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1 悪役令嬢化前 はじまり 入社
悪役令嬢化 入社のきっかけ
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職場が悪役令嬢化した。
年下後輩シラコちゃんが入社してからどんどん男性上司タチウオさんと仲良くなり私の居心地が悪くなってしまったのだ。
この話は、友達にどんなに愚痴っても気が晴れなくなった上、ほぼ転職を余儀なくされた私が現実をちょっと脚色加えて投下する物語である。
(書いてみたら、脚色あまり必要なかった。ほぼ事実)
名前などは仮名。
ラストはどうなるかまだ不明。
本も小説も読まない人たちだし、業務内容ほぼ入れてないから、会社バレ会社特定することはないと思うが、バレたら消去する予定。
私の心の安定を模索しながら執筆していきます。
――――――――――――――――――――――――――――
はじまりは、「鯛さんが今いるところ紹介してください」というラインでのお願いだった。
当時の私はコールセンターに勤めて数ヶ月。
コールセンターと言っても、男性上司と女性派遣3人で回す小規模な部署だ。
販売数の割にあんまり壊れない商品のおかげで、電話より事務仕事の方が多い。
本来派遣は3人必要なのに、1人退職することになり募集していた。
しょっちゅう人を募集しているからといってブラックなわけではない。
組織がいろいろ変わったタイミングで人がほとんど辞めてしまい、その後人が安定しないだけで、仕事内容も、環境もめちゃくちゃホワイトな環境だった。
特に私が入社した頃が一番人が安定せず、ほかの二人が休みがちで上司と私一人という日も少なくなかった。
そんなときに連絡してきた年下後輩シラコちゃんは、前の職場で出会った。
前の職場は大規模なコールセンターで、勤務している人は300人ほど。
シフトが自由だったため、時短の人も合わせると毎日入れ替わり立ち替わり毎日100人ぐらいが出社する会社だった。
シラコちゃんとは同時期にやっかいな案件を担当したことで仲良くなり、会社帰りにいっしょになれたらしゃべる程度のつきあいがあった。
シラコちゃんは、30代。
まっすぐな長い髪に、丸い眼鏡をかけているので、ひそかに「アラレちゃん」に似ていると思っている。
シラコちゃんと私は、根本的に合わないと感じつつ、滅多に話さないタイプなので話が面白かった。
ラインで登録した当時の私はよっぽど気に入ったのだろう名前を「シラコちゃん♥」と滅多に入れないハートマークを入力していた。
今見ると呪いでしかないが…
接客業をやっていた私と違い、コールセンター勤務が長く言葉使いが綺麗な人で、頭もよい印象だったので「紹介だけなら」と安請け合いした。
そもそも派遣会社から面接まで通った人が数人いると報告があったため、通らないだろうと予想していた。
話を通すだけで義理は果たせて恩も売れる。
その程度に思っていた。
上司タチウオさんは、とても真面目でやさしい人だった。
いつも部下を気遣い、居心地がよくなるように「何でも言って欲しい」が口癖だ。
女性ばかりの職場で、「何でも言って欲しい」はすごく助かる。
ついつい「言ってはいけないのではないか」と思ってしまいがちな女性が多いので、何でも言えるように促して
くれることはとてもありがたかった。
本人も「報連相の鬼」で、細かいことも即確認して物事を進める。
外見は、50歳が近いのに、とても若々しい。
すらっとしたさわやかイケメンで、二児のパパだった。
おじさんというより、お兄さんという雰囲気を持っていた。
タチウオさんはいつものように気を遣ってくれて、
「友達と働くのやりにくくありませんか?」と聞かれたが、
「友達と言っても会社帰りにしゃべるぐらいのつきあいなので問題ありません」と答えた。
それよりも懸念していたことがあった。
一緒に働いていた頃の彼女のシフトは昼からが多く、しかも週3ぐらいしか入ってなかったのだ。
悪く言いたくないからと黙っていたが、タチウオさんを騙したくなくて最後には「実は…」と打ち明けた。
「今までの人も休みが多かったから問題ないですよ」
と言ってくれたことで安心した。
それが、あとあと自分に降りかかってくるとは気づかずに…
年下後輩シラコちゃんが入社してからどんどん男性上司タチウオさんと仲良くなり私の居心地が悪くなってしまったのだ。
この話は、友達にどんなに愚痴っても気が晴れなくなった上、ほぼ転職を余儀なくされた私が現実をちょっと脚色加えて投下する物語である。
(書いてみたら、脚色あまり必要なかった。ほぼ事実)
名前などは仮名。
ラストはどうなるかまだ不明。
本も小説も読まない人たちだし、業務内容ほぼ入れてないから、会社バレ会社特定することはないと思うが、バレたら消去する予定。
私の心の安定を模索しながら執筆していきます。
――――――――――――――――――――――――――――
はじまりは、「鯛さんが今いるところ紹介してください」というラインでのお願いだった。
当時の私はコールセンターに勤めて数ヶ月。
コールセンターと言っても、男性上司と女性派遣3人で回す小規模な部署だ。
販売数の割にあんまり壊れない商品のおかげで、電話より事務仕事の方が多い。
本来派遣は3人必要なのに、1人退職することになり募集していた。
しょっちゅう人を募集しているからといってブラックなわけではない。
組織がいろいろ変わったタイミングで人がほとんど辞めてしまい、その後人が安定しないだけで、仕事内容も、環境もめちゃくちゃホワイトな環境だった。
特に私が入社した頃が一番人が安定せず、ほかの二人が休みがちで上司と私一人という日も少なくなかった。
そんなときに連絡してきた年下後輩シラコちゃんは、前の職場で出会った。
前の職場は大規模なコールセンターで、勤務している人は300人ほど。
シフトが自由だったため、時短の人も合わせると毎日入れ替わり立ち替わり毎日100人ぐらいが出社する会社だった。
シラコちゃんとは同時期にやっかいな案件を担当したことで仲良くなり、会社帰りにいっしょになれたらしゃべる程度のつきあいがあった。
シラコちゃんは、30代。
まっすぐな長い髪に、丸い眼鏡をかけているので、ひそかに「アラレちゃん」に似ていると思っている。
シラコちゃんと私は、根本的に合わないと感じつつ、滅多に話さないタイプなので話が面白かった。
ラインで登録した当時の私はよっぽど気に入ったのだろう名前を「シラコちゃん♥」と滅多に入れないハートマークを入力していた。
今見ると呪いでしかないが…
接客業をやっていた私と違い、コールセンター勤務が長く言葉使いが綺麗な人で、頭もよい印象だったので「紹介だけなら」と安請け合いした。
そもそも派遣会社から面接まで通った人が数人いると報告があったため、通らないだろうと予想していた。
話を通すだけで義理は果たせて恩も売れる。
その程度に思っていた。
上司タチウオさんは、とても真面目でやさしい人だった。
いつも部下を気遣い、居心地がよくなるように「何でも言って欲しい」が口癖だ。
女性ばかりの職場で、「何でも言って欲しい」はすごく助かる。
ついつい「言ってはいけないのではないか」と思ってしまいがちな女性が多いので、何でも言えるように促して
くれることはとてもありがたかった。
本人も「報連相の鬼」で、細かいことも即確認して物事を進める。
外見は、50歳が近いのに、とても若々しい。
すらっとしたさわやかイケメンで、二児のパパだった。
おじさんというより、お兄さんという雰囲気を持っていた。
タチウオさんはいつものように気を遣ってくれて、
「友達と働くのやりにくくありませんか?」と聞かれたが、
「友達と言っても会社帰りにしゃべるぐらいのつきあいなので問題ありません」と答えた。
それよりも懸念していたことがあった。
一緒に働いていた頃の彼女のシフトは昼からが多く、しかも週3ぐらいしか入ってなかったのだ。
悪く言いたくないからと黙っていたが、タチウオさんを騙したくなくて最後には「実は…」と打ち明けた。
「今までの人も休みが多かったから問題ないですよ」
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それが、あとあと自分に降りかかってくるとは気づかずに…
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