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桜の咲くころ

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桜の下で本を読むのが好きだ特に桜が好きだ
君はいつも桜の木の上に登るのか好きだったね
あれから君は桜の木の上で寝ているかい!
なぁ桜・・・
懐かしいな君に合ったあの日から
私は君のことを思い出すよ

暖かい日に桜が舞い散る町の坂上桜の木にいつもどうり登り本を持ち私は桜の木下で本を読んでいた。
君は突然声をかけたね。
桜「今日は暖かいですね」
幸彦「今日はいい天気でよかったよ」
桜「何の本を読んでるんですか」
幸彦「桜の精霊の話だよ」
桜「私の名前と同じ精霊の本があるんですね」
幸彦「君と同じ名前というと君は桜と言うのかい?」
桜「はい!そうです」
幸彦「そうなんですね・・・私だけ知るのはふこうへいですね」
桜「あ!そうですよ」
幸彦「ふふ・そうですね!私の名前は幸彦と言います!」
桜「幸彦?」
幸彦「私は名前嫌いなんですよ」
桜「何でですか?」
幸彦「名前がは嫌い理由は幸彦のゆきが嫌いなんです。」
桜「何で嫌いなんですか?」
幸彦「ゆきは雪を連想させて寒いし冷たいし濡れるのがとても嫌ですよ!!」
桜「私は好きですよ!」
幸彦「どうしてですか?」
桜「雪の結晶とか綺麗だし色々遊べるから私は好きですよ!」

こうして私達は毎日来てはたわいの話を来る日も来る日も話をした。
紅葉が散るころ君は来なくなった。
どうしても気になった私は君を探し始めた。
季節がめぐり桜が咲き君を見つけた日には君はベットの上に横たわるように寝ていて君は目を覚まして動揺して泣きだした。
桜「幸彦さんに・・見られたく・・なかったよ・・・・」
幸彦「・・すまない・・・」
桜「出て行ってよ!!」
幸彦は出ていった。
それから幸彦は毎日来る日も来る日も通い続けてた。
ある日の事で桜の母親に会い桜の病気は治らないことを知った。
あと、どれだけ生きれるのかも知り動揺して途方にくれていた。
桜の葉が落ちた桜の木下で足が崩れて涙が流れた。
やと彼女が好きなのを知った。
だけど幸彦は年の差を考えてこんな歳の離れた私と好きにならないかと唖然としていかがでも何度でも彼女の笑った顔を見て話したくなって何度も諦めず病院に通い続けた。

来る日も桜が咲く時期にやっと君に会えた。
桜「こうさんだよ」笑い出した。
幸彦「・・・・・・・・・」嬉しくなって泣いていた。
桜「何泣いているのよ」
幸彦「嬉し泣きだよ」
桜「そんなに嬉しくなったの?」
幸彦「あぁ君に会えたことと笑った顔を見れた事が嬉しかったんだよ」
桜「・・・・・・・」頬を赤く染めた。

また桜の木の時にたわいのない話をして彼女が生きている日まで毎日通て話をした。
そして桜が散るころ君は空にいった。
彼女の母親が彼女が書いた手紙をもらった。
手紙には・・・・・

いつも来てくれてありがとう
幸彦さん好きでした。
短い文章で書かれていた。 
数年の月日が流れて桜の咲いた木の下で手紙を書いていた。
拝啓桜君は
桜君は桜の木の上にいつものように登っているかい?
今も桜が咲くと君とのたわいのない話を思い出すよ。
たわいのない話した事思い出すよ。
ただ、また君の笑った顔が見たいと言ったら君は笑うかい?

桜また会える日まで私が行くまで待っていてくれますか?

そして突然月が青くなって桜の木が光て花びらがあっ待って人型に変て幸彦の前に見に覚えのある姿に変わった。
幸彦「私が遅すぎて迎えにきたのかい?」
桜「違う!!もう!」
幸彦「クスクス!分かっているよ」
桜は手と腕お広げて
幸彦は抱きしめた。
桜「待ってあげるからゆくっりきてね」
幸彦の腕の中で花びらになって桜消えて行った!
桜また会う日まで!
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