職場が悪役令嬢化した~後輩が職場を乗っ取ってお局化した話~

コールセンター子

文字の大きさ
12 / 24
4 悪役令嬢化前 新入社員入社

嫌なことに気付く

しおりを挟む
私は、新人ヒラメさんが入社してからずっと
「新人ヒラメさんがデビューすれば、楽になる。
ヒラメさんがデビューすれば、シラコちゃんが休んでも私に仕事が回ってこなくなる」
ということを心の支えにして生きていた。
シラコちゃんが安定して出勤することは諦めることにした。

ヒラメさんの入社から1ヶ月ほど順調に来ていたシラコちゃんは、ヒラメさんのキャラを確認して無害と判断すると、すぐに週4に戻った。
「ここは、ずっと携帯触るのOKなんですか」
とヒラメさんに聞かれるほど、シラコちゃんはずっと携帯をイジってるだけの人になっていた。
しかも、シラコちゃんの机は、タチウオさんの目の前である。
「知らない」と私は答えた。
もう本当に分からなかったからだ。

そんなことをし続けた結果、私は限界になりつつあった。
シラコちゃんとしゃべるたびに、
「こいつは仲良くすればするほど舐めて私に仕事を回してくる」
と思ってしまい苦痛だった。
ストレスでご飯を食べれなくなったり、下痢が止まらなかったりしはじめた。
全くご飯が入らないため、休憩をずらしてもらったりした。

私はいろいろ試し、シラコちゃんと「この会話ならなんとかなる」とまだ仲良くしようとあがいていたが、あることに気付いた。
「ヒラメさんがデビューしても、シラコちゃんに振り回されることは変わらないのではないか」
ヒラメさんのデビューに合わせてシラコちゃんの手が空く。
そのため、業務内容が変わることになっており、私の持っている仕事を一部シラコちゃんに移すことになっていた。
問題は、その業務が終わらないと私の業務が進まない仕組みになっていることだ。
結局移動した仕事を私がやらないと進まないのではないか。
そう気付いた次の日にシラコちゃんはまた休んだ。
シラコちゃんと普通の関係を続けることはもう無理だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

だってお義姉様が

砂月ちゃん
恋愛
『だってお義姉様が…… 』『いつもお屋敷でお義姉様にいじめられているの!』と言って、高位貴族令息達に助けを求めて来た可憐な伯爵令嬢。 ところが正義感あふれる彼らが、その意地悪な義姉に会いに行ってみると…… 他サイトでも掲載中。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

熟女教師に何度も迫られて…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
二度と味わえない体験をした実話中心のショート・ショート集です

真面目な女性教師が眼鏡を掛けて誘惑してきた

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
仲良くしていた女性達が俺にだけ見せてくれた最も可愛い瞬間のほっこり実話です

投稿インセンティブで月額23万円を稼いだ方法。

克全
エッセイ・ノンフィクション
「カクヨム」にも投稿しています。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...