異世界転生 内気な青年に与えられた能力は死に戻り

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七章

63話 ラルト

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 ギシッ
 
「はっ!! ここは…」
 ラルトの意識が戻る。

 病室。
 白いベットが何百も並び、何百人もの生徒が意識を失っている。
 周りでは救護員たちがアセアセと回復魔法や、ポーションを寝ている人たちに与えていた。

「た、タイト!」
 隣のベットに、意識のないタイトが横になっている。
 やけ溶けた肌は元通りになっており、息もしている。

「よかった、生きてて…」
 目をぬぐい、口元に笑みが浮かぶ。

 ラルトが意識を取り戻した為、救護員が様子を見にきた。
 身体検査が始まり、なんの異常もないと診断。
 寮に戻ることを許された。
 ラルトは寮に戻らず、タイトのそばにいたいと言った。
 しかし、他にも意識のない生徒がたくさんおり、彼らを助けないといけないと言われ、診療所から出ることになる。

 学園の中央部に建てられた簡易的な救護室。
 意識のない生徒で埋め尽くされていた。
 外に出ると、数多くの生徒が、誰かの帰りを待っている。

 
「ラルトっ!」

 振り返ると、リュロが小走りで向かってくる。
 ぎゅっと抱きしめられた。
 リュロの肩は微かに揺れていた。
 ラルトもリュロと出会えて安心した為、二人はそのまま抱き合う。

 その付近、ギルがニヤリと見つめていた。
 リュロは周りの視線を気にしてしまい、ばっとラルトを突き飛ばし、顔を赤らめてそっぽを向く。
 ラルトはギルが無事なことに嬉しく、犬のように飛びついた。
 
「二人とも生きててよかった」
 ラルトはスッと鼻をすする。
「ロアは…いないんだね」
 ラルトはスン…と肩を落とした。

「まだアイツのとこいるわよ、ほんと斎藤ってやつムカつく!!」
 リュロは地面をガッと踏む。

「まぁまぁ 近々みんなで面会に行こう」
 ギルはリュロをなだめるように言う。
「ラルト、タイトはどうした?」
 ギルは軽く問う。
 
 ラルトの顔が悲しみを帯びる。
 ギルとリュロは死んでしまったと思い、唖然としてしまう。

「……気を失ってて」

「気を失ってる!?死んでないってことだな!??」
 ギルは安堵したかの様に胸を撫で下ろす。

 コツン

「紛らわしい顔しないのよ」
 リュロは少し目を赤くしながら、ラルトの頭にチョップした。

 ラルトはごめんごめんと笑いながら頭をさする。

 その後
 三人は戦争の出来事について話し合い、今後について話し合った。

「じゃあ、また明日ここで集合ね」
 リュロがそう締めくくる。
 
 三人はそれぞれの寮に戻ることに。

 ラルトはテクテクと寮を目指して歩く。
 あんなに賑わっていた学園も、今はシンと静まり返っている。
 部屋に戻り、ベットに横になる。

「僕がもっと強ければ…」
 ラルトは布団の中で拳を握りしめる。
 (ハイオーガの時も、戦争の時も、何にもできなかった 僕が強ければ、もっと強ければ!皆んなを助けれるのに!!)

 タイトの真っ黒な顔が浮かぶ。
 戦場に蔓延る唸り声、焼けこげた匂い。
 暑くて苦しくてどうしようもなかった。
 自分の苦しみなんかよりも、タイトが目の前で死にかけているのが凄く辛かった。
 
 ラルトは布団を深く被った。
 血が出るほど唇を噛み、全身の力みが取れない。
 長い夜を過ごし、いつのまにか眠りについていた。

 ――早朝。
 ドン!ドドン!ドド ドドン!
 全校集会!全校集会!!
 直ちに決闘場に集合!

 ドン!ドドン!ドド ドドン!

 寮内、いや学園内に響く太鼓の音。
 放送の声は同じフレーズを繰り返す。

「うわ!なんだ!!?」
 
 ラルトは身支度をパパッと済ませて、部屋を出た。

 寮の廊下にはブロンズランクの生徒たちが歩いている。
 焦って走る者、ダルそうにしている者。
 扉を開けてあくびをして部屋に戻る者もいた。

 ラルトは隣の部屋、タイトの部屋をノックした。

 コンコン

「お願い…」
 ラルトは願った。
 いつものようなニカッとした元気なタイトが出てくることを。

 しかし、タイトの部屋はもぬけの殻のように、無音であった。

 気づけば周りに生徒はいなくなっていた。

 ラルトの目がウルっとした時、
 
 パチン!
 自分のほっぺを両手で叩く。

「弱音なんて吐いたらダメだ! よし!」
 そう言って学園まで猛スピードで走っていく。

 学園内に入ると、生徒が沢山いる。
 皆、決闘場を目指していた。

 ラルトはスルスルと生徒の間を潜り抜けていく。

 巨大な決闘場。
 生徒がひしめき、先生たちが誘導していた。

「は~い、ブロンズの人たちはこっち~」

「シルバーはこっちだ!!」

「見習いの人~」

 ザワザワとした声。
 笑ってるものや、緊迫しているものがいる。

 ラルトはブロンズランクの列に並んだ。

 周りを見渡すと、ブロンズランクだけで数千人はいる。
 シルバーは数百人ほどいて、ゴールド、プラチナの人たちは数十人規模であった。

 最後尾に見習いランクが並び、ブロンズ、シルバーと続き、ゴールドとプラチナの人たちが最前列にいた。
 そしてその先に全体を見渡せれるように壇上がそびえている。

 数十分して、ガチャ!っと決闘場の扉が閉められた。

 ザワザワと声がひしめくなか

 カツ、カツ

 壇上をあがる二人の人物。

 ダイヤランクのイリア・ネイサ。
 そして――地の国の王、アンドレスであった。

 二人の登場に生徒たちの声がやんだ。
 シン、とした静寂。
 解放された天井から拭く風の音だけが聞こえる。

 アンドレス王が壇上の中心に立つ。
 その背後、イリアが彫刻のように佇む。

「皆の者、急に集まってもらって申し訳ない。 結論から話そう。 本日を持って、心大陸への上陸制限を解除する!!」

 一同にざわめきが起こる。

 アンドレス王はスッと手を上げた。
 再びの静寂。

「我々、人類は強くならねばならん! 現状のままでは魔族の脅威に打ち勝つことは不可能である!」

 生徒、教師たちに悔しさがにじむ。

「だからこそ、皆の力を貸してほしい! 無論ただとは言わん! クエスト報酬は規定の10倍を約束しよう!!」

 その場にいたものは期待で胸が膨らむ。

「……ナックルは我を守る為に死んだ。彼は最後に人類を救ってくれと言った。だからこその決断である!富、名誉を手に入れたければ続け!そして我々人類の底力を、転生者に! 魔族に!見せつけようではないか!!」

 決闘場は生徒たちの雄叫びで溢れかえった。

 ラルトも皆に負けないほどの声で叫んだ。
「僕だって最強の剣士になるんだぁ!!」
 もう目の前で誰も苦しまない為にも、最強になってやると誓った。

 アンドレス王は壇上から生徒の熱意を受け取り、心が燃えていた。

「皆の想い、しかと受け止めた! 心大陸に向かう勇気あるものは、後日、この場所に集まってくれ」
 アンドレス王はそう言うと、壇上を降りていった。

 しばらくして、各ランクの先生たちが生徒に指示を出す。

 メルディア学園は校長不在。
 多数の生徒が意識不明のため、今日も休校となった。

 ラルトは昨日言われた集合場所に向かう。

 そこにはギルと、リュロがいた。

「みんな!」
 ラルトはひまわりみたいな笑顔で向かっていく。

「ラルト、」
 リュロはどこか浮かれない顔をしていた。

「タイト、まだ寝てるのかな?ちょっと様子みてくるね!」
 ラルトはタイトの様子が気になり、診療所に向かおうとした時

 ギルがスッと道を阻む。

「タイトなんだがな、意識が戻ってないみたいなんだ」
 ギルの眉がヒクッと動く。

 ――診療所での出来事。

「A級以上の回復薬が必要だと!?」
 ギルが声を上げる。

「はい、最善は尽くしたものの効果はなく、これほどの昏睡状況ではA級以上の回復アイテムに頼るしかない状況です…」
 救護員は目線を下に向ける。

 ギルはくっと感情を抑え、「くそ!」と吐き捨て扉を勢いよく閉めた。

 ――

「そうなんだ…でも!やっぱり様子気になるから挨拶だけしてくるね!」
 ラルトはギルの間をスルリと抜けて診療所に入っていく。

「ラルトっ!」
 ギルの言葉は届かなかった。

 しばらくして、ラルトが戻ってきた。
 目を赤くして、ユラユラと生気がない。

 リュロがそっと側に近寄る。
「ラルト…」

「タイト、このままだとずっと起きないって言われた。A級以上の回復薬が必要って…」
 ラルトはグスングスンと鼻をすする。

「A級となると、100ゴールドはくだらねぇな、心大陸ならそこらのダンジョンで手に入ると聞くが、流石にリスキーだな…」
 ギルは眉間にシワをよせた。

「心大陸にはあるの!?」
 ラルトの目がキラっと光る。

「ちょ、ちょっと!心大陸に行くのだけは絶対ダメ!」
 リュロが勢いよくラルトの肩に手を置く。

「でも!こうしてる間にタイト死んじゃうかもしれないよ!だから僕はぜったいに行く!!」
 ラルトはフン!と鼻息をはき譲らない姿勢をとる。

「ラルトって馬鹿!この前も言ったでしょ!?今向こうは戦争してるの!転生者でも死ぬって言うのに、ラルトなんか即死だよ!」
 リュロの声は震えていた。今にも涙が溢れそうになる。

「わかってる、僕が非力だってこと。でも、何もせず仲間を見殺しにするくらいなら、死んだ方がマシだよ」
 ラルトは冷静に答えた。
 いつもは見ない落ち着いた雰囲気に、リュロは一歩引いてしまう。

「まぁ、止めても無理だろうな。 なぁラルト、この前のハイオーガなんてゴロゴロいる世界だぞ、本当に覚悟できてんだろうな?」
 ギルはラルトを睨みつけた。
 あの時失った腕が震えている。

「わかってるよ、わかってる!すごく怖いけど、決めたんだ!!」
 ラルトは足の震えを振り払い、ギルの目を見つめた。

「……っはは!そうか!やっぱりおめーはすげぇな、よしわかった! 俺も行く!!」
 ギルは明るく笑った。

「ほんと、ホント男って馬鹿ばっか! 後悔しても知らないんだから!」
 リュロはその場から走り去った。

 ――

 (ほんとなんなの!自殺志願者ばっかで嫌気がさす! あんなにボロボロにされてなんでまだ挑戦しようって思えるの!?なんで、そんなに立ち向えるの…)

 リュロはポロポロと涙を流して走り続けた。

 (私だって心大陸に行って、魔族を殺したい!お父さんを奪った魔族が憎い!! でも、でも怖いの… 私はオークにすら勝てない、オーガだってロアがいなかったら何にもできなかった!ほんと自分の弱さにいっつもイライラする!!)

「あぁ~もぉ!ほんと嫌い!!」
 リュロは自暴自棄になっていた。

 ――ラルトとギル。

「リュロには申し訳ねぇが、心大陸に向かうぞ、ラルト」
 ギルはラルトの肩をポンと叩く。

「う、うん!ギルがいてくれると心強いよ!!」
 ラルトはギルに笑顔を向けた。
 しかし内心、リュロのことが気になっていた。

 ――翌日。

 太鼓の音が寮に鳴り響く。
 ラルトはバッ!と布団から飛び起きた。
 心臓がドクドクと脈打つ。
 興奮、不安、決意。
 混じり合う感情は活力となって、ラルトを突き動かした。
 バタン!と扉を開けて、決闘場まで走っていく。

 寮の扉があちらこちらで開いていく。
 皆、声も出ないほど緊張していた。
 
 ――決闘場。
 昨日とは比べてガラリとしている。
 ざっと見て数百人の生徒がいた。
 不安を抱えている者もいれば、楽観的な者もいた。

「ギル!」
 ラルトがギルを見つけた。

「ラルト!ははっ、相変わらず元気そうでよかった」
 ギルは笑っていた。

 二人は周りの生徒や心大陸について話していた。

 しばらくすると、

 ガチャン!

 決闘場の扉が閉まる。

 ブロンズランクが数百人。
 シルバーランクが数十人。
 ゴールド、プラチナランク数人。
 そして、ダイヤランク一人が集まった。

 カツ、カツ
 
 アンドレス王が再び壇上にあがる。

「皆の者!よくぞ集まってくれた!これから始まる冒険は誰もが羨み、そして最も過酷な道である! 栄光を手にし、生還する事を心から願っている!」

 そう言い終わると、地の都の兵士達が案内を始めた。

 学園の外に案内されると、
 そこには大量の馬車が構えていた。

 ラルトとギルは興奮し合い、キャビンに乗り込んだ。

「あ!あの時と同じフカフカ素材だ!」
 ラルトはコロっと寝っ転がる。

「ほんとだな!こりゃ長旅でも大丈夫だな!」
 ギルは生地をフワフワと触る。

 ラルトは寝転がり、どこか悲しそうな表情を浮かべた。

「どうした…?」
 ギルが心配そうに見つめる。

「こんなに広かったんだ…ってちょっと驚いた!これなら長旅も楽ちんだね!やったー!」
 ラルトはハハっとぎごちなく笑った。

 ギルは穏やかにラルトを見て、窓に目を向けた。
 (こんな時リュロがいれば、なに辛気くさい顔してんのよ!って突っ込むのにな…)

 ガチャ
 キャビンの扉が開いた。

「ちょっとあんた達、なに辛気くさい顔してんのよ」
 リュロが不思議そうな顔で二人を見つめる。

「リュロ!!」
 ラルトがバッと立ち上がり、抱きつく。

「ちょ!は、離れなさいよ!!」
 リュロは頬を赤くした。

「もう会えないかと思ったよ!」
 ラルトが犬のように甘えると、

 ゴン!

 リュロがラルトにゲンコツを喰らわせた。
 ラルトは痛った!と言いながら頭をさする。

「ははっ!ラルトもなかなかやるようになったもんだ」
 ギルが楽しそうにしていると、

「あぁ?」
 リュロが鼻息を荒くして、ギルを睨みつける。

「嘘嘘!で、どうしたんだ?見送りか?」

「あんた達だけだと心配だから私も行くことに決めたの」
 リュロはプイッとそっぽを向きながらシートに腰をかけた。

「よ、よかった!すっごく嬉しいよ!リュロ!」
 ラルトの目が輝く。

「だから近いのよ!」
 リュロはまた顔を赤くした。

「ははっ、よし!ならタイトの為にA級回復薬、絶対入手するぞー!」
 ギルが声を上げた。
 ラルトがおぉー!と続き、リュロもおー、と棒読みで続いた。
 
 

 
 
 
 

 

 
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