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第5話「浄曄と二人の挑戦・続」
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「ふぁああ......ね、寝不足......」
リーナは欠伸をしながらぼやーっと黒板を眺めている。教師の話している内容も上の空だ。
昨日は夜遅くまでロードライトのエネルギーの効率と流出を抑える為の試行錯誤を繰り返していたが、思うようにはいかず──
「ふあ......無理、ねむ、すぎる......」
睡魔に勝てなくなったリーナはコクンコクンっと頭を揺らしている。その様子を隣の席で見ていた珀は見るに見かねて囁きかける。
『リーナさん! 寝てはいけませんわ!』
「ふぇ......む、り......」
『あっ......』
眠さで意識を手放したリーナは珀の座っている席の方へ倒れこむ。倒れこんできたリーナは「むにゃ......あ......」と完全に夢の中のようだった。
「......? 珀さん、どうしました?」
「あっ、リーナさんの体調がよろしくないみたいでして......!! わ、わたくし保健室まで連れていきますわ!!」
「そうですか、お願いしますね」
「え......ええ、それでは......いきますわよ!」
珀はリーナを軽々と姫抱きすると保健室へ向かった。
──その光景を見たクラスメイト達がざわめいたとか、ざわめかなかったとか。
──
リーナを保健室まで運んできた珀は保健室の先生(?)と対面し戦慄していた。
「な、なな、あなた......!あ、褐簾石?!」
「......? 小生を知っている?」
「あっ、当たり前ですわ!!......お、〝オリクスの生殖〟の研究を専門に行っている変人......ってオリクスの中では相当有名ですわよ!!!」
「......偏見です。小生はオリクスという種族の誕生の謎を追っているにすぎません。その過程に様々な要素があり、その中でオリクス達の生殖という一つの謎へも興味があるだけです。オリクスと人間は何が違うのか、何故手にオリクト・コアを握りしめ生まれてくるのか......純粋な人間同士の子供であってもオリクスが生まれてくることがあるのはなぜか......? 小生はその答えが知りたいのです」
(純粋な探求心......ということかしら......?)
彼女が納得しかけていた時、アラナイトは何かに気づいたようにズイっと珀との距離を詰める。
「......先程〝オリクスの中では〟と言っていましたね? つまり貴女もオリクス......ということでしょうか? ......被験体になりませんか?」
珀を見るアラナイトの目の色が変わる。
「ひぃっ......!?」
鳥肌が立ってしまった珀は青ざめながら後退りする。
「? ......何故、逃げようと?」
「それは......っ、そ、それより本物の保健室の先生を何処へやりましたの?! わたくし達は保健室を利用したいのですけど?!」
「本物......とは?」
アラナイトは首をかしげるが暫くすると、「ああ」と口を開いた。
「貴女の求めている先生は奥で寝てます」
「な、なぜ?!」
「......? 実験に付き合っていただいたから、ですが?」
「なっ......教育の場で何をしてますのーーーー?!」
──
「は、早とちりするなんて......わたくし......破廉恥なことを考えてしまいました......!まさか、本当に寝ているだけだったなんて......」
顔を真っ赤にしている珀を見てアラナイトは口を開く。
「......新薬を入れた焼き菓子だったのですが、彼女は過剰にたべてしまったようですね」
「その新薬には何の効果があったのです? ──いえ、それ以前に薬が入っていると伝えてお渡ししたの......?」
「......」
アラナイトは目をそらして無言になる。
「......えっ?」
「......貴女も、食べますか?」
「絶対ッに嫌!!ですわ!!!」
「......そうですか」
少しだけしゅんとしている気がするアラナイトへ質問を投げかける。
「ところで、......何故〝人間の高校〟に貴方ののような〝エマオリクス〟がいらっしゃるのかしら?」
アラナイトは珀に問い返す
「......貴女は、人間を襲う『紅い帯』を見たことはありますか──?」
「紅い......帯?」
「はい、情報収集の為に結社釷の全員......ん、全員というのは語弊がありますね。彼を除く全員が情報収集へ出ています......彼は人間嫌い、ですから......ともあれ釷はオリクスユニオンの下請けを兼ねているので今は皆個別に動いています」
「......つまりその『紅い帯』の情報を収集するため人間の高校に来た、ということかしら?」
「その通りです。......小生は都合の良い人間の被験体も探していますが」
「被験体を探すのはやめていただきたいですわ......せめて被験者を」
「......?」
「......人道的な研究を行ってほしいですわ......」
珀ははぁ、とため息をつく。
何故珀がため息をついているのかよくわかっていないアラナイトは保健室のベッドで寝ているリーナへ意識を向かわせる。
「......貴女が連れて来たあちらの少女は......?」
寝ているリーナをじっと眺めるアラナイト。
「彼女は、オリクス......? ......ではないようですね......ほう?......最近の人間の学生は若くても体が成熟していて子......、なんですか?」
珀はバッと立ち上がりアラナイトへと抗議する。
「り、リーナさんを、なんて......なんて目で見てらっしゃるの!?!!?!」
「体の発育具合を見ていただけですよ?」
「アウト!!!です!!!!」
「......触診したいくらいですが」
「乙女をなんだと思っていまして?!?!」
ぷんぷんと怒っている珀の様子を見て「いえ」と返す
「──ずいぶんと、息が荒いようなので」
「えっ?」
──
同日、アーガイル邸にて──
「む......何をしている? 顔色が優れんな?」
「緋緋色金......は、ぁ......ただの、立ち眩み......です」
壁にもたれかかって動けなくなっているロードライトを見つけた緋緋色金は「む」と眉間にしわを寄せた。
「エネルギー不足、か......?」
「! ......そんな、はず......ぁ、は......あ」
昨晩リーナからたくさんのエネルギーを貰ったはず──
「......馬鹿め、穴の開いた器に水を注ぎ続けていれば水瓶の中身も器も空になるだけだろう?......わからなかったか?」
「あっ......ぅ......」
壁にもたれかかっているのも辛いのか、ロードライトは床に倒れこむ。
「!......む......肝心の小娘はここにおらんし......まったく」
緋緋色金は自身の人差し指の先へ切り傷を付ける。そこから少しずつ血が滴りだすとロードライトの口元へ差し出す。
「はぁ......相変わらずだな......ほれ、吸え。一時凌ぎにはなる」
「ん......、や、です」
顔をそらして精一杯の拒否するロードライトを諭すかのようにに語り掛ける。
「強情な......うぬがここまでの不調となれば『契約関係』のある小娘も今頃ひどく苦しんでおるぞ?......いいのか?」
「......いいわけ、ない......で、す」
「そうか......では、わかるだろう?」
僅かに口角が上がった緋緋色金に気付かないまま、ロードライトは血の滴る指先へと舌先を伸ばし、咥えこむ。
「んむ、......んっ......んちゅ......」
「──っ!ふ、......これは中々、クるものがあるな............ッ」
血を舐めとるのに必死なロードライトを見る緋緋色金は目を細める。が、次の瞬間には緋緋色金の表情から笑みが消えていた。──この感覚は。
──
「リーナさん? ......本当にもう大丈夫ですの?」
「う、......うん」
ベッドから降りたリーナは少し前に進むものの少しふらついてしまう。
「! わたくしの手につかまって?」
「あ、ありがとう......」
「で、えっとあの......この人って......??」
二人の様子を見ていたアラナイトの視線に気付いたリーナは「こんにちは」と頭を下げる。
「事情は伺いました。エマオリクスの所持者ですね。......不調の原因ですが貴女はエネルギーを〝一気に失いすぎた〟......つまり、相手のオリクスからエネルギーを吸われすぎた、という所だと思いますが......力が抜けていく感覚などはありませんでしたか?」
「......そ、それは......」
(そういえば少し気を失っていたような気がする......!)
「で、でも1日しか持たないって......」
「一日......ですか......?ふむ」
思案するアラナイトにリーナは救いを求めた。
「私は......ロードライトの為にどうすればいいですか......? 何でもします......!だから......!」
「ふむ、......そうですね、貴女にはこの薬を渡しておきましょう......これは〝生命力を高める薬〟です。......これは人間用なのでオリクスには飲ませないでください。」
アラナイトはリーナへ薬を手渡す。薄いピンク色の小瓶を受け取った彼女は更にできることはないか、と問いかけた。
「他にも何かありませんか......?!」
アラナイト「ふむ」と思考を巡らせた後、リーナへ問いかけた。
「......特殊な形状の鍵を失くして開けれなくなった錠......貴女はどう開きますか?」
「? それは......〝合う形状の鍵を作り直す〟......?」
「......そうです、リーナ・アーガイル。──明日、『結社釷』へ来てください。......力になりましょう」
「!!」
──その招待は一波乱の幕開けだった。
リーナは欠伸をしながらぼやーっと黒板を眺めている。教師の話している内容も上の空だ。
昨日は夜遅くまでロードライトのエネルギーの効率と流出を抑える為の試行錯誤を繰り返していたが、思うようにはいかず──
「ふあ......無理、ねむ、すぎる......」
睡魔に勝てなくなったリーナはコクンコクンっと頭を揺らしている。その様子を隣の席で見ていた珀は見るに見かねて囁きかける。
『リーナさん! 寝てはいけませんわ!』
「ふぇ......む、り......」
『あっ......』
眠さで意識を手放したリーナは珀の座っている席の方へ倒れこむ。倒れこんできたリーナは「むにゃ......あ......」と完全に夢の中のようだった。
「......? 珀さん、どうしました?」
「あっ、リーナさんの体調がよろしくないみたいでして......!! わ、わたくし保健室まで連れていきますわ!!」
「そうですか、お願いしますね」
「え......ええ、それでは......いきますわよ!」
珀はリーナを軽々と姫抱きすると保健室へ向かった。
──その光景を見たクラスメイト達がざわめいたとか、ざわめかなかったとか。
──
リーナを保健室まで運んできた珀は保健室の先生(?)と対面し戦慄していた。
「な、なな、あなた......!あ、褐簾石?!」
「......? 小生を知っている?」
「あっ、当たり前ですわ!!......お、〝オリクスの生殖〟の研究を専門に行っている変人......ってオリクスの中では相当有名ですわよ!!!」
「......偏見です。小生はオリクスという種族の誕生の謎を追っているにすぎません。その過程に様々な要素があり、その中でオリクス達の生殖という一つの謎へも興味があるだけです。オリクスと人間は何が違うのか、何故手にオリクト・コアを握りしめ生まれてくるのか......純粋な人間同士の子供であってもオリクスが生まれてくることがあるのはなぜか......? 小生はその答えが知りたいのです」
(純粋な探求心......ということかしら......?)
彼女が納得しかけていた時、アラナイトは何かに気づいたようにズイっと珀との距離を詰める。
「......先程〝オリクスの中では〟と言っていましたね? つまり貴女もオリクス......ということでしょうか? ......被験体になりませんか?」
珀を見るアラナイトの目の色が変わる。
「ひぃっ......!?」
鳥肌が立ってしまった珀は青ざめながら後退りする。
「? ......何故、逃げようと?」
「それは......っ、そ、それより本物の保健室の先生を何処へやりましたの?! わたくし達は保健室を利用したいのですけど?!」
「本物......とは?」
アラナイトは首をかしげるが暫くすると、「ああ」と口を開いた。
「貴女の求めている先生は奥で寝てます」
「な、なぜ?!」
「......? 実験に付き合っていただいたから、ですが?」
「なっ......教育の場で何をしてますのーーーー?!」
──
「は、早とちりするなんて......わたくし......破廉恥なことを考えてしまいました......!まさか、本当に寝ているだけだったなんて......」
顔を真っ赤にしている珀を見てアラナイトは口を開く。
「......新薬を入れた焼き菓子だったのですが、彼女は過剰にたべてしまったようですね」
「その新薬には何の効果があったのです? ──いえ、それ以前に薬が入っていると伝えてお渡ししたの......?」
「......」
アラナイトは目をそらして無言になる。
「......えっ?」
「......貴女も、食べますか?」
「絶対ッに嫌!!ですわ!!!」
「......そうですか」
少しだけしゅんとしている気がするアラナイトへ質問を投げかける。
「ところで、......何故〝人間の高校〟に貴方ののような〝エマオリクス〟がいらっしゃるのかしら?」
アラナイトは珀に問い返す
「......貴女は、人間を襲う『紅い帯』を見たことはありますか──?」
「紅い......帯?」
「はい、情報収集の為に結社釷の全員......ん、全員というのは語弊がありますね。彼を除く全員が情報収集へ出ています......彼は人間嫌い、ですから......ともあれ釷はオリクスユニオンの下請けを兼ねているので今は皆個別に動いています」
「......つまりその『紅い帯』の情報を収集するため人間の高校に来た、ということかしら?」
「その通りです。......小生は都合の良い人間の被験体も探していますが」
「被験体を探すのはやめていただきたいですわ......せめて被験者を」
「......?」
「......人道的な研究を行ってほしいですわ......」
珀ははぁ、とため息をつく。
何故珀がため息をついているのかよくわかっていないアラナイトは保健室のベッドで寝ているリーナへ意識を向かわせる。
「......貴女が連れて来たあちらの少女は......?」
寝ているリーナをじっと眺めるアラナイト。
「彼女は、オリクス......? ......ではないようですね......ほう?......最近の人間の学生は若くても体が成熟していて子......、なんですか?」
珀はバッと立ち上がりアラナイトへと抗議する。
「り、リーナさんを、なんて......なんて目で見てらっしゃるの!?!!?!」
「体の発育具合を見ていただけですよ?」
「アウト!!!です!!!!」
「......触診したいくらいですが」
「乙女をなんだと思っていまして?!?!」
ぷんぷんと怒っている珀の様子を見て「いえ」と返す
「──ずいぶんと、息が荒いようなので」
「えっ?」
──
同日、アーガイル邸にて──
「む......何をしている? 顔色が優れんな?」
「緋緋色金......は、ぁ......ただの、立ち眩み......です」
壁にもたれかかって動けなくなっているロードライトを見つけた緋緋色金は「む」と眉間にしわを寄せた。
「エネルギー不足、か......?」
「! ......そんな、はず......ぁ、は......あ」
昨晩リーナからたくさんのエネルギーを貰ったはず──
「......馬鹿め、穴の開いた器に水を注ぎ続けていれば水瓶の中身も器も空になるだけだろう?......わからなかったか?」
「あっ......ぅ......」
壁にもたれかかっているのも辛いのか、ロードライトは床に倒れこむ。
「!......む......肝心の小娘はここにおらんし......まったく」
緋緋色金は自身の人差し指の先へ切り傷を付ける。そこから少しずつ血が滴りだすとロードライトの口元へ差し出す。
「はぁ......相変わらずだな......ほれ、吸え。一時凌ぎにはなる」
「ん......、や、です」
顔をそらして精一杯の拒否するロードライトを諭すかのようにに語り掛ける。
「強情な......うぬがここまでの不調となれば『契約関係』のある小娘も今頃ひどく苦しんでおるぞ?......いいのか?」
「......いいわけ、ない......で、す」
「そうか......では、わかるだろう?」
僅かに口角が上がった緋緋色金に気付かないまま、ロードライトは血の滴る指先へと舌先を伸ばし、咥えこむ。
「んむ、......んっ......んちゅ......」
「──っ!ふ、......これは中々、クるものがあるな............ッ」
血を舐めとるのに必死なロードライトを見る緋緋色金は目を細める。が、次の瞬間には緋緋色金の表情から笑みが消えていた。──この感覚は。
──
「リーナさん? ......本当にもう大丈夫ですの?」
「う、......うん」
ベッドから降りたリーナは少し前に進むものの少しふらついてしまう。
「! わたくしの手につかまって?」
「あ、ありがとう......」
「で、えっとあの......この人って......??」
二人の様子を見ていたアラナイトの視線に気付いたリーナは「こんにちは」と頭を下げる。
「事情は伺いました。エマオリクスの所持者ですね。......不調の原因ですが貴女はエネルギーを〝一気に失いすぎた〟......つまり、相手のオリクスからエネルギーを吸われすぎた、という所だと思いますが......力が抜けていく感覚などはありませんでしたか?」
「......そ、それは......」
(そういえば少し気を失っていたような気がする......!)
「で、でも1日しか持たないって......」
「一日......ですか......?ふむ」
思案するアラナイトにリーナは救いを求めた。
「私は......ロードライトの為にどうすればいいですか......? 何でもします......!だから......!」
「ふむ、......そうですね、貴女にはこの薬を渡しておきましょう......これは〝生命力を高める薬〟です。......これは人間用なのでオリクスには飲ませないでください。」
アラナイトはリーナへ薬を手渡す。薄いピンク色の小瓶を受け取った彼女は更にできることはないか、と問いかけた。
「他にも何かありませんか......?!」
アラナイト「ふむ」と思考を巡らせた後、リーナへ問いかけた。
「......特殊な形状の鍵を失くして開けれなくなった錠......貴女はどう開きますか?」
「? それは......〝合う形状の鍵を作り直す〟......?」
「......そうです、リーナ・アーガイル。──明日、『結社釷』へ来てください。......力になりましょう」
「!!」
──その招待は一波乱の幕開けだった。
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