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食い意地
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まあ情報提供しても自分のような子供に王都から伝達が来るのも大分後になるだろう。
それより先に強者を王都が見つけたら捜索も伸び伸びになるだろうし大丈夫だろうと気をとりなおしてカーリースターを町で蒔いてからギルドのパブでジュースを飲んでいるマリナと他の客の痴話喧嘩を見てクスクスわらうニーと合流して再びクエストを漁る。
結局ギルドに戻るんだがまぁカーリースターはCランクなんだそんな追いかけて来る暇はないだろう。
「えらいモテようだったわね」
「マリナはイチの本気イケメンを知らないだけ」
後ろでは2人がめんどくさそうな話をしている。
やれやれ… クエストもあまりいいの無いな
チラリとCランクのクエストを覗き見すると動く岩の討伐やドラゴンの子供の捕縛または殲滅など面白そうなものがいっぱいありイチの好奇心をくすぐる。
「マリナさん冒険者が二人いるからランクアップの試験受けれるのかな?」
「んーDランクからCへのランクアップは
①複数の冒険者とパーティーを組み
②報酬を一定額まで得ていて
③ギルド職員と他の自分より上位の冒険者から推薦状をもらい
④ギルドで実技試験を受ける
になっています。複数が広義で2人とするなら①は大丈夫。②はゴブリンの村を潰した報酬とあと少し稼いだらいけるのではないかと…一番難しいのは③④ですかね?」
ーーー推薦状かしかしマリナさん物知りだな。
とりあえず②の条件を満たす為にクエストを報酬面で見る。
「イチ、これなんかDランクなのに報酬高いよ」
ニーが貼られたクエストを剥がして来る。
[町の南3日の林の木が消えていっている。魔物の姿も少なくなり何かの異変の虞(おそれ)がある。]
その下に走り書きで[探索失敗か本当に何もないのか不明。異変の原因が分かれば報酬を増額する]
「確かに金額的にも好奇心的にもいいね。これでいい?」
「ニーはいいよマリナは?」
「私はランクアップの近道が出来るならもちろん歓迎です」
「私も連れて行って」
ピクリと後ろを向くとアーテが近距離でイチを匂っていた。
「「あんたヒマだな」」
イチとマリナな気の合ったツッコミにクスクスとニーが笑っていた。
*****
「えっと、冒険の準備を渡したわよね?」
翌日の朝、クエストに向かう為にセレファイスの町の門前に待ち合わせをしたマリナが少し怒気を含んだ声でイチとニーに説教する。
はたから見たらお姉さんが子供2人に注意しているよう見えるだろう。
「いえ持って来ましたよ!食料の干し肉とかも!」
「無いじゃない!」
「クスクス…マリナ心配し過ぎ」
明らかに歳下のニーに馬鹿にされ口をパクパクさせ怒る。
このままではマリナが帰りそうなのでイチは一度町の外にマリナを招き出して人が見ていないのを確認してから自作のマジックバッグからゴソッと詰めている麻袋ごと干し肉とマリナの準備品を「ホラホラホラ」と軽い言葉と共に出した。
「なに?私なんか幻覚の状態異常を貰ったかしら?」
鞄の大きさと出てきた物の大きさが違うのだ混乱の為かマリナのSAN値が下がる。
「イチ、私も乗って行くから」
「ん」
熟年夫婦のように袋からミニムーンを取り出しドスンと置く。
「なんなのよ!まず説明してよー!!!うぇーん!!」
マリナのSAN値が悲鳴を上げた。
ーーーこのぐらいのSFで混乱しているんじゃあダメだな。
自分の常識が全く当てはまらない事にプツプツと独り言を続けるマリナを見て考える。
ーーー袋や刀の製法やニーが宇宙人な事や俺の出自やらをゆっくり教えないと潰れてしまうかもな…
頭が良いのも困り物だな常識の範囲が広すぎる。憖に教えて行くしかないな。
ポンポンとマリナの肩を叩き依頼場所へと歩き出した。
*****
これは何だ?
林の木々がえぐれている。
魔法の跡ではないだろう。武器でも無い。削いだように無くなったようにえぐれている。
「薬品でもないと思います。薬物の匂いや木に変色がありません」
「ニーにも分からない」
「足跡も無いが、誰かが順に木の一部を消しているような…」
木々のえぐれ方はまるで走りながら空けて行ったような規則性を感じる。
「とりあえず今日はキャンプして明日、調査しようか」
ごそごそとマジックバッグから干し肉と燻製肉に水、寝袋、鍋を取り出す。石で積んだグリルに枯れ木を敷き火魔法で点火。
湯で体を温め、干し肉と燻製肉を炙り食べる。
干し肉は炙り方を上手くすれば旨味が増す。
硬いレーションより準備したうまい肉の方がいいに決まってる。
「ニーは食べないの?」
「ああ、ニーは特別なんだよ」
深く探られるのも面倒なので話を切る。
「また何か秘密があるわね」
とブツブツとあーだこーだ考えながらマリナは美味そうに肉を食べる。
そっと後ろからの手がマリナな炙り干し肉を取る。
「なんだやっぱりニーも食べたいんじゃん」
ーーー野営なのに美味しいご飯、空には綺麗な月、目の前にはよく分からないけど頼もしいイチとニー。クエスト中なのに良い夜だわ。
と思いフフッとマリナは笑う。
え?目の前にイチとニー?
後ろの干し肉を取ったのは誰?
マリナは振り返るがそこには誰もいなかった。
*****
それから2日間、林での探索が続いた。
3人はこれと言った手掛かりが見つからず落胆していた。
一番の疲労が見えるマリナにイチは町に一度戻ろうかと提案をするのだがマリナはウーンと悩む。
マリナはこの探索の間、夜食の時に何かに食事を少しずつ取られていた。しかし誰も居ないのだ。
レイスやゴーストかとも思ったが干し肉やウィンナーを食べる霊体など聞いた事がない。
しかし疲労と睡眠不足も本当で満腹にならず、夜は何かに怯えてキッチリ寝れないのだ。
「笑われるかもしれないけど聞いて欲しいの」
マリナは意を決して夜の事を2人に話した。
イチとニーは自分達が気づかなかった事に驚きとマリナの気のせいなのではという感じで半信半疑だった。
__夜
今日は少し豪華に燻製のウィンナーを焼く事にした。
辺りに良い香りが漂う。
マリナは目を輝かせウィンナーを頬張る。
「うーん!美味しい!」
思わず声がでた。その時また後ろから手がのびる。
「ーーっ!!」
バシンとその手にイチが投げた拳大の石がぶつかる。
「本当にいたんだ」
「言ったじゃない!」
マリナがその場から逃げイチの近くまで駆け寄る。
「ワシによく一撃を加えたのぅ」
そこには爺さん言葉を話す黒髪短髪の女の子が立っていた。
年はマリナと同じぐらいか、地球の映画で観たような少林寺のような服を着ている。
「君はだれ?」
敵意がないと言うかイタズラした後のような笑顔を向けてくる少女にイチは用心はするが、こちらに敵意はないという声と態度を作る。
「ワシは仙人見習い。道士のカランじゃよ!もっと肉ないかのぅ、ここに来る冒険者の中ではオマエ達の食べるメシが一番マシじゃったわ」
「仙人?あの雲の上で霞(かすみ)をたべたりするあの?」
カランは腕を組み関心したように
「よく仙人の事を知っとるみたいじゃのう」
と少し真顔で答えた。
「しかしよく視るとオヌシ気の流れがエゲツないの。ちょっと手合わせせんか?なあ?」
カランは腰を低くすると〈ドンッ〉と足を踏み、そこから爆発する拳銃の弾のように低くイチに踏み込む。
〈ベキャッ〉と掌底(しょうてい)がイチの咄嗟の防御をすり抜け胸に当たるとさらに〈ドスン〉と足を踏み地面を蹴る力を利用して手首を捻りもう一段階イチの体に掌底をめり込ませる。
何か魔法でもない力でイチは空を舞いドサリと地面に落ちる。
「情けないのぅ…何人かと手合わせしたが冒険者というのは呆気ないのう」
「そうか道士か昔テレビで観たな。キョンシーが出るやつだな」
イチが普通に立ち上がるのを見てカランは驚く。
「俺も昔カラテを少しかじっていてね」
イチのステータスを魅力以外解放し正拳突きを繰り出す。ボッという空気が割れるような音が鳴りカランの鳩尾(みぞおち)にめり込む。
「えっ?」
カランはその拳を受けた反動を消してふわりと地面に着地する。
「ぬぅ攻撃を当てるか…素晴らしいな。内功が得意でなければワシは大ダメージをうけたな」
すっと呼吸を整え
「ワシの外功も効いとらん。何者じゃお主」
「いやこの林で起こっている異変を調べに来た冒険者なんですが」
ポンポンと一部がえぐり消えた木を叩きながらイチは答える。
「なんじゃそんな事が問題になっとるのか?これはほれ、外功の修行をしていたんじゃよ」
プルンと胸を揺らしカランが木に掌底をすると同時に気を流し込んだのかそこに光が球のように光木をえぐっていた。
ーーー乳どでかいな
「あの?魔物は?」
マリナが恐る恐る聞く。
「ヒマじゃから修行のついでに刈った」
あっさりとこの林に起きた異変の理由が分かった。
「で、じゃお主は誰じゃ?名前を聞いとる。」
カランがイチを見据える
「えっとイチと言います」
その名前を聞いたカランはパアッと笑顔になり
「お主がイチか!」
といつの間にか取られていたイチのウィンナーをかじりながらカランは爆笑した。
それより先に強者を王都が見つけたら捜索も伸び伸びになるだろうし大丈夫だろうと気をとりなおしてカーリースターを町で蒔いてからギルドのパブでジュースを飲んでいるマリナと他の客の痴話喧嘩を見てクスクスわらうニーと合流して再びクエストを漁る。
結局ギルドに戻るんだがまぁカーリースターはCランクなんだそんな追いかけて来る暇はないだろう。
「えらいモテようだったわね」
「マリナはイチの本気イケメンを知らないだけ」
後ろでは2人がめんどくさそうな話をしている。
やれやれ… クエストもあまりいいの無いな
チラリとCランクのクエストを覗き見すると動く岩の討伐やドラゴンの子供の捕縛または殲滅など面白そうなものがいっぱいありイチの好奇心をくすぐる。
「マリナさん冒険者が二人いるからランクアップの試験受けれるのかな?」
「んーDランクからCへのランクアップは
①複数の冒険者とパーティーを組み
②報酬を一定額まで得ていて
③ギルド職員と他の自分より上位の冒険者から推薦状をもらい
④ギルドで実技試験を受ける
になっています。複数が広義で2人とするなら①は大丈夫。②はゴブリンの村を潰した報酬とあと少し稼いだらいけるのではないかと…一番難しいのは③④ですかね?」
ーーー推薦状かしかしマリナさん物知りだな。
とりあえず②の条件を満たす為にクエストを報酬面で見る。
「イチ、これなんかDランクなのに報酬高いよ」
ニーが貼られたクエストを剥がして来る。
[町の南3日の林の木が消えていっている。魔物の姿も少なくなり何かの異変の虞(おそれ)がある。]
その下に走り書きで[探索失敗か本当に何もないのか不明。異変の原因が分かれば報酬を増額する]
「確かに金額的にも好奇心的にもいいね。これでいい?」
「ニーはいいよマリナは?」
「私はランクアップの近道が出来るならもちろん歓迎です」
「私も連れて行って」
ピクリと後ろを向くとアーテが近距離でイチを匂っていた。
「「あんたヒマだな」」
イチとマリナな気の合ったツッコミにクスクスとニーが笑っていた。
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「えっと、冒険の準備を渡したわよね?」
翌日の朝、クエストに向かう為にセレファイスの町の門前に待ち合わせをしたマリナが少し怒気を含んだ声でイチとニーに説教する。
はたから見たらお姉さんが子供2人に注意しているよう見えるだろう。
「いえ持って来ましたよ!食料の干し肉とかも!」
「無いじゃない!」
「クスクス…マリナ心配し過ぎ」
明らかに歳下のニーに馬鹿にされ口をパクパクさせ怒る。
このままではマリナが帰りそうなのでイチは一度町の外にマリナを招き出して人が見ていないのを確認してから自作のマジックバッグからゴソッと詰めている麻袋ごと干し肉とマリナの準備品を「ホラホラホラ」と軽い言葉と共に出した。
「なに?私なんか幻覚の状態異常を貰ったかしら?」
鞄の大きさと出てきた物の大きさが違うのだ混乱の為かマリナのSAN値が下がる。
「イチ、私も乗って行くから」
「ん」
熟年夫婦のように袋からミニムーンを取り出しドスンと置く。
「なんなのよ!まず説明してよー!!!うぇーん!!」
マリナのSAN値が悲鳴を上げた。
ーーーこのぐらいのSFで混乱しているんじゃあダメだな。
自分の常識が全く当てはまらない事にプツプツと独り言を続けるマリナを見て考える。
ーーー袋や刀の製法やニーが宇宙人な事や俺の出自やらをゆっくり教えないと潰れてしまうかもな…
頭が良いのも困り物だな常識の範囲が広すぎる。憖に教えて行くしかないな。
ポンポンとマリナの肩を叩き依頼場所へと歩き出した。
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これは何だ?
林の木々がえぐれている。
魔法の跡ではないだろう。武器でも無い。削いだように無くなったようにえぐれている。
「薬品でもないと思います。薬物の匂いや木に変色がありません」
「ニーにも分からない」
「足跡も無いが、誰かが順に木の一部を消しているような…」
木々のえぐれ方はまるで走りながら空けて行ったような規則性を感じる。
「とりあえず今日はキャンプして明日、調査しようか」
ごそごそとマジックバッグから干し肉と燻製肉に水、寝袋、鍋を取り出す。石で積んだグリルに枯れ木を敷き火魔法で点火。
湯で体を温め、干し肉と燻製肉を炙り食べる。
干し肉は炙り方を上手くすれば旨味が増す。
硬いレーションより準備したうまい肉の方がいいに決まってる。
「ニーは食べないの?」
「ああ、ニーは特別なんだよ」
深く探られるのも面倒なので話を切る。
「また何か秘密があるわね」
とブツブツとあーだこーだ考えながらマリナは美味そうに肉を食べる。
そっと後ろからの手がマリナな炙り干し肉を取る。
「なんだやっぱりニーも食べたいんじゃん」
ーーー野営なのに美味しいご飯、空には綺麗な月、目の前にはよく分からないけど頼もしいイチとニー。クエスト中なのに良い夜だわ。
と思いフフッとマリナは笑う。
え?目の前にイチとニー?
後ろの干し肉を取ったのは誰?
マリナは振り返るがそこには誰もいなかった。
*****
それから2日間、林での探索が続いた。
3人はこれと言った手掛かりが見つからず落胆していた。
一番の疲労が見えるマリナにイチは町に一度戻ろうかと提案をするのだがマリナはウーンと悩む。
マリナはこの探索の間、夜食の時に何かに食事を少しずつ取られていた。しかし誰も居ないのだ。
レイスやゴーストかとも思ったが干し肉やウィンナーを食べる霊体など聞いた事がない。
しかし疲労と睡眠不足も本当で満腹にならず、夜は何かに怯えてキッチリ寝れないのだ。
「笑われるかもしれないけど聞いて欲しいの」
マリナは意を決して夜の事を2人に話した。
イチとニーは自分達が気づかなかった事に驚きとマリナの気のせいなのではという感じで半信半疑だった。
__夜
今日は少し豪華に燻製のウィンナーを焼く事にした。
辺りに良い香りが漂う。
マリナは目を輝かせウィンナーを頬張る。
「うーん!美味しい!」
思わず声がでた。その時また後ろから手がのびる。
「ーーっ!!」
バシンとその手にイチが投げた拳大の石がぶつかる。
「本当にいたんだ」
「言ったじゃない!」
マリナがその場から逃げイチの近くまで駆け寄る。
「ワシによく一撃を加えたのぅ」
そこには爺さん言葉を話す黒髪短髪の女の子が立っていた。
年はマリナと同じぐらいか、地球の映画で観たような少林寺のような服を着ている。
「君はだれ?」
敵意がないと言うかイタズラした後のような笑顔を向けてくる少女にイチは用心はするが、こちらに敵意はないという声と態度を作る。
「ワシは仙人見習い。道士のカランじゃよ!もっと肉ないかのぅ、ここに来る冒険者の中ではオマエ達の食べるメシが一番マシじゃったわ」
「仙人?あの雲の上で霞(かすみ)をたべたりするあの?」
カランは腕を組み関心したように
「よく仙人の事を知っとるみたいじゃのう」
と少し真顔で答えた。
「しかしよく視るとオヌシ気の流れがエゲツないの。ちょっと手合わせせんか?なあ?」
カランは腰を低くすると〈ドンッ〉と足を踏み、そこから爆発する拳銃の弾のように低くイチに踏み込む。
〈ベキャッ〉と掌底(しょうてい)がイチの咄嗟の防御をすり抜け胸に当たるとさらに〈ドスン〉と足を踏み地面を蹴る力を利用して手首を捻りもう一段階イチの体に掌底をめり込ませる。
何か魔法でもない力でイチは空を舞いドサリと地面に落ちる。
「情けないのぅ…何人かと手合わせしたが冒険者というのは呆気ないのう」
「そうか道士か昔テレビで観たな。キョンシーが出るやつだな」
イチが普通に立ち上がるのを見てカランは驚く。
「俺も昔カラテを少しかじっていてね」
イチのステータスを魅力以外解放し正拳突きを繰り出す。ボッという空気が割れるような音が鳴りカランの鳩尾(みぞおち)にめり込む。
「えっ?」
カランはその拳を受けた反動を消してふわりと地面に着地する。
「ぬぅ攻撃を当てるか…素晴らしいな。内功が得意でなければワシは大ダメージをうけたな」
すっと呼吸を整え
「ワシの外功も効いとらん。何者じゃお主」
「いやこの林で起こっている異変を調べに来た冒険者なんですが」
ポンポンと一部がえぐり消えた木を叩きながらイチは答える。
「なんじゃそんな事が問題になっとるのか?これはほれ、外功の修行をしていたんじゃよ」
プルンと胸を揺らしカランが木に掌底をすると同時に気を流し込んだのかそこに光が球のように光木をえぐっていた。
ーーー乳どでかいな
「あの?魔物は?」
マリナが恐る恐る聞く。
「ヒマじゃから修行のついでに刈った」
あっさりとこの林に起きた異変の理由が分かった。
「で、じゃお主は誰じゃ?名前を聞いとる。」
カランがイチを見据える
「えっとイチと言います」
その名前を聞いたカランはパアッと笑顔になり
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といつの間にか取られていたイチのウィンナーをかじりながらカランは爆笑した。
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