【R-18】妖しい魔術師と捕らわれた姫君

黒子猫

文字の大きさ
2 / 7

「逃亡ごっこ」

しおりを挟む
[SE:ゆっくりとした足音]
〈どこからかラティスの声がする〉
「ねぇ……、お姫様……。どこまで逃げるおつもりですか……?」
〈主人公、辺りを見回す〉
[SE:衣擦れの音(短め)]
「(クスッと笑って)周りを見ても、私はいませんよ……。それに……、今は夜で、この屋敷は明かりがほとんどない……。月明かりだけが頼りじゃ、ほとんど何も見えないでしょう?」
(主人公「ほとんど見えなくたって、逃げてやる……!」)
[SE:衣擦れの音]
「ふふ……。では、私はあなたを追いかけることを楽しむことにしますね……」
〈暗がりからラティスの足音がする〉
[SE:足音]
(主人公「そこにいるの……!?」)
「さぁ……、どこにいるでしょう……?あなたも楽しんでみて下さい……。お城にいた時の退屈さを忘れるくらい……」
〈足音が主人公に近づいて来る〉
[SE:足音が徐々に大きくなる]
〈主人公、早く逃げたいが、暗いので手探りで逃げる〉
[SE:ラティスの足音、主人公の足音]
「薄暗いから、あまり早く歩けないでしょう?手探りじゃないと……。あぁ……、前に気を付けて下さね……」
〈主人公、何かにぶつかる〉
(主人公「きゃっ!?」)
[SE:ぶつかる音]
「あ……、それは、熊の剥製です。魔術用にこの間、猟師から買い付けた物です。触り心地がいいでしょう?(クスッと笑う)」
(主人公「キャーっ!!」)
〈SE:衣擦れの音(大きめ)(長め)〉
「……可愛い声ですね……。あなたの叫び声が聞けるなんて……、(満足そうに→)今日は本当に幸せです……」
(主人公「……なんなの!この……変人!変態……!!何でこんなことするの!?」)
[SE:衣擦れの音]
「何でこんなことをするのかって……。楽しいからに決まっているでしょう……?私が興味のあるあなたが、色々な表情や声を聞かせてくれる……。それだけで幸せだ……。……あなたは……恋に落ちたことがないのですか……?」
(主人公「あるに決まってる……!でも……親が決めた相手ばかりで……」)
「……ほぅ……。じゃあ、自分から好きになったことはないのですね……?……じゃあ、自分からときめいたことはないと……」
(主人公「……そんなことないっ!」)
[SE:衣擦れの音(短め)]
「……ウソおっしゃい……。あなたのその反応……。暗くても月明かりにうっすら照らされて分かります……。赤くなってますね……」
(主人公「……そんなこと、ない……」)
[SE:衣擦れ(小さめ)]
「(クスッと笑って)なんだか声が小さくなって……。さっきまでの威勢の良さはどうしたのですか……?……そんなあなたもステキですけど……」
(主人公「気持ち悪いこと、言わないでっ!」)
「ふふ……、気持ち悪い……ですか……」
[SE:衣擦れの音(短め)(大きめ)]
〈主人公、後ずさる〉
[SE:足音(ゆっくり2、3歩)]
「……私達は、やはり相性がいいらしい……。私はあなたに強烈に興味があり、あなたは私のような人間には会ったことがなく、受け入れがたく思っている……。……これはチャンスです、姫……。あなたのように狭い世界で生きていることが息苦しい方には、私のような妙薬が必要なのです……!」
〈ラティス、微笑む〉
[SE:ラティスの足音(2、3歩)]
(主人公「完璧に、頭がおかしい……!」)
[SE:衣擦れの音]
「(クスッと笑って)……そうでしょうか……?本当は気付いておられるんでしょう……?この妙薬を受け入れたら……、本当の自分に気付いてしまうこに……」
(主人公「本当の、自分……?」)
「姫としての自分ではなく、ただの欲望をもった一人の人間だと言うことに……!」
(主人公「そんなこと、言わないで……!」)
〈主人公、後ずさる〉
[SE:衣擦れの音。足音(ゆっくり2歩)]
「……ふふ。怖がらなくて大丈夫、ですよ……」
〈ラティス、ゆっくり少し近付く〉
[SE:ラティスの足音、2、3歩]
〈主人公、後ずさる〉
[SE:足音(ゆっくり2歩)]
〈主人公、後ろで何かにぶつかる〉
[SE:ぶつかる音]
「(耳元で)……やっと捕まえました……お姫様……」
〈主人公、驚く〉
[SE:衣擦れの音(大きめ)]
「……ふふ。(耳元で)驚いて声も出ないようですね……。……私は魔術師ですよ?こんなこと簡単なんです」
〈ラティス、主人公を後ろから軽く抱き締める〉
「……ふふ……。やはり、一度手放してから、手に入れると、喜びが倍増しますね……。(耳元で)より幸せな気持ちになる……」
(主人公「放してよ……!」)
「……そうはいきません……。ほら……あなたの体が窓辺から差し込む月明かりに少し照らされて……。すごくキレイだ……。このネグリジェが白いから、よく映える……」
〈ラティス、主人公の耳に息を吹き掛ける〉
〈主人公の体がビクッと反応する〉
[SE:衣擦れの音]
「……ふふ……。本当に可愛い反応だ……。……このネグリジェの気に入った所は……、リボンをほどくと前がはだける所なんです……。……とは言っても(言い終わりかけで、ねっとりと耳にキス)はだけても下はスリップドレスですが……(言い終わりかけで耳を舐める)」
〈主人公、小さな声を漏らす〉
[SE:衣擦れの音]
「ふふ……、やはり、耳だけで大分感じてしまうようですね……。では……、今度は下着越しに、体のラインをなぞって……」
[SE:布越しに体を触る音(次のセリフ中も)]
「ふふ……、ちょっと汗かいてる……。緊張したからかな……。可愛い……。それに……、さっき肉を食べたからか……、(耳元で)お腹がちょっと出てる……(クスッと笑う)」
(主人公「やめてよ……!」)
[SE:衣擦れの音]
「ふふ……、お腹が出てるなんて……、女性に失礼なこと言っちゃいましたね……。でも、私が作った物を、あなたが食べてお腹の中に入ったかと思うと……、いとおしくて……」
〈ラティス、言い終わりで、耳にキスをする(1回)〉
[SE:衣擦れの音]
「(耳元で囁く)……胸も……触ってあげますね……。……ほら……、布越しなのに……、乳首が少し固くなってるの分かる……。耳にキスされて、興奮しちゃいましたか……?」
〈ラティス、耳を舐める(何度も)〉
〈主人公、吐息が少し荒くなる〉
[SE:衣擦れの音]
「ふふ……、(耳元で)お城にいた時には味わえない興奮でしょう?こんな風に初めてきたお屋敷で、体を触られて気持ちよくなるなんて……!」
(主人公「なってない……!」)
「ふふ……、まだそんなことを……。いけませんね……。素直じゃない子は……」
〈ラティス、叱るように耳たぶを噛む〉
〈主人公の体がビクッとする〉
[SE:衣擦れの音]
「(クスッと笑って)(耳元で)……こんなに体は素直なのに……。ほら……、乳首がすごく固くなってきた……」
〈主人公、小さく声を漏らす〉
(主人公「放して……っ」)
[SE:衣擦れの音(長め)]
「……ダメですよ……。そんな風に抵抗しちゃ……。(耳元で)……本当は気持ちいいこと、好きなくせに……」
〈ラティス、耳を舐める〉
〈主人公、小さな声を漏らす〉
[SE:衣擦れの音(短め)]
「(クスッと笑う)ずいぶんと気持ち良さそうになってきましたね……。(耳元で)じゃあ……ここは……?脚の方……。布越しに焦れったく触ってあげる……(耳に一回キス)」
〈ラティス、膝から、太ももに徐々に触れていく〉
[SE:布越しに触る音]
「(耳元で囁く)少し触っただけでも顔を赤くして……。本当に感じやすい、ですね……」
〈主人公、身を捩る〉
[SE:衣擦れの音(短め)]
「ふふ……。(耳元で)ここがそんなに感じやすいなら、ここは……?」
〈ラティス、腹部の下に手を移動する〉
(主人公「そこは、くすぐったい……」)
[SE:衣擦れの音]
「……お腹下はくすぐったいですか……?(耳元で)……可愛い……」
〈ラティス、唇で耳たぶを挟み、吸う〉
〈主人公、体がビクッとする〉
[SE:衣擦れの音]
「ふふ……、(耳元で)腰の周りを撫でたら……吐息が少し熱くなってきた……。それに……少し、腰が動いてる……」
(主人公「やだ……っ」)
[SE:衣擦れの音]
「あなたが腰を動かして、触って欲しいと思っている所……。触れてあげますね……」
〈ラティス、手を布越しに、下腹部の割れ目にゆっくり移動させる〉
[SE:布越しに触れる音]
〈主人公、熱い吐息と声を漏らす〉
[SE:衣擦れの音]
「……気持ちいいですか……?(耳元で)ここを自分で触ったことは……?」
(主人公「あるわけ……っ」)
[SE:衣擦れの音]
「ふふ……、やはりお城の中では上品なお姫様でいるようだ……。でも、ここが気持ちいいのは知っているんでしょう……?(耳元で)触りたくなりませんか……?(耳に一回キス)」
〈主人公、暴れる〉
(主人公「いい加減にして……!」)
[SE:激しい衣擦れの音]
「(クスッと笑って)……おやおや……本心だったようだ……。(耳元で)答えられないということは、そういうことですね……。……唇を貸してご覧なさい……」
〈ラティス、主人公の首の後ろを引き寄せ、ディープキスをする、10秒〉
〈主人公、暴れる手が止まる〉
「静かにするには……やはりキスが一番ですね……。(耳元で)……もっと、してほしい、ですか……?」
(主人公、ラティスと見つめ合う)
〈少し間が空く〉
〈主人公、ラティスのみぞおちに肘鉄を食らわす〉
[SE:肘鉄を食らわす音]
「……うっ……!」
〈ラティス、みぞおちを押さえ、呻く〉
「さすが……、じゃじゃ馬姫なだけありますね……。ますますまた捕まえるのが楽しみだ……」
〈主人公、逃げる〉
[SE:足音]
〈明かりの漏れている部屋の扉を開ける〉
[SE:扉を開け、急いで閉める音、内鍵をかける音]
〈主人公、扉に向かってホッと一息つく〉
〈背後から 、ラティスの声が聞こえる〉
「……お待ちしておりましたよ、お姫様」
〈主人公、驚いて振り替える〉
[SE:衣擦れの音(大きめ、短め)]
「ようこそ……。私の寝室へ……」
〈主人公、内鍵を開けようとするが動かない〉
[SE:鍵を開けようとする音]
「……無駄ですよ……。その内鍵は魔術で開かないようにしました……。さぁ……、こちらにいらっしゃい」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される

clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。 状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...