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第二章 士官学校
第二十話 ジークフリートとソフィア
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士官学校の寮の敷地は、貴族の子弟が居住する『貴族居住地区』と『平民居住地区』に分かれていた。
平民用の寮は、二階建ての建物を二棟で繋げた大きな建物であった。部屋は全て個室であり、四部屋で一棟。二棟で一つの寮になっており、八人で一つの寮を使用している。
貴族用の寮は、貴族子弟用の棟と使用人用の二棟からなり、一人で一つの寮を使用していた。
その貴族居住地区の最奥に『迎賓館』と言って良い寮があった。
皇太子ジークフリートが居住している『寮』である。
その大きな建物は2階建てであり、大勢の使用人がいるだけでなく、建物の周囲を鉄柵で囲い、昼夜を問わず衛兵が四方を警備していた。
ジークは、一階の大浴場で入浴していた。
大浴場にはプールのような広い浴槽が2つあり、熱い湯とぬるま湯の二種類があったが、ジークは浴槽の縁に両腕を広げて寄り掛かるようにぬるま湯の浴槽に浸かり、大理石でできた獅子の彫像の口から出てくるお湯を眺めていた。
ジークが湯船に使って寛いでいると、湯気の立ち上る大浴場の出入り口を開閉する音がする。
立ち上る湯気の中から現れたのはソフィアであった。
ソフィアは、セミロングの美しい紅い髪を結い上げ、全裸で大浴場に入って来た。
ジークは、浸かっている湯槽の中からソフィアを見ると口を開く。
「ソフィアか。これへ」
そう言ってジークは鼻先でソフィアに傍らに来るように指示する。
「はい」
ソフィアはそう答えると浴槽に入り、ジークの傍らへ歩いて行く。
ジークの傍らまで来るとソフィアは跪き、両手でジークの頬に触れながら、熱い口付けを交わす。
「んん……」
ソフィアは、キスしながら舌で想い人の舌を探り当てると、離すまいとねっとりと絡ませる。
キスし終えると、ジークの右肩に自分の身体を委ねるように寄り掛かりながら、浴槽に浸かる。
ソフィアは、畳んだタオルをジークの頭の後ろの浴槽の縁に置くと、ジークに告げる。
「ジーク様。こちらへ」
ジークは、無言でソフィアが浴槽の縁に置いたタオルの上に自分の頭を乗せると、浴槽の中で手足を伸ばして全身の力を抜く。
ぬるま湯の浮力でジークの体が浴槽の水面に浮く。
ソフィアは、水面に浮いたジークの両足の間に跪くと、ジークの男性器を両手で持ち上げ、男性器の裏側を舌先で舐め始める。
舌先が雁首の裏側の小帯を繰り返し舐めると、ジークの男性器はみるみる膨らんで固くなり、充血して脈打ち始める。
へそまで反り返ったジークの男性器は、ソフィアの腕ほどのサイズがあったが、ソフィアは口で咥えると、そのまま吸うように、男性器の雁首に頬の内側が擦れるように、上下に動かす。
男性器を咥え、愛おしそうに舌を這わせるソフィアの顔は、もはや『女』というより『雌』の顔であった。
二十分もしないうちに、ジークはソフィアの口の中に射精する。
ソフィアは、脈を打って口の中に大量に出されたジークの子種を飲み込む。
射精し終えたジークは、再び、両腕を広げて浴槽の縁に寄り掛かり、ソフィアを褒める。
「上手くなったな」
「ありがとうございます」
子種を飲み込んだソフィアは、再びジークの傍らに来て座り浴槽に浸かると、ジークに甘える。
指先でジークの胸に文字をなぞりながら呟く。
「……ジーク様。早く、私を寝所で抱いて下さい」
「そう、急ぐな」
ジークはそう言うと、ソフィアの後ろから両手で抱き、胸を揉みしだく。
「んん? 毎日、私の子種を飲んでいるから、大きくなったんじゃないか?」
「……はい」
ジークの指先がソフィアのパールピンクの乳首に触れると、ソフィアは敏感に反応する。
「……あっ」
ジークがソフィアに告げる。
「許してくれ。私の立場上、婚姻前に妃を孕ませる訳にはいかない。それに、他の貴族の手前、皇太子妃をお前一人だけにするという訳にもいかない」
ソフィアは真顔でジークを見詰めながら答える。
「ジーク様の立場は判っています。しかし、私は孕んでも構いません。他に妃が何人いても構いません」
ソフィアは、ジークにベタ惚れであった。
ジークは穏やかに微笑みながら答える。
「そう、急ぐな。物事には手順がある。妃を娶るより、士官学校を卒業するのが先だ。それに、私とて、卒業をただ待つつもりは無い」
ソフィアが尋ねる。
「と、申しますと?」
「戦場に赴き武勲を上げる。私は父上に『戦場に行かせろ』と上申するつもりだ」
「ジーク様が戦場へですか!?」
「そうだ。これには二つ理由がある。飛び級で士官学校を卒業するためと、戦場で武勲を上げ実績を作るためだ」
ジークは続ける。
「単純に私が父上から帝国を引き継いでも、何の実績も無い私に貴族達も臣民達も心服はしないだろう。私は、父上と同等以上の武勲を上げ、実績を作らねばならないのだ! 私が父上から『帝国を引き継ぐ』その日のためにな!」
ジークはソフィアを抱き上げ、自分と向かい合って跨がせるように座らせると、正面からその瞳を見詰める。
ジークのエメラルドの瞳とソフィアの紅い瞳の視線が合う。
ジークは自分を見つめるソフィアに静かに告げる。
「……私についてきてくれるか? ソフィア」
ソフィアは、ジークの頭を胸に抱いて答える。
「もちろんです。……ジーク様、私が傍についております。陛下から帝国を引き継げるのは、ジーク様しかおりません」
『大陸最強の竜騎士』と名高いアキックス伯爵の孫娘、ソフィア・ゲキックス。
燃えているような紅い髪と瞳を持った美女で帝国最年少の竜騎士となり、金鱗の竜王シュタインベルガーの加護を受けることもできた文武両道を兼ね備えた天賦の才を持つ才女でもあった。
ソフィアは、飛竜に乗って大空を駆り、戦場では他の竜騎士を従えて先陣を切るという、その気性は極めて激しく、祖父のアキックス伯爵も手を焼くほどであった。
皇帝ラインハルトとアキックス伯爵は、アキックス伯爵の孫娘であるソフィアに『護衛という名目で皇太子のジークに引き合わせるので、皇太子の妃候補に』と提案した。
皇太子妃など、普通の貴族令嬢なら飛びつく良い縁談だが、気性の激しいソフィアは『女に守られるような、軟弱な男の妃になるつもりはない!』と拒否。
アキックス伯爵がソフィアをなだめると『私と戦って勝てる男なら、護衛してやる!』と息巻く始末であった。
『大陸最強の竜騎士』と名高いアキックス伯爵が直々に剣術の手ほどきをしただけあり、ソフィアの剣術は相当の腕前で、十四歳で竜騎士になってからは無敗を誇っていた。
困り果てたアキックス伯爵が皇帝ラインハルトに相談し、皇太子のジークとソフィアの剣術試合を行うことになった。
結果、上級騎士であるジークが竜騎士のソフィアに勝ち、初めて剣で敗れたソフィアは、これ以降、剣術で自分に勝ったジークに心酔したのであった。
平民用の寮は、二階建ての建物を二棟で繋げた大きな建物であった。部屋は全て個室であり、四部屋で一棟。二棟で一つの寮になっており、八人で一つの寮を使用している。
貴族用の寮は、貴族子弟用の棟と使用人用の二棟からなり、一人で一つの寮を使用していた。
その貴族居住地区の最奥に『迎賓館』と言って良い寮があった。
皇太子ジークフリートが居住している『寮』である。
その大きな建物は2階建てであり、大勢の使用人がいるだけでなく、建物の周囲を鉄柵で囲い、昼夜を問わず衛兵が四方を警備していた。
ジークは、一階の大浴場で入浴していた。
大浴場にはプールのような広い浴槽が2つあり、熱い湯とぬるま湯の二種類があったが、ジークは浴槽の縁に両腕を広げて寄り掛かるようにぬるま湯の浴槽に浸かり、大理石でできた獅子の彫像の口から出てくるお湯を眺めていた。
ジークが湯船に使って寛いでいると、湯気の立ち上る大浴場の出入り口を開閉する音がする。
立ち上る湯気の中から現れたのはソフィアであった。
ソフィアは、セミロングの美しい紅い髪を結い上げ、全裸で大浴場に入って来た。
ジークは、浸かっている湯槽の中からソフィアを見ると口を開く。
「ソフィアか。これへ」
そう言ってジークは鼻先でソフィアに傍らに来るように指示する。
「はい」
ソフィアはそう答えると浴槽に入り、ジークの傍らへ歩いて行く。
ジークの傍らまで来るとソフィアは跪き、両手でジークの頬に触れながら、熱い口付けを交わす。
「んん……」
ソフィアは、キスしながら舌で想い人の舌を探り当てると、離すまいとねっとりと絡ませる。
キスし終えると、ジークの右肩に自分の身体を委ねるように寄り掛かりながら、浴槽に浸かる。
ソフィアは、畳んだタオルをジークの頭の後ろの浴槽の縁に置くと、ジークに告げる。
「ジーク様。こちらへ」
ジークは、無言でソフィアが浴槽の縁に置いたタオルの上に自分の頭を乗せると、浴槽の中で手足を伸ばして全身の力を抜く。
ぬるま湯の浮力でジークの体が浴槽の水面に浮く。
ソフィアは、水面に浮いたジークの両足の間に跪くと、ジークの男性器を両手で持ち上げ、男性器の裏側を舌先で舐め始める。
舌先が雁首の裏側の小帯を繰り返し舐めると、ジークの男性器はみるみる膨らんで固くなり、充血して脈打ち始める。
へそまで反り返ったジークの男性器は、ソフィアの腕ほどのサイズがあったが、ソフィアは口で咥えると、そのまま吸うように、男性器の雁首に頬の内側が擦れるように、上下に動かす。
男性器を咥え、愛おしそうに舌を這わせるソフィアの顔は、もはや『女』というより『雌』の顔であった。
二十分もしないうちに、ジークはソフィアの口の中に射精する。
ソフィアは、脈を打って口の中に大量に出されたジークの子種を飲み込む。
射精し終えたジークは、再び、両腕を広げて浴槽の縁に寄り掛かり、ソフィアを褒める。
「上手くなったな」
「ありがとうございます」
子種を飲み込んだソフィアは、再びジークの傍らに来て座り浴槽に浸かると、ジークに甘える。
指先でジークの胸に文字をなぞりながら呟く。
「……ジーク様。早く、私を寝所で抱いて下さい」
「そう、急ぐな」
ジークはそう言うと、ソフィアの後ろから両手で抱き、胸を揉みしだく。
「んん? 毎日、私の子種を飲んでいるから、大きくなったんじゃないか?」
「……はい」
ジークの指先がソフィアのパールピンクの乳首に触れると、ソフィアは敏感に反応する。
「……あっ」
ジークがソフィアに告げる。
「許してくれ。私の立場上、婚姻前に妃を孕ませる訳にはいかない。それに、他の貴族の手前、皇太子妃をお前一人だけにするという訳にもいかない」
ソフィアは真顔でジークを見詰めながら答える。
「ジーク様の立場は判っています。しかし、私は孕んでも構いません。他に妃が何人いても構いません」
ソフィアは、ジークにベタ惚れであった。
ジークは穏やかに微笑みながら答える。
「そう、急ぐな。物事には手順がある。妃を娶るより、士官学校を卒業するのが先だ。それに、私とて、卒業をただ待つつもりは無い」
ソフィアが尋ねる。
「と、申しますと?」
「戦場に赴き武勲を上げる。私は父上に『戦場に行かせろ』と上申するつもりだ」
「ジーク様が戦場へですか!?」
「そうだ。これには二つ理由がある。飛び級で士官学校を卒業するためと、戦場で武勲を上げ実績を作るためだ」
ジークは続ける。
「単純に私が父上から帝国を引き継いでも、何の実績も無い私に貴族達も臣民達も心服はしないだろう。私は、父上と同等以上の武勲を上げ、実績を作らねばならないのだ! 私が父上から『帝国を引き継ぐ』その日のためにな!」
ジークはソフィアを抱き上げ、自分と向かい合って跨がせるように座らせると、正面からその瞳を見詰める。
ジークのエメラルドの瞳とソフィアの紅い瞳の視線が合う。
ジークは自分を見つめるソフィアに静かに告げる。
「……私についてきてくれるか? ソフィア」
ソフィアは、ジークの頭を胸に抱いて答える。
「もちろんです。……ジーク様、私が傍についております。陛下から帝国を引き継げるのは、ジーク様しかおりません」
『大陸最強の竜騎士』と名高いアキックス伯爵の孫娘、ソフィア・ゲキックス。
燃えているような紅い髪と瞳を持った美女で帝国最年少の竜騎士となり、金鱗の竜王シュタインベルガーの加護を受けることもできた文武両道を兼ね備えた天賦の才を持つ才女でもあった。
ソフィアは、飛竜に乗って大空を駆り、戦場では他の竜騎士を従えて先陣を切るという、その気性は極めて激しく、祖父のアキックス伯爵も手を焼くほどであった。
皇帝ラインハルトとアキックス伯爵は、アキックス伯爵の孫娘であるソフィアに『護衛という名目で皇太子のジークに引き合わせるので、皇太子の妃候補に』と提案した。
皇太子妃など、普通の貴族令嬢なら飛びつく良い縁談だが、気性の激しいソフィアは『女に守られるような、軟弱な男の妃になるつもりはない!』と拒否。
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