STUDEMT WAR

水無月 陽

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ステルスメイト

第六話 天然はやらかす

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   私はアイネ・エリベル、そして今非常に困っています。

 隣の席の子を追いかけて行った先生がピシャッ‼︎と扉を閉めて教室を出て行った。
 先生がいなくなったので教室がざわつき出した。

「あいつ、凄い、、、な」
「いや、あそこで黙って聞くのが大人の対応ってもんだろ」
「そうだね、あんまり関わらないほうがいいかも」
「でも、やっぱ、かっこいいよ」
「そーかなー?」
「でも、生徒指導部行きは確定だな」
「そうだな」
 
 この輪に入るのはまだ私《わたくし》にはまだ無理ですね、

 そう、思いながらドアを見つめてると、こんな会話が、聞こえてきました。
「あの先生、校則破りにはとっっても厳しいって聞いたんよ」
「そうなん」
「そうそう、過去には、あ、私のお母さんの世代の話だけど全身の骨を抜かれた人もいたらしいんよ」
   「マジ?エグいな」
   「でしょ、エグいでしょ」
  それを聞いて、私《わたくし》は居ても立っても居られ無りました。
しかし、ここで私《わたくし》が立ち上がったら周りはどう思うでしょうか?
 あいつ、何してんだ?とか頭がおかしいとか思われるんじゃないでしょうか?
 
 いや、いつまで待っていても何も始まらない。
   行動しなくちゃ!!
 頑張れ、アイネ・エリベル!! 
 首からかけている家の紋章を握りしめて、
「純白の大烏《レイブンクロウ》様どうか、お守りください」
 と呟くと、出来るだけ音を立てないように扉を開けて外へ出た。
 「ふふっ、私《わたくし》ってばやればできるじゃない」
  
     教室から、おーいどうしたー?と男子高校生の声がしていたが、ステルスミッションを果たしたと思っているアイネには聞こえていなかった。
 
 ギシギシと軋む、大きな木の正面扉を開けると、眩しい夕日がが正門までの道を赤く染めていた
「どこなんですかー?」
 そう、しばらく、呼びかけていたが魔法を使った方が手っ取り早いと思い、腰につけている素晴らしい装飾がなされた銀の杖ケースから真っ白な杖を取り出した。
 「力を貸してください」
そう、白い杖に囁くと、杖を正面に構え目を閉じ、集中した。
「我が名はアイネ、エリベルの家名をもとに人探しの魔法を行使する!!」
    文言を唱え、 詠唱を開始した。
  
 5分ぐらいすると、炬燵の中でチョコレートを齧っている、隣の席の子のビジョンが見えた、心なしか眠そうだ。
 「大丈夫そうですわ...ですね」
 忘れていたが、口調を平民にしないといけないのでしたわ、、、いや、でした。

少し、集中が緩んだので、違う人のビジョンが見えた。
「あれは、リスタンド先生!?」
リスタンド先生とは、スズラン組の担任で隣の席の子を追いかけて行った人だ。それが、今、穴の中でクログロ虫に襲われている。
 そう、クログロ虫、褐色でぬるぬるとした油を纏わせた大っ嫌いな虫だ!
 別名、ゴキブリ、また、生徒達の中では勇者と呼ばれているらしい(謎)
「たすけなくては!!」
杖の構えをやめると、急いで、そこまで転移をする為にスカートの中から、魔方陣《スクロール》ケースを取り出すと、転移の魔方陣を取り出し、先生の所までワープした。
 
 先生はクログロ虫に塗《まみ》れて失神している。
「何があったんですか!?」
「、、、、、、…」
返答はない、というか、意識がない!
どどどど、どうすれば?
とりあえず先生を教壇に連れて行くべきなのでしょうか? 
「あわあわ、私《わたくし》どうすればいいんでしょう?」
   どこかで、一番始めに頭に浮かんだ事が一番の選択だと聞いたことを思い出した。
      そうか!
 アイネは転移の魔方陣《スクロール》を発動させた。
アイネの先生とクログロ虫が消えた。
 
 その後、スズランの教室で起こったことは想像がつくだろう。
 「「「「うんぎゃあぁ!!?」」」」
 生徒達の盛大にハモッた叫び声が学校中に響いた。

さて、場所は戻って森の中、生徒のSAN値をゴリゴリ削った犯人_アイネ・エリベルは夕日に照らされながら達成感を覚えていた。
 「ふぅ、一件落着、もう、疲れました、帰って、チョコミンティーにこの事を話しましょう!」
 アイネはワクワクしながら、自宅に転移し、黒い魔方陣を取り出すとキングリーンとして、会話を始めた。
____________________________________________
 
レイブン『学校あるあるはっじまるよー』
   アラン「テンション高いんだよ!クソガラス」
レイブン『間違えてるよ!僕はクソじゃないよシロ     ガラスだよ!』
    アラン「天然かッ!」
レイブン『???』
   アラン「もういいよ、始めよう」
レイブン『よくわからないけど、本編で出番が無くてイライラしていたのが収まってよかったよ。』
   アラン「やっぱりか!なんとなくそんな気がしてたんだ!」
レイブン『まぁ、なんでもいいけど始めよう』
     
・ No.1 学生の本文は・・・
 生徒 「恋愛にあり!」

 オタク 「引きこもりにあり!」

クズ|《アラン》「嫌がらせにあり!」            
                           教師  「学業にあり!」
  
 アラン「ルビィィィィ(怒)」
                    
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