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不思議な手紙
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【サツキの花が咲く頃にお迎えに上がります】
朝、咲津木賢吾が寝ぼけまなこで郵便受けに刺さった新聞を抜いた時に一枚の紙が落ちた。
拾い上げて目に入った文章がこれだ。
「なんだこれ……」
達筆な筆文字で書き付けられた半紙。
しかし、入っていたのはそれ一枚で裏返してみても差し出し主に関する手掛かりは見当たらない。
しいて言うならこの美しく整った文字が手掛かりなのだろうが、賢吾には自分を迎えに来るという達筆の人物に心当たりがなかった。
宛名や切手を貼った形跡もないから、直接この郵便受けに入れられたのだろう。
となると賢吾の家を知っている人間の仕業か?
無作為なイタズラだったとしても気味が悪い。
「サツキの花が咲く頃、なぁ。いつだろう。てかサツキってどんな花だ?」
身長百八十五センチ、体重九十七キロのスポーツマン体型に考え事をしていると怒っていると勘違いされるような強面の賢吾は外見に違わず花とは縁遠い生活を送ってきた。
唯一といっても過言ではない花に触れる機会の母の日に贈るカーネーションでさえ名前を覚えられず、店員に「母の日の花ください」と言ってやり過ごしてきたような男だ。
急に「サツキの花が咲く頃」なんて言われてもピンとくるはずもない。
「……やべっ、もうこんな時間!」
怪文書とにらめっこしている間に出勤時間が迫っていた。
続きは帰宅してから考えることにして賢吾は大慌てで家を出た。
「咲津木先輩おはようございます」
「おはよう」
賢吾が出社してすぐ声を掛けてきたのは深幸莉華だった。
新人研修で面倒を見たのがきっかけで知り合った彼女は、別部署に配属された今でも賢吾を見つけると人懐っこい笑顔で駆け寄ってくる。
「今日は遅かったんだな。寝坊か?」
「先輩こそ。重役出勤ってやつですか?」
「ちげーよ!」
笑いながらツッコミを入れる。
辺りをキョロキョロと見回して誰もいないと見ると、莉華は声を潜めつつ身を寄せてきた。
耳元に口を寄せようとしているらしいが、身長百五十センチほどの小柄な莉華には賢吾の胸筋に話しかけるのがやっとのようだ。
賢吾はニヤニヤしながら身をかがめて莉華の囁きを聞こうとする。
「……今日も残業ですか?」
「んー、何もなければ今日は定時で上がれるんじゃないかな」
「おおっ! それじゃ、七時に南口のいつものカフェで待ってますね。ケンちゃん」
つん、と賢吾の頬をつつくと莉華は跳ねるように女子更衣室に入っていった。
莉華を見送った賢吾はつつかれた頬をポリポリと掻く。
気を抜くと緩みそうになる口角を引き締め、できるだけいつもの厳めしい顔を作るようにささやかな努力をする。
さすがの賢吾も、まさか職場で「ケンちゃん」呼びされるとは思ってもみなかった。
莉華と付き合い初めてもうすぐ一年になるがまだ職場の誰にも二人の関係は報告していない……はずだ。
口の軽そうな莉華がうっかりもらしていなければの話だが。
社内恋愛が禁止されているわけではないので、人に知られてもさして問題はない。
同僚に知られれば十個も年下の子に手を出したと冷やかされそうだ、と思って隠しているうちに周りに報せるタイミングを失ったのだ。
ここまで来ると、いっそ何かの拍子にバレてしまった方が気が楽なのかもしれないと思えてくる。
「とにかく。今日はアイツのためにも頑張って定時で終わらすぞ!」
自分に喝を入れ、賢吾はデスクに向かった。
「きたきた! ケンちゃーん!!」
数十メートル離れたカフェから賢吾の姿を見つけた莉華がぴょんぴょん跳ねて手を振っている。
周囲の視線が刺さるのを感じながら、賢吾は莉華の肩を押さえた。
「落ち着いて。会社の人間がいないとも限らないんだから」
「えー? ワタシは別にいいんですよ、公表しても。
なんならワタシから部長に報告しときましょうか? そしたら次の人事異動で同じ部署になれるかもですし」
「あのなぁ……仕事を何だと思ってるんだ」
呆れてうなだれる素振りを見せるが、心の中ではそれもありだな、なんて思ってしまう。
「あ、そうそう。これケンちゃんのアイスコーヒー。ブラックです」
先に莉華がテイクアウトしていたコーヒーを受け取り、二人はテラス席に座る。
「なんだ、あれか? 莉華の友達もこんな感じか?」
「こんなってどんなですか」
「若いっていうかキャピキャピっていうか……。圧倒される感じだよ」
「キャピキャピって。おじさんみたい」
コロコロと朗らかに笑う莉華の言葉が静かに突き刺さる。
たしかに彼女たちからすれば賢吾は十分におじさんと言える年齢だ。
賢吾もわかってはいたが面と向かって言われるとダメージが大きい。
「……そういえば。莉華ってサツキの花が咲く頃がいつかわかるか? てかサツキの花って知ってるか?」
「どうしたんです、急に」
「いや、ちょっとな。いいなと思った曲の歌詞でそういうのがあったんだよ」
「へぇー?」
莉華は不思議そうな顔をしながらスマホで何かを調べ始める。
「サツキサツキ……。言われてみると説明難しいんですよねぇ。あ、出ました。ツツジみたいな花です」
「ツツジ? ってどんな花だ?」
賢吾が尋ねると莉華はがっくりと肩を落とした。
そしてスマホの画面を見せてくれる。
そこには赤や白、ピンクの花を咲かせる低木の写真が映し出されていた。
「これがサツキです。花が咲くのは五月から六月にかけてらしいですね」
「ふぅん」
今がゴールデンウイーク明けてすぐだから、手紙で予告されていた「迎え」が来る時期は半月から一か月先のことのようだ。
「あ、そうそう。ケンちゃんこの辺に植物園があるの知ってます?」
「植物園? 聞いたことないな」
「行ってみましょうよ! そこならツツジもあるかもしれないし、他の花もけっこう綺麗みたいですよ」
正直花には興味がなかったが、賢吾が切り出した話題から誘ってくれたのだ。
無下にするわけにはいかないと賢吾は首を縦に振る。
「植物園のことは莉華の方が詳しそうだから、日程とかは任せるよ」
「了解です。じゃ、今日はカラオケでも」
莉華の笑顔には有無を言わせぬ圧がある。
いいように振り回されているのを感じながら、賢吾は小さなお姫様の後ろをついて歩いた。
朝、咲津木賢吾が寝ぼけまなこで郵便受けに刺さった新聞を抜いた時に一枚の紙が落ちた。
拾い上げて目に入った文章がこれだ。
「なんだこれ……」
達筆な筆文字で書き付けられた半紙。
しかし、入っていたのはそれ一枚で裏返してみても差し出し主に関する手掛かりは見当たらない。
しいて言うならこの美しく整った文字が手掛かりなのだろうが、賢吾には自分を迎えに来るという達筆の人物に心当たりがなかった。
宛名や切手を貼った形跡もないから、直接この郵便受けに入れられたのだろう。
となると賢吾の家を知っている人間の仕業か?
無作為なイタズラだったとしても気味が悪い。
「サツキの花が咲く頃、なぁ。いつだろう。てかサツキってどんな花だ?」
身長百八十五センチ、体重九十七キロのスポーツマン体型に考え事をしていると怒っていると勘違いされるような強面の賢吾は外見に違わず花とは縁遠い生活を送ってきた。
唯一といっても過言ではない花に触れる機会の母の日に贈るカーネーションでさえ名前を覚えられず、店員に「母の日の花ください」と言ってやり過ごしてきたような男だ。
急に「サツキの花が咲く頃」なんて言われてもピンとくるはずもない。
「……やべっ、もうこんな時間!」
怪文書とにらめっこしている間に出勤時間が迫っていた。
続きは帰宅してから考えることにして賢吾は大慌てで家を出た。
「咲津木先輩おはようございます」
「おはよう」
賢吾が出社してすぐ声を掛けてきたのは深幸莉華だった。
新人研修で面倒を見たのがきっかけで知り合った彼女は、別部署に配属された今でも賢吾を見つけると人懐っこい笑顔で駆け寄ってくる。
「今日は遅かったんだな。寝坊か?」
「先輩こそ。重役出勤ってやつですか?」
「ちげーよ!」
笑いながらツッコミを入れる。
辺りをキョロキョロと見回して誰もいないと見ると、莉華は声を潜めつつ身を寄せてきた。
耳元に口を寄せようとしているらしいが、身長百五十センチほどの小柄な莉華には賢吾の胸筋に話しかけるのがやっとのようだ。
賢吾はニヤニヤしながら身をかがめて莉華の囁きを聞こうとする。
「……今日も残業ですか?」
「んー、何もなければ今日は定時で上がれるんじゃないかな」
「おおっ! それじゃ、七時に南口のいつものカフェで待ってますね。ケンちゃん」
つん、と賢吾の頬をつつくと莉華は跳ねるように女子更衣室に入っていった。
莉華を見送った賢吾はつつかれた頬をポリポリと掻く。
気を抜くと緩みそうになる口角を引き締め、できるだけいつもの厳めしい顔を作るようにささやかな努力をする。
さすがの賢吾も、まさか職場で「ケンちゃん」呼びされるとは思ってもみなかった。
莉華と付き合い初めてもうすぐ一年になるがまだ職場の誰にも二人の関係は報告していない……はずだ。
口の軽そうな莉華がうっかりもらしていなければの話だが。
社内恋愛が禁止されているわけではないので、人に知られてもさして問題はない。
同僚に知られれば十個も年下の子に手を出したと冷やかされそうだ、と思って隠しているうちに周りに報せるタイミングを失ったのだ。
ここまで来ると、いっそ何かの拍子にバレてしまった方が気が楽なのかもしれないと思えてくる。
「とにかく。今日はアイツのためにも頑張って定時で終わらすぞ!」
自分に喝を入れ、賢吾はデスクに向かった。
「きたきた! ケンちゃーん!!」
数十メートル離れたカフェから賢吾の姿を見つけた莉華がぴょんぴょん跳ねて手を振っている。
周囲の視線が刺さるのを感じながら、賢吾は莉華の肩を押さえた。
「落ち着いて。会社の人間がいないとも限らないんだから」
「えー? ワタシは別にいいんですよ、公表しても。
なんならワタシから部長に報告しときましょうか? そしたら次の人事異動で同じ部署になれるかもですし」
「あのなぁ……仕事を何だと思ってるんだ」
呆れてうなだれる素振りを見せるが、心の中ではそれもありだな、なんて思ってしまう。
「あ、そうそう。これケンちゃんのアイスコーヒー。ブラックです」
先に莉華がテイクアウトしていたコーヒーを受け取り、二人はテラス席に座る。
「なんだ、あれか? 莉華の友達もこんな感じか?」
「こんなってどんなですか」
「若いっていうかキャピキャピっていうか……。圧倒される感じだよ」
「キャピキャピって。おじさんみたい」
コロコロと朗らかに笑う莉華の言葉が静かに突き刺さる。
たしかに彼女たちからすれば賢吾は十分におじさんと言える年齢だ。
賢吾もわかってはいたが面と向かって言われるとダメージが大きい。
「……そういえば。莉華ってサツキの花が咲く頃がいつかわかるか? てかサツキの花って知ってるか?」
「どうしたんです、急に」
「いや、ちょっとな。いいなと思った曲の歌詞でそういうのがあったんだよ」
「へぇー?」
莉華は不思議そうな顔をしながらスマホで何かを調べ始める。
「サツキサツキ……。言われてみると説明難しいんですよねぇ。あ、出ました。ツツジみたいな花です」
「ツツジ? ってどんな花だ?」
賢吾が尋ねると莉華はがっくりと肩を落とした。
そしてスマホの画面を見せてくれる。
そこには赤や白、ピンクの花を咲かせる低木の写真が映し出されていた。
「これがサツキです。花が咲くのは五月から六月にかけてらしいですね」
「ふぅん」
今がゴールデンウイーク明けてすぐだから、手紙で予告されていた「迎え」が来る時期は半月から一か月先のことのようだ。
「あ、そうそう。ケンちゃんこの辺に植物園があるの知ってます?」
「植物園? 聞いたことないな」
「行ってみましょうよ! そこならツツジもあるかもしれないし、他の花もけっこう綺麗みたいですよ」
正直花には興味がなかったが、賢吾が切り出した話題から誘ってくれたのだ。
無下にするわけにはいかないと賢吾は首を縦に振る。
「植物園のことは莉華の方が詳しそうだから、日程とかは任せるよ」
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