死にたくない私の備忘録

心電図

文字の大きさ
2 / 2

思考実験とか、考えると沼だ

しおりを挟む
 死にたくないから、不安になる。
 そのせいで他のことに集中できなくなり、無気力になってしまう。これが死恐怖症のやっかいなところだ。

 今この文章を書いている私も、何とか恐怖心を紛らわせる為に頭を整理して、文字にしている。

 ここ最近、限界を迎えて意識が飛ぶまで寝れもしないので、支離滅裂なところがあってもご容赦いただきたい。


 いったい何が怖いのか。

 きっと、自分という自意識の連続が、途中で途切れてしまう事を極端に恐れているんだと思う。

 スワンプマン理論、というものを知っているだろうか?

 スワンプマン理論は、アメリカの哲学者ドナルド・デイヴィッドソンが1987年に提案した思考実験だ。

 スワンプマンとは、ある日、私自身が雷に打たれて消滅し、同時に近くの沼地で偶然同じ物質で構成された自分と全く同じコピー(スワンプマン)が生成される。
 このスワンプマンは、外見や記憶、行動などすべてが私と同じでが、スワンプマンは実際には私の過去を経験していない。

「意識や自己同一性はどこに存在するのか」と問いかけてくる、ひとつの思考実験だ。

 ちなみに私の考えは、断じて否、だ。
 いや、だって私自身は雷にうたれて死んでるし・・・
 その後、よくわからんけど、沼から全く自分と同じく生き物が生まれても、それ私じゃないよね? ︎︎と、思ってしまう。

「私」としての人生は、雷に打たれた瞬間に終わってしまっているのだ。
 そこから先は「私」ではなく、「スワンプマン」の人生なのだから。


 つまるところ、私が今こうやって考えながら文章を作っている、そんな自意識が途中で終わってしまうことがどうしても怖い。

 もし、寝ている時に死んだら? ︎︎そう思った日から、怖くて夜も寝れないひびだ。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

アルファポリスの禁止事項追加の件

黒いテレキャス
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスガイドライン禁止事項が追加されるんでガクブル

アルファポリスとカクヨムってどっちが稼げるの?

無責任
エッセイ・ノンフィクション
基本的にはアルファポリスとカクヨムで執筆活動をしています。 どっちが稼げるのだろう? いろんな方の想いがあるのかと・・・。 2021年4月からカクヨムで、2021年5月からアルファポリスで執筆を開始しました。 あくまで、僕の場合ですが、実データを元に・・・。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

どう見ても貴方はもう一人の幼馴染が好きなので別れてください

ルイス
恋愛
レレイとアルカは伯爵令嬢であり幼馴染だった。同じく伯爵令息のクローヴィスも幼馴染だ。 やがてレレイとクローヴィスが婚約し幸せを手に入れるはずだったが…… クローヴィスは理想の婚約者に憧れを抱いており、何かともう一人の幼馴染のアルカと、婚約者になったはずのレレイを比べるのだった。 さらにはアルカの方を優先していくなど、明らかにおかしな事態になっていく。 どう見てもクローヴィスはアルカの方が好きになっている……そう感じたレレイは、彼との婚約解消を申し出た。 婚約解消は無事に果たされ悲しみを持ちながらもレレイは前へ進んでいくことを決心した。 その後、国一番の美男子で性格、剣術も最高とされる公爵令息に求婚されることになり……彼女は別の幸せの一歩を刻んでいく。 しかし、クローヴィスが急にレレイを溺愛してくるのだった。アルカとの仲も上手く行かなかったようで、真実の愛とか言っているけれど……怪しさ満点だ。ひたすらに女々しいクローヴィス……レレイは冷たい視線を送るのだった。 「あなたとはもう終わったんですよ? いつまでも、キスが出来ると思っていませんか?」

投稿インセンティブで月額23万円を稼いだ方法。

克全
エッセイ・ノンフィクション
「カクヨム」にも投稿しています。

完結 彼女の正体を知った時

音爽(ネソウ)
恋愛
久しぶりに会った友人同士、だが互いの恰好を見て彼女は……

【完結】少年の懺悔、少女の願い

干野ワニ
恋愛
伯爵家の嫡男に生まれたフェルナンには、ロズリーヌという幼い頃からの『親友』がいた。「気取ったご令嬢なんかと結婚するくらいならロズがいい」というフェルナンの希望で、二人は一年後に婚約することになったのだが……伯爵夫人となるべく王都での行儀見習いを終えた『親友』は、すっかり別人の『ご令嬢』となっていた。 そんな彼女に置いて行かれたと感じたフェルナンは、思わず「奔放な義妹の方が良い」などと言ってしまい―― なぜあの時、本当の気持ちを伝えておかなかったのか。 後悔しても、もう遅いのだ。 ※本編が全7話で悲恋、後日談が全2話でハッピーエンド予定です。 ※長編のスピンオフですが、単体で読めます。

処理中です...