぶらぶらと帰る。
「ほら、ここ!あたしの家!マンダリンマンション!すごくない!?ここ3万だよ!?超広いからまた遊びに来てよ!」
 オレンジ色の変わったデザインのマンションの前で、ひかりちゃんは自転車を停めた。確かに、広いエントランスで他のアパートより抜きんでて高層で綺麗。もちろんオートロックで1部屋1部屋も広そう。いいなぁ、と思う。麻由里ちゃんはいじわるく、ひかりちゃんに言った。
「でも事故物件だから、何か出るんじゃない?殺されたとか恨みしかないっしょ。今晩あたり、枕元にぃ~……」
「ないない、そんなんあり得ないって!だって昨夜も何もなかったし!」
 それじゃあね、とひかりちゃんと私達は別れた。2人きりになった後、麻由里ちゃんはこっそりと教えてくれた。
「うち、親父が警察だから聞いたんだけど……どうもひかりの部屋、ただの殺人じゃないらしいよ」
 思わず、声を潜めた麻由里ちゃんに私も真面目な顔を寄せる。何だか緊張する。ただの殺人じゃないって、どういうこと?
「無理心中、ってやつ?男の学生が、いわゆる男メンヘラのDV野郎で……ストーカーになっちゃって、彼女の住んでたあの部屋に押し入って、彼女をめった刺しにして自分も自分のお腹をざっくり……って。部屋中血まみれ、血の海だったらしいよ。女の人が内臓と血ぶちまけながら逃げ回ったから。親父が見たらしいけど、もう女の人は原型ナシ、男の人もお腹千切れかかり……だって!」
「え、怖っ!ぐろっ!」
 DVとかストーカーって、もっと社会人の話だと思ってた。それも無理心中なんて、つまりひかりちゃんの部屋では、2人死んでる?そんな血の海だったって、本当にひかりちゃん知ってるの!?
「信じられないよねえ、いくらいい部屋を安く借りられるからって、2人怨恨で死んでる部屋とか……うちホント無理。血みどろとか。まだGが出る部屋の方がマシ」
 まあ、ひかりには秘密にしてね、怖がったらかわいそうだから、と言って麻由里ちゃんは自分の家の方に別れて帰って行った。言えるわけない、そんな「無理心中で2人もばらばら同然で部屋で死んでるんだよ」なんて。女の人が刺されて男も自殺して……部屋中血だらけ、泥沼。やっぱり、人間の方が下手な妖怪よりも怖いってことあるんだ。
 
 犬上アパートに帰って階段を上がりかけると、明子さんが階段の上の方に座っていた。ロングワンピの裾をはためかせて、高いところで風に吹かれて気持ちよさそうに遠くを見ている。何かよくわからない言葉を、節をつけて謡うようにぶつぶつ呟いていた。明子さんは私に気づいて立ち上がると、そそくさと立ち上がってお尻の汚れを払った。
「昨日はごめんね。うるさかったでしょ。でも、『あれ』を定期的にやらないと、『私が何なのか……人なのか、犬なのか、人なのか、咒なのかわからなくなる』から、やらなきゃなの」
 明子さんはそう言って、長身を曲げて頭を下げた。何だか耳を垂らした元気のない犬みたいに見えて、私は慌てて答えた。
「大丈夫です!大丈夫です!おにぎりありがとうございました!明子さんは――」
「アコさん、でいいよ。明子、って名前嫌いなんだ。和田アキ子とかひみつのアッコちゃんとか、散々馬鹿にされたから。私戦隊モノ好きだし、アコちゃんがいい」
 寂しげに、明子さん――アコさんはへっへっと笑った。長く薄い舌を出した、犬の笑いだった。
「私も陽菜乃ちゃんのこと、ひなちゃん、って呼んでいい?」
「え、あ、いいですよ」
「敬語も無くていい。なんか、妹が出来たみたいで嬉しいんだよね。私、男兄弟しかいないから」
 アコさんは照れたみたいに頬を赤らめて笑った。こんな顔もするんだ、この人。
 そして急にアコさんは、つい、と私に顔を寄せた。鼻をひくひくっ、と動かす。どうしたんだろう、臭い?
「あき……アコさん、何かの臭い、する?今日、友達と一緒にいたんだけど……?」
 アコさんはふんふんと臭いをかいで、しきりに神経質そうに首元を撫でさすった。まるで首が気になる、ちょうど首の付け根が、まるで千切れてしまわないようにしきりにぐいぐいと抑える。そして、真面目な顔で私に聞いた。

「ひなちゃん。その子たちとお墓とか事故物件に行った?」

 お墓、事故物件。つまり死人の出たところ。ひかりちゃんの、マンダリンマンション。事故物件。エントランスに入っただけだけど。
「えーっ、と、友達の家が、何か、無理心中があった事故物件で……友達は告知義務を受け入れて住んでるんだけど……」
「あー、あのマンダリンマンションね。『やっぱり』」
 アコさんは嬉しそうに笑う。口が耳まで裂けたように見える。牙が鋭い。
「管理の丸福不動産さんからお話貰ってるんだよね……お友達に何かあったらすぐ言ってよ?『特殊清掃』するから。ね?」
 霊は餌だよ。私はいつでも飢えてるからさ、とアコさんはにぃっと笑った。
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