7 / 26
#7
しおりを挟む
#7
「今日は楽しかったね」
結花がそう言ったのは電車に乗ってからしばらくした後だった。
付き合ったというのに二人の間には沈黙があった
(まあ、無理もないか)
そう思っていた矢先の言葉だった。
電車の中にはさっきまで沢山の人で溢れかえっていたことが嘘みたいに今はほとんど人が居なかった
「もう一回好きって言って」
二人だけと言っても良いこの空間の中で僕にそれを拒むことはできなかった
「好き」
「もう一回」
「好き」
「もう一回」
「好き」
「ふふっ、和希面白い」
何回か繰り返した後に結花は吹き笑いをした
「なんだよ」
呆れ混じりにそう言っても内心は何故か嬉しかった
「今日はどうする?」
「そろそろ家に帰ろっかな」
「それが良いよ」
結花の決断を後押しするように言った。
「じゃあばいばい」
「また明日な」
結花の家の前まで送り届けた後の独りの帰り道はどこが寂しさを纏っていた
(結花..大丈夫かな...?)
和希の頭の中はそれでいっぱいだった、きっと後で両親から強く怒鳴られるに違いない。今の結花の心はちょっとしたことでもすぐに深い傷になってしまう
それはここ最近の結花を見ていれば明白だった。
"なんかあったらすぐに相談しろよ、助けてやっから"
そうLINEを送ることくらいしかできる事がなかった。
帰宅すると丁度帰って来たばかりの母親と出会した
「おかえり、どこ行ってたの?」
「学校終わった後一回帰ってから友達と遊び行ってた」
「あらそう」
それっぽい事を言ったが、実際学校まで1時間弱かかるのにわざわざ一回帰ってくるのは不自然極まりない。でも、お母さんは何も思ってないのか察した上であえて何も言わないのかは分からなかったがそれ以上は何も訊いてこなかった。
「昨日はごめんねー急に家空けちゃって」
「ぜんぜん良いよ」
申し訳なさそうにするお母さんに何気なく答えたが、実際好都合だったことに違いはない。
「ところでさー、さっき一緒歩いてたのは彼女?」
時間が止まった気がした、まさか見られていたなんて
「なんのこと?」
誤魔化そうとしても、どこかぎこちない言葉ではそんなことできなかった
「動揺してるのみえみえだよー」
なぜか嬉しそうに話すお母さんと目を逸らしたくても、返って事を大きくしてしまいそうで躊躇している間にもお母さんの質問は止まらない
「名前はなんで言うの?」
「どっちから告白したの?」
「お互いどういう所が好きで付き合ったの?」
「もー分かったから!」
ほんの少し声を荒げて無理矢理お母さんの言葉を止めた
「あいつはただの友達、別に彼女とかそういうのじゃないから」
呆れ混じりにそう言って自室に戻った。
「べつにいっか」
ベットに倒れ込んでそう呟くと急な睡魔に襲われて少し仮眠を取ることにした
"ぷるるぷるる"
着信音に起こされ、スマホをつけると急な明かりに目が眩んだ、徐々に目が慣れてくるとそれは結花からの着信だった。
「もしもし、どうしたの?」
「夜遅くにごめんね、ちょっと色々あって」
「分かった、何があった?」
「あのさ...また家出しちゃった、でも安心して学校にはちゃんと行くから」
その声は電話越しでも分かるくらい涙ぐんでいた
「取り敢えずそっちに行くよ、どこにいる?」
優しく訊く和希の声に落ち着いたのか、結花は呼吸を整えて話し始めた
「もう、帰らない」
その一言だけで二人の間には深い沈黙がながれた
「帰らないって...家に..?」
「そうだよ、もう決めたんだ」
「どこにいる?」
「教えないよ」
「どうして?」
「だって教えたら、助けに来るでしょ」
「もちろん」
「じゃあ嫌だ」
「どうして?」
「言ったでしょ、もう決めたの」
その言葉が指すのはつまり"もう死ぬ"そういう事だ。
「待て!待ってくれ!とにかくすぐにそっち行って話聞いてやっから!どこにいる!?」
「教えないって言ってるでしょ!」
声を荒げる結花、いやそれは違った。声を荒げるというより何かを無理矢理隠そうとしている声。と、言う方が正しい、そんな気がした。
「探し出す」
「えっ...?」
戸惑いを隠せない結花
「言う気がないなら、何としてでも探し出す」
その言葉を言い放つと同時にベットから飛び起きて最低限の支度をして家から飛び出した。
必死に頭を回転させて結花が行きそうな場所を考えた。
(一つだけある)
和希はその場所に向かった、走って、電車に乗って、走って辿り着いたのは
「やっぱりここか..」
息を切らしながら言う
「正解!さすが和希だね!」
初めて会った時のように橋の手すりに橋の外側を向いて座っていた。
電話した時とは打って変わって元気そうに見えた、でもそれが本当に元気じゃないことぐらい今の和希にはいとも簡単に分かった
「初めて会った時もこんな感じだっよな、あの時も結花はここで死のうとしてた」
「やめて」
結花の言葉も無視して続けた
「でも死ななかった、あの時みたいに救ってやるよ、だって僕は結花の特別な人なんだから」
「確かに和希は私の特別な人だよ...でもさ、上手く言葉に出来ないけど、和希にだってどうしようも出来ない事ってあるでしょ。それが今...なんだよ」
言い終わると同時に結花は徐に座っていた橋の手すりに立ち始めた
慌てて近寄ろとする和希を制止させるように
「それ以上近づいたら.....」
和希は足を止めた。
「助けてやるって言ったばっかだろ」
さっきより少し低いトーンで発せられた言葉に結花の動きは止まった。そのまま力が抜けたかのように結花は橋の内側へ倒れた、和希が慌てて近づいて結花を受け止めた
「結花大丈夫か?」
心配そうな顔で結花を見つめる
「大丈夫じゃないかな...」
「わかった、何があったか教えてくれる?」
和希の声はとても優しく聞こえた
「良いよ。でも今はもうちょっとだけこうしていたい」
結花はそう言いながら深く和希のことを抱きしめた
和希も結花のことを深く抱きしめた
人通りのない橋の上にだらしなく座り込んで抱きしめ合う二人。誰かから見たら異様かもしれないけど、今の二人にとってそんなことはどうでも良かった。
「今日は楽しかったね」
結花がそう言ったのは電車に乗ってからしばらくした後だった。
付き合ったというのに二人の間には沈黙があった
(まあ、無理もないか)
そう思っていた矢先の言葉だった。
電車の中にはさっきまで沢山の人で溢れかえっていたことが嘘みたいに今はほとんど人が居なかった
「もう一回好きって言って」
二人だけと言っても良いこの空間の中で僕にそれを拒むことはできなかった
「好き」
「もう一回」
「好き」
「もう一回」
「好き」
「ふふっ、和希面白い」
何回か繰り返した後に結花は吹き笑いをした
「なんだよ」
呆れ混じりにそう言っても内心は何故か嬉しかった
「今日はどうする?」
「そろそろ家に帰ろっかな」
「それが良いよ」
結花の決断を後押しするように言った。
「じゃあばいばい」
「また明日な」
結花の家の前まで送り届けた後の独りの帰り道はどこが寂しさを纏っていた
(結花..大丈夫かな...?)
和希の頭の中はそれでいっぱいだった、きっと後で両親から強く怒鳴られるに違いない。今の結花の心はちょっとしたことでもすぐに深い傷になってしまう
それはここ最近の結花を見ていれば明白だった。
"なんかあったらすぐに相談しろよ、助けてやっから"
そうLINEを送ることくらいしかできる事がなかった。
帰宅すると丁度帰って来たばかりの母親と出会した
「おかえり、どこ行ってたの?」
「学校終わった後一回帰ってから友達と遊び行ってた」
「あらそう」
それっぽい事を言ったが、実際学校まで1時間弱かかるのにわざわざ一回帰ってくるのは不自然極まりない。でも、お母さんは何も思ってないのか察した上であえて何も言わないのかは分からなかったがそれ以上は何も訊いてこなかった。
「昨日はごめんねー急に家空けちゃって」
「ぜんぜん良いよ」
申し訳なさそうにするお母さんに何気なく答えたが、実際好都合だったことに違いはない。
「ところでさー、さっき一緒歩いてたのは彼女?」
時間が止まった気がした、まさか見られていたなんて
「なんのこと?」
誤魔化そうとしても、どこかぎこちない言葉ではそんなことできなかった
「動揺してるのみえみえだよー」
なぜか嬉しそうに話すお母さんと目を逸らしたくても、返って事を大きくしてしまいそうで躊躇している間にもお母さんの質問は止まらない
「名前はなんで言うの?」
「どっちから告白したの?」
「お互いどういう所が好きで付き合ったの?」
「もー分かったから!」
ほんの少し声を荒げて無理矢理お母さんの言葉を止めた
「あいつはただの友達、別に彼女とかそういうのじゃないから」
呆れ混じりにそう言って自室に戻った。
「べつにいっか」
ベットに倒れ込んでそう呟くと急な睡魔に襲われて少し仮眠を取ることにした
"ぷるるぷるる"
着信音に起こされ、スマホをつけると急な明かりに目が眩んだ、徐々に目が慣れてくるとそれは結花からの着信だった。
「もしもし、どうしたの?」
「夜遅くにごめんね、ちょっと色々あって」
「分かった、何があった?」
「あのさ...また家出しちゃった、でも安心して学校にはちゃんと行くから」
その声は電話越しでも分かるくらい涙ぐんでいた
「取り敢えずそっちに行くよ、どこにいる?」
優しく訊く和希の声に落ち着いたのか、結花は呼吸を整えて話し始めた
「もう、帰らない」
その一言だけで二人の間には深い沈黙がながれた
「帰らないって...家に..?」
「そうだよ、もう決めたんだ」
「どこにいる?」
「教えないよ」
「どうして?」
「だって教えたら、助けに来るでしょ」
「もちろん」
「じゃあ嫌だ」
「どうして?」
「言ったでしょ、もう決めたの」
その言葉が指すのはつまり"もう死ぬ"そういう事だ。
「待て!待ってくれ!とにかくすぐにそっち行って話聞いてやっから!どこにいる!?」
「教えないって言ってるでしょ!」
声を荒げる結花、いやそれは違った。声を荒げるというより何かを無理矢理隠そうとしている声。と、言う方が正しい、そんな気がした。
「探し出す」
「えっ...?」
戸惑いを隠せない結花
「言う気がないなら、何としてでも探し出す」
その言葉を言い放つと同時にベットから飛び起きて最低限の支度をして家から飛び出した。
必死に頭を回転させて結花が行きそうな場所を考えた。
(一つだけある)
和希はその場所に向かった、走って、電車に乗って、走って辿り着いたのは
「やっぱりここか..」
息を切らしながら言う
「正解!さすが和希だね!」
初めて会った時のように橋の手すりに橋の外側を向いて座っていた。
電話した時とは打って変わって元気そうに見えた、でもそれが本当に元気じゃないことぐらい今の和希にはいとも簡単に分かった
「初めて会った時もこんな感じだっよな、あの時も結花はここで死のうとしてた」
「やめて」
結花の言葉も無視して続けた
「でも死ななかった、あの時みたいに救ってやるよ、だって僕は結花の特別な人なんだから」
「確かに和希は私の特別な人だよ...でもさ、上手く言葉に出来ないけど、和希にだってどうしようも出来ない事ってあるでしょ。それが今...なんだよ」
言い終わると同時に結花は徐に座っていた橋の手すりに立ち始めた
慌てて近寄ろとする和希を制止させるように
「それ以上近づいたら.....」
和希は足を止めた。
「助けてやるって言ったばっかだろ」
さっきより少し低いトーンで発せられた言葉に結花の動きは止まった。そのまま力が抜けたかのように結花は橋の内側へ倒れた、和希が慌てて近づいて結花を受け止めた
「結花大丈夫か?」
心配そうな顔で結花を見つめる
「大丈夫じゃないかな...」
「わかった、何があったか教えてくれる?」
和希の声はとても優しく聞こえた
「良いよ。でも今はもうちょっとだけこうしていたい」
結花はそう言いながら深く和希のことを抱きしめた
和希も結花のことを深く抱きしめた
人通りのない橋の上にだらしなく座り込んで抱きしめ合う二人。誰かから見たら異様かもしれないけど、今の二人にとってそんなことはどうでも良かった。
0
あなたにおすすめの小説
診察室の午後<菜の花の丘編>その1
スピカナ
恋愛
神的イケメン医師・北原春樹と、病弱で天才的なアーティストである妻・莉子。
そして二人を愛してしまったイケメン御曹司・浅田夏輝。
「菜の花クリニック」と「サテライトセンター」を舞台に、三人の愛と日常が描かれます。
時に泣けて、時に笑える――溺愛とBL要素を含む、ほのぼの愛の物語。
多くのスタッフの人生がここで楽しく花開いていきます。
この小説は「医師の兄が溺愛する病弱な義妹を毎日診察する甘~い愛の物語」の1000話以降の続編です。
※医学描写と他もすべて架空です。
小さい頃「お嫁さんになる!」と妹系の幼馴染みに言われて、彼女は今もその気でいる!
竜ヶ崎彰
恋愛
「いい加減大人の階段上ってくれ!!」
俺、天道涼太には1つ年下の可愛い幼馴染みがいる。
彼女の名前は下野ルカ。
幼少の頃から俺にベッタリでかつては将来"俺のお嫁さんになる!"なんて事も言っていた。
俺ももう高校生になったと同時にルカは中学3年生。
だけど、ルカはまだ俺のお嫁さんになる!と言っている!
堅物真面目少年と妹系ゆるふわ天然少女による拗らせ系ラブコメ開幕!!
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
俺をフッた幼馴染が、トップアイドルになって「もう一度やり直したい」と言ってきた
夏見ナイ
恋愛
平凡な大学生・藤堂蓮には忘れられない過去がある。高校時代、告白した幼馴染の星宮瑠奈に「アイドルになるから」とこっ酷くフラれたことだ。
数年後、瑠奈は国民的アイドル『LUNA』として輝いていた。遠い世界の住人になった彼女との再会なんて、あるはずもなかった――そう、変装した彼女が俺の前に現れ、「もう一度やり直したい」と泣きつくまでは。
トップアイドルの立場を使い強引に迫る元幼馴染と、過去の傷。揺れ動く俺の日常を照らしてくれたのは、俺の才能を信じてくれる後輩・朝霧陽葵の存在だった。
俺をフッた幼馴染か、俺を支える後輩か。過去の清算と未来の選択を描く、ほろ苦くも甘い、逆転ラブコメディ、開幕。
まずはお嫁さんからお願いします。
桜庭かなめ
恋愛
高校3年生の長瀬和真のクラスには、有栖川優奈という女子生徒がいる。優奈は成績優秀で容姿端麗、温厚な性格と誰にでも敬語で話すことから、学年や性別を問わず人気を集めている。和真は優奈とはこの2年間で挨拶や、バイト先のドーナッツ屋で接客する程度の関わりだった。
4月の終わり頃。バイト中に店舗の入口前の掃除をしているとき、和真は老齢の男性のスマホを見つける。その男性は優奈の祖父であり、日本有数の企業グループである有栖川グループの会長・有栖川総一郎だった。
総一郎は自分のスマホを見つけてくれた和真をとても気に入り、孫娘の優奈とクラスメイトであること、優奈も和真も18歳であることから優奈との結婚を申し出る。
いきなりの結婚打診に和真は困惑する。ただ、有栖川家の説得や、優奈が和真の印象が良く「結婚していい」「いつかは両親や祖父母のような好き合える夫婦になりたい」と思っていることを知り、和真は結婚を受け入れる。
デート、学校生活、新居での2人での新婚生活などを経て、和真と優奈の距離が近づいていく。交際なしで結婚した高校生の男女が、好き合える夫婦になるまでの温かくて甘いラブコメディ!
※特別編7が完結しました!(2026.1.29)
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録、感想をお待ちしております。
網代さんを怒らせたい
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
「なあ。僕たち、付き合わないか?」
彼がなにを言っているのかわからなかった。
たったいま、私たちは恋愛できない体質かもしれないと告白しあったばかりなのに。
しかし彼曰く、これは練習なのらしい。
それっぽいことをしてみれば、恋がわかるかもしれない。
それでもダメなら、本当にそういう体質だったのだと諦めがつく。
それはそうかもしれないと、私は彼と付き合いはじめたのだけれど……。
和倉千代子(わくらちよこ) 23
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
デザイナー
黒髪パッツン前髪、おかっぱ頭であだ名は〝市松〟
ただし、そう呼ぶのは網代のみ
なんでもすぐに信じてしまい、いつも網代に騙されている
仕事も頑張る努力家
×
網代立生(あじろたつき) 28
建築デザイン会社『SkyEnd』勤務
営業兼事務
背が高く、一見優しげ
しかしけっこう慇懃無礼に毒を吐く
人の好き嫌いが激しい
常識の通じないヤツが大嫌い
恋愛のできないふたりの関係は恋に発展するのか……!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる