忘れられたあの日の約束

桜井命姫

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57話

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咲と大知はビルの上に降り立ち大知は「このビルは屋代が祭られているんだな」大知は嬉しそうな顔で言った。

咲は「大知なんで嬉しそうなの?」

大知「俺たち神は祭られていると力になるが忘れられると祟り神や汚れ神なることが多良いのにも関わらずに手入れされていると嬉しくなるんだ」

佐鳥は「そうね!昔に比べて忘れられているから力が弱くなつろているのはあるわ」

里見は「ビルの中でも屋代が朽ち果てたり街に近くにあっても崩れかけたりしてますしね」

大知は「人間達は簡単に見捨てていっているのに神になる必要はあるのかと最近までの俺だとそうだっかもしれないけど聖杯を手にして思ったことがあるんだ。」

咲は「どんな事?」

大知は「秘密!」

佐鳥「それよりも夢の中に入る準備はできたのかしら?」

咲は「まだ待って!!」言いながら壁際に手を置いて座った。

大知も咲に近づきながら心の中で(あの時!聖杯を手に入れたとき思ったんだ!!咲を探しに出た時俺は少しワクワクしたんだ!初めて話した人!助けてくれた人!楽しそうに笑う家族!でも皆んなが皆んな幸せとか助けてくれるとは限らないけれど俺は人と関わり生きていきたいと思ったんだ!!)大知は咲の隣に座った。

咲は「大知夢の中え!行こう!!」言いながら咲は大知の手を握りしめた。

大知は「ああ!行こう!!」大知も握りしめて目を瞑って夢に入っていた。

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