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ステルスメイト
第十五話 アイネ頑張る
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え?どうして?
ヒールをかけようとしたら、杖が吹っ飛ばされた、アランちゃんに、そうアランちゃんにだ。
その、ショック状態のままアランの紅い瞳を見つめた。
「…もういいよ!!」
アランが絶叫した。
そして、窓ガラスを術を使わずに割り、不安定で暴走している魔力で箒を呼んだらしい、アランが割ったガラス窓に箒が横づけされた。
普通の人、いや例え、お父様でもこんな事はできないでしょう。
隣のカルマ君がぶっ飛び、扉に背中を強かぶつけたのを見て、駆け寄ろうとし気付いた。
アランから感じられる圧倒的な魔力の波動を心が何かを感じ取った。
(怖い、嫌いだ、見たくない、)
そこでアランが学園から離れてしまったせいか、何も感じれなかった。
負の感情が直にアイネに伝わり、アイネは暫くカルマの事も忘れて呆然としていた。
「どうした?ぼーっとしてないで、カルマ君を保健室に運ぼう、ラジアル先生が診てくれるはずだ」
エドガー・バリアス君の声によって、ハッと我にかえるとふっ飛んでいった、お父様の形見である純白の杖を、母様お手製の杖ケースにしまい、カルマ君に駆け寄りました。
「カルマ君、大丈夫?」
「うう、痛たたた」
「保健室に連れて行くからつかまって」
エドガー君がそう言うと、よろよろとしながらもカルマ君は立ち上がった。
私が右側を、エドガー君がその反対を支え何とか、保健室に着いた。
「失礼します」
「し、しつらいします、失礼します」
「はいはい、今日も来たのね、」
クスっと少しラジアル先生は笑うと重い保健室の木の扉を開けて出迎えてくれた。
よろよろとしたカルマ君を椅子になんとか二人がかりで座らせると、ラジアル先生はキュアーを唱え始めた。
「僕たちは傷口がどうなってるか見よう」
そういいながら、いきなりエドガー君がカルマ君の制服を捲りあげたので、慌てて背中を向けた。
「わわわわ私はみ水くんできましょうか」
少し赤くなってしまったのを隠すために、近くにあった木桶をひっつかんで外に出た。
「はあ、私がいるのに男の人の服を捲るなんて、私、エド君にどう思われているんでしょうか」
ため息をつきつつ、空を見上げると空は一面重い灰色で染め上げられていた。
「今にも泣きだしそうな、曇り空ですね」
森に入りかけたところの小川で水を汲むと、目の前の木に真っ黒な一羽の鴉がとまっていた。
「アランちゃん、私、何かしましたか?」
その、鴉が少しアランちゃんに見えて話かけてみた。
今のお父上からはよく、空気を読みなさいと言われる、私が空気を読めていないからアランちゃんに嫌われてしまったのでしょうか?
その時、頭上を凄い勢いで何か飛んで行った。
「鴉?」
とっても大きな鴉が上空を飛んで行ったような錯覚を覚えた。
近寄りがたい危うさを肌にビリビリと一瞬感じたような、、、これは昔一度感じた。
あれだ、忘れもしない三歳の誕生日の朝だ。
まだアクアお父様も生きていた。
そして、真っ暗な空が白みはじめる頃 純白の大鴉《レイブンクロー》様を見たときに似ている。
しかし、それだけではない、これは紛れもないアランちゃんの魔力だ。
膨大な魔力量しかし、不安定でもろくて孤独。。。
「アランちゃん、待って!!!」
アイネはアランが飛んで行った方向に走り出した。
アイネはいつか気づけるのだろうかどうしてそんなにアランのことを知っているのか
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ヒールをかけようとしたら、杖が吹っ飛ばされた、アランちゃんに、そうアランちゃんにだ。
その、ショック状態のままアランの紅い瞳を見つめた。
「…もういいよ!!」
アランが絶叫した。
そして、窓ガラスを術を使わずに割り、不安定で暴走している魔力で箒を呼んだらしい、アランが割ったガラス窓に箒が横づけされた。
普通の人、いや例え、お父様でもこんな事はできないでしょう。
隣のカルマ君がぶっ飛び、扉に背中を強かぶつけたのを見て、駆け寄ろうとし気付いた。
アランから感じられる圧倒的な魔力の波動を心が何かを感じ取った。
(怖い、嫌いだ、見たくない、)
そこでアランが学園から離れてしまったせいか、何も感じれなかった。
負の感情が直にアイネに伝わり、アイネは暫くカルマの事も忘れて呆然としていた。
「どうした?ぼーっとしてないで、カルマ君を保健室に運ぼう、ラジアル先生が診てくれるはずだ」
エドガー・バリアス君の声によって、ハッと我にかえるとふっ飛んでいった、お父様の形見である純白の杖を、母様お手製の杖ケースにしまい、カルマ君に駆け寄りました。
「カルマ君、大丈夫?」
「うう、痛たたた」
「保健室に連れて行くからつかまって」
エドガー君がそう言うと、よろよろとしながらもカルマ君は立ち上がった。
私が右側を、エドガー君がその反対を支え何とか、保健室に着いた。
「失礼します」
「し、しつらいします、失礼します」
「はいはい、今日も来たのね、」
クスっと少しラジアル先生は笑うと重い保健室の木の扉を開けて出迎えてくれた。
よろよろとしたカルマ君を椅子になんとか二人がかりで座らせると、ラジアル先生はキュアーを唱え始めた。
「僕たちは傷口がどうなってるか見よう」
そういいながら、いきなりエドガー君がカルマ君の制服を捲りあげたので、慌てて背中を向けた。
「わわわわ私はみ水くんできましょうか」
少し赤くなってしまったのを隠すために、近くにあった木桶をひっつかんで外に出た。
「はあ、私がいるのに男の人の服を捲るなんて、私、エド君にどう思われているんでしょうか」
ため息をつきつつ、空を見上げると空は一面重い灰色で染め上げられていた。
「今にも泣きだしそうな、曇り空ですね」
森に入りかけたところの小川で水を汲むと、目の前の木に真っ黒な一羽の鴉がとまっていた。
「アランちゃん、私、何かしましたか?」
その、鴉が少しアランちゃんに見えて話かけてみた。
今のお父上からはよく、空気を読みなさいと言われる、私が空気を読めていないからアランちゃんに嫌われてしまったのでしょうか?
その時、頭上を凄い勢いで何か飛んで行った。
「鴉?」
とっても大きな鴉が上空を飛んで行ったような錯覚を覚えた。
近寄りがたい危うさを肌にビリビリと一瞬感じたような、、、これは昔一度感じた。
あれだ、忘れもしない三歳の誕生日の朝だ。
まだアクアお父様も生きていた。
そして、真っ暗な空が白みはじめる頃 純白の大鴉《レイブンクロー》様を見たときに似ている。
しかし、それだけではない、これは紛れもないアランちゃんの魔力だ。
膨大な魔力量しかし、不安定でもろくて孤独。。。
「アランちゃん、待って!!!」
アイネはアランが飛んで行った方向に走り出した。
アイネはいつか気づけるのだろうかどうしてそんなにアランのことを知っているのか
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